『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

雲の徒然なるままに!

2010年11月18日 | 雲の日記


労働者派遣法改正案(製造業の禁止)の成立を目指そう!

       消費税増税反対!

       法人税減税反対!




 皆さーん、おはようございま~す^^     

今日は久しぶりに『雲の徒然なるままに』というタイトルで私=雲の感じることを
書いてみたいと思います。

まずは..私が生きる今の社会から..

大人社会も子供社会も『いじめ』が酷くなっています。社会問題になってから久し
いにも関らず、具体的な解決策が見出せないまま大人も子供も犠牲になっている。

先日、友人が遊びに来ました。遠くに住んでいる為、我が家に来るには一日がかり
になります。それでも来る時は、何か心に引っかかることがあるときが多いです。

今回もそうでした。友人の場合、本人は“どんな状況”でも足掻きに足掻いて抜け
出せる強い性格なのですが..こと子供のことになると悩んでしまうようです。

今回も子供の悩みのようでした。(勿論、その件で来たとは言いませんが..^^)

悩みの内容は、ズバリ『いじめ』です。友人の子供が苛められているらしい。
聞けば..些細なことなのですが周囲から孤立してしまい、先生もカバーしてくれ

ないようです。先生が一緒になって苛めている訳ではないですが、教室の雰囲気が
悪いのは友人の子供に問題があるからだと言っている。自分の所為ではないと言う
ことなのでしょうね。

こんな時、先生が調整役にならなくて誰が調整役になれるのだろうか?と私は思う。 
先生が友人に言うのは、『あなたのお子さんの方に問題がある』と言うことらしい。

幸いなことに、子供の方から母親である友人に相談しているので大事には至らずに
済んでいるが.. 友人も(可哀想に)悩んでいる。私には、些細なことを大袈裟に

している先生の方こそ“もっと仕事しなさい!”と言いたいのですが..自分も被害
者になっているようで頼りにならない。それとも苛められる側に味方すれば、自分

も苛められると思っているのだろうか? 最近の苛めは『先生にも及ぶ』と何かで
読んだことがあります。そんな虐めで最悪の結果になった事件が記事になっていた。

(引用始まり)
『自殺小6「一人給食」訴え、校長と担任認識』
群馬県桐生市の市立新里(にいさと)東小6年生、上村明子さん(12)が自殺した
問題で、明子さんが自殺2日前「一人で給食を食べている」と訴えたことは岸洋一
校長と担任に伝えられていた
ことが、市教委への取材でわかった。

明子さんは翌日は欠席し、学校側は「連絡はつかなかった」としている。

学校がいじめを認めた報告では担任以外の教諭が10月21日、明子さんが泣きな
がら訴えていたことを聞いていた。その後の対応は明らかになっていなかった。

市教委によると、教諭は明子さんの訴えを校長と担任に伝えた。担任は同22日、
授業と同じ席で給食を食べるようにしたことを伝えようと、自宅訪問や電話をした
が、不在で連絡が取れなかったという。明子さんは翌23日に自殺した。
(引用終わり) (11月18日 読売新聞)


記事の後半は、何とか責任を軽くしようとしている『言い訳』にしか取れないが..
ただの“苛めによる12歳の少女の自殺”と片付けるには、この事件には多くの問題

が含まれていると私は思います。人生のスタートラインに立ったばかりのこの少女
を助けることは出来なかったのだろうか? 『イジメ』が社会問題になって久しい
のに、大人たちは何をやっていたのだろうか?

11月18日の読売新聞の上記記事の前には、こんな報道がされていた。

10月26日:産経新聞
桐生市立新里東小の6年生の女児(12)が自宅で首つり自殺を図って死亡していた
ことが25日、学校側の記者会見で明らかになった。学校側によると、女児は1人
で給食を食べるなど、クラス内で孤立していたが、岸洋一校長は「良くない状態だっ
たが、いじめとは認識しなかった」と説明している

大間々署や学校側によると、女児は23日、自宅で首をつった状態で死亡している
のが見つかった。遺書はなかったが、同署は状況から自殺と判断した。
女児は運動会後の9月中旬から、1人で給食を食べることが多くなり、学校を休む
ことが目立つようになった。21日の校外学習の際には出席したが、同級生から
「こんなときだけ来るのか」と言われたという。

11月 6日:産経新聞
『「いじめ、なかったと言えず」 小6自殺で校長が漏らす 群馬』
桐生市立新里東小6年の上村明子さん(12)が自殺した問題で、同小の岸洋一校長
が「(上村さんに対する)いじめがなかったとは言い切れない」
と市関係者に漏ら
していたことが5日分かった。岸校長は公の場では一貫して、いじめの存在を否定
してきた。市教育委員会は8日に公開で開く臨時会を通じ、いじめの存否を判断す
るが、岸校長のこうした言動が影響を与えそうだ。
...
また、給食時に担任教諭がクラスで不在になるケースが多く、上村さんの状況把握
が遅れた。さらにクラスは教諭が児童をコントロールできない学級崩壊状態で、
市関係者は「(上村さんの)孤立に拍車がかかった」と分析している。

11月11日:産経新聞
群馬県桐生市の市立新里東小6年、上村明子さん=当時(12)=が自殺し、後に
なって学校側がいじめがあったことを確認した問題で、同小学校が自殺1カ月前に
文部科学省から依頼されたいじめ調査を実施していなかった
ことが10日分かった。
調査を実施していれば、事前に明子さんへのいじめを把握できた可能性もあり、
文科省では「自殺を防げたかもしれない」としている。


これらの記事から見えてくることは、
1.クラスにイジメがあり
2.そのクラスは、担任教師によるコントロールが出来ない学級崩壊状態
3.担任以外の教諭が10月21日(自殺は23日)、明子さんが泣きながら訴え
  ていたことを聞いている。
4.事件後、イジメを隠そうとした。

今までの事件と何も変わっていない。 今までの事件で犠牲になった人達の教訓が
何も生かされていない。教育現場は一体..どうなってしまったのか?

この事件も少女の自殺がなければ(学校関係者の都合で)表には出ずに一人の少女
の(イジメを受けたという)心の傷だけで終わることになっただろう!!

そして多くのイジメは、問題にもされず、改善もされず、無かったことにされて..
犠牲者の『やられ損』で終わるケースが殆どなのだろう!! 

大人のイジメ.. 子供のイジメ.. 

集団のイジメは、良心の呵責にも合わずにストレス解消にでもなるのだろうか??
私のblogを見ている人の中にも自分のしていることが(記事内容と同じ)イジメと

さえ認識していない人がいるのでしょうね。そのくらい、今の日本のイジメは普通
になっているからです。イジメる側は、自分のしていることがイジメだとは思って

いない。『相手が悪い!』くらいに思ってイジメているのです。そうでなければ..
これだけ多くのイジメが存在するはずが無いだろう!!

他人がどうだろうと自分に具体的被害が来ない限り..放って置いたらどうですか?


イジメを止めませんか??