真生丸は12名乗りの遊漁船ですが、
今年は遊漁での太刀魚狙いを中止します。
真生丸は遊漁での太刀魚釣りは予約を受け付けません。
太刀魚漁は、真生丸の初代船長(親父)から習いました。
親父は30年前から読谷村都屋漁港の沖で太刀魚漁をしてました。
その頃は1日に50kg~80kgの釣果でした。
釣っても又釣れる、いくらでも釣れる、そんな時代も有ったのです。
で
30年前から比較すると、年々太刀魚漁の釣果が落ちてます。
近年は釣れる時期なのに釣れない日が多くなりました。
しかし、太刀魚漁は漁師には魅力的な仕事なのです。
今でも読谷村都屋漁港の数隻の船は時期になると太刀魚漁で出港します。
太刀魚漁のポイントは読谷村都屋漁港から30分の距離です。
近くに漁場があるので、船の維持費と経費を差し引いても魅力的で利益になるのです。
どの魚にも言える事なのですが、30年前と比較すると釣果は落ちました。
太刀魚も例外ではないのです、「釣果が落ちた」は漁師の口癖となりました。
真生丸の太刀魚漁の漁場も彼らと同じ港から近場の漁場です。
港から近く、狭いエリアで同じく太刀魚漁をするのです。
釣果の悪くなった時期に「釣れない」「釣果が悪い」と漁をしている仲間を
横目で遊漁での太刀魚狙いは真生丸の船長として良い気持ちではないのです。
真生丸は年中無休で遊漁を受け付けてます、太刀魚狙いの遊漁は中止しましたが
釣り予約が有れば、年中無休で出港してます(大雨や悪天候は出港しません)
予約が無くて、天気が良ければ、太刀魚漁に出ます。
漁で太刀魚を狙うのは漁師として当然の事なのです。
その場合は、仲間の漁師と張り合いながら気兼ねなく太刀魚漁が出来ます。
近年 太刀魚の釣果は悪いのです、釣果は確実に落ちました。
毎年 真生丸は1日だけで100kg釣れる日があります。
昨年も1日で120kgを釣りました、しかし、1年間で1日だけなのです。
その他の日は、30kg~50kgの釣果なのです。
毎月1回だけでも1日100kgを釣る日があれば、年間5日の100kg超えとなるのですが
釣果の落ちた近年では夢の様は話なのです。
最近 真生丸は島カツオ(エチオピア)を狙って釣ります、
島カツオの水深は400mですが、太刀魚釣りのポイントとは遠く離れており
漁師の邪魔にもならない漁場なのです。
島カツオ狙いの遊漁の予約は受け付ける予定です。
深海の魚は癖が無くて美味です、島カツオは誰も釣ってなく
しばらくは安定した漁が釣れるでしょう
真生丸は先日50kgの島カツオを釣ってきました。
その後も、数回出港して毎回島カツオが釣れてます。
沖縄県の旅行に真生丸の深海釣り 島カツオ狙いで乗船してはいかがでしょうか。
港から40分のポイントです、半日コースでも出港可能です。
真生丸のホームページは ここから