時系列で内容が書かれているわけではありません。ご了承下さい。

福星寺

2012-05-17 09:07:44 | 私の生活(その1)
先月の記事ですが、お付き合いください。

来年の参考のために・・・・・4月10日の出来事です。

地元の情報誌に、千葉県の桜の名所という記事が載っていました。

その中に気になる名前が・・・・・・・。
福星寺のしだれ桜

星・・・・シンガポールを漢字で書くとこうなります。

以前から、行ってみたいと思っていたのです。

このお寺の名前・・・・知っていたのですが、なぜか福勝寺だと思っていました。

なんだか、行かなくちゃって勝手に感じて・・・・・・
今、行かなくて、いつ行くの?!!って思ってしまって・・・・・

しだれ桜の美しい時期は短いので・・・・お友達を誘う暇もなく・・・・

一人で行ってきました。

最寄の駅から、バスに乗って・・・・・・。

いつもは、ご近所のお年寄りぐらいしか乗らないバスが、リュックをしょった中高年が・・・・

でも、ちょっと不安なので、運転手さんに行き先を確認して乗り込みました。

ついたところは、







なんだか、懐かしい風景です。

境内は、本当に静かでした。



普段は、本当にひっそりしているのでしょう・・・・・・・。

境内に見事なしだれ桜





それでは、ここでしだれ桜について・・・・・・
福星寺しだれ桜は、「お手かけの桜」と檀家の人たちから
呼ばれていたそうです。

なぜかというと・・・・・・・・・
元和元年(1615年)11月に徳川家康公が江戸から東金方面に鷹狩りに来たときに
金光院(福星寺の親寺)へ立寄りました。

本堂の前のしだれ桜を見て「これは珍しい桜だ」といわれ
ことのほか讃られ 
しばしの間 この桜の木に手をかけられたことに由来するそうです。

縁起をかついだ福星寺は、金光院のしだれ桜を株分けして頂き、
創建を記念して本堂の前に植えられたとのことです。

しだれ桜は樹齢約380年余りで、周囲3.3メートル、樹高14メートル





幹の形が、美しいです。
幹は、力強い感じ・・・・・・・。
そして、花は・・・・・・。



ソメイヨシノとは違って、この桜は、可憐な感じがします。





真言宗豊山派福星寺は

四方を土塁と空堀に囲まれた中世の城址でもあるそうです。

城跡といっても・・・・・なんだかピンと来ないのですが・・・・・・
しだれ桜を一人で静かに眺めていると
昔の人たちの声が、聞こえてきそうです。

一緒にバスに乗ってきた、素敵奥様4人組のかたが・・・・・・・
もっと公園みたいになっていて、素敵なところかと思ったわ
なんだかがっかりね。。。。。。って
言っていました。

確かに・・・・・・トイレは、仮説トイレだし
お茶するようなところもないけれど・・・・・・・

素敵なしだれ桜でした。