畑では夏野菜が採れだした。
夏野菜の代表のようなキュウリは、
見事に育って今のところ食べ放題。
品種も何種類か違うものを植えている。
毎日ぬか漬けにしたり酢の物にしたりと大活躍!
もちろん無農薬で栽培しているので安心の食材。
キュウリは身近な野菜で一年中出回っているので、
普段は気にもとめない存在ですが・・・。
数年前の夏、高知に仕事で出かけていた時、
買おうと思っていたキュウリが全く手に入らなかった。
大きな台風の後で地元の畑のキュウリは風でみなぶっ飛んだのだった。
高知県は野菜の自給率は高い。
なので県外からはあまり仕入れていなかったのだろう。
たまに見つけるととんでもない高値のキュウリ、一本250円。
テヤンデェ、そんなもの食えるか!と心の中でなぜか大阪弁となる。
それまでキュウリを特別意識したこともなかったが、
キュウリが手に入らないことがわかると
あのキュウリ独特の香り、歯ざわりと味わいがイヤに恋しくなった。
自分がキュウリ好きだったのだとこの時に知ったのである。
目の前にキュウリを並べるとうれしくなる。
さて、今度はどんなふうに食そうか。