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Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

「後はわしが面倒見る」 時津風親方、稽古後に斉藤さんと二人きりに

2007-10-01 | 社会
痛いニュース(ノ∀`):「後はわしが面倒見る」 時津風親方、稽古後に斉藤さんと二人きりに…その後「あー」という悲鳴聞こえる

「おまえらもやれ」。大相撲の時津風部屋の時太山(ときたいざん)=当時
(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=が急死した問題で、時津風親方は
兄弟子らをけしかけていた。
6月25日午前11時ごろ、斉藤さんが逃亡したことに兄弟子らが気付いた。
近くのコンビニ前にいるのを見つかり連れ戻される。兄弟子から殴られた。

午後7時ごろ。親方は飲み終わったビール瓶で斉藤さんの体を数発殴った。
最後に額のあたりを強めに殴り血が流れた。親方は兄弟子らに「おまえらもやってやれ」
と指示。3人が「根性いれてきます」と言って、部屋の裏手や宿舎の外で30分以上、
素手や金属バットで暴行を加えた。兄弟子らは親方の前に連れて行き謝らせたが、
親方は「駄目だ。何度おまえにだまされたか」と突き放した。


翌26日。午前10時ごろにけいこが終わると、間もなく斉藤さんに対して「かわいがり」
と呼ばれる集中的なぶつかりげいこが始まった。 兄弟子1人が胸を出し、ほか3、4人が
取り囲む形で、斉藤さんが倒れると足げにしたりした。親方もそばで見ていた。
ぶつかりげいこは1時間以上続いた。

親方は兄弟子たちに続けさせたまま、風呂と食事を終えて帰ってくると、
「後はわしが面倒を見る。おまえらは風呂に入れ」と言い、けいこ場で斉藤さんと
2人きりになった。その間約20分。「あー」という斉藤さんのうめき声が聞こえた。


 逃亡しようとする者に対する制裁の凄さは、ヤクザや、カルトに勝るとも劣りませんね。実に衝撃的な記事でした。

 なんでも、日本相撲協会から部屋には、1人の力士につき年間計186万円が支払われているとのことで、「大事な金づるを逃してはならぬ」と必死だったのでしょう。同情などできませんけどね。

 暴力による恐怖の支配によって、弟子の自由を奪おうとしているのが、実におぞましい。

 火葬による隠ぺい工作↓(未遂)も明らかになりつつあります。骨にしてしまえば、何の証拠も残らないということだったのでしょう。


親方は遺族に無断で、名古屋で火葬しようと企てる。(死亡診断書があれば法的に可能)

葬儀屋の職員が、遺族親戚が立会わない火葬は極めて異例と不審に思った。

親方、葬儀屋に「火葬はまだですか」「一刻も早く火葬してください」と催促。
葬儀屋、遺体に刻まれた無数の傷を発見。

葬儀屋の職員は、新潟の両親に電話して、『本当に火葬しても構わないのですか?』と尋ねる。

すぐに父親は電話で親方に抗議。親方に火葬の中止を求める。

親方「もう既に日取りは決まってある」「今さら勝手な事を言うな」と父親の要望を却下。

父親、葬儀屋に電話。葬儀屋、名古屋の火葬を直ちに取りやめ、遺体の搬送を行う。

遺体は両親の新潟に搬送され、両親と涙の対面をした。
(遺体の付き添いは葬儀屋の職員だけ、相撲部屋の関係者は一人も来なかった)



「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでした

2007-05-17 | 社会
実は燃料大量消費、100%再生紙を廃止へ 日本製紙(リンク切れ)

2007年04月24日19時27分


 日本製紙は古紙100%の再生紙の販売を9月をめどにやめる。木材チップを使わず環境に優しいイメージがあるが、古紙リサイクルには石油、石炭など化石燃料が大量に必要なため、100%にこだわるべきではないと判断した。日本製紙連合会によると製紙大手では初めて。古紙配合率を70%に引き下げ、化石燃料使用量を10%程度減らす。引き下げた分は割高な木材チップを使うためコスト全体は上がるが、価格は据え置く。


 少し前の朝日の記事です。今ひとつ、歯切れの悪い記事ですね。J-CASTの記事だともっと明快です。

「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでした

日本製紙は07年4月24日に、「古紙100%の再生紙を廃止」と発表した。理由は2つあるという。ひとつは、古紙を何度も再利用しているために再生紙の品質が悪くなっていること。ふたつ目は、古紙100%の再生紙を製造する際には化石燃料(石油・石炭)の使用量が増えて、二酸化炭素排出量が古紙を使わない場合の2倍以上になること。だから「100%」にこだわるのではなく、用途に応じて最適な古紙配合率を決める必要があるという。
(略)
製紙業界では「古紙100%再生紙」=「環境にやさしくない」は今や常識らしい。王子製紙はホームページで「すべての紙製品に古紙100%を求めることが、本当の意味で環境にやさしいとは言えない」としているし、製紙業界の事業者団体である日本製紙連合会もやはりホームページの「何でもQ&A」で「100%古紙の再生紙が必ずしも環境にいいものとは限りません」と答えている。


 J-CASTニュースによると、古紙100%の再生紙を製造する際には、二酸化炭素排出量が古紙を使わない場合の2倍以上になるという事です。

 どうやら、「古紙100%再生紙」=「環境にやさしい」というのは、間違った常識のようで、製紙業界では「古紙100%再生紙」=「環境にやさしくない」という認識で一致しているようです。

 一般的に、「〇〇は良い事」、「××は悪いこと」といったステレオタイプ的な決め付けは、往々にして、物事の実態から外れた見当違いの認識を人々に植え付けがちになる危険性があります。「古紙100%再生紙」もその類のようです。

 大事なのは、思い込みを止めて、何が事実かを謙虚に調べるという態度でしょう。環境省は、このような業界からの異論を黙殺せずに、ちゃんとデータを取って、製紙業界の言ってることの正否を確認するべきです。そして、その結果をきちんと国民に知らせる義務が環境省にはあります。

想定外…父親に連れられ 赤ちゃんポスト男児

2007-05-16 | 社会
想定外…父親に連れられ 赤ちゃんポスト男児

 親がさまざまな事情で育てられない新生児を匿名で受け入れようと、熊本市の慈恵病院が設置した国内初の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)で、運用を始めた今月10日に3歳ぐらいの男児が預けられ、保護されていたことが15日、分かった。男児の健康状態に問題はないという。男児が預けられたのは設置からわずか3時間後。病院側では新生児の受け入れを想定してポストを設置しただけに今後、議論を呼びそうだ。


 このニュースはショックでした。預けられたのが、何も分からない赤ちゃんではなく、親の名前も自分の名前も言える3歳ぐらいの男児だった事に・・・。

 「赤ちゃんポスト」制度自体は、子殺しなどという最悪の事を防ぐための次善の策として、それなりに有効な制度だと思いますが、それはそれとして、この男の子が、父親に捨てられたことも何もかも分かっていたとしたら、実に不憫でなりません。生活できないのだったら、生活保護を貰う事を考えるなどして、一緒に暮らし続ける事を考えて欲しかった。


環境問題の嘘

2007-03-26 | 社会
 3月25日の「たかじんのそこまで言って委員会」は、「リサイクルは資源の無駄使いだ」を書いた武田邦彦教授をゲストに招いて、「環境問題の嘘を暴く」というような方向性で議論していました。

 私は、以前この人の本を読んで、なるほどと感銘を受けた経験があります。今回の主張も概ね納得できました。以下は、武田教授の主張の一部↓。

 1.ダイオキシンは、言うほど危険ではない。
ごみ焼却場で、長年働いてきた人は、ダイオキシンを大量に摂取してきたはずだけど、それが元で死んだ人はいない。ベトナムで下半身がつながった結合双生児として産まれた双子の兄弟ベトちゃん=ドクちゃんの畸形は、枯葉剤に含まれているダイオキシン類によると言われているが、因果関係が明らかでない。(枯葉剤以前にも、結合双生児は存在していたし、枯葉剤がそれほど有害であるなら、ベトちゃん=ドクちゃんのような結合双生児が彼らの後にもっと出現しているはず)

2.ごみの分別は無駄な行為
リサイクルはゴミの減量につながっていない。ペットボトルの再利用は実際は数%ほどで、あとは全部燃焼されている。ペットボトルからペットボトルは作れない。ペットボトルからリサイクルで作られた製品はあまり売れない。

3.「北極の氷が溶けると海面が上がる」は嘘。
水に浮かぶ氷が溶けても水面は変化しない(というのは、小学校で習いましたね)。

4.「南極(=陸上)の場合は、温暖化すれば、海面が下がる。
温暖化しても、南極の大陸部の温度は、充分低い(水を凍らせる力は充分ある)。周りの海が温暖化すれば、海水が気化する量が増え、その分氷が増えて、海面が下がる。

などなど・・・。

 ごみの分別は手間ばかりかかって、無意味な行為だというのが公に立証されて欲しいな。邪魔くさくて仕方がない。

 武田邦彦教授は、「環境問題」に対してアンチの立場で主張していますが、以前講演会で売国奴と罵倒されたことがあるそうです。何事にも、一色に染まりやすい、同調性が強く、異端排除の傾向の強い人たちが多いのは、困ったものです。この日、出演していた自称国際ジャーナリストのケビンなんていうのもその類でしたなあ。自分が思っていることと異なる意見は、許せないとばかりにギャンギャンと訳の分からないことをまくし立てていました。やかましいだけの馬鹿にしか見えなかった。

 「環境問題に関する嘘」も、結局のところ、利権に結びつくのでしょう。CO2を増やすと温暖化して、海面が上昇すると怖がらせているのは、原子力発電をアピールしたい電力会社の思惑もあるかもしれません。(因みに、武田教授は、CO2と温暖化の関係は半分くらいは正しいと言ってました)そういえば、京都議定書で、CO2の6%削減などという大風呂敷を広げた日本政府は、目標が達成できそうにないため、ロシアのCO2削減量を2000億円で買うとかいってました。要らぬ約束をして、無駄金を外国に支払う。そんな金があったら、老人医療とかに、まわせよ。>日本政府。



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東証、日興コーデ株の上場を維持

2007-03-13 | 社会
東証、日興コーデ株の上場を維持

 東京証券取引所は12日、監理ポストの日興コーディアルグループ株式について、上場を維持させると発表した。13日に監理ポスト割り当てを解除する。日興コーデ株は不正会計問題で2006年12月18日から監理ポストに割り当てられていた。〔NQN〕 (17:42)

 日興コーディアルは、ライブドアよりはるかに粉飾決算の規模は大きかったはずなのに、この大甘な決定は何?

 「役員逮捕」、「上場廃止」、「東京地検による強制捜査」のライブドアに対し、「5億円の課徴金のみ」の日興コーディアル。

 会社によって、扱いがこの様に違うのであれば、ルールなんか無いに等しい。英米系の外資は特別ルールで御優待という事ですか。



 
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救助の巡査部長死亡=東京都板橋区の東武線事故

2007-02-13 | 社会
救助の巡査部長死亡=東京都板橋区の東武線事故
2月12日16時0分配信 時事通信


 東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で、線路に侵入した女性を助けようとした警視庁板橋署の宮本邦彦巡査部長(53)が電車にはねられた事故で、重体だった宮本さんが12日午後2時25分、治療を受けていた同区内の病院で死亡した。 

最終更新:2月12日17時30分
 
 ご冥福をお祈りいたします。

 割り切れなさは残るものの、助けられた女性をこれ以上、どうこう言ったところで、詮無い事。助けてもらった命を、二度と粗末にしないで欲しい。



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助けようと…東武東上線で警官と女性はねられる

2007-02-07 | 社会
 こんな「はた迷惑な」女はいないね。自分の行為が、他人を危険にさらしている事に少しは気づけよ。

 自分の目の前で人が自殺するのは、耐えられないことだろうし、警官という職務上の責任もあるし、行きがかり上、この女を見捨てるわけにはいかなかった巡査部長に、同情します。



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(参考)
助けようと…東武東上線で警官と女性はねられる

 6日午後7時半ごろ、東京都板橋区南常盤台の東武東上線ときわ台駅構内の線路上で、池袋発小川町駅行き下り急行電車(10両編成)に男女2人がはねられた。男性は駅近くにある警視庁板橋署常盤台交番勤務の宮本邦彦巡査部長(53)で、線路内に入った女性を保護しようとして事故に遭った。宮本巡査部長は頭を強く打って意識不明の重体、女性も腰の骨を折る重傷を負った。女性は39歳との情報もあり、板橋署で身元確認を急いでいる。

 調べでは、女性はときわ台駅から池袋方面に数メートルのところにある踏切から線路内に入り、ときわ台駅方向に歩いて行った。宮本巡査部長も追いかけて線路内に入り、女性をホーム下の空きスペースに避難させようとしたが、ホームに入ってきた電車にはねられた。

 電車の運転士は「警笛を鳴らし、急ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話している。急行電車はときわ台駅を通過する予定で、事故当時は時速90~100キロ程度で走行していたとみられる。

 2人は約50分後に現場から病院に搬送された。踏切には警報機と遮断機があり、女性が線路内に入る際、遮断機は下りていたという。

 常盤台交番から踏切までは約20メートル。宮本巡査部長は午後7時ごろ、線路内に入った女性をいったん保護。交番まで連れて来たが、逃げ出した女性が再び線路内に入ったため、追いかけ、事故に遭った。

 事故の影響で東上線は池袋~小川町間で上下線が運転を見合わせ、約2時間後の9時半ごろ、運転を再開した。

徳島 “がけっぷち犬”飼い主が決まる

2007-01-29 | 社会
徳島 “がけっぷち犬”飼い主が決まる<1/28 19:29>(リンク切れ)

 去年、徳島市の山の斜面から救出された“がけっぷち犬”の譲渡会が28日、徳島・神山町の県動物愛護管理センターで開かれ、飼い主が決まった。

 “がけっぷち犬”は去年11月、徳島市の山の斜面で動けなくなっているところを救出された。2か月間、神山町の県動物愛護管理センターで人に慣れる訓練を積み、同じがけで保護された姉妹犬と一緒に28日の譲渡会に出された。

 “がけっぷち犬”には埼玉県や大阪府など全国から11組の申し込みがあり、抽選の結果、徳島・つるぎ町半田の主婦・馬木かずこさん(67)が飼い主に選ばれた。馬木さんは孫と相談して“がけっぷち犬”に「リンリン」という名前を付けた。

 また、姉妹犬は希望者が現れず、来月の譲渡会を待つことになった。

 例の“がけっぷち犬”には、全国から11組の申し込みがあったそうですね。

 これほどの人気が出たのは、やはりテレビのお陰です。今だったら、「この犬があの“がけっぷち犬”なのよ。」と見せびらかせるし、それを聞いた人は「へえ、凄い!」と感動してくれるでしょう。「ちょっと触らせて」とか、「一緒に、カメラで写して」といった騒ぎになるかもしれません。

 つまり、“がけっぷち犬”には、そのような付加価値があるわけで、それが、姉妹犬との人気の差になったのでしょう。

 ちょっと、不純かなという気もしますが、まあいいじゃないですか。

 あんなに、頑張って助けた犬が、引き取り手が無くて、「処分」されたなんて事になると、応援していた全国の人の夢が、ぶち壊しになりますからね。



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2ちゃんねる、差し押さえ

2007-01-12 | 社会
祭り


サイトは既に“差し押さえ”済み

 掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、西村博之氏の財産仮差し押さえ請求が明らかになった12日、夕方になって2Chのトップページには「賠償金滞納処分差押物件」という“赤い札”が登場した。運営関係者が悪乗りしたものか。


赤い札




ユーザーショック…2ちゃんねる、再来週にも強制執行

<昨年11月に早大で講演した西村博之氏>
昨年11月に早大で講演した西村博之氏氏


 ネット界激震!! 賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、西村博之氏(30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる2Chのドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。

 12日午前、仮差し押さえを申し立てたのは、西村氏に対して約500万円の債権を持つ東京都の会社員の男性(35)。

 男性は2Ch上で自身や家族の実名、住所を晒され、「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷されたため、昨年8月、管理人の西村氏を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをした。

 西村氏が出廷してこないまま同9月に開示を命じる仮処分が出たが、何ら対応が得られないため、間接強制で1日5万円ずつ制裁金を科すこととなった。それでも西村氏の法廷無視は続き、決定から100日を経て債権は500万円に膨れあがった。

 夕刊フジ既報の通り、西村氏は一切の賠償命令を意識的に無視し続けている。昨年11月の講演会では「子供の養育費の踏み倒しと同じ。賠償金を払わせる方法はこれ以上ない。イヤなら法律をつくればいい」と強弁した。

 強気の背景には、何ら差し押さえられるはずがないという自信があるとされる。西村氏には固定資産がなく、給与の流れも不明なので、一般的な差し押さえは無理。弁護士が銀行口座を探り当てるなどしてきたが、西村氏も海外に資産を移すなど対抗策を講じてしまい、どの債権者も手をこまねいているのが現状だ。関係者によれば「(西村氏は)時効成立まで逃げ切るつもり」だという。

 男性も西村氏が所有する軽自動車の標識番号や銀行口座など、差し押さえられるものを何とか突き止めた。申し立てに際して周囲から「返り血を浴びる」「またネットでたたかれる」とたしなめられたが、「年収は1億円」とさまざまな媒体で放言する西村氏を見て意を決した。

 「被害者はみな、高い弁護士費用をかけながら賠償金を取ることもできない。当の西村氏は悠然と賠償命令を無視して億単位を稼ぎ、『賠償金が取れない法律に問題がある』と開き直っている。だから恨み言や批判を言うのはやめて、法律にのっとって被害者の痛みを少しでも知ってもらう」

 今後、西村氏の異議申立期間もあるが、これまでと同様に出廷しない場合、早ければ再来週にも強制執行が始まる。

 今回の仮差し押さえは、西村氏個人はもとより、1000万人ともされる2Chユーザーにも大きな影響を及ぼす公算が大きい。東京地裁の「値段がつくものは差し押さえ可能」との判断から、「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われるからだ。

 手続きが進んでドメインの所有権が移り、2Chというサイトがネット上の住所を失ってしまうと、ユーザーが従来の「2ch.net」にアクセスしても、何ら閲覧できなくなる。

 運営側が掲示板の継続を望むなら、新たなドメインを取得して全システムを引っ越す必要があるが、「2Chはリスクを分散するため、50台ものサーバーが各自独立しており、全体を統括するサーバーがない。データの書き換えは容易でなく、引っ越しに2週間は必要だろう。さらに新ドメインを周知するのが大変だ」(IT業界関係者)。

 男性は「西村氏の収入源は2Ch上の広告なので、すぐに新しい掲示板をつくるだろうが、いたちごっこは望むところ。次は自分以外の債権者が同じ手段に訴えてくれるはず」と、泣き寝入り状態にある全国の債権者に共闘を呼びかける。

 元旦から全国紙に登場するなど注目度満点の西村氏だが、新春から手痛いしっぺ返しを食らうことになった。


 一瞬、冗談かと思いました。

 まだ、論評できません。とりあえず、ご報告まで。



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世論が裁判官にプレッシャーをかけてはいけない

2006-09-26 | 社会
国旗国歌:学校強制に違憲判決 教職員401人が全面勝訴

 卒業式や入学式などで、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう義務付けた東京都教委の通達は違憲違法だとして、都立学校の教職員ら401人が義務がないことの確認などを求めた訴訟で、東京地裁は21日、原告全面勝訴の判決を言い渡した。難波孝一裁判長は「通達は不当な強制に当たり、憲法が認める思想・良心の自由を侵し、教育基本法にも違反する」と指摘。教職員らに従う義務がないことを確認したうえ、通達違反を理由にした処分の禁止や1人当たり3万円の賠償も都と都教委に命じた。都側は控訴する方針。


 この裁判長(難波孝一氏)は、「国旗国歌は強制すべきでない」という自分の信条が、「妥当である」と判断して、この判決を下したのでしょう。

 誰しも、自分の意見が「妥当である」という思いはあるはず。しかし、それはスタンスの違う人から見れば、間違った意見でもあるのです。

 絶対に、この意見が正しいとか、間違っているとかということは誰にも言えないんじゃないでしょうか。

 この裁判長の意見は、私の意見とは大きく異なっています。しかしながら、この人の意見は意見として認めるしかないと私は思っています。

 私は、世論が裁判官にプレッシャーをかけてはいけないという立場をとります。司法が世論に引きずり回されるようになったら、「司法権の独立」が危うくなりますから。

 「こんな判断をする裁判長は辞めさせてしまえ」とか、「裁判官は思想チェックをすべきだ」とかいうような声が、本当のところは、最も危険なのではないでしょうか。

 勿論、「ある裁判官が実は、某隣国から雇われている工作員であった」とかいう場合は、話は別ですよ。

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懲りない植草教授、今度は痴漢で逮捕

2006-09-15 | 社会
 のぞき事件のほとぼりがやっと冷めてきたと思ったら、またこれですか。植草さんは、病的性癖の持ち主なのかも知れませんなあ。

 まあ、だけど私は、この人の学問レベルや業績を、その困った性癖で全否定するのはおかしいと思っています。

 経済学者としてのレベルで評価すると、どうしてもこうなります↓。

 「植草さんの経済学者としてのレベル」>>「竹中さんの経済学者としてのレベル」

 (↑この評価は、人によって異なるかも、知れませんが・・・)

 私が、言いたいのはこのこと↓です。

 『本人が、「のぞき」であろうが、「痴漢」であろうが、その人の「経済理論」には、何の罪も無い』のです。



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(参考)
懲りない植草教授、今度は痴漢で逮捕

 電車内で女子高生(17)に痴漢をしたとして、警視庁は14日までに、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、元早稲田大大学院教授で名古屋商科大大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)を逮捕した。

 「酒を飲んでいて覚えていない」と供述しているという。

 調べでは、植草容疑者は13日午後10時10分ごろ、京浜急行品川-同蒲田間の電車内で、私立高校2年生の女子生徒のスカートの中に手を入れ、下半身を触った疑い。

 電車内で目撃していた乗客2人が取り押さえ、京急蒲田駅で駆け付けた蒲田署員に引き渡した。

 植草容疑者は04年4月、JR品川駅のエスカレーターで女子高生のスカート内をのぞこうとして逮捕された。昨年3月、東京地裁で罰金50万円、手鏡没収の判決を受け、確定した。

[2006年9月14日13時38分]


生活保護却下に死の抗議?

2006-08-02 | 社会
生活保護却下に死の抗議? 秋田市役所駐車場の練炭自殺

 秋田市役所の駐車場で24日、自殺したとみられる同市の無職男性(37)は、生活保護申請を2度却下され、抗議のため死を選んだ可能性があることが25日、分かった。相談に応じていた市民団体「秋田生活と健康を守る会」が記者会見し、明らかにした。

 守る会によると、男性は5年前、睡眠障害が原因で会社を解雇され、母親から月額6―7万円の仕送りを受けていたが、今年5月と6月、同市福祉事務所に生活保護の受給を申請。いずれも労働可能とする医師の診断などを理由に却下された。

 福祉事務所は「却下の決定後、男性から抗議はなかった」と説明するが、守る会は男性が前日、「自分が犠牲になり福祉をよくしたい」などと話し、抗議の自殺をほのめかしていたと指摘した。

 男性は24日午後2時ごろ、福祉事務所のある市役所福祉棟前の駐車場で、助手席に練炭が入ったしちりんが置かれた乗用車内で死んでいるのが見つかった。秋田中央署は自殺とみている。守る会などは「秋田市が男性を自殺に追い込んだ」として、26日にも県に特別監査の実施を求める方針。福祉事務所は「却下の判断は適正だった」と話している。
(河北新報) - 7月26日7時3分更新


 秋田市の無職男性が生活保護申請を2度却下され、抗議のため死を選んだという事件が先週有りました。

 朝銀に1兆円の公的支援を行ったり、首相が外遊するたびに、世界中に金をばら撒いている日本政府が、生活に困っている自国民には何と冷たいことだろうか。

 生活保護法第一条の目的規定は、「この法律は、日本国憲法第二十五条 に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」としています。(しかし、現実には外国籍の住民にも生活保護は、支給されている。)

 さて、「生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行う」という法律の趣旨に対し、1.「生活に困窮していない人」が受給していたり、逆に2.「生活に困窮している人」が受給できなかったりという実際の運用における矛盾は常に付きまとっています。

 1.の「生活に困窮していない人」が受給しているという実態に関しては、源泉税の申告をしない雇用主の下で現金払いによる就労をしていながら、生活保護を受けているような不正受給が跡を絶たないという事実が有ります。このような事が横行している原因は、福祉事務所が不正追求に及び腰であり、ほとんど刑事告発をして来ず、また警察も積極的に立件に乗り出さなかったという行政側の姿勢にも問題があり、責任が大いに問われるところです。

 逆に2.の「生活に困窮している人」が受給できないという実態に関しては、水際作戦という現実があります。水際作戦とは、申請の受付窓口である福祉事務所が申請書を交付しないと言う問題です。生活保護扶助費用の1/4および現業員の給与が自治体予算からの支出となるため、財政状況が厳しい自治体に強く見受けられます。

 福祉事務所においては、生活相談に来た人に対し、制度の趣旨説明の他に就労の可不可、扶養義務者の扶養義務などを説明し、生活保護申請書をなるべく交付しないという方針で臨みます。いよいよの制度とわかっていて相談に来た相談者に対し、申請自体を諦めさせているというのが実態のようです。

 この事件も、申請自体を2度却下され、「生活保護」というものが、実際のところ、絵にかいた餅であるという事に絶望した末の自殺ではなかったのかと推測されます。

 「生活に困窮していない人」が受給しているという問題と、「生活に困窮している人」が受給できないという問題は、後者の方が深刻な問題であるはずです。人の生存にまで関わってくるのですからね。そういう面で言えば、生活保護を希望する人に対して、もっと親身になるべきですよ。実際に困っている人を救えなくては、生活保護法の意味が無いじゃないですか。

 中国に対するODAの額が七百数十億円とかいう事ですが、これだけあったら、生活困窮世帯を何万世帯も救うことが出来るのですよ。日本政府には、金の使い道についてもう少し考え直して貰いたい。



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