人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

イヤーな予感

2017-08-16 18:41:40 | 雑記
山中が負けたi

こういう日というのは、必ず来るものとはいえ...あんな結末になろうとはi
それにしても一時代を築いた名ボクサーが王座を陥落する時は、何でいつもメッタ打ちにあってしまうのでしょうか?
36年前の具志堅用高、7年前の長谷川穂積の最初の陥落、昨年の内山高志...昨日テレビ観戦してて、これらのシーンがオーバーラップしてきました。(渡辺二郎?...居たねえ...彼の場合は、惜敗でしたが、王座でない何かをも失ってしまったようです)
しかし、一度もダウンも、レフェリーのカウントもありません。山中も深いダメージを負っているようには見えなかったが...
"セコンドのタオル投入は早すぎた、暴走したi"という議論も起きてるようです。
いや、それはあったにせよ...途中までは、有効な作戦を伺わせたのに、何故クリンチしない?
挑戦者のネリーは、過去の挑戦者の中では、ダルチニアンに似たスタイルと言えます。
後者の方がずっとワイルドで、突拍子のないところからパンチが飛んでくる...山中はフットワークを使い、闘牛士のように、この猛牛をあしらっていましたが、天性の勘なのか、防御の上手さに私は舌を巻いたものです。
ネリーは、もっと"見えやすい"ように素人目ながらも私には映りましたが...
その防御面が最近は影を潜め、不用意に被弾を許してしまうのが気になっていました。
しかし、山中ももう34歳...動体視力、反射神経、足腰の衰えがあって当たり前だったのです。
ある外国のトレーナーはこんなことを言ってました。
「ディフェンスというものは、年齢とともに衰える。本当に防御の上手いボクサーとは、その技術を身に付けているのだ」
古くは"アンタッチャブル(触れることの出来ない)".ニコリーノ.ローチェ、パーネル.ウイテカー、最近ではフロイド.メイウエザーなどがこれに当てはまるでしょう。
身体能力の衰えをカバーするには、技術をも一度磨くか、老獪さを身に付けることでしょう。
老獪さ、セコさ...ああ...何でクリンチしない...
ああいう選手は、相手のツボを作らなければいいのです。そうしないとカサになって畳み掛けてきます。
一発、一発は大したことなくても、どんどん積み重なると、いつの間にかがんじがらめの相手の蜘蛛の巣にハマってしまうのです。
密着するか、離れればいいんですが、足が使えなければ、ピタッと密着すればいい...
相手の攻撃に飛び込んでいくようで、勇気がいるかもしれませんが...
そうして相手の攻撃を耐えながら、好機を伺い、一瞬の隙をついてとっておきの神の左を見舞う...と。
つらいのは、どんどん重なるものだけど、解放されるのは一瞬のこと...
(何の話?...ボクシングに決まってまんがなi)
こういうことが、そっくりそのまま裏表で相手にも当てはるんだから、ボクシングはコワイですね。隙があったんだと思います。
強敵モレノを倒し、ここんとこKO勝利に拘っていたのでは?
初回から狙っているところが伺えてイヤーな予感がしてました。
我が国のボクシング界にも新しい名ボクサー候補も表れ、流れも来ている...
今日は記者会見で敗戦に納得出来ない様子も伺われました。
内山のことがダブります。
昨日は本来予定があって、生でテレビ観戦出来なかったはずだったのです。("観なきゃよかった"ってこと何度あったことか...しかし、観なきゃならないのがサガってもんです)
10日位前に前に急に変更になったのです。その頃から何だか真夏っぽい天候が一変して雨模様に...
イヤーな予感がしてたんですってi





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする