Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

自民党が「YouTube」で情報発信、公式チャンネル開設

2007-12-19 | 自民党
自民党が「YouTube」で情報発信、公式チャンネル開設
 自由民主党は18日、動画共有サイト「YouTube」日本版において、同政党のブランドチャンネル「LDP channel」を開設したと発表した。福田康夫総裁らからのメッセージや政策の解説、自民党議員のプライベートを紹介する映像などを掲載する。 YouTube日本版にブランドチャンネルを開設する政党は、日本では初めてだとしている。

 YouTubeにはこれまでも、自民党のWebサイトに掲載されている動画コンテンツが第三者によって投稿されていたという。これに対して、ブランドチャンネルの開設は「動画による公式な情報発信を自発的に行なえる環境づくりの第一歩」だとしている。既存の映像に加えて、今後、多彩な動画を掲載していくという。

 LDP channelの開設にあたって、自民党のマルチメディア局長を務める河野太郎氏が動画コメントを公開している。政策関係にとどまらず、面白い映像や、「国会議員ひとりひとりがどういう人間かわかるような資料映像をたくさんアップしていきたい」とし、「ぜひ、このLDP channnelを有効に使って、また、ヒマな時には覗きに来ていただきたい」とコメントしている。

関連情報

■URL
  LDP channel
  http://jp.youtube.com/LDPchannel


 <自由民主党は18日、動画共有サイト「YouTube」日本版において、同政党のブランドチャンネル「LDP channel」を開設したと発表した。>

 さすが、カイカク政党だけあって、情報化社会への適応度は他の政党の追随を許しませんね。

 上記URLに飛ぶと、河野太郎が挨拶をしてくれますよ。

 記念すべき投稿第一作は、これ↓。(12月5日アップロード)

■私は誰でしょう?
you tube



 なかなか素敵な?笑顔です。・・・というか、目が笑っていません。


<小泉チルドレン>次期衆院選で逆風「我々は使い捨てか」

2007-11-28 | 自民党
11月26日21時30分配信 毎日新聞

<小泉チルドレン>次期衆院選で逆風「我々は使い捨てか」

 衆院解散含みの政局をにらみ自民党が次期衆院選の公認調整を急ぐなか、05年の前回衆院選で初当選した「小泉チルドレン」の当選1回議員への逆風が強まっている。古賀誠、菅義偉の正副選対委員長コンビが「勝てる候補」を選考基準に掲げ「チルドレンを優遇しない」との方針を打ち出したからだ。比例単独で当選したチルドレンが前回同様の名簿上位に掲載されるか不透明なうえ、郵政造反復党組とぶつかる比例復活組も小選挙区での公認は厳しい状況。「我々は使い捨てか」と嘆く声も上がっている。 


 競争原理のみが働く選挙戦においては、「勝てる候補」というのが大前提であり、「チルドレンを優遇しない」とするのは当たり前のこと。それを「我々は使い捨てか」と嘆くのはおかしい。

 もし、「チルドレンを優遇しろ」とごねるのであれば、こいつら自身が、「わしらの既得権を認めろ」と主張しているのと同じで、「カイカク」「カイカク」と連呼し、既得権者を攻撃している常日頃の言動とは矛盾するのだけどね。


「品の悪さ」において、亀田流と小泉流はよく似ている

2007-10-12 | 自民党
「旅限無(りょげむ)」さんのエントリー「疑惑のトロフィー」より、
 「負けたら切腹」という発言も、小泉元首相の「郵政民営化は殺されても断行する」に通じる見も蓋もない気味の悪さがありますし、「国民」を放り出して「宇宙」を持ち出す強がりも、「改革なくして成長なし」だの「自民党をぶっ壊す」だの、意味不明の小泉流フレーズと似た響きを持っているような気がします。

 御本家はさっさと表舞台から去って隠然たる影響力を発揮する存在に化けているようですが、同じ路線で突き進まねばならない亀田一家は時代に取り残された哀愁する感じさせているようです。

 敢えて世間のモラルを破って「勝てばよい」と言い切ることでマスコミの食い物となるのは、ホリエモン君や村上ファンドが荒稼ぎしていた時代の風潮を引き摺っている印象があります。


 確かに、亀田大毅の「負けたら切腹」発言は、小泉元首相の「郵政民営化は殺されても断行する」に通じるものがあります。

 ひたすらに、相手をくさして、自分を持ち上げる亀田一家の言動と、「郵便局が悪いのだ」、「族議員が悪いのだ」と対立する相手を悪者にして世論を支持を得ようとした小泉純一郎の一連の言動とは、その「品の悪さ」においてよく似たものがあります。

 小泉政権の後継であった安倍政権でも、年金の不始末に関して、歴代自民党政府の責任を棚に上げて「社保庁が悪い」だの、「自治労が悪い」だのと責任転嫁ばかりでした。

 福田政権下においても、小泉純一郎流の「品の悪さ」を発揮しているのが、舛添要一です。

 この人は、年金保険料の着服・不正受給問題で、「市町村は(社保庁よりも)もっと信用ならない」などと発言しましたが、一部の市町村の不正を以て、不正のなかった市町村を含めた全ての市町村を誹謗するという頭の悪さを露呈しました。

 この発言に抗議文を送った長谷川稔・鳥取県倉吉市長に対して、

「そんなことやる暇あったら、自分の町をもっと良くしなさい、いつまで甘えてるんですかっていうことですよ」、「頭から『バカ市長』って言われるの嫌でしょ?だから『小人(しょうじん)』て言ってあげた。その温かみだけは(市長は)感じて下さいよ」


といった罵詈雑言を行うのだから、呆れたものです。バカはどちらなのでしょうか。

 この人にも、「私は正義。悪いのは、市町村」という小泉的な「下品な」「ファナティックな」自己肯定&他者否定を感じます。

 いい加減、この種の煽りも飽きられてきた感があり、それは歓迎すべきことなのですが、一方では、未だに、小泉純一郎に吹き込まれたアジテーションで頭の中を真っ赤に充血させたまま「抵力勢力叩き」に狂奔しているブロガーもいるようです。


一つの権力(派閥)が弱体化すれば、新たな権力が台頭する

2007-09-26 | 自民党
SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社より、
 派閥というのは、もともとは政策を共有する集団であり、いわば自民党内のミニ政党だ。かつては、こうしたミニ政党の主張をまとめた上で、自民党の政策がつくられてきた。具体的に言うと、主流派を構成している派閥同士が、それぞれの言い分を取り入れて、折衷案としての政策が出来上がったのである。これが、よくも悪くも自民党の派閥政治であった。

 しかし、現在はまったく状況が違っている。小選挙区制の下では、選挙区で一人しか候補者を立てられない。そのため、執行部に嫌われたら公認が得られず、政治生命を失ってしまうことになる。そのいい例が郵政選挙だ。小泉前総理が刺客を送って仲間を粛清した恐怖が、みなの頭にこびりついているに違いない。

 だから、誰が主流派になるかというメドがたつと、みな主流派に乗ろうとドミノ現象が生ずるのである。要するに、勝ち馬に乗らないと生き延びられないのだ。安倍総裁が誕生したときも、同じ状況が出現した。

 だからこそ、福田氏が立候補したという情報が流れた瞬間に、みんなが安倍・麻生路線から寝返った。驚くことに小泉チルドレンも寝返ったのである。唯一正論を吐いたのが杉村太蔵議員だったというのは、それだけ彼が純粋である証明かもしれない。

 そして、こうした状況の変化によって、政策立案はどう変化したのか。かつては派閥間の話し合いで決められたものが、今では町村派という自民党内の一派閥が政策立案のすべてを牛耳るようになったのである。


 派閥の弊害というものが、以前から取りざたされていますが、これは、派閥の領袖たちの談合で自民党の政務が決められてしまう、それにより、議員一人ひとりの考え方というようなものが軽視されているということに対する批判であったように思います。

 小選挙区制になり、執行部の与える「公認」の重みが以前より格段に重くなった結果、執行部の権限が強化され、派閥が弱体化してきました。

 で、派閥が弱体化した結果、それまで、派閥に縛られていた一人ひとりの議員が自由に発言できるようになったかというとそうではなく、今度は執行部に縛られるようになりました。

 郵政選挙で見られたように、下手に執行部に逆らうと「公認」を取り消され、刺客を送られるという事態になったわけで、今や、執行部の側に立つこと、主流派になることによって、自らの生き残りを図ろうという動きが顕著になってきています。

 派閥という怪物を退治して弱体化させたのはいいが、その結果、執行部という存在がより大きな怪物と化して、以前より強く、一人ひとりの議員を支配するようになったのは、示唆に富む話だと思います。

 社会主義革命も、ブルジュア階級という支配層を打倒した結果、人々は、よりたちの悪い共産党による絶対支配下で呻吟するようになりました。

 一つの権力が弱体化すれば、新たな権力が台頭するのです。現在、「官僚=悪」とする風潮が強く、官僚支配の打破が叫ばれていますが、首尾よく官僚を無力化して、官僚支配の終焉を迎えたとき、ふと気づけば、国際金融資本や巨大企業によって支配されて雁字搦めになっていた・・・などというようなことにならないようにしたいものです。

 まあ、それはともかくとして、自民党に話題を戻します。自民党における総裁の支配力には、直接的な支配力としての「閣僚と党役員の任免権」と、自分の息のかかった幹事長と執行部に委ねる「公認権」の二つがあります。党内基盤の弱かった小泉政権が、あれだけ強力な政権になったのは、この二つの力を十二分に活用することができたからでしょう。

 9月24日に行われた役員人事では、当初、総務会長を打診された古賀誠氏は、それを渋り、新設の選挙対策委員長に就きました。この出来事は、古賀氏が、以前は幹事長と執行部の持っていた「公認権」を一手に握ったということなのかもしれません。

 もしそうだとすれば、今後、全ての議員は古賀氏に生殺与奪の権を握られたことになり、今後の古賀氏の党内における発言力は相当なものになるのではないか・・・とふと思いました。


自民党総裁に福田氏 330票獲得、初の「親子首相」へ

2007-09-24 | 自民党
 自民党総裁に福田氏 330票獲得、初の「親子首相」へ

 安倍晋三首相(53)の辞任表明に伴う自民党総裁選は23日午後、党本部で開かれた両院議員総会で党所属国会議員と都道府県連代表による投票が行われ、福田康夫元官房長官(71)が第22代総裁に選出された。福田氏は投票総数の6割を超える330票を獲得したが、麻生太郎幹事長(67)も197票と善戦した。安倍内閣は25日の閣議で総辞職し、福田氏は同日午後の国会で第91代首相に指名され、新内閣を発足させる。


 順当にというか、シナリオ通りにというか、福田康夫元官房長官(71)が第22代総裁に選出されました。麻生太郎幹事長は予想以上の健闘でした。

 地方票に関しては、大都市圏ではむしろ麻生優勢の感がありました。党員からの得票総数では、麻生氏勝利だったのではないでしょうか。(追記:党員投票を実施した35都道府県に限ると、党員票の合計は、麻生氏が25万3692票(50・3%)で、福田氏の25万613票(49・7%)をわずかに上回った。)

 因みに、わが兵庫県でも麻生氏のほうが優勢でしたよ。福田支持が麻生支持をダブルスコアでリードしていたあの世論調査は一体何だったんだろう。結局、あのリードは、野党支持者からの支持のされ方の違いだったということなのでしょうか。



片山・デマゴーグ・さつきの自爆

2007-09-19 | 自民党
 「或る浪人の手記」さんのエントリー「安倍殺しの真犯人」より、

 しかしまあ、ヒュンダイだけに、自分の頭の中の妄想を勝手に確信している可能性は捨てきれない訳ですが、ニコニコ動画にて、このような動画が上げられています。

 動画が見れない方の為に、核心部分だけを音声化しましたので、ダウンロードしてお聞き下さい。
片山さつきの話の核心部分(mp3)

 安倍晋三氏が総理総裁の職を辞すると口にしたのは、9月の14日12日(勘違いしてました。謝罪はしますが賠償はr)です。

 基本的には、それまでは誰も知らなかった、という事になっていた筈です。

 麻生氏が叩かれ始める原因となったのも、少し前から安倍氏に相談を受けていた、という事を口にしてしまい、そこから幹事長の責任というところに飛び火し、「安倍を刺したのは麻生」というところにまで話は大きくなっていった訳です。

 しかし、この馬鹿は、はっきりと「小泉と10、11、12と会い、話を詰め、13日に小泉は『福田支持』であると言った」と語っています。


 (ニコニコ動画が見られない人は、youtubeでも見られますよ↓)

■片山さつきが生放送で自爆 麻生陰謀論はデマだった 2/2
you tube(音声あり)



 「しかし、この馬鹿は、はっきりと「小泉と10、11、12と会い、話を詰め、13日に小泉は『福田支持』であると言った」と語っています」と浪人さん。

 確かに、片山さつきはこう語っています。

 「・・・私は、小泉さんと実はさしで、10、11、12とお会いしてるんですけども、ずっと、見ててああ たぶん 彼の選択肢は福田さんだと思ったら13日の午前中にぐらいにそういうお話があった」・・・。

 安倍首相が辞意を表明したのが、12日の昼。

 麻生氏が「安倍首相から10日、11日、12日と辞任の意思を伝えられていた」という発言をしたことにより、「麻生氏が安倍首相の辞任を止められなかった云々」の麻生バッシングが始まったのですが、このバッシングは、「麻生太郎だけが知っていた」という前提があって初めて成り立つわけです。

 片山さつきによれば、小泉純一郎も10日の時点ですでに知っていたわけで、麻生バッシングの前提は崩れます。

 youtubeにも次のようなメッセージが書かれていました。

問題発言は3:00あたりから。
あれ?麻生太郎だけが安倍辞任を知っていて、それを隠していたということで麻生太郎バ ッシングをしてたんじゃなかったの?
小泉純一郎も片山さつきも、みんな安倍辞任を知り、安倍が辞任する前から後継議論をし ていたんです!
なんて汚い連中なんでしょう!
麻生太郎は完全にはめられた!


 先日、片山さつきが怒った顔をして「これはクーデターですよ。支えると言いながら、後ろから刺した人がいる」と言いふらしていましたが、「歩く流言飛語発生器」と言うに相応しい婆さんですな、まったくのところ。自己保身のためなら、どんなデマも厭わない、小汚い精神の持ち主のようです。

 「或る浪人の手記」さんの作成したバナーを拝借しました。↓



町村派によるカルト支配か?・・・自民党

2007-09-18 | 自民党
 小泉純一郎が福田康夫支持を表明したとたん、麻生派以外の全派閥が福田康夫支持になだれを打つさまは異様でした。前の総裁選でも、小泉純一郎が支持した安倍晋三が党内の圧倒的な支持を得ていましたね。

 いやはや、実にグロテスクな党になったものです、自民党は・・・。今や、町村派の幹部、森喜朗・中川秀直らが、教祖、小泉純一郎を前面に押し立ててカルト支配を行っているようなただならぬ気配を感じます。

 小泉純一郎/町村派に楯突く形となった麻生太郎が、今後追い落とされはしないだろうか。過去のスキャンダルを暴かれたりとか・・・。というか、「麻生さんに騙された」と安倍首相が言ったという噂も、「麻生太郎追い落とし」策の一環なのかも知れません。

 小泉一派は、すでに、マホカンタ(小泉の敵は自滅する)を発動したのかも。




安倍首相が辞意表明

2007-09-12 | 自民党
時事ドットコム:時事ドットコム:緊急特集より


★★安倍首相が辞意表明
=麻生幹事長に「求心力ない」=
-参院選惨敗後、政権浮揚図れず(2007/09/12-13:51)

 安倍晋三首相は12日、辞任する意向を固めた。参院選で惨敗したものの、内閣改造を断行することによって政権浮揚を図ったが、失敗したことが原因とみられる。

 これに関連し、麻生太郎幹事長は首相の辞意について「ずっと前から聞いていた。自分には求心力がないと言っていた」ことを明らかにした。

 同日午後1時から首相の所信表明演説に対する各党代表質問が予定されていたが、自民党幹部は民主党幹部に対し「わたしは代表質問に出るわけにはいかない。健康上の理由だと首相が言っている」と伝えた。

 自民党の大島理森国対委員長は同党代議士会で「安倍首相が午後2時からの記者会見で、辞任の決意を述べる」と言明した。

 自民党は7月29日投開票の参院選で37議席にとどまる惨敗を喫した。事実上の安倍政権に対する不信任だったが、首相は退陣せず、8月27日に内閣改造を断行。政権の立て直しを図った。

 しかし、改造内閣発足後1週間で遠藤武彦氏が補助金不正受給問題で農水相を辞任。その後も「政治とカネ」の問題が絶えず、求心力の回復にはつながらなかった。

 首相は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため訪れたシドニーで記者会見した際には、11月1日で期限が切れるインド洋での海上自衛隊の給油活動継続に「職を賭す」と表明。延長できなかった場合の内閣総辞職に言及していた。11日は風邪を理由に早めに首相公邸に直帰した。

 自民党は緊急役員会を開き対応を協議。総裁選を実施する方向で調整するとみられる。(了)

安倍首相が緊急記者会見
一、新たな総理の下でテロとの戦いの継続を目指すべきではないか
一、小沢民主党代表に党首会談を断られたことは残念だ
一、国民の支持、信頼の上に政策を力強く進めていくことは困難だ
一、自らがけじめをつけることで局面を打開しなければならないと判断するにいたった
一、政治空白を生まないよう、なるべく早く次の総裁を決めて欲しいと指示した
自民、突然の首相辞意に衝撃=「信じられない」「自民党の危機」(2007/09/12-13:40)

 安倍晋三首相が辞意を固めたことについて、自民党内に衝撃が走った。同党の麻生太郎幹事長は「ずいぶん前から聞いていた。『自分には議会の中で求心力がない』と言っていた」と明かした。首相から辞意を伝えられた大島理森国対委員長は党代議士会で「いかんともし難いが、首相の意思は変わらない」と述べた。

 また、塩崎恭久前官房長官は「辞任は全然聞いていない。(真意は)首相に聞かないと分からない」と驚いた表情で語った。首相側近の1人は「テロ対策特別措置法の延長問題で見通しが立たなくなったからだろう」との見方を示し、町村派幹部は「信じられない。自民党の危機だ」と指摘した。 (了)

永田町「びっくり」=民主議員、あきれ顔-安倍首相辞意表明(2007/09/12-13:43)

 「首相が辞める」との情報に、永田町には12日午後、激震が走った。

 衆院本会議の開会を待っていた小宮山洋子議員(民主)は「びっくり」と一言。「所信表明だけして辞めるなんて、いくらなんでもひどい。辞めるなら選挙の後でしょう。職を賭すというのはそうことではない。これは職を投げ出すということだ。一国の総理が職を投げ出して、国民は許すのだろうか」とあきれた様子で語った。

 野田佳彦議員(同)は「きのう所信表明したばかりで、不自然極まりない。きのうも早退したというし、何かあったんでしょうかね」と首をひねった。(了)

新総裁選出へ調整急ぐ=自民、本格総裁選なら1カ月(2007/09/12-14:01)

 安倍晋三首相(自民党総裁)が辞意を表明したことで、同党は総裁選を実施する方向で調整に入った。党員参加型の本格的な総裁選は党員名簿の精査などに時間を要し、12日間の選挙期間を含めると、新総裁選出には「最低1カ月かかる」(関係者)ため、その間は安倍首相が引き続き職務を続けることになる。

  ただ、この間、事実上の政治空白が生じ、野党などから批判が出るのは必至。党則によると、緊急を要する場合は両院議員と都道府県連代表による両院議員総会で新総裁を選出すると規定している。このため、党幹部や実力者らによる話し合いの後、両院議員総会で新総裁を選出する選択肢も残されている。(了)

「まだコメントできない」=首相辞意で民主・小沢代表(2007/09/12-13:44)

 民主党の小沢一郎代表は12日午後、安倍晋三首相の辞意について、国会内で記者団に「今はコメントできない。正式に辞任が決まってからだ」と語った。午後の衆院本会議で代表質問に立つ予定だった鳩山由紀夫幹事長も、記者団に「詳しいことは分からない。あと10分のところで(質問の準備が)無駄になった」と述べた。 (了)

安倍首相辞意、中国新華社が至急電(2007/09/12-13:37)

 【北京12日時事】中国国営新華社通信は12日、安倍晋三首相が辞意を伝えたことを至急電で伝えた。中国共産党・政府は安倍首相の年内訪中に向けた準備を進めており、対日政策の練り直しを迫られるのは必至だ。 (了)


 安倍首相が本日午後二時に辞意を表明しました。

 八方塞がりの中、燃え尽きた末の敵前逃亡という印象です。
 
 どうせ辞めるなら、選挙後すぐに辞めれば、いいものを・・・。何に関しても、決断のタイミングが後手後手でした。

 健康上の問題であるなら、きちんと夏休みを取って、リラックスすべきだったのにそれもしなかった。

 「党首討論が叶わなかった(小沢氏が断った)から辞めた」って言ってましたが、最後まで他人のせいにするのはいかがなものか。

 まあ、この間の農水大臣のように「燃え尽きた末の自殺」でなかったのがせめてもの救いかも知れません。

 

15日靖国参拝せず=政局の混乱回避、中国にも配慮-安倍首相

2007-08-10 | 自民党
15日靖国参拝せず=政局の混乱回避、中国にも配慮-安倍首相

8月9日19時2分配信 時事通信

 安倍晋三首相は9日、終戦記念日の15日に靖国神社を参拝しない方針を固めた。参院選での自民党惨敗で政権の求心力が著しく低下する中、仮に参拝すれば連立を組む公明党が反発するのは必至で、政局の混乱を招きかねないと判断した。首相の年内訪問合意など、安倍政権下で改善しつつある中国との関係も考慮したとみられる。
 首相は、小泉前政権で靖国参拝が外交問題となったことを踏まえ、参拝の有無について明らかにしない方針を繰り返し表明。9日夜も、終戦記念日に参拝するかどうかをただした記者団に対し「行く、行かないについて明言する考えはない」と語った。 


 安倍晋三首相は9日、終戦記念日の15日に靖国神社を参拝しない方針を固めた・・・。

 やっぱりね。

 安倍首相の「参拝の有無について明らかにしない方針」というのは、中国の機嫌も、国内のいわゆる保守の機嫌もとりあえずは損ねずに行こうという一時しのぎの作戦でした。

 行く行かないを先延ばしにしても、いずれは、決断を迫られるわけですが、「参院選まで誤魔化せればいいや」というハラだったのでしょう。

 選挙さえ終われば「後は野となれ山となれ」。次の選挙の頃には、みんな忘れているだろう・・・という安易な考えだったのでしょう。

 某国際ジャーナリストもこう言っています。

安倍首相が靖国参拝したくても出来ないのは
メデイアのせい。
そっと参拝したくても、日本のメデイアが意図的に騒いで、
近隣諸国を刺激する。


 「メディアのせい」・・・また他人のせいにして、誤魔化しています。メディアに牛耳られる情けない首相には責任はないと・・・。


太田総理がんばる・・・「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」

2007-08-04 | 自民党
 たまたま見た「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」という長ったらしい名前の番組の今回のテーマは「選挙で過半数を得られなかった内閣は総辞職を義務化します」・・・。これって、もろに、総理の座から降りようとしない安倍批判。

 当然のごとく自民党議員は反対。山本一太、平沢勝栄、その他が、屁理屈こねて、ああだこうだと安倍首相を庇っておりました。

 そこで、太田総理、「何であなたたちが安倍さんをかばおうとするのか不思議でしょうがない。我々と同じように、『もう安倍さんは駄目だ』とわかっているはずなのに云々・・・」と、すごい迫力で、切り込んでいました。山本一太、平沢勝栄両先生もたじたじ。

 「総辞職を義務化」というのはあまりにも極端な意見だけど、その論旨には大いに賛同しました。結局、番組の投票では、賛成14票、反対12票で可決。視聴者からの投票も賛成70%反対30%でした。

秋以降の抜本税制改革は公約、どういう状況でもやる=官房長官

2007-07-31 | 自民党
秋以降の抜本税制改革は公約、どういう状況でもやる=官房長官

2007年07月30日12時45分

 [東京 30日 ロイター] 塩崎恭久官房長官は30日午前の会見で、秋以降の抜本税制改は政府・与党の公約であり、どういう状況でもやるとの見解を示した。

  参院選で自民党が大敗。与野党逆転で政府の政策の見直しが求められる情勢となってきたが、秋以降の消費税を含む抜本税制改革について塩崎官房長官は「政府・与党の公約である。どういう状況でもやる」と述べ、議論を棚上げする考えがないことを明らかにした。ただ、「どういう結論が出るかは議論(の結果)であり、国会でどういう結論を出すかは国会で議論してもらわなければならない」と述べ、議員構成の変化で考え方の修整が求められる可能性も示唆した。

 安倍晋三首相(自民党総裁)の進退問題については昨晩の選挙報道のなかで続投の意向が示されたことを改めて指摘。内閣改造については「人事は総理が決めること」と述べた。また、塩崎官房長官の責任問題についても「総理が考えること」と語った。


 「秋以降の抜本税制改革は政府・与党の公約」だって。あの時は、「郵政民営化、是か非か」しか話題にしなかったくせにね。たぶん、マニュフェストの片隅にこっそりと、書き込んでいたんだろうね。

 この「抜本税制改革」というものが前途にあるから、目下のところ、首相のなり手がないんじゃないの。自民党の幹部は、ここまで、安倍首相を持たせようというはらなのかも知れません。

 安倍首相の今後を思うならば、ここで勇退した方が良いと思いますよ。辞めるのが今だったら、まだ再起の可能性はある・・・。



 

自民党は、安倍晋三をボロぞうきんのように使い潰す?

2007-07-27 | 自民党
アルルの男・ヒロシさんのブログ「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」投票時間繰り上げに込められた「謀略」より、

選挙戦も終盤です。まず政局からみの私の読みを書いておきます。

「安倍自民党は、獲得議席40台前半だろう。しかし、安倍は退陣しない。なぜなら、ここですぐに安倍を降ろしてしまったら、秋以降にスキャンダルが発覚した場合に、安倍に責任を取らせることが出来なくなってしまうからだ。自民党は、安倍晋三をボロぞうきんのように使い潰すつもりだ。麻生太郎も、自分がボロぞうきんになりたくないから、わざと失言をして、暫く様子を見ることにしたのだ」


 選挙予想については何とも言えませんが、「自民党は、安倍晋三をボロぞうきんのように使い潰すつもりだ」という予想に関しては。私も同感です。

 小泉前首相が惜しまれながら政権の座から、すんなりと去ったのも、「消費税の増税」とか、「年金問題への対応」とか、自分が政権の座にいる間は、国民の反発が怖くてできなかったことを後継政権に行わせるためだったのではないでしょうか。

 小泉政権は、危険なカードをすべて温存したまま、安倍政権に引き継いだわけです。安倍首相は最初から、憎まれ役を演じさせるために用意された捨石だったのかもしれません。

 自民党に強い逆風が吹いている現在、首相の座を狙うものも躊躇していることでしょう。とりあえず模様眺めをして、今はまず風向きが変わるのを待とうとしているように見えます。

 自民党の実力者たちも、安倍首相に「消費税の増税」やらなんやら、嫌なことをすべてやらせたあと、お払い箱にするような算段をしているような気がします。

 自民党のコアな支持者までもが見限るような事態になれば、そんなことを言ってられませんけど。

飯島 勲氏、安倍政権は「政治手法が違う」と批判

2007-06-13 | 自民党
小泉前首相の政務秘書官を務めた飯島 勲氏、安倍政権は「政治手法が違う」と批判

小泉 純一郎前首相の政務秘書官を務めた飯島 勲(いさお)氏が12日、都内で講演し、安倍政権について、「政治手法が違う」と批判した。
小泉前首相秘書官の飯島氏は「(安倍内閣と小泉内閣の)1つ1つの手法が相当違うかなと感じる」、「批判じゃない言葉を選ぶのは厳しい」などと述べた。
飯島氏は、郵政民営化に反対した議員の自民党への復党や年金、公務員制度改革、拉致などの問題において、「安倍政権の政治手法は間違っている」と批判した。
また、7月に予定される参院選について、「現状では、与党が過半数を10議席以上割り込む大変な事態に陥るとみている」として、自民党が40議席程度の大敗をしかねないとの厳しい予測を示した。


 飯島 勲氏が12日、都内で講演し、郵政民営化に反対した議員の自民党への復党や年金、公務員制度改革、拉致などの問題において、「安倍政権の政治手法は間違っている」と批判した・・・。

 この人ったら何を偉そうに、安部政権批判をしているんだろ。

 戦後、最低最悪の小泉政権を担っていた「チーム小泉」の責任者が、自らを批判するならともかく、他人のことを言えた義理かい。

 安部政権の現状は、小泉政権の負の遺産を引き継いだからこそ起こったことで、いわば必然。(小泉批判を行って、方向転換を行っていれば、あるいは防げたかもしれないけど)

 郵政民営化に反対した議員の政治生命を危機に陥れるようなえげつないことを行った前政権の過ちを是正したのが「復党問題の本質」であって、いまだに「復党けしからん」などとほざくのは、小泉マジックを演出した関係者か、小泉マジックから醒めぬタワケものの言葉でしかありません。

 拉致問題においても、「5人の帰国」と、「国交正常化+数兆円ともいわれる国家賠償」をバーターにかけた「身代金外交」という反国家的な所業を秘密裏に行ってきた前政権関係者に、安部政権批判がどうしてできるのでしょうか。

 今問題になっている「社会保険庁」の話にしても、小泉政権が、真相を知りながら、何の対策もせず、国民の目から隠し通し、放置してきた結果に過ぎません。

 要は、「チーム小泉」のような「政策はでたらめでありながら、政局だけには強い」ような始末に困る連中が、5年半もの間、国政を牛耳っていたのが、諸悪の根源なのです。


衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党問題

2007-02-26 | 自民党
 安倍首相が、郵政民営化法案反対派の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を容認する姿勢を示しています。

 自民党の舛添要一参院政審会長はそれを、強く批判しています。それにしても「自公協力に影響を与える」などという言い草はなんですか。実に主体性のない言い分ですね。舛添氏にとって、自民党は公明党の下請けなのですかね。それはともかく、舛添氏の言う「昨年、一気に(落選組も含めて復党を)やっておけばよかった」という意見には同意します。中川カバ幹事長の横車さえなければ、もっとスムーズに復党問題が解決していたのにね。

 公明党の東順治副代表は早速、衛藤氏を復党させたら選挙協力ができないよ、という趣旨の脅かしを自民党側にかけてきたようですが、自民党の内政問題に、この様に立ち入ってくる公明党も実に厚顔な党ですね。こんな政党に依存を続けている自民党も恥を知れと言いたい。これで連立にひびが入って、連立解消してくれるんだったら、私としてはむしろ大歓迎ですけどね。

 23日夜の安倍首相のぶらさがりインタビューで、記者からの「公明党から困惑する声も出ているが、選挙協力に影響はないか。」という質問に対し、「基本的に我が党の候補者ですから、我が党の判断で決めたい」と言った安倍首相の発言は、当然の事ですが、「公明党の横車にはのらない」という意向を示したという事で歓迎しています。

 一昨年の郵政選挙で小泉氏の郵政民営化の主張に納得し、自民党に一票を投じた人たちの多くは、裏切られた思いがしているかもしれません。だけど、郵政民営化法案などと言う対米従属法案を自民党が党を挙げて推進した事こそ、自民党の国民に対する裏切りだったのです。あの時、自民党は、世論の支持を武器にした小泉・竹中対米従属コンビに乗っ取られてしまったのです。

 安倍首相は、復党問題によって、自民党の対米従属一辺倒の小泉路線を少しずつ軌道修正しつつあるのかもしれません。くれぐれも、前首相の轍を踏まないで貰いたい。アメリカに洗脳された竹中氏の専横を許し、日本経済・日本社会を滅茶苦茶にした「対米従属路線」は、早急に「ゴミ箱行き」させるべきです。

 アメリカは、日本のためを思って「要望書」を作っているのだなどと「とんちんかん」な事を得々と述べている脳天気な小泉信者がいますが、「要望書」の目的は「アメリカの利益を最大にするために決まっているでしょうが。百歩譲って、「日本のため」というのが本当だとしても、国際競争力の無い、貿易収支が大赤字の国に一体何を教われというのでしょう。落第生に勉強方法を教わるようなものです。さらに百歩譲って、アメリカが優等生であったとしても、「優等生」のアメリカが日本に対して「善意で」やらせようとしている事が、日本にとって望ましいことであるという保証はどこにもありません。「余計なお世話」に過ぎないかもしれません。どうして、アメリカの言うとおりにしたら、「日本の未来がバラ色になる」などというような幻想を信じ込めるのか不思議でなりません。

 こんな事をまともに信じる小泉信者というのは、「空中浮遊を騙った詐欺師」を尊師と崇拝している某カルトの元信者とよく似た精神構造の持ち主なのかもしれません。




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(参考)
衛藤氏復党「論外だ」 自民・舛添氏が首相批判

02/24 12:04


 自民党の舛添要一参院政審会長は24日朝のTBS番組で、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を安倍晋三首相が容認する考えを示したことについて「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と強く批判した。
 舛添氏は「参院は衆院で落選した人の姥捨山(うばすてやま)でも失業対策(の場)でもない。自公協力に影響を与える」と指摘。さらに「(次は)平沼(赳夫元経済産業相)さんはどうか、となる。だから昨年、一気に(落選組も含めて復党を)やっておけばよかった」と苦言を呈した。

「竹島ものがたり」商標登録 特許庁、一転認める

2007-02-01 | 自民党
くっくりさんのブログ「ぼやきくっくり」の「「アンカー」米大統領選で日本の運命は&柳沢発言問題」より、

「竹島ものがたり」の商標登録が認められたそうです。
 産経朝刊1/30大阪版の社会面に載ってました。

 との事。
 
 私も、産経朝刊1/30大阪版を確認したら、30面に載っていました。

 再び、「ぼやきくっくり」さんから、引用させてもらいます。

◆土産「竹島ものがたり」商標登録 特許庁、一転認める
(産経 07/1/30)
 日本固有の領土・竹島(島根県隠岐の島町)を冠したまんじゅう「竹島ものがたり」をめぐり、「日韓両国に無用の混乱を招く」として商標登録を認めていなかった特許庁が、一転して登録を認めていたことが29日、わかった。出願者の反論を前に、自ら調べをやり直すことは異例で、同庁は「調査不足だった」と審査の不備を認めている。
 申請したのは東京の菓子みやげ問屋「大藤」で昨年12月下旬、日韓両国に混乱を招くため商標登録できないとする拒絶理由通知書を特許庁から受け取っていた。
 通知に対する反論の意見書は1月末が提出期限で、同社が反論の準備を進めていたところ、29日までに登録を認める「登録査定」が送られてきた。登録査定には「拒絶の理由を発見しない」として、「登録すべきものと認める」と当初と異なる内容が書かれていた。

 「日韓両国に無用の混乱を招く」として商標登録を認めていなかった特許庁が、一転して登録を認めていたことが29日、わかった・・・。

 官邸からの指示があったのでしょうか。だとしたら、いい傾向です。

 韓国の反発を怖れて、事なかれ主義に陥っていても、得られるものは何も有りません。反発を怖れずに主張すべき事は主張していかないと。



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