メランコリア

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『ストロベリーナイト~インビジブルレイン』(2013)

2013-09-25 11:03:23 | 映画
『ストロベリーナイト~インビジブルレイン』(2013)
原作:誉田哲也 監督:佐藤祐市
出演:竹内結子、大沢たかお、西島秀俊、小出恵介、武田鉄矢、三浦友和、鶴見辰吾、田中哲司 ほか

「姫川班 最後の事件」。

 

今、いちばん見たい俳優の西島さんと、田中さんが出るってことで、新作だけど待ちきれずに借りてみた。
やっぱ、西島さんは菊田役がいちばんイイな。
噂通り、終始雨、雨、雨


▼story
暴力団・龍崎組の下部構成員・小林充の刺殺体が発見され、片目を切られた手口が他の組員の死体と似ているため、
捜査一課では組対四課と合同会議でのぞむが、やり方の違いでモメ、別行動となる。
姫川が「小林を殺したのは、柳井健斗だ」というタレこみの電話を受けて、単独で捜査をはじめると、上からストップがかかる。

柳井の姉は、父親から性的暴行を受けていて、父にはアリバイがあったものの、健斗の目の前で自殺した。
(これまでのニュースって、図書館で新聞記事を調べて、当時の週刊誌まで借りれるのね。これは国会図書館?
小林はその姉の恋人だったことから、健斗の恨みによる犯行であれば、父親を誤認逮捕して死なせた警察の捜査ミスになる。
今回はなぜか胃潰瘍で入院中の今泉と勝俣は、定年間近の和田を擁護するため姫川に手を引くよう頼む。

健斗の居場所を探るため、アパートに張っていると、不動産業者を名乗る牧田と出会う・・・



菊田が牧田と会って「男の眼になりましたね」て言われるセリフもイイし、

牧田が姫川に言う「オレの体にしみついたニオイから離れられないでいる。自分と同じ血のニオイだからだ」てセリフにもドキドキ。
とにかく今回は、牧田役の大沢さんの男臭さにヤラれる。

姫川がいつも持ち歩いている赤いバッグも、
「私が流した血の色を忘れないために、血の色にしたの!」という因縁があることが分かる。

予告を観たかぎりでは、誰がヤラレたのか曖昧だったけど、なるほど。
この事件で姫川班は2年と半年でバラバラになる。
姫川はぶくろ!、菊田は北千住に異動。
別れ際に姫川が何を言いかけたのか、菊田の意外とあっさりな態度にも肩透かし。

俳優の表情や動き、背景や演出もムダがなくて画面がキレイ。
もう続編は作らないかもしれないと思うと、なんだか寂しい。

セル特典には、撮影期間50日間のメイキング映像、例の居酒屋でのウダウダ映像wなどが入ってる。


「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」


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