Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

拉致再調査なら人道支援検討・・・外務省

2007-08-31 | 拉致・北朝鮮問題
安倍政権 綱渡り外交

8月17日10時1分配信 日刊ゲンダイ

 北朝鮮が歴史的な豪雨に襲われている。「1967年の大洪水に匹敵する降水量」と分析する気象専門家もいるという。すでに農地の流失や道路の寸断といった被害が出ていて、これが農作物の収穫に影響が出るのは確実。もともと厳しい北朝鮮の食糧事情がさらに悪化しそうだ。
「数百万人が餓死したといわれる96、97年の再来になるかもしれません。大雨、洪水の被害は深刻で、北朝鮮は関係各国に食糧などの援助を求めることになるでしょう。その結果、日本はとことん外交的に孤立していく危険性があります」
 こう言うのは、コリア・レポート編集長の辺真一氏だ。
 北への強硬姿勢をバネに政権を手に入れた安倍首相と違って、国際社会は「ならず者国家」に寛容だ。核施設の無能力化など「次の段階」を履行する前にもかかわらず、韓国に次いで中国まで5万トンの重油支援に乗り出そうとしている。「支援の輪」が広がる中で発生した大洪水に対しても、各国が食糧支援を実施するのは間違いない。
 それでも安倍が支援を拒否すれば、日本は窮地に追い込まれる。
「これまでの日本政府の作戦は、北朝鮮が食糧難に陥り、助けを求めてきたら、拉致問題の再調査と引き換えで援助するというものでした。安倍政権は、小泉首相が再訪朝で約束した25万トンの食糧支援のうち半分を経済制裁でストップさせた。この12万5000トンを切り札に、北朝鮮から拉致問題での譲歩を引き出す狙いだったのです。しかし、この大洪水で各国が食糧支援をしたら、日本の出番はなくなり、拉致問題進展も遠のくばかりです。“お願いだから支援させて下さい”と頭を下げるコッケイな姿になりますよ」(辺真一氏=前出)
 改憲論議はもちろん、集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈の変更もできない今、北との対決は最後に残った安倍カラー。
 それを残しながら孤立を避ける綱渡りに失敗すれば、安倍は素直に看板を下ろし店じまいするしかない。

最終更新:8月17日10時1分
日刊ゲンダイ


 8月17日に「北朝鮮が歴史的な豪雨に襲われている」という記事↑が出ていました。

 その記事の中で、コリア・レポート編集長の辺真一氏が、「数百万人が餓死したといわれる96、97年の再来になるかもしれません。大雨、洪水の被害は深刻で、北朝鮮は関係各国に食糧などの援助を求めることになるでしょう。その結果、日本はとことん外交的に孤立していく危険性があります」「この大洪水で各国が食糧支援をしたら、日本の出番はなくなり、拉致問題進展も遠のくばかりです。“お願いだから支援させて下さい”と頭を下げるコッケイな姿になりますよ」と述べていました。

 どうして、各国が食糧支援をしたら日本はとことん孤立していくのか私には分かりませんが、こうした辺真一氏のような見方が外務省では、支配的になってきたようです。↓

拉致再調査なら人道支援検討

8月30日8時0分配信 産経新聞

 外務省は29日、北朝鮮が拉致問題で前向きな対応を示した場合、豪雨による水害被害への人道支援を行う方向で検討に入った。9月5、6の両日にモンゴルで開かれる6カ国協議の日朝国交正常化作業部会で、拉致問題の進展を促す狙いがある。町村信孝外相は29日の臨時閣議後の記者会見で、人道支援について「やるか、やらないかを含めて考えている」と北朝鮮側の出方を見極める考えを示した。外務省内では、北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束することなどを条件とする案が浮上している。


 日本政府は「北朝鮮が再調査を約束しさえすれば、支援を行う」という水準まで、支援のハードルを下げようとしています。

 拉致問題の解決にとって「再調査」が「百害あって一利なし」であることはすでに多くの識者が指摘しているのに・・・。安倍首相だって、以前「北朝鮮は拉致被害者がどこにいるかすべて把握している。調査の必要は無い」と言ってましたがどうしたのでしょう。某拉致掲示板に「坂道を転がり始めた安倍政権」 とありましたが、まさしくその通りですね。

まさか・・・、

北朝鮮「再調査開始」&日本「人道支援」

北朝鮮「以前拉致した日本人を1、2名発見」と発表する

日本「拉致事件、終結宣言」

日朝「国交正常化」

というような出来レースを始めようとしているのではないでしょうね。


music8.30 プレイヤー / ベイビー・カム・バック

2007-08-30 | music
プレイヤー / ベイビー・カム・バック

■Player - Baby Come Back
youtube ♪(音声あり) 




■プレイヤー Player
この「ベイビー・カム・バック」がヒットした1977年から1978年にかけて、アメリカのヒットチャートはディスコとAORという二つのブームに席捲されていた。

AORとは、Adult Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック(アダルトといっても、すけべな意味ではない))、またはAlbum Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)の略であり、音楽のジャンルの一つである。

日本においては、前者の“大人向けのロック”の意味で使われる場合が多く、プレイヤーもその範疇にはいる。

このバンドの結成は、ハリウッドで毎晩のように行われていたパーティがその舞台となっている。ここでピーター・ベケット(リバプール出身)、ジョン・チャールズ・クローリー3世(出身はテキサス)が出会い、セッションを行ってみるといい感じだったことから一緒に音楽をやろうという話が持ち上がる。ここにロン・モスとジョン・フリーセンが加わり、プレイヤーとしてデビューを果たす。


■ベイビー・カム・バック Baby Come Back 1977年
本人達はアルバムを録音していた時には、手応えを感じていたようで、ベケットは「テープに収めた段階で、「ベイビー・カム・バック」はヒットすると思ってた」と話している。

その予感の通り、この曲は1977年11月19日付のチャートでTop40に飛び込んでくると、38位→17位→13位→11位→8位→6位→年末休→2位とランキングを駆け上がり、ビージーズの「愛はきらめきの中に」を抜き去って、デビュー曲で全米1位獲得という栄光を彼らにもたらすことになるのである。また、「サタディ・ナイト・フィーバー」ブームでビージーズがチャートを席捲し、この世の春を謳歌していたRSOレコードは、プレイヤーでも1位をマークした結果、なんと同一レコード会社が21週間も1位を独占するというとんでもない記録を樹立することになるのである。

■歌詞・訳詞(一部)
Spending all my nights, all my money going out on the town
Doing anything just to get you off of my mind
But when the morning comes, I'm right back where I started again
Trying to forget you is just a waste of time

巡り来る夜と持ちうる金を全て費やし、街に繰り出そうとしている
この胸から君の思い出を拭い去る為なら、何だってしよう
でも、夜が明ければ、また全ては元に戻り、僕は1からやり直すハメになる
君を忘れようとするなんて、ただ時間を無駄にしているだけのこと

Baby come back, any kind of fool could see
There was something in everything about you
Baby come back, you can blame it all on me
I was wrong, and I just can't live without you

戻って来て欲しいんだ、どんなバカだってわかるはずだよ
目に映った物全てが、君に関わる何かに見えてしまうから
戻って来て欲しいんだ、全てを僕のせいにしたって構わない
間違っていたのは僕なんだ、君なしでは生きてさえいけないんだよ

<対訳>多々野親父さん

(参考)洋楽雑記帖 <1978年>Baby Come Back/Playerより


愛する人が去った後の、空しい日々。思うは後悔ばかり・・・。
去って行った人に、恥もなくプライドも捨てて、ただただ「帰ってきておくれ(Baby come back)」と嘆願する内容の曲です。
身につまされますなあ。
曲調も哀愁が漂ってます。


「旧宮家復籍キャンペーン疑惑」のその後

2007-08-24 | その他
 最近は、「旧宮家復籍キャンペーン」で検索してくる人が多いようですね。

 この件に関しては、私は寄付をしたわけでもなく、キャンペーンに賛同したわけでもない、ただの第三者で、当事者の方々を差し置いて、あれこれ論評を行うのはなるべく控えるのが望ましいと判断しています。

 ということで、今回は、状況報告だけにとどめます。

1.「Let's Blow! 毒吐き@てっく」は「またオオニシだ!」(8月8日)というエントリー以降、更新が途絶えています。

2.「或る浪人の手記」の「てっく氏より、コメントを頂きました。 」で、Authorの浪人さんが、「てっく氏本人と思われる方からコメントを頂きましたので、エントリーとして上げたいと思います」と コメントを紹介されています。(8月23日)



ティー・ブレイク 8.24

2007-08-24 | ティー・ブレイク
■ポートレート 関 めぐみ



関 めぐみ(せき めぐみ、1985年9月8日 - )は、日本の女優。

神奈川県出身。多摩大学目黒高等学校卒業。スターダストプロモーション所属。身長169.8cm。おとめ座のB型。

イチゴが好きで、毎日食べている。オレンジレンジの大ファンである。

2004年4月 - 『爽健美茶 緑茶ブレンド』のCMでデビュー。

ライフ(2007年6月30日 - 、フジテレビ) - 羽鳥未来 役

・・・ライフでは、壮絶ないじめに遭う主人公のたった一人の親友の役。

 どこかで見た顔だと思っていたら、「笑う大天使(ミカエル)(2006年7月15日公開)の(三馬鹿?)トリオの一人(斎木和音 役)だったんだね。

        ↓一番背の高いのが関めぐみ



○映画「笑う大天使」

 ちなみに、「笑う大天使(ミカエル)」は、日清食品のコマーシャル色が出過ぎ。主人公が無類のカップヌードル好きで、学校内で「カップヌードル」の普及にいそしむというエピソードは、やり過ぎ。映画全体が日清食品の宣伝みたい。(注 「カップヌードル」だったか、「チキンラーメン」だったかは、正確には思い出せない。)

 「おそらく、出演者たちにとって、(この映画に出たのは)黒歴史だろうなぁ。」とは、この映画を見た人の声。


■画像1 「さぁ,行くぞ!!」「よっしゃ!!」「Zzz…」




■画像2 エサちゃいますやん、氷ですよ




■画像3 湖畔の街


■画像4 ヤドカリだnya


■ネットの話題1 「パルナスの歌」がCDに収録、初めて発売へ

 ♪ぐっとかみしめてごらん ママのあたたかい心が お口の中にしみとおるよ……

 関西の人の耳に今も残るちょっと悲しげなロシア民謡調のメロディー「パルナスの歌」がCDに収録され、初めて発売されることになった。大阪府豊中市にあった洋菓子会社「パルナス製菓」のCMソングとして作られたが、同社が02年に廃業したため幻の歌となっていた。

 曲は、1958年から関西圏の日曜午前のアニメ番組の合間などで、赤ちゃんの顔や影絵が映しだされるCMのバックで流れていた。歌っていたのは中村メイコさんとボニージャックス。子ども時代を関西で過ごした一定の年齢以上の人にとって、忘れられないメロディーだ。同製菓は47年に創業。関西に200を超す店舗を展開し、ピロシキやロシアのパン、ケーキなどを販売したが、00年に営業を終了。02年に会社の清算を終えた。


 子供のころ、夏休みの午前中、毎日のように聞いてましたよ、「パルナスの歌」。大阪ローカルだということは最近まで知りませんでした。

○youtubeにありました。↓
「パルナス」


■ネットの話題2 「小島よしお」海外で異常人気 「ユーチューブ」で第5位

人気赤丸急上昇中のお笑いタレント小島よしおさんが、なぜか海外でも大人気らしい。「ユーチューブ」にアップされた動画で、2007年5月の週間再生ランキングが世界で第5位。07年8月21日の「Today」ランキングを見ると、20時時点でトップ10の5位と6位に2本もランクインしている。この異常な人気はどうしてなのか。
「海パン王子」に「誰なんだこいつは?」

07年7月31日放送のフジテレビ系お笑い番組「爆笑レッドカーペット」。小島さんの演技が終了した後、アナウンサーの中村仁美さんが、ユーチューブにアップされた小島さんの映像が、

「週間再生ランキングの世界5位に入ったんです」

と紹介した。司会の今田耕司さんは驚いて、

「全世界の人が『誰なんだこいつは?』と!」

と絶句した。「小島よしお」をユーチューブで検索すると、07年8月21日現在で93の映像がみつかり、再生数では1本で165万を超えるものもある。


○小島よしおの芸↓(youtubeより)

 エクササイズ そんなの関係ねぇ! - 小島よしお

 エクササイズに小島よしおの芸を取り入れるとこうなる? 飯島直子や、工藤静香までやらされているのはちょっとかわいそう。・・・でも、「そんなの関係ない」?


自民党大敗はネガキャンのせい?

2007-08-22 | 政治
 今回の参院選の結果について、「安倍首相に対するネガキャンが功を奏したのであって、改革路線などの政策に対する批判などではない」というような負け惜しみとしか聞こえないような言い訳をしているマンセー族が多いですね。

 もしそうだとしたら、先の郵政選挙も、小泉純一郎のアホな「ガリレオ発言」を感動的に放送した、マスコミ総出の小泉礼賛キャンペーンが功を奏しただけのことであって、改革に対する支持などではないという分析もできるわけですが・・・。

 郵政選挙の結果を捉えて、「ネットの普及などにより国民の政治意識が向上したのだ」と手放しで喜んでいた連中が、今度は、「ネットはマスコミに負けた。マスコミのネガキャンに乗る国民はアホだ」と言うとはね。「政治意識の向上した」国民が、たった二年で、一挙に愚民化したなどと分析する方がアホだと思うけど・・・。

 マンセー族ときたら、「マスコミ=反政府」という思い込みが強すぎです。郵政民営化法案については、朝日から産経までマスコミの全てが賛成していたという事実を忘れているようです。マスコミは、参院選では確かに安倍政権を叩きまくっていましたが、郵政選挙では、むしろ抵抗勢力と言われる勢力をさんざん叩いていましたよ。(結果的には、マスコミが叩いていた勢力が負けたという分析もなりたつわけで、「マスコミの力は偉大だ」となるのも知れません。)

 マスコミというのは結局叩きやすい方を、あるいは叩いた方が面白い方を、叩くだけのことでしかないのでしょう。安倍政権は、自らマスコミに叩かれるような不手際を次から次に提供しました。マスコミはこうした「旨そうな餌」に次々に食いついたに過ぎないのではないですか。(下手に食いつくと「危険な餌」は、彼らの自慢の嗅覚で用心深く避けるのは勿論ですが。)

 国民の方も、マスコミの論調に対して、納得したり反発したりを自分の判断で行っているわけで、マスコミの論調に無批判に引きずられているわけではありません。

 初めの話に戻りますが、政府の政策を支持するものが、負けたときに「政策に対する批判ではない。ネガキャンのせいだ。ネガキャンにやられた国民はアホだ」とし、勝ったときに「政策が支持されたのだ。支持した国民は賢明だ」などと言を左右にするような恥ずかしいまねはやめなさいよ。

 結局、「自分と同じ考えをする国民は賢明で、自分と異なる考えをする国民は馬鹿だ」と言いたいわけだね。今回のネガキャン批判にしても、「一般の愚民どもとは違って、マスコミのネガキャンに屈せず、政府の政策を支持し続けた自分はなんて賢いのだろう」という自慢がしたいだけなんじゃないの。


「国のために命を捨てた人々」への思いはないのか

2007-08-15 | 歴史認識
某ブログより、

戦後のさまざまな後遺症によって苦しむ人たちにとって、60年が過ぎてもまだ「戦争」は終わっていない。そして靖国を戦争賛美に利用しようとする人がいる限り、私的であれ、公式であれ、首相の参拝をお玉は認められない。


 「靖国を戦争賛美に利用しようとする人」っていったい誰のことだろうね。そんな人たちって本当にいるのだろうか。

 靖国を参拝する人たちは、戦争で国のために死地に赴き命を失った人たちの行いに感謝し、その魂を慰めるために参拝しているのだと思います。

 そもそも、国の命令で召集に応じ命を落とした人たちを、国のトップが慰霊するのは当然のことで、この辺を疎かにするような国は早晩滅びるしかないでしょう。一部の人たちの「国のために戦うことは悪いこと、あるいは愚かなこと」というような発言は、「国を軽んじなさい」という侮国の勧めでしかありません。

 いるかいないかわからないような「靖国を戦争賛美に利用しようとする人」を憎むあまり、国のために命を捨てた人々への感謝を忘れ、「首相の参拝をお玉は認められない」と決めつけるのは、如何なものかと思います。


『「地域格差』は拡大しているか」・・・日本総合研究所の資料

2007-08-14 | 構造改革
 木走正水さんの「木走日記」の8月13日のエントリー「地域格差拡大否定論を統計的に批判検証してみる」で、株式会社日本総合研究所の「『「地域格差』は拡大しているか」という資料を検証されていました。

 日本総合研究所のこのレポートは「就業者1人あたり県内総生産の県別格差」の統計をとり、その結果として、

 所得面について、名目賃金の過去10年の動きを都道府県別にみる限り、格差が拡大する傾向ははっきりとは確認できない。

とか、

この面からみる限りは、小泉政権下で推進された「公共事業削減」や「三位一体改革」を“地方を切捨て”と断定し、「構造改革路線」を否定する論拠にすることには慎重であるべきであろう。

と結論づけています。

 ぼんやりと、資料を眺めていたら、このような説明を鵜呑みにして、「格差なんて本当はないのだ」と納得されられてしまいそうです。

 しかし、慧眼な木走正水さんは、こう指摘しています。↓

 しかし、実はこの指標『1人当たり雇用者報酬:現金給与総額』でもって地域比較する限界を私達は気付くべきであります。

 いうまでもなくこの指標は分母は「現在雇用されている人」総数による平均給与であるということです。

 失業中の人や所得のない人は分母に入っていません。

 これでは地域経済そのものを比較する指標としては十分とは言えません。


 確かに、そのとおりで、「就業者1人あたりの県別格差」などというものは、地域間の給与水準の差を示すものでしかありません。

 統計のプロの日本総合研究所がこんないい加減な資料を作って「格差などない」と強弁するのは、実に見苦しいし、国民に対する背任でさえあります。

 指標とすべきは、木走さんのおっしゃる通り、「1人当たり県民所得」なのです。

7.1人当たり県民所得(42KB)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kenmin/h16/7_skenmin.xls

↑これで、平成8年度と平成16年度を比較して増減率を見てみると、実に悲惨な数字になっています。↓

【表2:1人当たり県民所得】(単位:千円)
都道府県 平成8年度 平成16年度 増減率
01 北海道 2,794 2,535 -9.27%
02 青森県 2,476 2,152 -13.09%
03 岩手県 2,572 2,363 -8.13%
04 宮城県 2,812 2,530 -10.03%
05 秋田県 2,491 2,297 -7.79%
06 山形県 2,604 2,411 -7.41%
07 福島県 2,897 2,712 -6.39%
08 茨城県 3,148 2,929 -6.96%
09 栃木県 3,314 3,062 -7.60%
10 群馬県 3,034 2,828 -6.79%
11 埼玉県 3,324 2,956 -11.07%
12 千葉県 3,116 2,976 -4.49%
13 東京都 4,282 4,559 +6.47%
14 神奈川 3,576 3,174 -11.24%
15 新潟県 2,898 2,688 -7.25%
16 富山県 3,316 3,027 -8.72%
17 石川県 2,979 2,790 -6.34%
18 福井県 2,930 2,832 -3.34%
19 山梨県 2,896 2,548 -12.01%
20 長野県 2,980 2,733 -8.29%
21 岐阜県 2,999 2,701 -9.94%
22 静岡県 3,357 3,247 -3.28%
23 愛知県 3,723 3,440 -7.60%
24 三重県 3,015 2,988 -0.90%
25 滋賀県 3,529 3,235 -8.33%
26 京都府 3,034 2,849 -6.10%
27 大阪府 3,534 3,039 -14.01%
28 兵庫県 3,301 2,651 -19.69%
29 奈良県 2,968 2,599 -12.43%
30 和歌山 2,601 2,525 -2.92%
31 鳥取県 2,621 2,371 -9.54%
32 島根県 2,549 2,425 -4.86%
33 岡山県 2,844 2,578 -9.35%
34 広島県 3,184 2,943 -7.57%
35 山口県 2,899 2,817 -2.83%
36 徳島県 2,784 2,808 +0.86%
37 香川県 2,844 2,630 -7.52%
38 愛媛県 2,637 2,309 -12.44%
39 高知県 2,437 2,171 -10,92%
40 福岡県 2,792 2,570 -7.95%
41 佐賀県 2,597 2,453 -5.54%
42 長崎県 2,380 2,190 -7.98%
43 熊本県 2,460 2,366 -3.82%
44 大分県 2,690 2,653 -1.38%
45 宮崎県 2,415 2,340 -3.11%
46 鹿児島 2,276 2,207 -3.03%
47 沖縄県 2,050 1,987 -3.07%
* 全県計 3,188 2,978 -6.59%
* ブロック別
01 北海道・東北 2,746 2,508 -8.67%
02 関東 3,556 3,427 -3.63%
03 中部 3,374 3,171 -6.02%
04 近畿 3,321 2,868 -13.64%
05 中国 2,935 2,730 -6.98%
06 四国 2,678 2,460 -8.14%
07 九州 2,529 2,391 -5.46%
* 政令指定都市
01 札幌市 3,025 2,700 -10.74%
02 仙台市 3,300 2,935 -11.06%
03 千葉市 3,472 3,348 -3.57%
04 横浜市 3,579 3,110 -13.10%
05 川崎市 3,643 3,281 -9.94%
06 名古屋 3,940 3,241 -17.74%
07 京都市 3,148 2,911 -7.53%
08 大阪市 4,106 3,311 -19.36%
09 神戸市 3,136 2,773 -11.58%
10 北九州 3,048 2,510 -17.65%
11 福岡市 3,338 3,109 -6.86%
* 都市計 3,510 3,052 -13.05%

都道府県 平成8年度 平成16年度 増減率
* 全県計 3,188 2,978 -6.59%

都道府県 平成8年度 平成16年度 増減率
13 東京都 4,282 4,559 +6.47%

 まず平成8年から16年までの9年間で全国平均では3,188千円から2,978千円と-6.59%も平均所得が下がっている中で東京だけが突出して増加傾向にあることがわかります。

 全都道府県計が、この九年間で6.59%の減少。これはひどいものですね。これで、よく景気は「いざなぎ景気を超えた」などと言えたものです。国民を騙すのも大概にしてほしい。

 そんな中で、東京都のみが、6.47%の増加ですか。まさに東京の独り勝ちですね。

 これを見れば、今の日本で、「格差拡大」と「貧窮化」が同時に進行していることが分かります。


music8.13 シルヴィ・バルタン / アイドルを探せ

2007-08-13 | music
■Sylvie Vartan - La Plus Belle Pour Aller Danser 2
youtube ♪(音声あり) 



■シルヴィ・ヴァルタン (Sylvie Vartan, 1944年8月15日 - )
シルヴィ・ヴァルタンはブルガリア出身のフレンチポップ歌手。

ブルガリア西部の村、イスクレッツに生まれ、10歳のときにフランスに渡った。 1965年4月12日、歌手の ジョニー・アリデイと結婚。1966年には息子のデビッド・アリデイが生まれるが1980年11月4日に離婚。その後、トニー・スコッティと再婚。


■アイドルを探せ (La Plus Belle Pour Aller Danser) 1964年
シルヴィバルタンを始め、シャルルアズナブールやジョニーアリデイ、ナンシーホロウェイといった人気者が出演したミュージカルコメディ映画『アイドルを探せ』。(主演シルビー バルタンとなっているが、彼女の出演シーンは、ほんの4~5分のみだった)

この映画ででシルヴィバルタンが歌ったのが同タイトルのこの曲。

歌詞&訳詩(一部)

Ce soir, je serai la plus belle
pour aller danser, danser
pour mieux evincer toutes celles
que tu as aimees, aimees

今夜 私は最高にきれいになる
舞踏会に行くから 舞踏会に行くから
どんなひとをも負かせてきれいになる
あなたが愛したすべてひとよりも ひとよりも

↑引用はアイドルを探せ   シルヴィ・バルタンより。

「私、今夜のダンスパーティに行くために、最高の美人になるの」という決意表明?の歌。美容院の鏡を見ながら、あるいは、メイクをしながら、こんな風に自分に言い聞かせているのかもしれません。

なかなか、かわいい曲です。私としては、この曲のストリングス部分が好きです。

ところで、シルヴィバルタンって、すきっ歯だったのね。


日本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない─渡辺恒雄氏

2007-08-12 | 歴史認識
もう既に多くのブログで紹介されている北京週報の記事。↓

日本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない─渡辺恒雄氏に対する特別取材 -- pekinshuho

渡辺恒雄氏:直接の動機は靖国神社の問題のためである。小泉元首相の靖国神社参拝は、外交問題へと発展し、中国と韓国に強く反対されたばかりか、日本の国内にも反対する人がいる。日本の国内には2種類の観点があり、1つは日本における参拝がなぜ問題となり得るのかを理解しないものである。いま1つは小泉氏の靖国神社参拝に反対するものである。小泉氏は政権の座にあった5年余りの期間に毎年靖国神社を参拝し、日中関係をひどく悪化させ、両国トップの交流が中断した。日中外交関係の悪化は両国にとってよくないことであるばかりか、アジア全体にとっても望ましいことではない。

靖国神社にはA級戦犯が合祀されており、これらの戦犯は国のために命を落としたのではなく、裁判で死刑に処せられたものである。したがって、日本人がもし道徳的判断を失うならば、危険なこととなろう。日本人にあの戦争がどのようにして起こったのか、戦犯がどんな罪を犯したのかを知らせるべきである。日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである。すべての日本人はいずれも戦犯がどのような戦争の罪を犯したのかを知るべきである。
もし中国の読者がこの本に対し何か不満を感じるならば、この本は侵略戦争が中国にどれだけ大きな傷と損害を与えたのかということに触れていないからかも知れない。日本が真珠湾を奇襲したことも戦争犯罪の一種であった。この本の中で日本が外国に対して行った残酷な戦争犯罪を記述しているところは非常に少ない。


 「真珠湾を奇襲したこと」が戦争犯罪って、それは違うと思うけどね。


渡辺恒雄氏:一般の人は、靖国神社は明治維新いらい、国のために戦死した軍人を祭っている場所と思っている。かなりの人たちは、神社には国のために戦死した「英霊」が祭られており、それを参拝して感謝の意を表わすことは当然だと思っている。しかしながら、今の日本人はあの戦争の侵略性、残忍性の側面に対してあまり知らない。私は陸軍2等兵としてあの戦争に参加したことがあり、軍隊の残忍性を知っており、当時、多くの若い軍人が自殺行為を余儀なくされたり、戦闘機を操縦して敵に体当たりしたなどは今日の自爆テロ行為と同じであり、非常に残忍なことであった。


 「当時、多くの若い軍人が自殺行為を余儀なくされたり、戦闘機を操縦して敵に体当たりしたなどは」・・・「特攻」のことを言ってるのだろうが、これは、確かに戦闘行為としては、異端な行為ではあったが、断じて、一般の人を巻き込む「今日の自爆テロ行為と同じ」ではないぞ。


渡辺恒雄氏:靖国神社の中にある遊就館に展示されている資料はあの戦争が「自存自衛」の戦争としており、それは彼らの史観である。日本の小学生がそれを見た後の感じは、日本はあの戦争の勝利者であり、日本が敗戦国であることを知っていない。遊就館には真珠湾奇襲などの日本が勝利をかち取った写真が展示されており、歴史を知らない人は日本があの戦争に勝ったと思うこともあり得る。遊就館は非常に有害な場所であり、あれは閉鎖しなければならない。かつて自民党の幹事長であった加藤紘一氏は遊就館を参観した後、遊就館はまことに行き過ぎだと語った。


「遊就館は非常に有害な場所であり、あれは閉鎖しなければならない。」

・・・遊就館で示されている歴史観もまた、一つの歴史観であり、それを批判することは自由であるけど、自らの歴史観と異なっているからという理由で「閉鎖しなければならない」とまで発言するとは、一種の「焚書坑儒」的思考ですね。始皇帝にでもなったつもりか。「思想・言論の自由」を最大限に享受していながら、他の「思想・言論の自由」を犯そうとするとはね。


渡辺恒雄氏:私が最も尊敬している中国人政治家は小平氏である。私は1982年3月に中国を訪問した際に、小平氏とお会いしたことがある。私が小平に日本の対中侵略戦争の責任問題に対しどうに見ておられるのかとおたずねたところ、彼は、侵略戦争を起こしたのは日本政府と軍隊の中のひと握りのものであり、広範な日本国民に罪はないと言明された。私は小平氏のこの言葉を聞いた後「親中派」となった。


 「親中派」と自ら、カミングアウトされました。


安倍首相の唯一の功績は就任してからまず中国を訪問し、5年も中断していた両国トップの相互訪問を回復させたことである。安倍氏は小泉氏の靖国神社参拝による望ましくない状況を払拭した。


 安倍首相の一連の媚中行為は、渡辺恒雄氏の差し金かもしれませんね。


今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。私は新しい首相ができるだけ早く中国を訪問するよう促し、そのほかに皇室メンバーの訪中を促し、皇太子が日中友好関係のためになることはよいことであり、それから胡錦涛主席の訪日を招請する。


 「私の意向に背いて、靖国神社を参拝するような首相は『読売新聞』の力でそれを倒す」だってさ。何という思い上がった発言だろう。

 おまけに、皇室を政治利用しようとしてる。

 今後、読売新聞の記事を読むときは、渡辺恒雄氏のこの発言を思い返すべし。

「追記」
 このナベツネ発言に対して、「この的確な批判姿勢」などと賛美している人たちがいます。「靖国参拝反対派」の人たちなんでしょうけど、そんな人たちに一言↓。

 己の政治信条に反する施設を「閉鎖しなければならない」とか、己の政治信条に反する首相は「自分の息のかかった言論機関の力でそれを倒す」というような考えは、イデオロギーの左右に関わらず、批判すべきではないのでしょうか。


15日靖国参拝せず=政局の混乱回避、中国にも配慮-安倍首相

2007-08-10 | 自民党
15日靖国参拝せず=政局の混乱回避、中国にも配慮-安倍首相

8月9日19時2分配信 時事通信

 安倍晋三首相は9日、終戦記念日の15日に靖国神社を参拝しない方針を固めた。参院選での自民党惨敗で政権の求心力が著しく低下する中、仮に参拝すれば連立を組む公明党が反発するのは必至で、政局の混乱を招きかねないと判断した。首相の年内訪問合意など、安倍政権下で改善しつつある中国との関係も考慮したとみられる。
 首相は、小泉前政権で靖国参拝が外交問題となったことを踏まえ、参拝の有無について明らかにしない方針を繰り返し表明。9日夜も、終戦記念日に参拝するかどうかをただした記者団に対し「行く、行かないについて明言する考えはない」と語った。 


 安倍晋三首相は9日、終戦記念日の15日に靖国神社を参拝しない方針を固めた・・・。

 やっぱりね。

 安倍首相の「参拝の有無について明らかにしない方針」というのは、中国の機嫌も、国内のいわゆる保守の機嫌もとりあえずは損ねずに行こうという一時しのぎの作戦でした。

 行く行かないを先延ばしにしても、いずれは、決断を迫られるわけですが、「参院選まで誤魔化せればいいや」というハラだったのでしょう。

 選挙さえ終われば「後は野となれ山となれ」。次の選挙の頃には、みんな忘れているだろう・・・という安易な考えだったのでしょう。

 某国際ジャーナリストもこう言っています。

安倍首相が靖国参拝したくても出来ないのは
メデイアのせい。
そっと参拝したくても、日本のメデイアが意図的に騒いで、
近隣諸国を刺激する。


 「メディアのせい」・・・また他人のせいにして、誤魔化しています。メディアに牛耳られる情けない首相には責任はないと・・・。


ティー・ブレイク 8.10

2007-08-10 | ティー・ブレイク
■ポートレート 新垣 結衣



新垣 結衣(あらがき ゆい、1988年6月11日 - )は、日本のファッションモデル・女優・タレント・グラビアアイドル。愛称はガッキー。身長167cm。血液型はA型。

沖縄県那覇市出身。レプロエンタテインメント所属。那覇市立開南小学校、大里村立大里中学校(現南城市立大里中学校)、日出高等学校卒業。

2001年、女子小中学生向けファッション誌『ニコラ』の読者であった姉に「私はもうできないからお前に頼んだ」と言われてモデル(ニコモ)オーディションに応募、グランプリを獲得。その後のモデル活動では主にかっこいい系のファッションやキャラで同世代の読者から極めて高い人気を集め、2005年春にニコモを卒業するまでの表紙登場回数は当時最多の15回を誇る。

3人姉妹の末っ子。
沖縄出身だが暑さには弱いという。
一人称は度々変わる。基本は「私」だが自身が書く日記の中でも「僕」「ゆいぼ」「ユイ」「新垣」「ガッキー」「ガッちゃん」など様々。(本人によると沖縄では「私」を使う人は学年に2人ほどらしい)。中学校時代の友達には「ゆいぼ」などと呼ばれている。

○パパとムスメの7日間(2007年7月 - 8月、TBS) - 川原小梅 役で出演中
ある日、高校2年生の小梅(新垣結衣)と、その父で化粧品会社社員・恭一郎(舘ひろし)の人格が入れ替わってしまったことから起こるさまざまなトラブルを描くホームドラマ。

「人格入れ替わりというのはベタな設定だね」とうちの家族が申しておりました。

心は女子高生、体は中年男という役どころを演じる舘ひろしが「キモかわいい?」というか普通にキモい。


■画像1 残暑お見舞い申し上げます。(1)




■画像2 残暑お見舞い申し上げます。(2)




■画像3 残暑お見舞い申し上げます。(3)




■画像4 !!!!!!!!!!


■画像5 紫の世界


■画像6 (≧ω≦)


■どうして「ヘチマ」というようになったのでしょう

 夏野菜の話、今日は「瓜」についてです。瓜の仲間の野菜、「きゅうり」は漢字で「胡瓜」と書きますが、これは中国語がもとです。中国で「胡」という字は、一般に中国よりも西の地域や民族を表し、西側から中国に入ってきたものには「胡(えびす)」の字をつけたのです。きゅうりも「胡」から来た「瓜」だったので、胡瓜と書いたのです。同様に、「胡座(あぐら)」も西の異民族の座り方を意味していますし、「胡麻(ごま)」「胡椒(こしょう)」「胡桃(くるみ)」などすべて、西の地域から中国に入ってきたものだと言われているのです。

 きゅうりが日本に入ってきたのは、10世紀以前だといわれていて、平安中期の漢和辞書『和名類聚抄』には、【胡瓜<曾波宇利(ソバウリ) 俗用 岐宇利>】と載っています。表面にトゲがそばだっていることから「ソバウリ」という名前だったものの、一般には「キウリ」と呼ばれていたことが分かりますね。

 この「キウリ」は「黄色の瓜」のことです。江戸時代頃までは、黄色になるまで完熟させてから食べ、また薬として使われていたという記述もあるようです。そこから「キウリ」では言いづらいので、「きゅうり」と変化したのでしょう。

 ところで、瓜の仲間の「ヘチマ」。繊維が細く糸のようであることから、漢字では「糸瓜(いとうり)」と書き、「い」を略して「とうり」と呼んでいました。また江戸時代、中国から入ってきたことから、「唐瓜(とうり)」とも呼んでいました。

 どうして「ヘチマ」というようになったのでしょう。実は、“いろは順”と関係があるようです。「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・・・」。おわかりになりましたか?「とうり」の「と」は、「へ」と「ち」の“間”にあります。だから「へちま」となったというのです。遊び心たっぷりですね。

以上 気になることばより


■トリビア「鬼太郎も高校進学していた」

 鬼太郎が、一時期、高校に通っていた時期がある。
『続ゲゲゲの鬼太郎』。1977年から『週刊実話』で連載されたシリーズで、成長した鬼太郎が、「幕の下高校」という、人間の高校に通うというものだ。
お化けや妖怪には、「学校も試験もなんにもない」はずだったんじゃなかったのか、鬼太ちゃんよ(ネズミ男風で)という気もするが、現代(といってももう30年も前ですが)を生きる妖怪には、学校に行っとくことも必要な時代なのだ。

 高校に通う鬼太郎が名乗る名前が、「田中ゲタ吉」。身体も大きくなったゲタ吉はもう、あのリモコン下駄は履いてなくて、靴履き、長ズボン。そして、祖先の霊毛で編んだという、ちゃんちゃんこも、同じ黒×黄ボーダー柄のニットだかTシャツだか(長袖、半袖あり)に編み直されている。猫娘や3期アニメのユメ子でもない、ユリ子というタレントの彼女までいたりする。いろいろ俗っぽいぞ、鬼太ちゃん。

 そして、この『続』シリーズのもうひとつの大きな特徴が、掲載誌のカラーによる「お色気」。“よい子の憧れのヒーロー、ゲゲゲの鬼太郎”の世界とはほど遠い、「お色気」描写が、前面に出まくっているのである。

鬼太郎も高校進学していた | エキサイトニュースより

改革批判派の保守層を、支持層から追っ払った「小泉自民党」

2007-08-09 | 構造改革
 小泉自民党が、構造改革に反対する自民党議員を、抵抗勢力として追っ払った時点で、構造改革に反対する自民党支持者も同様に「抵抗勢力」という汚名を着せられて、自民党支持層から追っ払われたわけです。

 小泉純一郎は、口にこそ出さなかったけど、これからの自民党は、改革を支持する国民のみを相手にするということを、あの「郵政選挙」で、国民に態度で示したわけです。

 もともと、「反小泉」でしかなかった反対派議員を、「反自民」に仕立て上げて放逐した小泉純一郎は、同時に「自民党支持者」のうちの「小泉批判者」をも「反自民」として支持層から切り捨てたのです。

 それでなくとも、やせ細っていた自民党支持層の一部を、あの男は、さらに切り捨てたわけで、表面上の大勝に沸いていたマンセー族の思いとは裏腹に、あのころから、自民党の崩壊が始まったわけです。得意の絶頂の時が、衰退のはじまりというのはよくあることです。

 改革支持派は、小泉内閣を危機に陥れた反対派議員に対し、深い憤りを感じていて、「郵政反対派議員の復党」には大いに幻滅しているようでした。「郵政反対派議員の復党」に賛意を示すような保守層は、もう自民党の敵だ、そんな声は無視しろというようなことを言ってる人もいました。

 改革批判派は批判派で、反対派議員をあそこまで追いつめた小泉流のやり方とそれを賛美した小泉支持派を、いまだに容認できません。

 このように、郵政民営化法案の是非を巡って、いわゆる保守層の間に深い亀裂が入ったのは、法案の成立のために必死で国民を煽ったあの男のせいで、もともと、国民の関心の薄かった経済政策上の争点を、煽りに煽って大火事にしてしまいました。(まあ、そのおかげで、郵政民営化法案のいかがわしさについて、多くの国民の知るところとなったわけですが・・・)

 安倍内閣は、改革支持派からは、「郵政反対派議員の復党」などの処置に対し、「裏切り」と批判され、改革批判派からは、「悪しき」小泉改革の継承者とそしられ、結局は、分裂した保守層のいずれに対しても満足を与えることができなかったのではないでしょうか。

 今の自民党は、あの男のせいで、以前のような多様性を失い、まるで牛丼専門店のような小泉改革専門政党になってしまいました。国民が、「構造改革」などもう沢山だと言っても、もう別メニューを作れる人などいないのでしょう。自民党は、「郵政選挙」のときに、「構造改革」とともに滅ぶ運命を選んだのかもしれません。


「朝銀の公的資金投入」と「歴代内閣」の関連

2007-08-08 | 拉致・北朝鮮問題
朝銀って何?公的資金投入って何?/朝銀の破綻と公的資金投入の歴史を元に「朝銀の公的資金投入」と「歴代内閣」の関連をまとめました。↓

「朝銀の公的資金投入」と「歴代内閣」

橋本内閣 1996年1月11日 - 1998年7月30日 公的資金投入額 3102億円
1997年05月 全国の朝銀に先駆け、朝銀大阪が破綻。
1997年11月 朝銀大阪を近畿地区5朝銀(滋賀、奈良、和歌山、兵庫、京都)と統合、朝銀近畿発足。
1998年05月 朝銀大阪の受け皿となった朝銀近畿に贈与2626億円、不良債権買取476億円、 計「3102億円」※の公的資金投入。
※四捨五入の関係で、贈与、買取の合計額と一致しないものと思われます。
※3101億円と掲載している資料もあります。

小渕内閣:1998年7月30日 - 2000年4月5日   公的資金投入額 0円
1999年05月 東京、千葉、長野、新潟、青森、宮城、愛知、福井、島根、広島、山口、福岡、長崎の13朝銀、破綻。
1999年10月 朝銀神奈川が4朝銀(埼玉、茨城、栃木、群馬)と合併、朝銀関東に改称。

森内閣:2000年(平成12年)4月5日 - 2001年(平成13年)4月26日 公的資金投入額 0円
2000年12月 朝銀近畿、公的資金3101億円投入にも関わらず、2年8カ月で“二次破綻”。

小泉内閣:2001年(平成13年)4月26日 - 2006年(平成18年)9月26日 公的資金投入額 3129億円 +3256億円+4107億円
2001年08月 東京、千葉、長野、新潟の4朝銀の受け皿となるはずだった朝銀関東、破綻。
2001年09月 破綻した9信組(青森、宮城;愛知、福井;島根、広島、山口、福岡、長崎)を統合、 朝銀北東(札幌市)、朝銀中部(岐阜市)、朝銀西(岡山市)の3信用組合として再起させることを決定。
2001年11月 朝銀北東、朝銀中部、朝銀西に贈与2660億円、買取469億円、 計「3129億円」の公的資金導入を決定。

2002年03月 関東地区5朝銀(東京、千葉、長野、新潟、関東)の受け皿として、『ハナ信用組合』開業。

朝銀近畿は三分割され、各々『京滋信用組合』(京都、滋賀)、『ミレ信用組合』(大阪、奈良、和歌山)、 『兵庫ひまわり信用組合』(兵庫) と商号を替えて営業を再開。名前から朝鮮の文字を外したのは、 北朝鮮のイメージを薄める狙い。

2002年07月 ハナ信用組合に対し贈与3700億円、買取600億円、計「4300億円」、 近畿の三信組に対し贈与2700億円、買取800億円、計「3500億円」の資金投入検討報道

19日、日本人を理事長に昇格させた朝銀近畿受け皿三信組に3500億円の投入手続き開始を発表。 ハナ信組は日本人理事長就任拒否の姿勢。
ハナ信組と、遠からず再破綻が予想される朝銀中部、朝銀西の動向はいかに!?
2002年08月 預金保険機構、朝銀近畿受け皿3信組へ約3256億円の公的資金投入を正式決定。
2002年9月17日 小泉純一郎総理が平壌を訪問し、金正日と会談。日朝平壌宣言
2002年10月15日 蓮池薫さん、奥土祐木子さん、地村保志さん、浜本富貴江さん、曽我ひとみさん帰国
2002年12月 ハナ信組、理事長含む3人の日本人役員受け入れ決定。
預金保険機構、朝銀関東・東京・千葉・長野・新潟の受け皿『ハナ信組』へ4107億円の公的資金投入を正式決定。
2004年02月 朝銀北東、ウリ信用組合へ名称変更(9日)
朝銀中部、イオ信用組合へ名称変更(23日)

・・・・・・以上

朝銀への公的資金投入は計約1兆3600億円。
内、橋本内閣分 3102億円 小泉内閣分は、1兆500億円

・・・・・・


 朝銀への公的資金投入に関しては、野中広務が、もっぱら非難されていますが、実際のところ、彼の圧力で行われた「朝銀への公的資金投入」は、1998年05月の一回きりと思われます。

 むしろ、朝銀への公的資金投入が頻繁に行われたのは、小泉政権下のことです。小泉政権下で、野中広務は、前首相と対立状態にありましたから、このときの公的資金投入は、野中広務とは無関係で、前首相自身の判断と考えるべきでしょう。

 つまり、一番の媚朝派というか、「朝銀への公的資金投入」に関して、北朝鮮に最も資金を提供したのは、野中広務ではなく、小泉純一郎です。

みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」

2007-08-07 | マスコミ・マスコミ人
みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」

 TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で放映された不二家の報道について、NHK、民放で組織する「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の「放送倫理検証委員会」(川端和治委員長)は6日、「重大な放送倫理上の問題があった」との見解を発表した。
 同委員会で審理されていたのは、今年1月に放映された「新証言 不二家の“チョコ再利用”疑惑」。元従業員とされる女性の証言をもとに「賞味期限切れのチョコレートを集め、牛乳を混ぜて新しい製品とし再出荷した」などと報道したもので、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議が「報道は捏造(ねつぞう)」と抗議した。
 TBSは4月に同番組内で「行きすぎた表現やコメントがあった」と謝罪したものの「捏造ではない」としたため、同会議の議長を務めていた郷原信郎・桐蔭横浜大学法科大学院教授が5月、同委員会に審理を求める申し立てを行っていた。
 同委員会は「番組内容に捏造があったとは言えないが、取材や編集の手法、事後の対応などで重大な放送倫理上の問題があった」としている。


 TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で放映された不二家の報道について、「放送倫理検証委員会」(川端和治委員長)は6日、「番組内容に捏造があったとは言えないが、取材や編集の手法、事後の対応などで重大な放送倫理上の問題があった」とした・・・。

 「売れ残ったチョコレートを集め、、工場で牛乳を混ぜて再利用した」という事実無根のことを事実として放送することが、「捏造」でなくて、何なんだろうね。

 「売れ残ったチョコレートを集め云々・・・」なんていうことが、人件費やら運送費用を考えて経済的合理性があるのかということもわからなかったテレビ局の連中はアホじゃないの。

 そもそも、「放送倫理検証委員会」というチェックする機関が、NHK、民放というチェックされる側の下部組織であるという時点で、チェック機能が働かないのは当たり前。

 テレビ局も、こんな風な、いい加減なことばかりしてるとそのうち、ひどい目に遭うと思うけど。


music8.07 ピーター・ポール&マリー 500マイル

2007-08-07 | music
■500 Miles - Peter, Paul & Mary
you tube ♪(音声あり)



ピーター・ポール&マリー
ピーター・ポール&マリー(Peter・Paul and Mary)は、1960年代のアメリカで最も成功したフォークソング・グループの一つ。ピーター・ヤロー(Peter Yarrow)、ノエル・ポール・ストゥーキー(Noel Paul Stookey )とメアリー・トラヴァース(Mary Travers)のトリオ。ベトナム反戦のメッセージを全世界に送り出した。通称PP&M。
このグループは、1961年にデビューし、翌年にはファーストアルバム「ピーター・ポール&マリー 」をリリース。それには、「500マイル」、「レモンツリー」、「花はどこへ行った」、そしてピート・シーガー編曲の「天使のハンマー」(ハンマーソング)が含まれていた。アルバムは、ビルボード誌のトップ10に10ヶ月君臨し、トップ100に3年以上にわたり留まった。

500マイル(500 Miles)
・・・引用開始↓
原曲の作者はアメリカ・ジョージア州出身の女性フォークシンガー, ヘディ・ウエスト(1938-2005)。 父親はアパラチア山脈の石炭鉱山で炭坑労働組合を組織しつつ詩を書いていた人で, 彼女の作品には父親や祖先の出身地であるイギリスの民謡の影響が見られると言われています。 『500マイル』もメロディのルーツはイギリスであり, また歌詞の故郷を離れて遠方の地で働く貧しい労働者を歌う歌詞は父親の影響を思わせます。  なお500マイルはメートル法で表せば約800キロで東京~福岡または札幌間ほどの距離になります。
・・・引用終了
以上は、「なつメロ英語 オールディズ oldies ~60年代70年代の洋楽ポップス」さんより引用しました。

歌詞の一部
もし、私の乗っている列車に、あなたが乗り遅れたなら、
私が去ったことにあなたは気づくでしょう。
100マイル先の汽笛をあなたは聞くでしょう。


哀愁に満ちたメロディーです。
この曲は、中学の英語の授業で、教わりました。