メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

手紙舎で天然かき氷@つつじヶ丘

2012-08-31 23:55:55 | 町歩き
炭水化物部長にお誘いをもらって、お出掛けしてきました~♪

京王線「つつじヶ丘駅」で降りて、最近ずぅっと中華、
それもピーマンたっぷりのチンジャオロースを食べたいと思っていたから、
中華屋さんを探していたら、広い道路沿いはあまりお店はなくて、
「バーミヤン」があったから、いっか、ここでw

チンジャオロースはなくて、ちょっと似てる炒めものと、蓮の葉で蒸したおこわを注文。
ほんとに蓮の香りがして美味しかった!完食ですv




手紙舎
駅から徒歩20分くらいだったかな?
団地がたくさんあって、オシャレなパン屋さんがあったりして、
なかなか見慣れない景色。



団地内のスーパーの角っこにある「手紙舎」。
「カフェと古本と雑貨」のお店なんて、まるで天国
かき氷と、網焼きソーセージ、新鮮野菜のコーナーが出ていて、
戸もない開放スペースに入ると、食堂処と古本の棚があったり、
オリジナルラベルが可愛い瓶ビールや、サイダー、
とにかく可愛い紙や雑貨が、レトロたっぷりな雰囲気で置かれていてステキ過ぎる

その奥には、もう1軒小さなお店があって、
期間限定で「夜長堂」さんが大阪から出店していた(9/10まで
それぞれ日にちが決まっているから、これだけ揃っている日は他になかったかも


夜長堂

  

サイトの商品一覧を見てもらうと分かる通り、レトロモダンな超可愛い雑貨ばかり
「大正や昭和の羽裏(羽織の裏地)や着物の端切れや、
 千代紙の図柄を懐かしい風合いを感じさせるペーパーに印刷」しているんだって
同じ図柄が大判の風呂敷になってたり、マッチ箱シールになっていたり、
手にとるたびに新鮮な驚きと、ドキドキワクワクする

中でもハースト婦人画報社から出していた『コドモノクニ』ってゆう本から
デザイン、文字をそのまま使った雑貨が可愛いのなんの!
店長さんいわく、「けっこうシュールな話や絵がたくさんあるんですよ~」とのこと。
付録にコッソリ「クレィヨン」が入っていたりして、
これは素材、完成度、どれをとっても職人技と見た!
現代の若いコが日本のいいモノを復刻させて、
元気なお店を開いているってゆうコンセプトにも惹かれた


さて、ひとしきり雑貨でぎゃあぎゃあ騒いだあとは、
今日のお楽しみのもう一つ、日光の氷室で作った天然氷のかき氷



シロップは「ゆず味」「いちご味」の2種類。お好みで練乳もつきますv
わたしは練乳が大好きで、子どもの頃、缶入り(昔は)のをコッソリ舐めてよく親に怒られたなぁ!
部長は乳系が苦手なので、お店のお兄さんがわざわざ別のカップに入れてくれました/礼

でも、練乳要らなかったかも
ゆずはサッパリ!、とちおとめいちごは粒々も入っていて、
どちらも果実そのままの甘み、美味しさを生かしていて美味しい

氷は、ステキな手回し機械を使って(コレ欲しい)、
ゴーリゴーリってけっこう大胆に削っていくから、形が長方形のザクザクで山盛り
氷の歯触りを残しつつ、この暑さでどんどん溶けていくから、
猛スピードで食べないといけなくて、時間との戦いw

かき氷なんて何年ぶりだろう???
またまた、夏のいい思い出が出来ました~




その後、若干涼しい風が吹いてきて、喫茶スペースや、
団地中庭のベンチで喋っていたら、脚をまた4箇所も蚊に食われた・・・涙
朝、蚊除けスプレーいっぱい吹きかけてきたのに、意味なし

目の前は公園っぽくて、ステキな巨樹も発見
黒ラブさんを見かけたので、もしや、夕方はわんこお散歩タイム!?
と期待大だったけど、それきりわんこは見なかったな。残念。


もう気づくと18時過ぎぐらいだったから、今日のお散歩はここまで。
帰りはブルームーンがくっきり見えたv

今日も楽しい1日でした~!!!
可愛いアドカードもまたたくさんもらってきてしまった




追。
つつじヶ丘駅ってゆうだけあって、指定の花がつつじだから、
駅構内のロッカーや、マンホールとかに写真やデザインが使われていた。

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『こころが晴れるノート』

2012-08-30 15:42:29 | 
『こころが晴れるノート~うつと不安の認知療法自習帳』(創元社)
大野裕/著

認知療法(思い込みを直す)の基礎として、クリニックの主治医から勧められて、
随分経ってから、やっと買ったのが6月(ブログを調べて分かった/焦)、
内容にワークが多いのと、ほかに読みたいものがたくさんあって後回しにしていたせいで、
やっと読み終わったのが今ごろになってしまった

しかも、大してワークの書き込みを練習することなく、
そもそも、みんな思い込みで生きてるなら、それはそれでいいんじゃないか?
と思い始めて、今ではすっかり開き直ってるし/苦笑

それぞれの思い込みを「個性」と捉えて、1人1人違って当然、
他人と違う自分を認めればいいと、勝手に解決してしまった。

それでも、長いことかけて読んだことだし、せっかくだから一応記録しておこう。
すでに分かっていることもあり、なるほどと思った箇所もあったから。
また長くなること必至。興味のない方はすっ飛ばしてくださいませ

【内容メモ】
大事なキーワードは2つ。
自動思考
瞬間ごとに浮かんでくる考えやイメージのこと。現実をどのように見ているかが現れる。

スキーマ
「自動思考」を生み出す元になっている「考え方のクセ」

まずは、自分のストレスに気づく練習問題をキチンと整理する練習をする。

気持ちは考え方に影響される
憂鬱、身体が重くなる。怒り、恐怖、安心。
同じ体験をしても、どう捉えるか(認知の仕方)で気持ちは随分違って、身体の反応や行動も変わってくる。
私たちは、自分で作り出した世界を生きて一喜一憂している。

否定的な認知の3つの特徴
・自分に対して悲観的
・周囲に対して悲観的
・将来に対して悲観的

辛い時に頭に浮かんだ考えやイメージに注目する
私たちは物事を現実以上に悲観的に考えている。
不安な時、危険に対して過度に敏感になっている。
自分の中の自動思考を見つけ出すことが大事(専門的にはホットな思考と呼ぶ

「でも・・・」という言葉は要注意(後ろ向き
疑問文の問いかけも危険「そんなにうまくいくだろうか?」「いくわけがない」
ストレス時には、最初から悲観的な決めつけをして、諦めてしまいがち。
試してみて何も得られないことはほとんどない。

自分が悪いわけじゃない
「人」は変えられないが、「考え」は変えられる。
善悪を判断して、自分や人を責めても問題は解決しない。
自分の気持ちを周りの人にキチンと伝える
自由な考え方を身に着ける+ストレスを軽くする

考えはカンタンには変えられない
回り道に見えても、繰り返しが大切。ストレスがあって一時的に出来なくなっている状態だと意識する。
ストレスの原因になっている問題をもう一度新しい視点で見直して解決することも必要。

「アサーション」=自分の考えを相手に適切な形で伝えること

ストレスがたまると極端な考え方をしている。
バランスの良い、適応的(現実的で合理的)な考え方に変えていく。

本当に強い人は、弱った自分も自分として受け入れられる人
困った時もそれなりの手当てがすぐに出来る人。
「いつもとは違う感じ」が出たら、注意する。
何が問題なのか、それに対して自分はどうなればいいと思っているのか、具体的に考える。
一度にいくつもの問題を解決しようとしない

解決目標を設定するポイント
1.自分にとって重要か
2.解決可能か
3.具体性があるか
4.将来につながるか

認知療法は、マイナス思考をプラス思考に変えるのが目的ではない。
問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方が出来るようになるのが目的。

「考え」と「気分」を区別する
気分は一つの言葉で表現できるもので、考えは文章になって浮かんでくる。
自動思考は、できるだけ逐語的に書き出す。
自動思考の内容は、一つの可能性だし、推測だと考える。

特徴的な認知の歪み
根拠のない決め付け
白黒思考
部分的焦点づけ
過大・過小評価
べき思考
極端な一般化
自己関連づけ
情緒的な理由づけ
自分で実現してしまう予言

気持ちが動揺している時には「いつも」「絶対」と極端な判断をしてしまいがち

問題解決技法
・問題の明確化
ブレインストーミング(頭を自由にして、思いつくままにアイデアを考える)
・解決行動決定
・実行
・最終評価

・客観的な事実と、不確かな推測や解釈を区別する。
・目標を達成するのに障害になりそうなものをハッキリと言葉で書き出す。
・できるだけ解決法を多く考える。筋が通っているかの判断は後回し。
・くれぐれも、人生の大目標をここで達成しようとしない。

・うつの時には自分の世界に閉じこもりがち。
一時的には楽だが、自分の思い込みからは解放されない。
「アクションプラン」は包括的なものではなく、細かく段階づけたものにする。
・考えが堂々巡りになっている時は、「思考停止」して行動に移る。
・一度にいくつもの課題を解決しようとせず、一つ一つ行動する。

・人間関係を利用する
・思考を利用する(本を読む、冗談を言うなど
・身体感覚を利用する(音楽を聴く、冷たい水を口に含むなど
・身体の動きを利用する(腹式呼吸、散歩など

不眠対策。寝る時間にこだわらず、眠くなってから床につくなど。

生活のリズムを回復する
気分が沈むと、ますます生活が乱れるという悪循環が繰り返される。

人間関係の改善
・親しい人との間で気持ちがスレ違い続けている時、
 社会的な役割や立場が変化して人間関係が変化した時などは、気持ちが変化しやすい。
・相手とのコミュニケーションがうまく噛み合っているかどうか、
 具体的な問題について話し合えているかどうかをチェックする。

自分が引くと相手も引く。自分が弱気だと、相手が厳しくなり過ぎる。
・メールや手紙で伝える。ただ、一方的になりやすいので、感情的にならないように注意する。
・言いにくいことも言わなくてはならない
「こんなことを言うと気を悪くするんじゃないか」
「わがままだと思われるんじゃないか」という自動思考が浮かび、言いたいことが言えなくなる。
不満がたまり、相手のマイナス面が目について、イヤでたまらなくなる。
相手にも伝わる
・自分の気持ちは言葉で伝えなければ、相手に通じない。
「ブレイブトーク」=勇気をもって話す。うまくいなかったら、元々そうなるはずだった。

気持ちの伝え方の3つのタイプ
・攻撃的
・受身的
・自己表現的(ブレイブトーク、アサーティブ)


自分を伝える会話術
・落ち着いて話す
・相手の気持ちを深読みしすぎない
・「なぜ、なぜ」と理由を聞きすぎない
・話さなくても分かってもらえると期待しすぎない
・具体的に簡潔に伝える
・穏やかに話す

スキーマに気づく
自分の考えや行動パターンに大きく影響している。
「すべての人から愛されなくてはいけない」
「自分はダメな人間だ」
「自分の気持ちをコントロール出来なければ大変なことになる」など


スキーマに気づく方法(下向き矢印法)
それが本当だとして、自分にとってどういうことだろうか?
          ↓
自分(生活・未来)にとって、どういう意味をもつのか?
          ↓
それが起こったとして、最悪のことは何だろう?
          ↓
他人が自分についてどう考えているかが、どういう意味をもつのか?
          ↓
ほかの人について、それはどういう意味をもつのか?
          ↓
自分について言えば、それはどういうことか?
          ↓
ほかの人について言えば、それはどういうことか?
          ↓
世の中について言えば、それはどういうことか?

(これがピンとこなかったな


スキーマに非現実的な面がないかどうか考える
・自分が付き合っている人を大切だと考える順番に並べてみるとよく分かる。
・これまで長く慣れ親しんできたスキーマはそう簡単には変えられない。
「変えなければいけない」というのも完璧主義スキーマ。
少し手を抜いていいものもあるかもしれないと考えれば、
仕事も楽になり、能率も上がり、気持ちが楽になり、ストレスに対する抵抗力も高まる

認知療法4つのポイント
自由な視点をもつ
現実に焦点を当てる
問題解決を目的とする
対人関係能力を向上させる

その他、
・役に立った対処法をメモして必要な時に見返す
・困った時は「落ち着くように」ひと息ついてもう一度問題に取り組む
・機会があるごとに自動思考に目を向け、柔軟な考え方をする練習をする
・単なる気分の波と、本当の落ち込みを区別する
・必要に応じて親しい人や仲間、専門家の力を借りる柔軟性が大事


薬の服用について
向精神薬の種類
・向精神薬精神治療薬、催幻覚薬抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、気分安定薬、精神刺激薬

・薬物療法+認知療法を併用すると、症状の軽減・副作用の緩和に有効だと実証されている。
・薬を中途半端に飲んでいるとかえって症状が長引く。
 その際も自動思考に注意。「副作用が心配」「慣れて効かなくなるのでは?」など。
主役は自分。医師も薬も上手に使ってこそ意味がある。
・アルコールは気分を沈みこませる薬効があり、眠りも浅くする。

原因を追求しすぎない
・性格が悪いから、親の育て方が悪かったから、と誰か悪者を見つけて責めると、
 ますます辛くなり、人間(家族)関係がギクシャクする。

ストレス関連症状の種類(いろいろあるんだねぇ・・・
不安障害(パニック障害)、広場恐怖、全般性不安障害、社会不安障害、
特定の恐怖症(高所・血液・閉所・乗り物など)、強迫性障害、
PTSD(外傷後ストレス障害)、急性ストレス障害、適応障害、
身体表現性障害、不眠症、摂食障害(拒食症・過食症)

これらにも認知行動療法が効果的な場合がある。


というわけで、せっかく買って家にあるんだから、
なにかストレスに感じた時にときどき開いてみてみようっと。

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notes and movies(1986~1988)

2012-08-29 15:44:47 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
スクラップブックからいったん離れて、違うノートを覘いてみることに。
昭和61年て書いてあるから、これが一番古いノートかも?

読んでビックリ この頃が一番ブッ飛んでる
なにも知らずに、これを読んだ人は分裂症かなにか患っているのでは?と思うだろうな。
妄想炸裂の文章の中に、所々映画感想メモもあったので、そちらのみを紹介w

若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『オリエント急行殺人事件』
種々雑多で興味あるキャスト。イングリット・バーグマンは、
これで女優として完成し、これからという時に亡くなったという。
鮮やかなトリックと、それを明かしていく明晰な頭脳の探偵は、
まさにアガサ・クリスティ、彼女自身だ。

画面全体もとても綺麗。
急行が発車する前の混雑、煙を吐き、しだいに遠のいてゆく列車
列車の中の少し窮屈ぎみな車内とその廊下、
整然とした画面の中で静かに流れてゆく殺人と過去の幻影。
素晴らしい女流推理映画として完成している。

これを観るすべての観客は、探偵とともにオリエント急行の切符を握ることになる。
朝霧の中、発車ベルが鳴り、おごそかに急行列車は走り出す。
甘い死の静寂を漂わせながら・・・。


『スペースインベーダ』(1986)
監督:トビー・フーパー 出演:カレン・ブラック、ハンター・カーソン ほか
「火星人の地球侵略」はよくある話。だけど、「首に釘のようなモノをはめ込まれる」、
「銅をエネルギーとしてビームを発射する」というアイデアは面白かった。
最初から最後までデヴィッドと保健の先生は、逃げて、逃げて、逃げまくる映画だったが、
なかなかハラハラしたムードがこちらにも流れてきて目が離せなかった。

特に「善悪」の関係が興味深かった。
「悪」ばかりの世界に「いい人」が奮闘するのは、恐怖もから周りしてしまう。
その緊迫した中で、見知った人たちが果たして心許せる者かどうか、
思わぬ時と場所で「善」と「悪」どちらかに賭け、自分のみを信用して見分ける。
それは最後まで真相ではないかもしれないが。

ラストシーンもひと工夫凝らしてあった。
夢で終わったら『エルム街の悪夢』のように説得力が欠けてしまう、
現実的にするには回帰が必要だった。
物言いたげなラストは2に導く鍵かもしれない


『アラバマ物語』(1962)
監督:ロバート・マリガン 出演:グレゴリー・ペック ほか
父親に絶対真理をおく少年と妹、そしてその友だちの話。
「他人の側になって物事を考えてみること」と父が言った言葉を
少女は子どもながらに深く理解する。
モノクロだが、本当の色と心がじーんと感じられる家庭的映画だった。


『月下の銃声』(1948)
出演:ロバート・ミッチャム、R.プレストン ほか
主演の男優がとても眠そうな顔だったのが一番印象的
ストーリー的にはつまらなかった。モノクロが気になる作品。


『ジョン&メアリー』
出演:ダスティン・ホフマン ほか
一晩だけだと思って付き合った男女が、駆け引きの言葉を交わしながら、しだいに本物の愛に変わってゆく話。
心理描写をそのまま頭の中のセリフで表すところが異色。
それよりもっとフシギなのは、このハッピーエンドの映画を観た晩のユメで話の続きを見たこと。


『キングコング』
出演:フェイ・レイ、ロバート・アームストロング ほか
最も初期のものにも関わらず特殊撮影が素晴らしいのは大いに動揺させられた。
また、怪獣同士の決闘も細部まで凝っているのが伝わってくる。
コマ撮りのぎこちなさはあれど、あの時代にこの映画、ただただ感動。

しかし、リメイク版のお涙頂戴と違い、今作のコングは最後まで“美女と野獣”のまま終わっている。
製作者は、この頃はまだコングに感情や、愛情、涙を与えようなどとは思わず、
単なる怪獣が人を襲うという心境だったのか?
それとも、コングを人前にさらけ出すシーンで、
人間の非情な好奇心をあらわすことで暗示していたのか。
リメイクでは、むしろ観客の同情を狙うオーバーな演出だったと考えるべきなのかもしれない。


『ラストエンペラー』(劇場にて



本当に迂闊だった。あらかじめ原作を読んでおけば、映画のストーリーを大方掴むことが出来たのに。
でも、構成がどうかなど細部にわたってチェックできても、あくまでもチェックであって、
“なるほど原作通りだな”という感想がつのるばかりで、本来の魅力が感じとれなかっただろう。
1人1人の役者が完璧であればあるほど、ノンフィクションの実在した人物の歴史を味わえなくなる。

主役を演じたジョン・ローン本人いわく
「私はそっくりに演じようとするのでなく、自分のものして、役をフィットさせるつもりでした」
まさにその通りに出来上がっている。溥儀は本人を離脱し、常にジョンのイメージにつながる。
原作を読むとそう簡単にその身を任せることは出来ない。

はじめは5~6時間のとてつもない長編だったらしいが、どうして3時間に縮めてしまったんだろうか。
それだけの重みはあるのに。(←劇場で公開できないよね

とにかくキャストが素晴らしかった。
溥儀の50~60代のシーンが最も印象深いが、ジョンの演技力の高さがうかがえる。
ジョンの熱烈ファンはすっかり満足できる。

(2ページにわたって興奮気味に書かれていて、文章がおかしいためだいぶはしょった


『キューリー夫人』(1943)
原作:エーブ・キュリー 監督:マービン・ルロイ 出演:グリア・ガーソン、ウォールター・ピジョン ほか
尊敬の念を持って人を愛することできるのは、どんなに素晴らしいだろう!
愛とともに誇りを持てるなら、それはどんなに感動するだろう!
出逢い、同じ夢への同じ道程、失敗、すれ違い、再度失敗、失敗に次ぐ成功。夢の成就。
そして突然の永離。新しい出発。心の支え。

2人の科学の研究は知識欲でもある。科学に対する情熱、発見欲。
しかし根底にあるのは人間愛だ。
ラヂウムにより、多くの病に苦しむ人々が助けられる。死からも救うことが出来る!
夫婦、家族、友人、見知らぬ他人への愛。
偉大で静寂な二人の愛がゆったりとフィルムの根底に流れている。

星を自分自身の手で掴むのだ。偉大な人物ほど「素直」で「素朴」だ。
そして、いつも大発見の最初はとるに足らぬくだらない疑問と「何かが違っている」と感じることである。


『ブギーマン』(1981)
監督:リック・ローゼンタール 出演:ジェイミー・リー・カーチス、ドナルド・プレザンス ほか
恐怖映画もここまで誇張されると恐さよりバカバしくなってくる。
いくら変人だとしても病室の一室で長年動かずにいるなんて不可能だと声を張り上げたい。
それに14年も経てば社会生活はずいぶん変わる。それなのに、あの鮮やかな追跡ぶりはなんだろうか。
そんな恐怖映画に耐えうる方法が1つある。殺人者側の立場になって映像を観る。
狙われる側に立って観るから「危ない!」と感じて恐がりもするし、驚きもする。
たまには殺人者の気持ちになって観てみると、意外な感覚が目を開けることだろう。

(なんだか危険なコメントをサラっと言いのけてるほうが怖い


『風の谷のナウシカ』(1984)
監督:宮崎駿
土に生まれ、土に生きる、風に吹かれ、土に還る。これを繰り返し、繰り返す。
「地球に機械化の時代はやってこない」
宇宙服を身に着けた人間が、宙に浮かんだ物体に乗って行き来したり、
モノを原子に変えて、人さえ一瞬のうちに別の場所へ移動させたり、
そんな時代は来ない。すべての道は破壊への道だ。
みんな帰るんだ。水と土と太陽との巨大な浄化作用かもしれないし、
また新たな生命が海に、大地を割って、太陽を反射して発生する。
次にこの星の隅々まで覆いつくすのは、果たしてどんな形態なんだろう。
カブトガニか、ゴキブリか、ミドリムシや、サボテン類だろうか?

(また言い切り型のフシギなコメント。これがナウシカを観た最初の感想なのかな???


『エデンの東』(1955)
監督:エリア・カザン 出演:ジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス ほか
家族といえども別物である。似ていると思えるなら、毎日一緒にいるせいだ。
別世界を求めて、いつか旅立たなければいられない。


『海賊バラクーダ』(1940)
監督:F.ボーゼージ 出演:ポール・ヘンリード ほか
姫とバラクーダ船長のハッピーエンディングストーリー。
気の強い'40年代の美人女優が終始華を添えていた。
皆の演技の妙な固さが面白い。


『スター・ファイター』(1985)
監督:ニック・キャッスル 出演:ランス・ゲスト、ロバート・プレストン ほか
以前観た『トロン』によく似ている。どちらも画面に入ってしまう話。
小説や絵画、映画やテレビの中で、人は夢を造り上げるが、
それが完璧に出来上がっても、造った人間がそこに入ることが出来ないのは大変辛いことだ。

しかし、これを観ていると、細部にわたる描写によって、あと何年後になるかは未定でも、
いつかは宇宙を支配することすら可能ではないかという気がしてくる。
祖母が子どもの頃など宇宙に人が飛び立つ話など絵空事だった。
わたしが死ぬ頃には、宇宙都市の一つくらいは出来ているかもしれない。
でもよく考えてみれば、単なる支配欲からの宇宙侵出かもしれない。
未知なままが一番美しいんだ。

(ナウシカの感想とだいぶ矛盾しているね・・・


『知りすぎていた男』(1956)
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ドリス・デイ、ジェームズ・スチュアート ほか
ひと昔前の美男美女、可愛い子どもそのまま。
淀川さんの話では、ヒッチコックは自分の映画に必ずチョイ役で出ていることのほかに、
メガネの女性を出すのを好むと知った。
今作にも気味の悪い、メガネをかけた無愛想な女が現れる。

ヒッチコックは、人が日頃から持つ奥深い恐怖を浮き彫りにする。
例えば、後ろから自分とは別の靴音が聞こえたり、
わざとらしくコートを片手に持った男が単に通り過ぎるシーンも、
通り魔的犯罪にいつ巻き込まれるか分からない、日常にある不安と恐れを暗示しているような気がする。

ホラー映画でありながら、所々にちりばめたユーモアに充分笑わせてもらった。
スチュアートの温和さと短気さゆえの相違や、その他の人物一人ひとりの人格が素朴に伝わってきて、
全体的にあったかい映画だなと感じた。

ハイライト部分で何か告げようとした男の顔、土色にカムフラージュしたのを
スチュアートが手でねっとりと剥がしてしまう場面は印象深い。

(今作はなぜか数ページ後にもまた登場。そして違ったメモが書かれていた。
 わずか1ヶ月で観たことを忘れてしまったのか 早っ!


『ショートサーキット』(1986)
監督:ジョン・バダム 出演:アリー・シーディ、スティーブ・グッテンバーグ ほか
最終戦争用に開発されたロボットが落雷のショックで命をもらうSFファンタジー。


『地下鉄のザジ』(1960)



出演:カトリーヌ・ドモンジョ ほか
カトリーヌ・ドヌーヴかと間違えて観てしまった
ドタバタコメディなのに、マザーグースのように根底に何か薄暗い雰囲気が漂っているのはなぜだろう。
途中でザジの身の上話が入るが、明るく話しているだけに空恐ろしいものがある。
ドモンジョがマネキンのような顔から始まって、出演者も見栄えのする者はいないが、
思わず笑うところもいっぱいあり、
頭をかしげたくなるようなフランス映画独特のフシギな場面もなくはない。


『炎の少女 チャーリー』(1984)
監督:マーク・L・レスター 出演:ドリュー・バリモア、デヴィッド・キース、マーティン・シーン ほか
「精神の時代がやって来る」という。どちらにしても人間の力には限りがあると言える。


『続・猿の惑星』(1970)
監督:テッド・ポスト 出演:チャールストン・ヘストン ほか
2回目のテレビ放映。地球は最後の核により滅びたはずなのに、
まだこのシリーズはずっと続くことになる。
いつ、何回観ても感心するメイクアップ


『アラベスク』
出演:グレゴリー・ペック、ソフィア・ローレン ほか
グレゴリー・ペックの晩年作品だが、白髪まじりの頭にも関わらず、
どこか清潔な雰囲気を持つ青年らしさがある
ジョークのきいた、楽しく、スリルも、ロマンスもある映画。ソフィア・ローレンもイイ役。
グレゴリー・ペックが『オーメン』でのダミアンの父役だと初めて知った。
言われてみれば彼だ。まったく気付かなかった。


『スターウォーズ~ジェダイの復讐』(1983)
監督:リチャード・マーカンド 出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー ほか
SFに親子の絆を組み合わせたのは面白い。
ジェダイが黒い仮面を外すと傷だらけの頭ツルツルのおじさんだった
ジョージ・ルーカスの周りはクリーチャーでいっぱい


『アンネの日記』
出演:ミリー・パーキンス、リチャード・ベイマー ほか

“私は今でも信じる。どんなに酷いことをする人たちでも、みんな本当は心から善人なのだと”

隠れ家内での生活、見つかるか見つからないかハラハラの繰り返し、
残したいと思って残った日記が、後代までも残ってゆく。


『上海サプライズ』(1986)
監督:ジム・ゴダード 出演:マドンナ、ショーン・ペン、ポール・フリーマン ほか
第一にマドンナの吹き替えになれる者は誰もいない
噂の絶えないペンとの共演。
危険な爆発物の“上海サプライズ”。大量アヘンの神話。



この頃は、テレビでしか映画を観れなかったんだな(切り抜きも新聞だし
観た時間帯まで書いてあるけど、大体深夜帯なため、
作品が若干レアな感じ(それとも選んでる側の問題か?

コメント

notes and movies(1989)

2012-08-29 15:44:46 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回は、もっとも初期と思われる茶色いノートの2冊目を紹介。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『タワーリングインフェルノ』(1974)



パニック映画の決定版
今回で4~5回目のテレビ放映だが、懲りずにまた手にビッショリと汗をかいて観てしまった
リアルなストーリーといい、揃いも揃ったキャストといい、莫大な製作費をけして無駄にしていない。

(マイベストの1作。今観てもやはり手に汗ビッショリになるだろう


『ターミネーター』(1984)
シュワちゃんもこの頃は田舎くさい顔立ち。
人間同士なのに、銃でドッカンドッカン殺していくシーンでスカっとするのはフシギだ(意味不明な問題発言だなぁ・・・
倒しても、倒しても、執拗に追跡してくる様子は、ユル・ブリナーの『未来世界』に似ている。
現在未来過去への輪廻的な面白みも含んで、単なるアクションものになっていない。
どこかの映画雑誌のコメントで、「現在死んだ人間がどうして未来に生きていられるのだろう」というのがあったが、納得。
時間旅行は飛行と並ぶ人類の夢だが、時間はひどく複雑な仕組みで出来ているんだ


『魔界転生』(1981)
監督:深作欣二
このガラシャ夫人は、原田美枝子さんに演じて欲しい。
雰囲気が『里見八犬伝』に似ている。


『ストレンジ・インベーダーズ』(1983)
出演:ポール・ル・マット、ダイアナ・スカーウィド ほか
よくある話。でも現代ではありがち。


『スペース・サタン』(1980)
出演:カーク・ダグラス、ファラ・フォーセット、ハーベイ・カイテル ほか
近未来ロボット頭脳が人を超える日が来るだろうか?


『スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ!』
出演:ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ ほか
スポックが死んで星とともに復活する話。
宇宙での戦いのシーンはまあまあ綺麗。


『遊星からの物体X』(1982)
監督:ジョン・カーペンター 出演:カート・ラッセル ほか
以前に初めて観た時よりも、2度目の今回のほうがずっと面白かった気がする。


『シャレード』(1963)
出演:オードリー・ヘップバーン、ケーリー・グラント ほか
ヘップバーンがまだまだ若い頃のミステリーもの。
ラストのどんでん返し続きが見応えあり。


『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)
ラストより半ばあたりまでがいい。
主演女優(ジュリー・アンドリュース)は、『オリバー』に出てくる酒場の女性だ。
あの時は髪をクリクリに丸めていたけど。

(言い切っているけど、完全に誰かと勘違いしています


『誰がために鐘は鳴る』
原作:アーネスト・ヘミングウェイ 出演:ゲイリー・クーパー、イングリット・バーグマン ほか
バーグマンのひたむきで献身的に愛する様子がひどく魅力的。
ラストの泣きじゃくるシーンは子どものように無邪気。
スリルもロマンスもありよかった。
最後の鐘の音は男の死を物語るが、なんだかこじつけた感じ。


『危険な情事』
監督:エイドリアン・ライン 出演:マイケル・ダグラスグレン・クローズ、アン・アーチャー ほか
アレックスという女は完全に狂っている。しかし実際狂っていたんだろうか。
大人同士の恋愛のルールとは?
狂った時代の中で正しいのは、彼女だけなのかもしれない。
すごいミステリー映画。


『ブルーマン』
幽体分離の現象が淡々と起こり、体を乗っ取られそうになるが、
なんとか戦い、代わりに一緒にいた警官が乗っ取られるという話。
「生は死であり、死は生である」とのこと。
出演者は、ほとんど無名役者で警官以外はみな変な顔(ひどすぎる・・・
昔の映画で特撮を知らなかった頃なのか、結局ブルーマンンは映さなかった。
犬やほかの動物は、霊や超常現象に敏感だと言われているが本当だろうか?


『花園の迷宮』(1988)
監督:伊藤俊也 出演:島田陽子、内田裕也、名高達郎、伊武雅刀 ほか
舞台セット、ミステリー、何から何まで凝った仕上がり。
女将のためなら何でもすると、釜に火をくべる男が次々と殺人を犯してゆく。
島田陽子が妙に入れ込んで、迫真の演技をしていて、目を見張るシーンが数回あった。
工藤夕貴が笑わせるシーンや泣かせるシーンを大きく任されていたところが意外だった。
アップ(それも長時間)が何度もあったし、それなりにいい演技をしていたのには驚いた。
ボイラーボーイに内田裕也はそのまんまでハマリ役だった。
見応えのある映画。原作を読んでみたい。


『シルバー・ブリット 死霊の牙』(1987)
原作:S.キング 出演:コリー・ハイム ほか
牧師はいかにも見ただけでもう狼男だろうといいたくなるような危ない顔をしている。

(だから失礼だってば


『キャット・ピープル』(1942)
出演:シモーヌ・シモン、ケント・スミス ほか
リメイクする前の元ネタ。純粋なる猫人間のような感じ。
激情を伴うとキャット・ピープルに代わってしまう悲しい運命をかけられた女。


******************************


日記の一部分に、こんなのがあって、現在の自分ともリンクしているから転記。
心理学の授業で「両親の教育態度と私の性格」てテーマで論文を書けって言われて、
嫌々ながらも一生懸命書いたんだけど、あまりいい点がとれずにガッカリして、
それがいまだにトラウマになってるんだよね
わたしにこの難題は一番ムリでしょう。。

「高校生頃からは家で一個の人間として扱われるようになった。
 今までぼーっとしていた分、一気に取り返そうともしていた。
 バイトでまったく違う環境を知って、少し自信がついた。
 自分は無理矢理けしかけるか、何か考え出す前に行動をはじめないと、
 すぐに堕落した安定を貪ってしまう種類の人間なんだ」

なるほど、鋭い・・・

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notes and movies(1989~1990 part1)

2012-08-29 15:44:45 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回は、もっとも初期と思われる茶色いノートの3冊目を紹介。

大好きな♪WE CAN WORK IT OUT/BEATLES などの歌詞を、
当時、父から譲ってもらった「NEC文豪mini」で入力&出力したのを貼っている/懐

この頃からもうユメ日記もつけていたんだ/驚

作品数が多いため、20本ごとに区切って紹介します。
それにしても、たくさんの監督、映画があるもんだなあ!
当時はテレビ放送をビデオに録画して観ていたみたいだけど、
これら全部ちゃんとDVD化されたのかな???

若かりし頃のメモなので、相変わらず不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。

 

photo1:これも大好きなオールディーズ♪Rag Doll
photo2:猛禽類も大好きで、これはきっと宮崎学さんの写真集を見ながら描いたヘタっぴな絵/汗



『ジュリア』
『Forever Friends』を題材にしたもの。緊張シーンの連続。


『ミッドナイト・エクスプレス』
出演:ジョン・ハート ほか
ジョンは、一番長くいるイギリス人役で、妙に似合っている。


『深夜の断崖 黒いレースの女』(1981)
監督:アイバン・ナギー
ラスト、夫が簡単に告白したのがあっけない。


『スキャンダル殺人事件』(1983)
監督:ロバート・ルイス
アガサ・クリスティの推理もの。


『恐怖に襲われた街』(1974)
監督:アンリ・ベルヌイユ 出演:ジャン・ポール・ベルモンド、レア・マッサリ ほか
一度観たが、二度目も同じだけのスリルが楽しめた。
義眼のためにミステリーは破られるが、犯人がすごく異常。


『女囚暴動サバイバルヒート』(1985)
監督:ポール・ニコラス 出演:リンダ・ブレア ほか
軽犯罪や無罪でも裁判さえ行われずに、刑務所の囲いに閉じ込められる女たち。


『スサーナ』(1950)
監督:ルイス・ブニュエル 出演:ロシータ・キンタナ ほか
ブニュエルがメキシコで撮った数々の名作シリーズの一つ。
『オール・アバウト・イヴ』のイヴ+『風とともに去りぬ』のスカーレットのしたたかさをもつスサーナ。
彼女がなぜ挑発し続けるのか、目的はラストまで不明だったが、
その激しいエネルギーを他に注げばいいと思う


『ジョーズ2』(1978)
監督:ヤノット・シュワルツ 出演:ロイ・シャイダー、ロレイン・ゲイリー ほか
サメは必ずしもこんなにガリガリなんにでも噛み付くほど凶暴なものばかりではないのが
少しイラつかせたが、映画としては興味深く、目を見張るシーンも多い。


『キューリー夫人』(1943)
監督:マービン・ルロイ 出演:グリア・ガースン、ウォルター・ピジョン ほか
何度観ても感動する。役柄がハッキリしていて、分かりやすいが、
実験に対する二人の執念は信じ難いほど素晴らしい名作。


『国土無双』(1986)
監督:保坂延彦 出演:中井貴一、フランキー境、原田美枝子 ほか
外国で創る勘違いのサムライ映画のような軽さのコメディ。
フランキー境が愉快ないい演技をしている。
英語と三味線を組み合わせた音楽が粋だ。


『病院坂の首縊りの家』(1979)



監督:市川崑 出演:石坂浩二、佐久間良子、桜田淳子、草刈正雄 ほか
いつもながら家系や人間関係が複雑すぎて、母娘のつながりが分からなかったけれども、
横溝正史原作らしい血生臭く、執念深い事件だった。
所々に見られるカメラの独特な回し方が小気味よく効いている。


『オルカ』(1977)
監督:マイケル・アンダーソン 出演:リチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング ほか
シャチは人間と同じ大きさの発達した脳を持ち、
一夫一婦制で家族を殺されると復讐さえすると漁師たちに恐れられてきた。それを映画化した作品。
シャチが海の中を自由に泳ぐ様子をたくみにカメラに収めている。


『偶然の旅行者』
出演:ウィリアム・ハート、キャサリーン・ターナー、ジーナ・デイヴィス ほか
淡々と進んでいく静かなストーリー。俳優がそれぞれ個性に合った役柄をのびのび演じている。
誇張することもなく、話は展開し、バックの音楽の軽妙さと対照的だが、うまくミックスしている。
“旅にはグレーの上下スーツが良い。汚れが目立たず、不意の葬儀にも慌てずに済む”
“本を一冊持ってゆくと、他人の干渉から逃れ、時間の隙間を埋めてくれる”
彼の心境がしだいにガイドにも投影されてゆく様子も興味深い。


『眠れぬ夜に』
出演:ジェフ・ゴールドマン、ミッシェル・ファイファー、デヴィッド・ボウイ(特別出演) ほか
ボウイは宝石を狙うある一味の殺し屋としてちょびっと出ている。
奮闘シーンもあるが、その後この殺し屋の運命は監督さえ知らないだろう。
『ザ・フライ』の時の異常な役とは180度違った、ウィットのある役を
ジェフはなかなかうまくこなしているのには驚いた。
作品全体にもウィットのある娯楽作品。


『わが命尽きるとも』
出演:ロバート・ショウ、オーソン・ウェルズ、ジョン・ハート ほか
古代ローマ帝国の王の離婚を認めずに沈黙を通した牧師の話。アカデミー受賞作品。
ジョンは、名声だけを求めてあらゆる手段を使っても牧師の告白、署名をさせようとする若者を演じた。
役と同じくジョン自身も若いのなんの
まだ貫禄も、渋さも、セクシーさも表に出ていなかった頃だったけど、
不安げな表情は昔から身につけていたところが印象的だった。


『最大の贈物』(1974)
監督:グレン・フォード
少年の中で父親は大きな部分を支配していた。
「父さんの代わりに病気ばかりしているお前が死んでしまえばよかったんだ!」
と妹に吐くセリフは、子どもが時々どうしようもなくて表す残酷さがむき出しにされていて痛ましい。


『V2 ビジターの逆襲』(1985)
監督:ポール・クラスニー ほか 出演:マーク・シンガー、フェイ・グラント ほか
ちゃんとTVシリーズのほうもV2が始まるのにはしっかりしてるなと感心。


『超能力少女の復讐』(1976)
監督:リー・フィリップス
ほとんど『キャリー』のノリだが、妙な力を持ったばかりに手のつけられない
ひねくれた奴になってしまう娘と超能力で闘ってしつける母親はスゴイ!
異教の臭いプンプン。


『ゴースト・ハンターズ』(1986)
監督:ジョン・カーペンター 出演:カート・ラッセル、キム・キャトラル、デニス・ダン ほか
映像的に綺麗で面白いけど、ストーリーはいまいち惹きつけるものがない。
香港カンフー映画のノリ。

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notes and movies(1989~1990 part2)

2012-08-29 15:44:44 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。


『透明人間』(1975)
監督:ロバート・マイケル・ルイス 出演:デヴィッド・マッカラム、メリンダ・フィー ほか
'75にこんな技術があったのかとつくづく魅入ってしまう。
透明になった科学者が服を着たり、包帯を巻いてゆくシーンなど、今でも新鮮でフシギ。
それから戻れるような実験が完成したかどうかは不明のまま終わったのは気になる。


『夜ごとの美女』(1952)
監督:ルネ・クレール  出演:ジェラール・フィリップ ほか



どんどん軽快に展開してゆくコメディ。
“永遠の二枚目”というフィリップが見事な色男ぶりと三枚目的な部分を演じている。
モノクロなのが惜しいくらい。


『プリンス・オブ・シティ』(1981)
監督:シドニー・ルメット 出演:トリート・ウィリアムス ほか
英雄とはほど遠く、“裏切り者”のレッテルを貼られ、警察内に留まっても
冷たい雰囲気が刺すようなラストはリアル。
かなり現実的で大きな社会問題を扱った作品といえる。


『影なき殺人』(1947)
監督:エリア・カザン 出演:ダナ・アンンドリュース ほか
ついつい成り行きに魅入られてしまう裁判ものの中でも、
最もピュアでスリリングな素晴らしい作品。
「検事は被告人を有罪に処するのではなく、正義を貫くのだ」
人には弱い部分や、他人を陥れようとする残酷な部分も残念ながら、皆それぞれ持っているらしい。
真犯人らしき精神異常者もそれとなく登場させ匂わせているところも面白い。


『ブリムストン&トリークル』(1982)
出演:スティング ほか
夫の異常さ、画面も幻想的で暗い。
人の隙間に入り込む若く美しい青年。
スティングの歌も入って、ラスト、彼自身もひっかけられるが、
男はほかの家庭に馴染むことで一体何を得るつもりだったのだろうか?
すっかり俳優らしいスティングの演技は見物。


『アリア』(1987)



trailer

出演:ジョン・ハート ほか
構成が面白いオペラ仕立てで、曲に合わせて無声映画が流れているような感じ。
ストーリーの切れ目をジョンが上手くつないでいる。イメージの世界。
王の恋と暗殺、プロデューサーの一夜、自殺を図る恋人たち、
年老いた舞台女優(美しかった)、ジョンは最後をパリアッチョ(道化師)として飾る。
笑いで涙を隠し、苦悩をおどけてみせる、なんて素晴らしいキャラクターを作り上げたことだろう

(そういえば、今作で初めて「道化師」のアリアを聴いたんだ!


『黄色いロールスロイス』(1964)
監督:アンソニー・アスキス 出演:レックス・ハリソン、ジャンヌ・モロー、ジョージ・C.スコット、イングリッド・バーグマン、アラン・ドロン ほか
なんとも奇妙な黄色いロールスロイスをめぐって展開される様々な人間模様。
3話に分かれているオムニバス。
どれも人と人との出逢いや別れ、触れ合いを楽しく、そしてもの哀しく描いている。
アラン・ドロンの二枚目には賞賛すべきものがあるし、
バーグマンの熟した美しさも見る価値がある。
2人とも世界を代表する美形俳優であるが故に、その美しさを保つのは容易ではないだろう。
ステキな縁によって惹かれあい、離れてしまう映画ならではの人情話。


『逢う時はいつも他人』(1960)
監督:リチャード・クワイン 出演:カーク・ダグラス、キム・ノバク ほか
岩のような顔のダグラスはアクションものばかりかと思ったら、
昼メロのような不倫ものにも出演しているとは驚き。
相手はブロンド美人のノバク。
互いに連れ合いと子どもがいるのに、それでも止められない恋の物語。


『ノックは無用』(1952)
監督:ロイ・ベイカー 出演:マリリン・モンロー、リチャード・ウィドマーク ほか
マリリンが自殺未遂の女を演じているのが見どころ。ラストは残酷な感じ。
「人々は互いに愛し合うんだわ」というマリリンのセリフが印象的な初主演作。


『バディー・システム』(1984)
監督:グレン・ジョーダン 出演:リチャード・ドレイファス、スーザン・サランドン、ナンシー・アレン ほか
主演のドレイファスは、スティーブン・スピルバーグ監督の大のお気に入りの男優ということだが、
とりたてて魅力はないのに、どこか憎めない表情をする。ほのぼのとしたストーリー。


『ノーマ・レイ』(1979)
監督:マーチン・リット 出演:サリー・フィールド、ボー・ブリッジス ほか
「UNION」というカードを掲げ、
なかなか理解してくれなかった工場の労働者に訴えかけるシーンはよかった。
彼女を愛する夫が、彼女の人間性を信じ続けようと告白するシーンも。


『祝辞』
何気なく観ていた割に面白かった。財津一郎が真剣に悩めば悩むほどコミカルな父親を演じている。
普通の家族を、普通に描こうとした感じがにじみ出ている。


『黄昏』(1981)
監督:マーク・ライデル 出演:ヘンリー・フォンダ、キャサリーン・ヘップバーン、ジェーン・フォンダ ほか
まだ私には老いてゆく不安や恐怖、哀愁などは分かるはずもないが、
人間、最後には皆行きつくべき道のりだ。
その老年を夫婦寄り添いあって、静かな湖畔で過ごすのも悪くないなと思わせる作品。


『戦国自衛隊』(1979)
監督:斎藤光正 出演:千葉真一、渡良瀬恒彦 ほか
戦場を舞台として、現代と戦国時代を結ぶというアイデアが突飛で面白い。
薬師丸ひろ子が、少年兵として作品にパリっとした張りを与えている。
渡良瀬恒彦は、珍しく悪役を演じている。


『人間の証明』(1977)



監督:佐藤純彌 出演:松田優作岡田茉莉子、ジョージ・ケネディ ほか
戦後のひどい時期から生まれた、ねじれた人間関係が一つ、また一つと殺人を引き起こしてゆく。
金田一シリーズと似たカメラワークで、亡き松田優作の遺作の一つ。
♪Mama, do you remember... で始まる主題歌は今でも印象が強く残っている。
西條八十詩集と古びた麦わら帽子を持った黒人が日本で殺される。
同時に有名デザイナーの息子は雨の夜、女性を車で轢き殺し海へ投げ捨てた。。
全篇を通して重ったるく、ひねくれた空気が流れている。


『ブライアンの悪夢』(1983)
監督:ビリー・ヘイル 出演:ケビン・ベーコン、エディ・アルバート ほか
久々にエンディングが尻切れトンボの映画を観た感じ。
ストーリーはほとんど『エクソシスト』と同じ。
しかし"You, All die"とかと脅かす割にはあまり大したことをしない42匹のビーストだと名乗る悪魔。
ケビンは『フットルース』の前年に今作に出ている。
悪魔にとりつかれた者の犯罪に、本人の意思は関わるかいなかの裁判をするシーンは面白い。


『殺意の香り』(1983)
出演:メリル・ストリープ、ロイ・シャイダー ほか
さすがのメリル出演作。ロイの精神分析医役もピッタリはまる。
この2人の共演が面白くないはずがない。昔、一度観た作品だった。
殺された男の見た夢との関連が面白い。


『パラダイム』(1987)
監督:ジョン・カーペンター 出演:ジェイムソン・パーカー、ビクター・ウォン ほか
久々に面白いホラー映画。気味の悪い題材が勢ぞろい。
虫の群集は『フェノミナ』、ゾンビ、鏡は『ポルターガイスト』、
悪魔に悪夢、異教、とにかくあらゆる要素が入っている。
「観た人が一生うなされるような映画にしたい」と監督が豪語しただけある、不思議で恐い作品。


『Quik Silver』
出演:ケビン・ベーコン ほか
最初、競輪に燃える話かと思ったら違った。
なんだか所々にちぐはぐなものがあったが軽いノリで観られる映画。
ケビンの自由奔放なヘアスタイルは誰にも真似できない魅力たっぷり。


『アニー・ホール』
出演:C.ウォーケン、シガニー・ウィーバー ほか
ウォーケンは、彼女の兄役でちょい役だが、
に乗るとぶつかりたくなるスピード狂というちょっと異常な役は彼らしい
作品自体古いからだが、コメディの形もオーソドックスながら、なんだか笑ってしまう人間的なもの。

(ウォーケンは、ウディ・アレン監督作品にも出てたんだ!驚
 てか、主演のアレンや、ダイアン・キートンのことをひと言も書いてないって

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notes and movies(1989~1990 part3)

2012-08-29 15:44:43 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづき。


『ベン・ハー』(1959)
監督:ウィリアム・ワイラー 出演:チャールストン・ヘストン、スティーブン・ボイド ほか
確かに戦車競争のシーンの迫力はスゴイ。
イエスが存在していたローマ時代は『最後の誘惑』を思い出させる。
とにかくスケールの大きさには舌を巻く。


『L'ARGENT』(1983)
監督:ロベール・ブレッソン 出演:クリスチャン・パティ、カロリーヌ・ラング ほか
死んだような全体の静けさ、これが現実の生活の真の姿ではないだろうか。
映画はそこに虚構を加えることで夢物語を見せてくれるが、
この作品は現実生活の冷たさ、単調さ、またはその中の恐さを描いている。
普通の男が静かに殺人者と化してゆく姿は哀しいものがある。


『バレンチナ物語』(1982)
監督:アントニオ・ホセ・ベタンコール 出演:パロマ・ゴメス、アンソニー・クイン ほか
こんな幻想的な雰囲気を持つ作品がわたしは好きだ。
子どもながらに、しっかり恋をしているところがステキ。
特に進行も後退もしない話だが、好きになれる作品。


『私は人魚の歌を聞いた』(1987)
監督:パトリシア・ロゼマ 出演:シェイラ・マッカーシー、ポール・バイヤージオン ほか
残念ながらビデオが終わってしまって途中までしか観れなかったが(おいおい
野心家の同性愛者ガブリエルの完璧さに惚れるポリー、
ガブリエルの女友達も含めて、この3人の関係はとても面白い。
芸術の批評家ほど悲しく、惨めな職業はこの世にないだろう。
なぜなら、批評家が自分の感性を信じている間しか続けることが出来ないからだ。


『SUDDEN DEATH』(1985)
監督:ジグ・ショア 出演:デニーズ・コワード ほか
主人公の女優は『チャーリーズ・エンジェル』のようなノリで綺麗だった。
テレビ的な話だが、現代アメリカの主要な問題の一つだということで
レイプ事件を扱った映画が増えてきた。
正当な裁きでは裁ききれない部分を誇張した作品。


『淋しい夜』(1969)
監督:ダニエル・M・ペトリ 出演:ロイ・ブリッジス ほか
こういう種類のロマンスものは、大抵話が似通っているのに、
俳優がステキだとついつい暇つぶしに観てしまうんだ


『野ゆき山ゆき海べゆき』(1986)
監督:大林宣彦 出演:林泰文、鷲尾いさ子 ほか
所々コミカルに早いコマ送りになっている工夫が面白い。
いさ子ちゃんが思わずポロっと胸を出しているシーンには驚いたが
終始マドンナに徹しているところがイイ。

尾美としのりは、地味だが年々厚みのある役柄にチャレンジしていて、いい役者。
しかし、最近やけに戦中戦後の作品が増えてきた。
私たちの世代には、あまりピンと来ない情景なのだが、
『トトロ』、『星をつぐもの』、『少年時代』など、
それもだいたい「日本の夏」の背景が多い。
この世代の監督たちが皆ノスタルジックになって、
映画の中で自分の少年時代を再現したがっているのかもしれない。
その後の原爆の映像も象徴的。


『UNCOMMON VALOR』(1983)
監督:テッド・コチェフ 出演:ジーン・ハックマン ほか
『影のリンチ』の主人公をやってたパトリック・スウェイズがほんの脇役を演じている。


『夜の騎士道』(1955)
監督:ルネ・クレール 出演:ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ブリジット・バルドー ほか
哀愁を帯びたラストはフランス映画ならでは。
ジェラールが今作でも数多くの女性の心を射止める


『ザ・デプス』(1989)



監督:ショーン・S・カニンガム 出演:グレッグ・エビガン ほか
ほとんど『エイリアン』のノリで、セットもモンスターも借りてきたのかしら?と思うほど
深海という逃げられない設定はこれからも大いに利用価値あり。
しかし、あんな怪物はいくらなんでもいないだろうし、
海面まで上がってこれるのは、なんとも信じ難い体の構造なんだね。
『13日の金曜日』の監督だから、人を殺すアイデアは豊富なことだろう。
恐怖で我を失った一人が、水圧でやられてゆくシーンはすごい迫力

(こうゆうB級ホラーも、たまには観たくなってきた。夏の暑いうちにw


『サイボーグ大作戦』(1973)
監督:リチャード・アービング 出演:リー・メジャーズ・、バーバラ・アンダーソン ほか
一昔前の『ロボコップ』みたいだが、砂漠を走りきったりして、
とにかく体一つでなんでもやろうとする根性がイイ
ラスト、本来の任務につく前で終わってしまって、後が気になるじゃん


『ナイト・クロッシング』(1982)
監督:デルバート・マン 出演:ジョン・ハート、ジェーン・アレクサンダー ほか
待望のジョンの隠れた名作。
「ベルリンの壁」から気球に乗って脱出しようと試みるところがいかにも夢があってイイ。
ジョンは、家族想いの素人っぽいいい父親役を温かく演じている。
「1990年、ベルリンの壁は破壊された」という最後のナレーションは後で付け加えられたのだろう。


『ショック療法』(1972)
監督:アラン・ジョシュア 出演:アラン・ドロン ほか
若返る治療を受けるサナトリウムに新しく女性が入ってきて、
彼女はそこで起きる殺人事件とサナトリウムの秘密をかぎつけたために狙われる。
自分の若さが保てるなら、他人の犠牲に眼をつぶる人々の連帯感が不気味で空しく描かれている。
何も知らずにまた新たに若さを求めて男女が送られてくるのを見ている女性のシーンは印象的。
アラン・ドロンの海辺でのヌードシーンはショッキングで話題になったらしい。


『サボテンの花』(1969)
原作:ニール・サイモン 監督:ジーン・サックス
出演:ウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン、ゴールディ・ホーン ほか
この前の『黄色いロールスロイス』と同じくバーグマン晩年の作品だけれども、
その清楚でキラリと光る魅力は変わりない。
コミカルな役で、後半になるにつれ、魅力的な女性に移り変わってゆく過程もイイ。
ハッピーなエンディング。


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猫背を解消

2012-08-28 18:09:44 | テレビ
最近の気になるトピックス。

黒烏龍茶CMについに翔さんアニメで登場!
突然出たからビックリ(翔さんには黒ウーロンは必要ないような・・・w


猫背を解消@あさイチ
まるで「胸郭出口症候群」と同じじゃないかと興味深く見た。
現代生活でうつむかない姿勢でいるほうが難しいよねぇ・・・
てか、農家なんかをやってた祖母の世代からずっと猫背だったのでは???

なにかとやっかいな「自律神経」は背骨の中や、背骨のすぐ近くを通っているから、
姿勢が悪いと、首の筋肉だけじゃなくて、腰痛、頭痛、めまい(頭の血流)などなど、
いろいろ弊害が出るため、やっぱり正しい姿勢でいることは大事なんだな。

たとえ、仕事や家事で背中を丸くして作業していても、
そのたびに、紹介していたストレッチをやればOK!

手のひらが上を向くように、両手を体の後ろで組みます。
鼻から息を吸いながら、左右の肩甲骨を寄せるように胸を開きます。
肩をその状態にキープしたまま、口から息を吐き、頭を後ろに反らします。
  このとき、あごは上、手は下に引っ張り合いをするよう、3秒伸ばします。
最後に頭を起こし、肩の力を抜きます。

いろんな症状を訴えていた女性がこれを1日20回やることで、症状が改善したばかりでなく、
バストアップ&ウエストの引き締めにまで成功したのにはビックリ/驚


若大将のゆうゆう散歩
まだまだ自分の知らないステキな町がいっぱいあるなあ!
最近は、商店街もすごく気になるv

ほかに気になったスポットは、「池上本門寺」(よくライヴ演ってるけど、行ったことない
西荻の「西荻紙店」紙好きには要チェック!
錦糸町の撮影では、下町バウム、神楽坂では「ムギマル2」も紹介されてた!
看板猫のトンちゃんの親は、「猫の王国」のパッケージ写真にもなったとか/驚
また行きたいなあ!前回はにゃんこに会えなかったし・・・

加山さんの特徴がさらに色々と明らかになってきた
子ども好き、犬猫好き(にゃんこを飼ってる)、お酒はもう飲んでない(止められてるのかな?
英語はもちろん、中国語も喋ってたのはビックリ/驚
初夏が好きで、秋になるとみんな一斉にいなくなっちゃう海が寂しいんだって。
それを想って書いた曲がこちら。じぃーんとする。。

湘南ひき潮


おさるのジョージ@NHK

悪い人が1人も出てこない!
みんながほがらかで、奉仕精神にあふれていて、
ジョージがどんなに部屋を汚したりしても、
黄色い帽子のおじさんは怒ったことがなく、
逆に「なんて天才なんだ!」と常にポジティブシンキングv

実際、ジョージは本当に天才子ザル
好奇心の塊で、疑問に思ったことは、なににもとらわれず、自由な発想で解決してしまう!
身の回りにあるモノを使って、いろんなモノを創り出してしまう超DIY!
これは、雑貨のアイデアにも使えそうv
元々がどんなだったかを回想するシーンは、ちょっと絵が荒めでまた可愛いんだよね

実は、こんなに有名な絵本なのに原作をほとんど読んだことがない。
シリーズで何冊もありそうだから、いつか全部読んでみたいなあ!

真に純粋なものを見ると、いつもなぜか泣きそうになる。

コメント

大量両替

2012-08-28 17:23:14 | 日記
銀行
今月分の家賃振り込み完了
で、銀行に来たついでに、今週末のフリマに必要な大量のつり銭を入手すべく聞いてみたら、
窓口より、ATMの横にある「両替機」のほうが手数料が安いとのこと。
以下、ある信金の一例だけど、他行はどうなんだろ???

案内には「49枚以下無料」と書いてあるけど、
 1本(50枚)単位だから不可能(じゃ、書かなきゃいいのに・・・
50枚~500枚までは手数料100円。1000枚まで200円、1500枚まで300円。

今回3000円分を両替しようとして、例によって計算が出来ないので、
親切な女性スタッフの方が一緒にやってくれたんだけど、
お隣りのATMでも操作に困っているおばちゃんがいて、
わたしも、おばちゃんも操作につかえて進まないから、
スタッフの女性は大変そうだった/謝

10円玉が一番必要かと思って、一番多くして、
その次は50円玉って思ったら、なぜか表示が出ず、両替出来なかったから、
あとはてきとーに100円玉+500円玉(これいらなかったな)にしてみた。
想像通り、すごい重い・・・


近所の図書館
『アタゴオル』シリーズをもう一度調べ直してもらった結果が以下の通り。

アタゴオル物語(全10巻)
・港区(マンガ扱いのため、相互貸借不可)
・荒川区(1~6巻)
・北区(1~4巻)
・新宿区(1~4巻)
・杉並区(2~6巻)
上の4区は、相互貸借不可だが、居住制限なし。

▼アタゴオル(全2巻)
所蔵館なし。

▼アタゴオルは猫の森(全18巻、未完)
町田市に全巻あるが居住制限あり。
大田区・墨田区(オムニバス?のみ。居住制限あり。)

丁寧にプリントにして頂いてありがとうございました~!感謝




デニでランチ。
弱った胃腸に優しいお粥?と豆腐サラダで量もちょうどイイv
隣りの奥さまは、チキンカレーを注文して、半分残して行ってしまった
様々な飲食店で毎日膨大な食べ物を捨てている様子を見ると、
とても不況で困っている国とは思えない。

たまには中華とかも食べたいけど、
中華屋さんて、どこもサービス精神旺盛で盛り盛りだから
わたしには食べきれないので、いつもガマンしてしまう。
食べたいものを頼んでも、残すことに良心の呵責が生じるから。
外食するたびに食と闘っているようなものだから、
ダイエットのためなのか、平気で食べ物を捨てられる人ってすごいなぁ・・・




隣りの区の図書館
ちょっと違う道を通って、大きな公園に入ったら、巨樹がたくさん
近所でもこんなにステキな森があったことを忘れていた。
自転車をちょこちょこ降りながら、名刺用にも使えそうな巨樹写真がまたたくさん撮れた
でも、早速3ヶ所も蚊に食われた
9月の晩夏ともなると、蚊除けスプレーなどが必需品だな

この図書館に来るのは久しぶり。以前は毎週のように通っていたんだけど。
まだビデオテープの貸し出しをしていてビックリ ニーズもあるのかな???


シャトレーゼ
帰り道にシャトレーゼがあるから、上の図書館に行った帰りは必ず立ち寄ってたんだよねw
今年は2回目。まだまだお世話になります/暑×5000



ゆうべ電話がかかってきて、
フリマの翌日に2日間単発の仕事が決まった。
この暑さの中、そうとう疲れがたまって抜けないだろうけど、
それもひっくるめて行動療法&肩慣らしだと思って頑張ろうっと


その他の巨樹写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~!
チャンネル「ch 148567」の「f1~f11」までです。
(興味ある方限定か?
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notes and movies(1993)

2012-08-27 14:35:36 | notes and movies
過去のスクラップブックにある映画感想メモシリーズ。
この1冊には、映画数はそれほど多くはないけど、
1作に対して、A4判1ページ分に書き込んでいるから長い
しかも濃い作品ばかり

若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『裸のガンを持つ男』(1988)
刑事アクションものを思いきりパロった完全ナンセンスコメディ。
メル・ブルックス風細かい芸がちりばめられて、このレスリー・ニールセンのキャラはすっかり定着した。
続々と新作に登場している今日、その人気のもとが今作。彼が行く所にトラブルあり
野球の試合にもぐりこみ、メチャクチャな審判をするシーンは笑える要素たっぷり。
ラストはちゃんとハッピー・エンディング。
美女とのロマンス物語もちゃんと揃ってる。
こんなハチャメチャ警部がいたら町が明るくなるかもしれない


『ノスタルジア』(1983)



監督:アンドレイ・タルコフスキー
実を言えば、途中で快い眠りに落ちてしまったのだけど、
それだけとっても自然な心地よい作品だったの、わたしには

岩清水や、気持ち良さそうな温泉、霧がかかって寒そうな澄んだ美味しい空気。
このイタリアの郊外には、都心に暮らしている者が求めるすべてがある気がする。

この静かな町に訪れた死期迫るロシア詩人と通訳の女性。
最初2人は、マンネリ化した恋人同士かと思われたが、女が一方的に求めていただけの関係。
所々に彼の母だろうか?のノスタルジックな映像の思い出が突然広がる。
全体的に陰気で水っぽいけど、暗闇からフワっと淡い光とともに
赤ん坊の人形の写真が浮かび出たりするカラクリが面白い。
たぶん初めて外に出たドメニコの美しい息子が振り返って
「これが世界の終わりなの?」と問うシーンは観る価値あり。

自らのノスタルジーの世界に入り、その一部に加わってしまったかのようなラストシーンと、
「母の思い出に捧ぐ」というテロップ。
確かに母というイメージも所々に使われている。

最初に訪れた教会。女は子どもを産み育てるだけの存在なのか?
それだけでも重労働で素晴らしいことに違いないけど。
そんな拘束された苦しみ耐えるだけの存在だけではないはず。
彼のベッドの隣りに横たわるお腹の大きい妻のショットは何処か?
快楽とは正反対に位置する現実じみた恐怖を思わせる。

(出ました、タルコフスキー!こんなに昔にもう観ていたんだなぁ・・・


『十戒』(1957)
まさにハリウッド仕立ての大スペクタクル版。
旧約聖書の「出エジプト記」を忠実に映像化したというからまたビックリ。
編集のあとがかなり見えちゃうけど、何万人というエキストラを使っているのは本物だし、
今や歴史の動かぬ記録物でしかない事柄をイキイキと蘇らせ、
長い年月を経て形の崩れたラムセス像やスフィンクス等を、
建てた当時のように再現して見せてくれたのには感心する。

でも魅惑的なエジプト全盛期も、イスラエルの奴隷の視点から見れば、
虚栄や権力誇示の産物でしかなく、その上には何千何万という奴隷の貧困、
重労働、虐げられた悲しみが積まれているのがよく分かる。
ラムセスすら父、妻から充分愛されることのなかった不遇者に見える。

この作品で観るかぎり神=自然の力だ。
海の水の力、火その他太古の奇跡は、連続するフシギな自然現象だったのか?
宗教の面から見ると疑問は尽きないけれど、壮大な娯楽映画としてはやはり大変なもの。

スペクタクルものは十八番のチャールストン・ヘストンは、
魅力的なファラオの王子から、モーゼの老年にいたるまで、少々身振りはオーバーだけど大役を見事演じている。
対する冷酷な支配者演じるユル・ブリナーは、その褐色の肌、気品ある顔立ちはまさに王家の王子にピッタリ
彼らをとりまく女優陣も見逃せない。ロマンス映画としても充分見応えあり。

古代エジプト美術や衣装には、現代でも決して真似の出来ない美しさと独創性があるが、それも見どころの一つ。
ラストのテロップ、ラムセスが口ぐせのように言っている「So it was written, So it shall be done.」は印象に残る言葉。
いちいち記録に残したのは、現代にまで伝えられていることで重要な役目を果たしたのだ。


『世にも奇妙な物語』(1967)
第1部「黒馬の哭く館」
とにかく黒馬ジェーン・フォンダの映像に尽きる。
フォンダが妖しい妖精のように美しく、令嬢役ということもあって、
毎回、乗馬とは思えない斬新なデザインの衣装が目を惹く。

ポーの作品は、カフカに似て不条理なものが多いけれど、
この映像を見た限りでは原作を読まなきゃテーマが分からない(読んでも難解だろうけど
音声を削って、極力、映像に集中させ、重低音の効果音のみなのが面白い
(テープが古くて、それどころじゃないひどい音質なんだけど
相手役がピーター・フォンダなのにちょっとビックリ。
ちょい役だけど、同作品に、それも恋する役柄で姉弟が共演するなんて珍しい。

第2部「影を殺した男」
なんともいえないゾッとする話。
これは単に一人の極端な人格を2つ持つ男の幻想だったのか?
ルイ・マルの映像が冴える。
なんといっても、アラン・ドロンのまだ若い非の打ちどころのない完璧なマスク。
難しい一人二役のシーンを'60年代ながらうまくまとめている。
彼にいたぶられる女にブリジッド・バルドーが、真っ黒い髪と黒い瞳に変身して共演しているのが印象的。

第3部「悪魔の首飾り」
さすがにフェリーニ。最後の大トリだけあって、ほか2つより群を抜いて見応えあり。
設定的にはかなり入り組んでいる。フェリーニだけに舞台はローマ。
出てくる俳優も典型的イタリア美人ばかりなのに、フランス映画だから、皆フランス語を話している。
なんといっても今にも死にそうなテレンス・スタンプの怪演。
ドラッグと酒びたりの妙に厭世観の強い俳優トビー役で彼自身死神のよう。

白いボールを持った金髪の少女の姿が鮮やかで恐怖を鋭く描いている。
まるで四谷怪談のお岩さんのよう。
常に死と隣り合わせにいるトビーにとっては、
突然どこにでも現れる一見純真無垢な少女の姿ほど悪魔に近い存在に感じるのだろう。

フェラーリで走るスピード感は目が回るほどで、スピード狂たちの狂気の世界が垣間見れる。
ストーリーは重く、確実に進む上に、フェリーニ独自のサーカス的世界が見事に展開して
わたしたちをすっかり惹きこんでトリップさせてしまう。
妙に白く怖いほど美しい女たち。一風変わった登場人物に、迷路のように華やかで妖しいセット。
ポー原作であることも忘れてしまいそうなほど。
名コンビのニーノ・ロータが音楽を担当。その音響効果も効いている。


『チキンハート・ブルース』(1989)
なぜこの邦題がついたのかしら?原題(COLD FEET)よりは感じが出ていて、悪くない邦題だけど。
でも、今作の人物の中には誰もチキンハート(臆病者)はいなかったはず。
ど田舎のモンタナ、ウエスタン・スタイルをことごとく馬鹿にした作品なのに、
作品自体はまぎれもないウエスタン・コメディ。

個性の強い俳優ばかりで、本来クセの強いキース・キャラダインがかすんで見える。
特にケニー役のトム・ウェイツは、頭の中まで筋肉質の激情しやすいワルだけど、妙な時に節度や情を持っている。
サリー・カークランドもド派手な衣装をソツなく身に着けて、
一人の男を地獄まで追いかけるちょっと尻の軽い女をキョーレツに演じている。
いまだにこんな西部劇の世界がアメリカには現実に存在しちゃうんだもんね。
それは日本でいう時代劇と同じで、どこか懐かしい、排除しがたいものがあるんだろうね、きっと。


『髪結いの亭主』(1990)
なんとコメントしたらいいか分からない。少年がそのまんま歳をとってしまった男アントワーヌ。
すべてが彼の思わず笑っちゃう真剣で奇妙な踊りの通り誇張されていて、
コメディとして笑えるのか、真のロマンスとして受け取っていいものかどうか・・・

全篇が思い出のような淡いオレンジ色で、汗がにじみそうな夏の日
入れ替わり立ち代り訪れる、それぞれの生活を持つ常連客たち。
床屋という限られた舞台で、繊細な人の髪を扱うサービス業としての理髪師の女性に
誰しもが抱く優しさ、ほのかな官能、安心感、心地よさがほんわかと伝わってくる。

アンナ・ガリエナの美しさと、ジャン・ロシュフォールの一見普通で、実は妙に偏った男、
この微妙にマッチした大人のカップル。
これほど、ピッタリくるベター・ハーフはそこらじゃ見かけないのに、
完璧に繊細で純粋すぎたために2人はうまくいかなかったのかしら?


『クライング・ゲーム』(1993)



昨年、日本でも大いに話題になったこの新作がもうビデオで観れるのは嬉しい。
ディルが男ってことは友人から聞いて知っていたけど、言われなかったらほんと目から鱗が落ちちゃう
ボーイ・ジョージの歌う主題歌(同名)もムーディで○。この選択も意味深
一方、頼りなげで実は腕っぷしが強くて、何より他人の心を傷つけられない性分のファーガス役には
一見ボブ・ディランっぽい俳優。彼もイイ味で印象的。
ディルと恋人同士だったジュディ役の大きな黒人。彼の好演が作品を最後まで引っ張っている。

ミスターレディが真実の愛を見つけるまでの話ともとれるけど、
ジョディはディルを男として愛したのかしら?とするとゲイだけど、彼女として愛したのかしら?
ま、それほど重要な問題じゃないか。
でも、今何かと日本でも話題になっている彼女たちは、女のわたしたちよりずっと真実の愛を求めていて、
ずっと正直でストレートで、一生懸命男を信じて、かつ自分を理解してもらおうと必死なのが分かる。
これからのイギリス映画にちょっと興味が湧いてきた。


『妻への恋文』(1992)



ドキドキさせられ、涙が出て感動させられる作品。
これだけ全身全霊で自分のために努力してくれる夫なんて理想的だと思いきや、
自らの理想と夢のために周りを振り回してた、単にモーレツハイテンション完璧主義者だったのかしら?
ハッピーエンドなフランス映画はあり得ない。いつか不幸が訪れるようで気が気じゃない。
この映画を最後にジャン・ボワレ監督が亡くなっているのもドラマティック。

夫は妻を、妻は夫を、恋に落ちた時とまったく同じように我も忘れるほどの熱情で
夢中になって愛し続けることは可能だろうか?
努力もせず、時間の流れるままに諦め、おざなりにしている者がいっぱいの中で。
時が経ち忘れてしまうには、あまりに大きなメッセージ。奥深い作品。

(時が経って、すっかり忘れてしまっていたなぁ・・・


『POURQUOI PAS!』(彼女と彼たち なぜいけないの)(1977)
監督・脚本:コリーヌ・セロー 出演:サミーフレイ、クリスチーヌ・ミュリョー、マリオ・ゴンザレス ほか
なかなかユニークな1本。男2人女1人の共同生活に次々と加わっていく一風変わった仲間たち。
皆が身も心も支え合って、一人が抜けても崩れてしまう微妙で固い絆。
モラルからは少し外れているけど、'70年代を象徴している自由で新鮮な感覚。

とにかく'70 フェルナンがいつか子供を呼ぼうと思って作り上げた墓場のような装飾の部屋のサイケデリックなこと!
それぞれ心に傷を持って、やっとの生活だけど、何もかも若い自分たちのやり方、ルール、
皆で考え、楽しみ、悲しみも分け合って、ってこんな生活、こんな青春もなんだかうらやましい。
ドラッグなんかの問題もない、純粋で健康的で嘘も欺瞞もない。
外界の汚れて歪んだ世界とは隔離した、傷ついた心を半永久的に休ませてくれる港みたいな家と同居人たち。
誰が何といおうと関係ない。協力して生きていく姿は見ていて気持ちがいい。


『リトル・ダイナマイツ~ベイビー・トーク2』(1990)
前作に引き続いているストーリー、スタッフが嬉しい。
'90年の若い新婚夫婦を女性監督が描いたノッてる作品。
ジョン・トラボルタも新しいイメージを確立。

1つ1つの視点が新しくてなんとも楽しく、それでいて痛烈な皮肉。
ニューヨークが舞台とあって、ジャンキーやら、強盗、火事騒ぎと盛りだくさん。
超危ない保育室の兄ちゃんや、銃フリークのモリーの弟もブッ飛んでて、みんな個性派揃い。

どう撮ったのか、なんといっても赤ちゃんらの表情が状況と合っていて豊か。
子どもだって、うまく喋れなくても、何も感じない、何も考えていないワケじゃない。
突然、ジョン&ヨーコのインタビューが入ったり、
理想的に自由な男女関係を考える女監督の鋭い、正直な視点のカットも多い。

3も出来たとか。ベイビーは成長して犬の話?だそう。
ベイビーシリーズがイイんだけど、この夫婦にもう一人赤ん坊ができるってゆうのはちょっと作りすぎだものね。
さり気ない音楽の使い方もイイ。


『THE BIG EASY』(1986)
ラストシーンはなんだかとってつけたみたいだけど、
なんでもありの自由なニューオリンズの裏の顔、
善であるはずの警官まで家族ぐるみでワイロを受け取る等の
根深い組織化した悪がはびこる様子を描いている。

でも、どちらかといえば色男デニス・クエイドのプレイボーイぶりと、
バリバリの地方検事だけど相変わらずコケティッシュな魅力のエレン・バーキン
反発し合う敵同士ながら惹かれあう恋模様のほうが興味あり。
サントラもなかなか。特にデニスがカントリー調ラブソングをギターを弾きながら歌うシーンにビックリ!
このハンサムガイにここまで迫られたら落ちない女はいない!


『ザ・トレイン』(1989)
処女生贄伝説をベースに本当にあった話を元に作ったってことだけど、
本当に悪霊儀式の研究のための旅行なんてあるのか?
いわばイジメられっ子の復讐劇でもある。
いろんなシーンがなんだか暗い画面でうやむやになってて誤魔化されてる感じ。
一番強烈なのは、占い師っぽいおばさん。

もっと別な見方をすれば、この話自体、被害妄想にかられた女の子の単なるロスト・ヴァージン物語ともとれる。
異教徒は決まって黒いマントをかかぶったボロボロの年寄りで、生贄は決まって若い美女だね。
もしかしたら、今でも山奥の文化の遅れたところで密かに続けられているかも?
'89にしては古いタイプのホラー。


『Lolita』(1961)
“ロリータ・コンプレックス”の言葉を生み出し話題となった作品。
このクインテン(役名か?)、七変化ともいうべき多くの仮装で現れて、
ある時は雄弁な警官、ある時は大学の心理学者、でも結局ロリータを「ハリウッドで使う」なんて騙したり。

今作が単なる継父と娘との禁じられたロマンスになっていないのがキューブリック監督の腕前。
所々に粋なセンスが感じられる。急に次のカットに移ってしまったり、
ホテルで黒人のボーイが折り畳み式簡易ベッドと取っ組み合うシーン等々。
東洋的思想や、柔道等、日本に関することも好意的に使われている。
ハンバート役の妙に誇張した演技がこっけい。

(わたしの大好きなピーター・セラーズの珍妙な演技が見ものなんだよね



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