監督:増村保造
出演
小野有子:若尾文子
小野栄一(有子の父):信欣三
小野達子(有子の義母):沢村貞子
小野照子(有子の姉):穂高のり子
小野正治(有子の兄):品川隆二
小野弘志(有子の弟):岩垂幸彦
八重(小野家の女中):ミヤコ蝶々
有子のお婆さん:滝花久子
三村町子(有子の実母):三宅邦子
米川信子(有子の高校での友達):八潮悠子
広岡良輔:川崎敬三 社長の御曹司
広岡静江(良輔の母):東山千栄子
二見桂吉:菅原謙二 美術教師
稲川青子(二見に執着するモデルの女):矢島ひろ子
竹中:田宮二郎
※「好きな俳優・監督」カテゴリー内「若尾文子」に追加します
これまで観た出演作は、どれもドロドロした男女関係ものが多かったけれども
今作はいろいろ問題はあれど、ユウコの明るい性格が1本筋が通っていて
気持ちの明るくなるハッピーエンド
【内容抜粋メモ】
カメラの前で♪蛍の光 を歌う3人の女学生

ユウコ:
東京に行くのが不安
親に邪魔にされてるのかしら?
教師:君のおばあさんが倒れた
祖母:
東京のお母さんはお前の本当のお母さんじゃない
本当のお母さんは三村町子 父の事務員をしていた
結婚して満州へ渡った
教師:
この青空は見ているだけで希望がわく
僕も東京へ行く 友人から誘われている
この青空ともお別れだ あばよー!

電車で上京
青山南町への行き方を聞いてもまともに答えてくれる人がいない

小野家の女中・八重が駅に迎えに来る
タクシーで着いたのはシャレた洋館
弟・弘志はボールを投げつけてユウコを女中だとけなす

2階でジャズを大音量で演奏している兄・正治たち

姉・照子:パパの不潔の証拠よ

ヤエ:一番ややこしいのはここの奥さんや
義母・達子が夜中に帰ってきて、冷たい態度
タツコ:ヤエの手伝いをしてちょうだい

父は出張中
タツコがあてがったのは、階段下の物置のような部屋
ユウコ:女中の仕事教えてよ
*
ユウコ:青空さん、こんにちわ!

朝から台所でヤエの手伝いをする
犬キャルに朝ごはんをあげて、部屋の掃除
格言好きな哲五郎が魚を持ってくる
ヤエは後輩のユウコを紹介する

ヒロシ:この宿題やっとけ
ユウコは断り、ケンカに付き合い、カンタンに倒して従わせる
ヒロシ:おめえ、つえーな!

庭でピンポン大会
テルコの婿選びでBFが集まっている
広岡良輔が圧倒的に勝つ
ユウコを見てピンポンに誘う
プロの試合のような白熱戦で周りも引き込まれる

ユウコが勝って面白くないテルコ
タツコは出しゃばるなと注意する
ヒロシ:見たかったな お姉さんのファイト
お姉さんと言われて喜ぶユウコ
*
父・栄一が帰り、ユウコを歓迎する
ユウコが翼で空を飛ぶ空想をする話をすると
ヒロシの空想は家族が仲良くなることだと明かす
タツコはユウコのことでエイイチとケンカする
エイイチ:あの子に罪はない
タツコ:あの子は町子さんにそっくりな顔をしている
ユウコが自分から女中をしたいと言ったと言わせる

フタミから電話がくる
フタミ:幸せかい? なにかあれば訪ねてきたまえ
ユウコ:不幸せ でも青空が見えます
*
父がよこした黒塗りの車に乗って会社に来るユウコ
エレベーター前で広岡がいて映画に誘う
広岡:うちの母に会ってやってください

父はユウコに謝る
父:お父さんの結婚は愛情のない結婚だった
今でもユウコの母を愛していて
手帳に若い頃の写真を挟んでいるのを見せる

夜、銀座を歩く父と娘
ウィンドウに飾ってあるドレスを買う
隣りにいた竹中は女中とエイイチが銀ブラしているのを噂する

父と夕食を食べて、一緒に踊るユウコ
父:お母さんもダンスが上手かった
ユウコ:私、あの家を出て、お母さんを探します
止める父に同情して、もうしばらくいると約束する

広岡の母が来る(あ、東山千栄子さんだ♪
広岡の母:息子が娘さんと結婚を前提にお付き合いしたいと言っている
タツコはテルコだと思って紹介するがユウコのことだと分かる

ユウコ:
私、大好きな人がいる
高校時代の先生
広岡:よくあることです 問題じゃありません

父が帰って、戦々恐々になっている
ユウコの荷物も荒らされて、母の写真がない
テルコを問い詰める
テルコ:お前の母さんと同じどろぼうよ! 出てって!
写真を返す代わりに家を出るとユウコに約束させて写真を破ってしまう

タツコ:
あなたは今も町子さんを愛してらっしゃる
テルコが好きな男性をユウコがとった
あの子が出て行かないなら、私が出て行く

キャルにご飯をあげて、ユウコは家を出て
フタミの勤める美術社を訪ねる
そこの掃除婦をしているのが町子

東中野駅にあるアパートを訪ねる
フタミ:オレはなにも聞かない 注射と女の涙がニガテなんだ
出張で大阪に行くフタミはカギを預けていく
フタミ:青空を忘れるなよ
フタミが描いた町子の絵が部屋に飾ってある
ファッションモデルでフタミの恋人だと言って稲川青子が来る
ユウコがここに泊まるというと止める
ユウコはカギと金を返してくれと頼んで出て行く

ユウコは広岡に電話して母が訪ねてくるから田舎に帰る3000円を貸してほしいと頼む
広岡はお金をあげる
ユウコ:代わりに父が買ってくれた靴を預かってほしい
広岡:僕の目の前で履いてくれると約束するなら
*
田舎に帰るユウコ

伯母:
あんたのお母さんが3日前に会いに来た
ユウコちゃんは東京の両親に引き取られてると話したら
それでいんだと涙を流していた
亡くなった祖母に一生姿を現すなと約束していた
満州で夫と死に別れて、今は東京で暮らしてる
ノブコがフタミを連れて来る
ユウコ:働きながら、お母さんを探します
ノブコの叔母が銀座で働いているから紹介すると約束する

同級生を集めて、フタミと同窓会を開く
フタミと結婚したいとみんな手をあげたがユウコは上げなかった
フタミはガッカリする

喫茶店でフタミがもじもじしてると広岡が来る
母の捜索を手伝うと約束する広岡
写真を見ると会ったことがあるが思い出せないフタミ

フタミは広岡にノブコのキャバレーまで送ってほしいと頼む
フタミ:オレは彼女の恩師だ 彼女が幸せになってくれたらいいんだ

キャバレーでジャズを歌う女性シンガー
♪クレイジーブルース

ノブコ:あたいの2階へ来なさい 遠慮はキライ
ユウコを下働きで雇う

フタミが帰ると、アオコが寝ていて驚く
誤解されるから帰ってくれと頼み、自分から出て行くフタミ
会社に泊まろうとして、カギを開ける町子を見て思い出す
フタミ:
僕は小野くんを教えたんです
会ってやってください
町子は知らないと言って断る
*
ヒロシが兄に教えてもらってユウコを訪ねて来る
ヒロシ:パパ、病気になっちまったぜ
フタミは町子は急に会社を辞めてしまったと広岡に伝える
ユウコは父の見舞いに行きたいが行けないとヒロシに話す

広岡は町子に会い、ユウコが事故に遭ったとウソをついて実母だと分かる
広岡:ユウコさんは毎日泣いてますよ!
広岡はユウコを料亭に連れて来て、町子のいる部屋に入れる
町子:
会いたかったわ
苦労したのも知らず、お母さん本当にバカだった!
ユウコ:産まれて初めてお母さんに抱かれるの
母:放すもんですか!

父は病床でユウコの名前を呼びながら泣いている
ヤエとヒロシはユウコに父の元に行ってくれと頼み、ユウコは父を見舞う


ユウコ:
私、さよならを言いに来た
お母さまと2人で仲良く暮らしていきます
だから私たちのことは忘れて
お父様が誰も本気で愛さないからこうなるのよ
お父様は生ぬるいのよ タツコお母さまを愛してあげて
父:約束するよ
家族みんなにさよならを言って出て行くユウコ
父はタツコに謝ると号泣する
*
広岡とユウコはピクニック
広岡:僕が君の青空だ 青空にさよならだ

出演
小野有子:若尾文子
小野栄一(有子の父):信欣三
小野達子(有子の義母):沢村貞子
小野照子(有子の姉):穂高のり子
小野正治(有子の兄):品川隆二
小野弘志(有子の弟):岩垂幸彦
八重(小野家の女中):ミヤコ蝶々
有子のお婆さん:滝花久子
三村町子(有子の実母):三宅邦子
米川信子(有子の高校での友達):八潮悠子
広岡良輔:川崎敬三 社長の御曹司
広岡静江(良輔の母):東山千栄子
二見桂吉:菅原謙二 美術教師
稲川青子(二見に執着するモデルの女):矢島ひろ子
竹中:田宮二郎
※「好きな俳優・監督」カテゴリー内「若尾文子」に追加します
これまで観た出演作は、どれもドロドロした男女関係ものが多かったけれども
今作はいろいろ問題はあれど、ユウコの明るい性格が1本筋が通っていて
気持ちの明るくなるハッピーエンド
【内容抜粋メモ】
カメラの前で♪蛍の光 を歌う3人の女学生

ユウコ:
東京に行くのが不安
親に邪魔にされてるのかしら?
教師:君のおばあさんが倒れた
祖母:
東京のお母さんはお前の本当のお母さんじゃない
本当のお母さんは三村町子 父の事務員をしていた
結婚して満州へ渡った
教師:
この青空は見ているだけで希望がわく
僕も東京へ行く 友人から誘われている
この青空ともお別れだ あばよー!

電車で上京
青山南町への行き方を聞いてもまともに答えてくれる人がいない

小野家の女中・八重が駅に迎えに来る
タクシーで着いたのはシャレた洋館
弟・弘志はボールを投げつけてユウコを女中だとけなす

2階でジャズを大音量で演奏している兄・正治たち

姉・照子:パパの不潔の証拠よ

ヤエ:一番ややこしいのはここの奥さんや
義母・達子が夜中に帰ってきて、冷たい態度
タツコ:ヤエの手伝いをしてちょうだい

父は出張中
タツコがあてがったのは、階段下の物置のような部屋
ユウコ:女中の仕事教えてよ
*
ユウコ:青空さん、こんにちわ!

朝から台所でヤエの手伝いをする
犬キャルに朝ごはんをあげて、部屋の掃除
格言好きな哲五郎が魚を持ってくる
ヤエは後輩のユウコを紹介する

ヒロシ:この宿題やっとけ
ユウコは断り、ケンカに付き合い、カンタンに倒して従わせる
ヒロシ:おめえ、つえーな!

庭でピンポン大会
テルコの婿選びでBFが集まっている
広岡良輔が圧倒的に勝つ
ユウコを見てピンポンに誘う
プロの試合のような白熱戦で周りも引き込まれる

ユウコが勝って面白くないテルコ
タツコは出しゃばるなと注意する
ヒロシ:見たかったな お姉さんのファイト
お姉さんと言われて喜ぶユウコ
*
父・栄一が帰り、ユウコを歓迎する
ユウコが翼で空を飛ぶ空想をする話をすると
ヒロシの空想は家族が仲良くなることだと明かす
タツコはユウコのことでエイイチとケンカする
エイイチ:あの子に罪はない
タツコ:あの子は町子さんにそっくりな顔をしている
ユウコが自分から女中をしたいと言ったと言わせる

フタミから電話がくる
フタミ:幸せかい? なにかあれば訪ねてきたまえ
ユウコ:不幸せ でも青空が見えます
*
父がよこした黒塗りの車に乗って会社に来るユウコ
エレベーター前で広岡がいて映画に誘う
広岡:うちの母に会ってやってください

父はユウコに謝る
父:お父さんの結婚は愛情のない結婚だった
今でもユウコの母を愛していて
手帳に若い頃の写真を挟んでいるのを見せる

夜、銀座を歩く父と娘
ウィンドウに飾ってあるドレスを買う
隣りにいた竹中は女中とエイイチが銀ブラしているのを噂する

父と夕食を食べて、一緒に踊るユウコ
父:お母さんもダンスが上手かった
ユウコ:私、あの家を出て、お母さんを探します
止める父に同情して、もうしばらくいると約束する

広岡の母が来る(あ、東山千栄子さんだ♪
広岡の母:息子が娘さんと結婚を前提にお付き合いしたいと言っている
タツコはテルコだと思って紹介するがユウコのことだと分かる

ユウコ:
私、大好きな人がいる
高校時代の先生
広岡:よくあることです 問題じゃありません

父が帰って、戦々恐々になっている
ユウコの荷物も荒らされて、母の写真がない
テルコを問い詰める
テルコ:お前の母さんと同じどろぼうよ! 出てって!
写真を返す代わりに家を出るとユウコに約束させて写真を破ってしまう

タツコ:
あなたは今も町子さんを愛してらっしゃる
テルコが好きな男性をユウコがとった
あの子が出て行かないなら、私が出て行く

キャルにご飯をあげて、ユウコは家を出て
フタミの勤める美術社を訪ねる
そこの掃除婦をしているのが町子

東中野駅にあるアパートを訪ねる
フタミ:オレはなにも聞かない 注射と女の涙がニガテなんだ
出張で大阪に行くフタミはカギを預けていく
フタミ:青空を忘れるなよ
フタミが描いた町子の絵が部屋に飾ってある
ファッションモデルでフタミの恋人だと言って稲川青子が来る
ユウコがここに泊まるというと止める
ユウコはカギと金を返してくれと頼んで出て行く

ユウコは広岡に電話して母が訪ねてくるから田舎に帰る3000円を貸してほしいと頼む
広岡はお金をあげる
ユウコ:代わりに父が買ってくれた靴を預かってほしい
広岡:僕の目の前で履いてくれると約束するなら
*
田舎に帰るユウコ

伯母:
あんたのお母さんが3日前に会いに来た
ユウコちゃんは東京の両親に引き取られてると話したら
それでいんだと涙を流していた
亡くなった祖母に一生姿を現すなと約束していた
満州で夫と死に別れて、今は東京で暮らしてる
ノブコがフタミを連れて来る
ユウコ:働きながら、お母さんを探します
ノブコの叔母が銀座で働いているから紹介すると約束する

同級生を集めて、フタミと同窓会を開く
フタミと結婚したいとみんな手をあげたがユウコは上げなかった
フタミはガッカリする

喫茶店でフタミがもじもじしてると広岡が来る
母の捜索を手伝うと約束する広岡
写真を見ると会ったことがあるが思い出せないフタミ

フタミは広岡にノブコのキャバレーまで送ってほしいと頼む
フタミ:オレは彼女の恩師だ 彼女が幸せになってくれたらいいんだ

キャバレーでジャズを歌う女性シンガー
♪クレイジーブルース

ノブコ:あたいの2階へ来なさい 遠慮はキライ
ユウコを下働きで雇う

フタミが帰ると、アオコが寝ていて驚く
誤解されるから帰ってくれと頼み、自分から出て行くフタミ
会社に泊まろうとして、カギを開ける町子を見て思い出す
フタミ:
僕は小野くんを教えたんです
会ってやってください
町子は知らないと言って断る
*
ヒロシが兄に教えてもらってユウコを訪ねて来る
ヒロシ:パパ、病気になっちまったぜ
フタミは町子は急に会社を辞めてしまったと広岡に伝える
ユウコは父の見舞いに行きたいが行けないとヒロシに話す

広岡は町子に会い、ユウコが事故に遭ったとウソをついて実母だと分かる
広岡:ユウコさんは毎日泣いてますよ!
広岡はユウコを料亭に連れて来て、町子のいる部屋に入れる
町子:
会いたかったわ
苦労したのも知らず、お母さん本当にバカだった!
ユウコ:産まれて初めてお母さんに抱かれるの
母:放すもんですか!

父は病床でユウコの名前を呼びながら泣いている
ヤエとヒロシはユウコに父の元に行ってくれと頼み、ユウコは父を見舞う


ユウコ:
私、さよならを言いに来た
お母さまと2人で仲良く暮らしていきます
だから私たちのことは忘れて
お父様が誰も本気で愛さないからこうなるのよ
お父様は生ぬるいのよ タツコお母さまを愛してあげて
父:約束するよ
家族みんなにさよならを言って出て行くユウコ
父はタツコに謝ると号泣する
*
広岡とユウコはピクニック
広岡:僕が君の青空だ 青空にさよならだ
