人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

すべてを主に

2019-06-26 12:12:41 | 独語
神とは神聖なもの...
神に近づくには、体を清め、心を正し...いや、体も心も虚しくしなければならないだろうか?
神に悖る思いは無くさなければ、神は善しとされないだろうか?
一体自分自身の中に、この世界のどこに神聖なものを見い出されるのだろう...
この罪なものすべてから目を背け、身を遠ざけなければならないだろうか?
主よi み下に近づかん...

主よi あなたはいずこに...
清さを保つべく、信仰、修行をいくら重ね続けても...
少しもあなたのみ光が"とおってくる"感じがしてこない...
あなたが臨んでくる感じがしてこない...
信仰や修行だけが一人歩きしているよう...
一体何があなたのみ光を遮り、遠ざけているのだろう...

とおらない...遮っている...
壁がある!
善と悪、聖と俗、こちらとあちら...
分けられないものが分かたれる...分からないものが分かったことになる...
微動だに動かない壁が...
主よ、壁がありましたi
この壁は...主よ、あなたは...
私には分からないi...
私は本当には...あなたのことは何も分かってはいなかったi
あなたには何も遮るものとてなかったi
あなたから離れた、離さなければならない何かがあると思っていた...
罪な私、至らない私、罪な、堕落した、滅びるべき世界...
この壁だけは...私のものだった...

見えない壁が見えてきた...
風通しがよくなった...それをこぼたんとしなくとも...
我が身を、思いをどうとかしなくとも...
風は自ずと吹き、日はまた上る...
このポンコツにしか見えない体、ロクなことしか頭にない思い、バカバカしい世の中...
とおらないもの、受け入れられないものは何も無い...
見よi すべては、そう信じられた、思われたものでは無いi
すべては主のものなのだから...
コメント
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