Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?

2006-10-31 | 中韓
 「中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?」

 「石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ」で、上記の質問を行い読者に投票してもらった結果、(1)した方がいい・・・42.8%(2)しなくてもいい・・・57.2%という結果になったそうです。それに対して、石田衣良氏の反応↓

 ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。中国や韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。

 別に驚くのは勝手なんですけど、次の発言↓は変ですなあ。(;¬_¬)

 今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。

 おいおい、ちょっと待てよ。応募しなかった多数のサイレントマジョリティが、何故、「中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。」という意見だと決め付けるんだ。

 そんなあほな結論を出すぐらいだったら、最初から、投票なんかさせるのは止めなさいよ。

 さて、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」と答えた人の多くは、「日中友好」とか「日韓友好」という言葉を、中国や韓国がどう使っているかという事が分かっている人ではないのでしょうか。

 彼ら中韓の側からすれば、「日中友好」も「日韓友好」も、中国や韓国の歴史認識を受け入れる事がまず前提のようですから、注意が必要なのです。

 以前、NHKで、日韓の高校生が友好のために交流する様子を放送していました。日本の高校生を韓国の高校生が招いて、韓国を知ってもらおうとするのですが、その案内先というのが、たとえば、「日帝侵略館」だったりするわけです。「日帝が韓国の愛国志士を拷問する場面」を見せて、どうだ、お前ら日本人はこんな酷い事をしたんだとやるわけです。

 彼らのやってる事は、日本人の私の感覚では、信じられませんでした。これから、仲良くしようとする相手に喧嘩を売ってるようにしか見えませんでしたから。

 まず歴史認識で日本人を屈服させてから、初めて、友好が始まるというような考えがどうも彼らにあるようです。(そういう人が、全てかどうかは分かりませんが)

 このように「歴史認識を共有すること」を、友好の前提にするような事を、彼らが考えている限り、たやすくは友好関係を結べません。

 自分の歴史認識を捨て去りたくなければ、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」というより、「中国、韓国と仲良く出来ない」というのが正しいのではないでしょうか。



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(参考)
中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?-石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ

投票結果発表

中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?
 ◇ふー、びっくりした

 この秋に2度、韓国に取材旅行にいった。日本と韓国を舞台にした恋愛小説を来年書くためだ。訪れたのは、ソウルとプサン。どちらの街も元気で勢いがある。それはたのしい取材旅行だった。ソウルは高層ビルの建築ラッシュで、プサンは国際映画祭の真っ最中。とても華やかだった。たべものはおいしいし、女の子はかわいい。男性は徴兵制のせいか、みなたくましくスーツがよく似あう。ついでにいえば、現地では誰に会っても、おかしな反日感情などなかった。

 うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。だって、中国と韓国はおとなりの国だものね。これからもずっとつきあっていかなければならないのだ。この質問のこたえなんて考えるまでもない。けれど、最近の東アジア情勢を、みんながどんなふうに感じているのか、それが探りたくてこのテーマにしたのだ。

 するとあらら、不思議。寄せられたのは厳しい反韓国・反中国のメールばかりだった。なぜなのかしらん? というわけで、今回は多数を占める「しなくていい」派からいってみよう。

 「近隣国と友好関係をつくるのは『望ましい』ことであって、『なすべき』ことではない」(住所不明・匿名さん)。「都合のよいときだけ、新時代にむけて新しい関係をといいながら、なにか起きると過去の清算だ、教科書問題だという国となぜつきあわなければならないのか?」(大阪市都島区・嫌人さん)。「隣国とは仲良くしたほうがいいに決まっているが、日本側から頭をさげてまで仲良くする必要はない」(海外在住・匿名さん)。「友情ごっこのような関係ならいらない。中国・韓国とは必要があれば協力し、なければ距離をおくくらいでちょうどいい」(北海道旭川市・優子さん)。

 ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。中国や韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。賛成派のメールを読んでみよう。

 「3年ほど中国東北部で働いています。日本でおおきく報道されている『反日』は、こちらでは報道ほどひどくはありません。一般人のなかには、単なる反日よりも、冷静に日本との上手なつきあいかたを模索している人のほうが多いように感じます」(東京都世田谷区・モモトン)。「実家のまわりには在日韓国人が多く住んでいて、それがあたりまえでした。結婚して住んだ場所には中国人が多く、小学校の運動会では中国語のアナウンスがつくほど。どちらの国の人とも、近くにいることが自然。人間なんだから、仲良くしたほうがいいと考えるのが当然だと思います」(神戸市垂水区・匿名さん)。「当然、仲良くすべきです。隣国の中国や韓国と仲良くしないで、遠くの国とばかりの外交では、成功なんてありえないのでは?」(千葉市花見川区・匿名さん)。

 ぼくはつぎの10年間で、現在の日米関係と同じくらい日中関係・日韓関係は重要になると思う。すでに対中貿易は日本経済のおおきな柱のひとつなのだ。仲良くしなくていい、無視すればいいというのは一見強そうだし簡単だ。でもそうすれば、すぐとなりに住むたくさんの人たちがいなくなるのだろうか。

 今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。

 あたりまえの話だよね。メールをくれた「多数派」はあまり反日報道やネットの情報に踊らされないほうがいいのではないかな。では、最後にシンプルなメールをひとつ。

 「夢みたいなことだとはわかっているけど、中国・韓国というよりは、すべての国と仲良くなってくれたらいいなと思ってます」(東京都練馬区・匿名さん)。別に夢なんかじゃないよ。ぼくだって、ジョン・レノンだって、それにその他大勢の地球人がそう願っているのだから。

==============

 ◇次回は「結婚後の恋愛はあり? なし?」

 次回の問いは「結婚後の恋愛はあり? なし?」です。パートナーがいるにもかかわらず、他の人を好きになってしまった。そんな時、もう一歩踏み出しますか、それとも--。自分だったらどうするか、投票とご意見をお寄せ下さい。

 11月5日まで受け付け、結果は14日の本欄で紹介します。投票はMSN毎日インタラクティブの「暮らし」のページ(http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi)。また携帯電話の「毎日新聞・スポニチ」サイト(右のQRコードを読めば直結、一部機種除く)からも投票できます。

==============

 ◇投票結果

 <有効投票数>9010

 (男6284,女2726)

 ((1)はした方がいい、(2)はしなくてもいい

 <全体>

 (1)42.8%(2)57.2%

 <男女別>

男(1)33.6(2)66.4%

女(1)64.2%(2)35.8%

 <年齢、男女別>

10代以下男(1)12.4%(2)87.6%

10代以下女(1)60.4%(2)39.6%

20代男  (1)31.4%(2)68.6%

20代女  (1)64.4%(2)35.6%

30代男  (1)31.5%(2)68.5%

30代女  (1)66.1%(2)33.9%

40代男  (1)42.3%(2)57.7%

40代女  (1)64.8%(2)35.2%

50代男  (1)45.0%(2)55.0%

50代女  (1)60.5%(2)39.5%

60代男  (1)41.7%(2)58.3%

60代女  (1)54.1%(2)45.9%

70代以上男(1)45.9%(2)54.1%

70代以上女(1)29.0%(2)71.0%

毎日新聞 2006年10月31日 東京朝刊




「自由な競争」ではなく「公正な競争」が大切

2006-10-31 | 構造改革
 Dr.マッコイさんが、『「頑張った人が報われる社会」とは?』の中で、

どうもネオリベ路線支持者、新自由主義の信奉者といいますか、市場原理主義者たちは「頑張った人が報われる」ためには「自由な競争」が大切だと言いたいのだと思います。しかし私はそれは間違っていると思います。

「自由な競争」ではなく「公正な競争」が大切なのだろうと思うわけです。

完全に自由な競争では、強い者も弱い者も同じ土俵で闘わなければならず、また勝てば勝つほど、金も情報もどんどん集中してゆき、勝ったものは勝ち続け、負けたものはずーっと負け続けます。

という意見を述べておられますが、私も同感です。

 「自由な競争」というのは、たとえば、村上ファンドなどによる株の買占め行為などに見られるように、資金を持っている方が圧倒的に有利です。資金のないものは最初から参加すらさせてもらえないような場合も多くあります。

 自然界について言えば、ライオンと羊を対等に戦わせるのが「自由な競争」であり、ボクシングの世界で言えば、「ヘビー級」「ライト級」といった一切の階級を無くして、ハンディキャップ無しで戦わせるのが「自由な競争」です。

 このような例を並べていくと、「自由な競争」というのが、一種の「理不尽さ」を伴っている事が分かります。羊はライオンにかないっこないし、「ライト級」の選手が「ヘビー級」の選手に勝つ可能性は、ほとんどゼロです。

 という事で、「ライト級」の選手と「ヘビー級」の選手とが戦う場合は、「ヘビー級」の選手にそれ相当のハンディキャップを与えるか、あるいは、「ライト級」の選手たちが競う場所と「ヘビー級」の選手たちが競う場所とを分けて、棲み分けをするというような配慮を行う事が、むしろ「公正な競争」という事になるのだと思います。

(ハンディキャップ:競技や勝負事などで、優劣を平均するために、強い者に加える負担。)

 「規制」というとネガティブなイメージを持ちますが、このような「公正な競争」、「適切な競争」を行う際に必要なものでもあります。たとえば、雇用者と労働者の間には、大変な力の差があります。この力の差に対するハンディキャップとして、たとえば、「労働基準法」といった法律による「規制」があり、このような規制によって、労働者の権利が守られるのです。

 (ごくまれに、労働者の権利が過剰に守られているような職場もあるようですが、そういう職場はまれであり、レアケースを以って、全体を論じてはいけません。)

 振り返ってみれば、原始資本主義こそ、規制の無い「自由な競争」の場でした。そのような「自由な競争」の場では何が起こっていたかといえば、労働者の雇用者に対する隷属であり、また雇用者による労働者の搾取であったわけです。資本論もそのような状況下で書かれたものです。このような、資本主義の矛盾が一部の人たちを社会主義へ駆り立てたのです。(残念ながら、社会主義は、資本主義以上に理不尽なものだったのですが・・・。)

 原始資本主義が、社会主義に対する脅威により、社会主義の唱える「福祉」とか、「弱者救済」という理念を取り入れてから、ようやく資本主義が、人間的なものになったという歴史的過程を忘れてはいけません。(「弱者救済」というものも行き過ぎてはいけませんが)

 「自由な競争」を目指すネオリベとか新自由主義などといったものは、結局、原始資本主義に回帰しようとする反動主義なのです。、




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したたかさに強運?安倍内閣1カ月

2006-10-30 | 自民党
 「耐え難きを耐えて、政治はしたたかにやらないといけない」と安倍首相は言ったそうです。

 「耐え難きを耐えて」という昭和天皇の敗戦を決意したときの重い言葉を、この様に軽々に使っていいものなのかと思います。この人が言うとまるでパロディのようにしか聞こえません。

 何故、このような表現が出て来るのか、これは、中国に全面降伏したという事なのか、野党に全面降伏したという事なのか。そしてそれは何故なのか。しっかりと教えてもらいたいもんです。

 「政治はしたたかに」というけど、「したたか」とは、「強くて手ごわいさま、一筋縄ではいかないさま」という意味であって、安倍さんの様に、最初から勝負を避けて、安全圏に逃げ込もうといった姿勢を表わす言葉ではないのではないのですよ。そういうのは、「したたか」と言わず、「怯懦」もしくは「卑怯」と言うのです。自分自身が国会を楽に乗り切るために、「村山談話」「河野談話」の踏襲も止むを得ずと判断したのなら、一時の私益のために国益を犠牲にした愚か者と言わざるを得ません。

 「過去の政府見解を形式的に引き継いでも、その根拠となる事実関係のあいまいさを強調することで、有名無実化を狙う。」・・・なんで、そんな回りくどい事をせにゃならんのか理解に苦しみます。こんなもんは、所詮言い訳です。このような「一見、負けているようで、実は勝っている」という論調は、過去「運スレ」で大量発生した「妄想的詭弁」を思わせますね。

 25日の下村発言にしても、それだけで終わるならば、それこそ、国民の不満をそらす単なるガス抜きにしか過ぎなかった事になります。

 最近の安倍首相の言動を見ていると、煮え切らない小泉首相のもとで、強硬論を唱えていたのも、単なるガス抜き役を演じていただけだったのかも・・・とさえ思えてきます。

 「首相は、自分の主張を変えずに首相としてどこまで言えるかを考えている。一つ一つが極めてマネジメントされている」と首相補佐官の1人は言ったそうですが、ここまで、主張を変えている人を評して、この発言はないでしょう。まるっきり、実のないセールストークです。



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(参考)
【安倍内閣1カ月】(下)したたかさに強運

 ■政敵欠場・靖国…「歴史問題」乗り切る
 慰安婦への日本軍関与の強制性を認めた「河野談話」の見直しに下村博文官房副長官が言及したことが、国会で波紋を呼んでいる。民主党など野党は「閣内不一致だ」と追及する構えだが、安倍晋三首相は「全く問題ない」と余裕の表情で、むしろ自らの政権運営に自信を深めているようだ。
 「求心力は高まっているし、安定している。当選回数と経験の不足という懸念は払拭(ふっしょく)された」
 首相より10歳年長の丹羽雄哉自民党総務会長は手放しで称賛する。その求心力の核となっているのが、首相の「予想外のしたたかさ」(閣僚)に加えて強運だ。
 その予兆は、組閣前日に表れた。首相にとって手ごわい政敵となると指摘された民主党の小沢一郎代表が、自身の再選を決めた臨時党大会直後に入院したのだ。その後、民主党衆院議員による不倫騒ぎなど敵失もあった。さらに北朝鮮の核実験は、安倍政権の強硬路線を引き出し、さきの衆院補選に向けて結果的に追い風となった。身近に迫る核の脅威の前で、政権発足後に足かせとなりかねなかった靖国神社参拝問題は、忘れ去られたかのような状況が生まれた。
 一方、歴史認識をめぐる国会答弁の中で、首相はひそかに布石を打っている。日本の過去に対する反省と謝罪を明確にした村山談話や河野談話に批判的だった首相は、これらを内閣として継承すると表明し、与党内や支持者の間から「変節」「失望した」といった批判の声も漏れた。だが、首相には別の計算があった。
 「耐え難きを耐えて、政治はしたたかにやらないといけない」
 首相は周囲にこう漏らしている。すでに閣議決定され、対外的に発信された談話を破棄・修正するには膨大な時間とエネルギーを要する。それを考えれば「談話は継承するが、中身は骨抜きにしていけばいい」(周辺)と踏んでいるふしがある。
 今月6日の衆院予算委員会では、共産党の志位和夫委員長の河野談話に関する質問に対し、首相は「今にいたっても『狭義の強制性』については、事実を裏付けるものは出てきていなかった」と指摘した。狭義の強制性とは慰安婦の強制連行を指す。政府高官は「国会答弁でこれをはっきり否定したのは歴代首相で初めてではないか」と語る。
 同じ日、民主党の岡田克也元代表のいわゆるA級戦犯に関する質問に対しても「国内法的に犯罪者でないのは、はっきりしている」と明言、「戦争犯罪人だと認識している」としていた小泉純一郎前首相の答弁を事実上、修正した。
 過去の政府見解を形式的に引き継いでも、その根拠となる事実関係のあいまいさを強調することで、有名無実化を狙う。その思惑を裏付けるように、首相は一部の変節批判をほとんど気にしていないようだ。
 首相補佐官の1人は「首相は、自分の主張を変えずに首相としてどこまで言えるかを考えている。一つ一つが極めてマネジメントされている」と強調する。表面的には安全運転に見える首相の答弁に、野党側が攻めあぐねる現象が起きているのも事実だ。
 もっとも、与党内には首相の強気を懸念する向きもある。閣内不一致を野党側から繰り返し指摘されていることを踏まえ、公明党の漆原良夫国対委員長は27日、自民党の二階俊博国対委員長を通じて「しかるべき対処」を申し入れた。強運に支えられた成功がいつまで持続するかは、首相にとっても未知数の面は少なくない。
                   ◇
【用語解説】河野談話
 宮沢内閣末期の平成5年8月、河野洋平官房長官(当時)が韓国から日本政府の関与を認めるよう要請があった慰安婦について「慰安所は当時の軍当局の要請により設営されたもので、慰安所の設置、管理および慰安婦の移送は旧日本軍が直接あるいは間接に関与した」とする談話を出し、謝罪と反省を表明した。
 しかし、談話の根拠は元慰安婦女性からの聞き取り調査だけで、慰安婦を強制的に集めたことを示す文書は見つからなかった。9年3月の参院予算委員会で、平林博内閣外政審議室長は「個々の証言を裏付ける調査は行っていない」と答弁した。
 また、談話の作成にかかわった石原信雄元官房副長官は17年7月、産経新聞の取材に「普通の談話であれば、物的証拠に基づく手法ではああいうものはできない」と述べ、政治判断が優先されたことを認めた。
<産経新聞>




尖閣諸島への航行阻止に抗議 中国外務省

2006-10-29 | 中韓
尖閣諸島への航行阻止に抗議 中国外務省
2006年10月28日13時53分


 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する香港や中国の活動家らの漁船が同諸島に向かった問題で、中国外務省は27日夜、船が海上保安庁の巡視船に航行を阻止されたとし、日本側に抗議したと発表した。

 中国側は「釣魚島と周辺の島々は中国固有の領土だ」と主張したうえで、「日本側が多数の船と航空機を出動させ、漁船に体当たりするなどした結果、負傷者が出て、漁船が損傷した」とした。さらに「日本側が問題を適切に処理し、両国関係の改善と発展という大局を堅持するよう希望する」と求めた。


 尖閣諸島の領有権を主張する香港や中国の活動家らの漁船が同諸島に向かった問題で、中国外務省は27日夜、船が海上保安庁の巡視船に航行を阻止されたとし、日本側に抗議したと発表した・・・。

 領海・領土を侵そうとする者たちを阻止するのは当然の事で、本来は、中国側が事前に阻止しなければならない事。非は中国にあるのに、日本側に抗議とは、やっぱり日本を舐めてるんですよ。

 「日本側が問題を適切に処理し、両国関係の改善と発展という大局を堅持するよう希望する」と中国、自分から殴りかかっておきながら、殴り返そうとすると、「我々の仲が悪くなるよ」と制する。いつもながらの中国流外交術ですね。

 中国側にすれば、就任早々、「村山談話・河野談話の踏襲」という妥協を行う安倍内閣を軟弱な政権だと見切った上での今回の行動ではなかったのでしょうか。

 村山談話・河野談話の踏襲という無原則な歩み寄りをした日本政府が得たものは、なんだったのかといえば、日中首脳会議での形だけの日中友好ポーズに過ぎなかったわけで、大きく譲歩した割には、ほとんど得るものはなかったという事です。



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被差別部落出身者を一つにまとめてバッシングする作家

2006-10-28 | その他
 行き過ぎた同和行政が今問題になっていて、解放同盟に対する特権的な優遇策にメスが入っています。解放同盟に対する批判がタブーではなくなってきました。

 こういう逆差別や特権的な優遇を批判するようになったのは、いい傾向だと思うけど、それに便乗して、差別感をあらわにした文↓を書くような人はやはり問題にすべきでしょう。

さるさる日記 - クライン孝子の日記
■2006/10/25 (水) とばっちりを受けるのが怖くて見て見ぬふりの結果(2)
より、

TBSのテレビネットでは
その人物が、高級車を乗り回して、市の建設会社の
談合にまで顔を出している。

これは普通の日本人では考えられないな。
白昼、こうした大胆な行動をして、それが許される人物とは
誰だろう?

あれこれ想像していたら、

どうやら、民と関係があるらしく、

 この人は、単純な善悪二元論者のようですね。だから、解放同盟に所属する人物に対する批判記事を眼にして、すっかり、「被差別出身=悪」という考えに嵌ってしまったのでしょう。そして、「悪い奴らはいくらでも叩け」とばかりに、差別感丸出しの記事を書いて平気でおれるのでしょう。

 「クライン孝子と似而非と2ch」で「佐藤 健の溶解する日本」さんが言及しておられます。

 確かにいま似而非行為がやり玉に挙げられて叩きやすい環境ではあるが、このクラインのやり方はあまりにも安逸に堕しすぎだし傲慢ではないか。
 差別は現実にあったしいまもある、そして似而非行為も後を絶たないという現実もある。
しかし、それを以て、被差別出身者を一つにまとめて「民」→「さもありなん」、こんな関係者全般に亘らせるような恣意的誘導は許されるものではないのではないか?

 集団を構成する一部の不心得者を以って、集団全体をバッシングするやり方は、最近よく用いられていますが、こういうのは全て詭弁であって惑わされてはいけないと思います。


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河野談話は再調査必要 従軍慰安婦めぐり下村氏

2006-10-27 | 歴史認識
 下村博文官房副長官は25日夕、都内で講演し、従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し「私自身の今後の検討課題」としながら、談話の前提となる事実関係を調査し直すべきだとの考えを示した・・・。

 こういうのが、所謂、「アドバルーン」を揚げるという事なのでしょうか。とりあえず、当たり障りのない人が、慎重な言い回しで、野党の反発を食らいそうな発言をするという・・・。それとも、背後関係全く無しの、下村官房副長官の自発的発言なのか、そこのところは分かりませんが、ともかく歓迎すべき発言です。

 この下村発言に関しては、

「もじもじスケッチ」さん: 河野談話修正プロジェクト斥候下村キター
「Dr.マッコイの非論理的な世界」さん -  さあ、河野談話・村山談話見直しに向けて動きだしたかな?も言及しておられます。

<チーム安倍>
中&韓首脳会談も終わったし、右側の人達が怒りマーク付けているから、ガス抜きにそろそろ“議論”巻き起こしちゃおっかな♪
・・・ってことでオケ?(「もじもじスケッチ」さんより)

 「右側の人達が怒りマーク付けているから、」という事で、「議論のゆり戻し」が起こったというのなら結構な事です。「右側からの怒り」が無駄じゃなかったって事ですから。

この官房副長官の個人的見解が出てきた今がまたチャンスです。バカな野党はこれをネタに色々言ってくるでしょうが、そういうのは安倍首相が「闘う政治家」ならば、正々堂々と議論して闘って、ばっさばっさと切り捨てれば良いわけです。(Dr.マッコイさん)

 「河野談話・村山談話」を踏襲すればしたで、「首相のお考えに賛同します」とならずに「過去の首相の発言と整合性が取れない」と攻撃する、ああ言えばこう言う野党。「河野談話・村山談話見直し」となれば、また、どうのこうのと攻め立ててくるでしょうが、そんなことは取るに足らないことでしょう。

 Dr.マッコイさんのおっしゃるとおり、見直し発言が出て来た今こそがチャンスなのです。この下村発言に呼応して、「河野談話・村山談話見直し」機運を盛り上げていただきたいと保守系ブロガーの皆さんにお願いします。



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(参考)
河野談話は再調査必要 従軍慰安婦めぐり下村氏

 下村博文官房副長官は25日夕、都内で講演し、従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し「私自身の今後の検討課題」としながら、談話の前提となる事実関係を調査し直すべきだとの考えを示した。
 下村氏は「河野談話はもう少し事実関係をよく研究しあって、その結果どうなのか、時間をかけて客観的、科学的知識を収集して考えるべきではないか」と述べた。
 安倍晋三首相は衆院予算委員会の答弁で、河野談話を踏襲する考えを示しており、野党から批判を受けそうだ。
 ただ下村氏は、日本の「植民地支配と侵略」について謝罪した1995年の村山富市首相談話もあわせて「もし閣議決定された談話を修正するなら、もう一度閣議決定し直さなければならない。その時間が許されるか考えると、議論しているような時期ではない」と強調し、政府として見直すことはないとの見通しを示した。




小林よしのり氏の安倍批判に共感

2006-10-26 | 自民党
 きこりさんが、自身のブログで、

今日買ったSAPIO

ゴー宣。安倍政権に対する痛烈な批判で埋め尽くされていて、自分と小林よしのりのシンクロ率が高くて驚いた。

 と、最新のゴー宣を紹介しておられます。

ゴー宣
拡大

 なるほど、確かに小林よしのり氏の言うとおりですね。

 私から見て、小泉さんのネオリベ的な、アメリカ志向的な構造改革路線が、どうしても肯定できなかったから、自身の構造改革路線に反対する人たちを、「抵抗勢力」として切って捨てることにも違和感がありました。もともと、そうした伏線があったから、「郵政選挙」での、「殺されてもいい」発言は、私にとって少しも感情移入できないものでした。正直、「こいつはアホか」としか思えませんでしたね。

 しかしながら、方法論的に言えば、小泉さんのやり方というのは見事でした。「構造改革」という方向で、それをするから反発を感じたまでで、「拉致問題の解決」や「自虐史観の見直し」といった方向で、自分に逆らう奴は、「抵抗勢力」だと、真っ向から勝負を挑んでいたなら、大いに応援したでしょう。

 安倍さんについては、その方向性を高く評価していたんですけどね。方法論として、周りに妥協する道を選んでしまった時点で駄目ですね。

本物の基地外とその熱狂化したファンがあの郵政選挙を導いたのだ。これだよ、これ。高杉晋作じゃないが「狂」の一文字だよ。なんでこれをパクんねぇんだ!サヨク系マスコミがさかんに「横文字ばかりで長たらしい」「美しい国の定義が分からない」とツッコミを入れているがまさにその通り。安倍晋三の一番ダメな所は、その中途半端なバランス感覚だ!もっと狂え!!糞ったれ。

 ↑この分析は正しいと思いますよ。

 結局、私から見れば、
小泉さんの方法論は〇、方向性は×
安倍さんの方向性は〇、方法論は×
という事になります。

安倍総理よ、参院選の後があると思うな!
まったく闘わない政治家だったと、後世、嘲笑されて終わることになるぞ!
自分の祖父まで間違っていたと言うのは止めろ!
闘う政治家になれ!!

 安全策を選んで、結局何も出来ずに終わるぐらいだったら、危険を承知の上で、正面から勝負に打って出るべきですよ、安倍さん。



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菅総務相、NHKに「拉致問題を重点的に扱うよう」命じる

2006-10-25 | 拉致・北朝鮮問題
 安倍晋三首相は24日午後、菅義偉総務相がNHKに対し、短波ラジオ国際放送で北朝鮮による拉致問題を重点的に扱うよう命じる方針を示したことについて「北朝鮮で救出を待っている被害者のために何ができるかという観点から、みんな考え、適切に対処していくと思う」と理解を求めた・・・。

 こうした拉致問題に対する積極的な対応は、前政権には見られなかった事で、安倍政権になって良かったと評価できます。

 ところが、これに対して民主党の小沢一郎代表が批判的な意見を言ってます。

 小沢氏曰く、「中立的な公共機関としてNHKの存在を認めておいて、一方的に政府の宣伝を権力で押し付けるのはどうか」。

 確かに、一方的な政府の宣伝や、与党の宣伝であれば、問題でしょうが「拉致関連の放送」というのは、国民全体の利益にかなったことで、まさに公共放送で行うべき種類の放送ではないでしょうか。

 小沢氏は、多分、政府に点を稼がせたくないという理由で、反対しているのでしょうが、国民の関心が高い「拉致問題」で、政府の揚げ足をとって、邪魔をすることが、民主党の利益になるとでも思っているのでしょうか。思っているなら、国民の思いの分からぬ政治家という事で、さっさと勇退された方が、民主党のためにも、国民のためにもいいと思いますよ。



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(参考)
放送命令に理解求める=「拉致被害者救出の観点で対処」-安倍首相

 安倍晋三首相は24日午後、菅義偉総務相がNHKに対し、短波ラジオ国際放送で北朝鮮による拉致問題を重点的に扱うよう命じる方針を示したことについて「北朝鮮で救出を待っている被害者のために何ができるかという観点から、みんな考え、適切に対処していくと思う」と理解を求めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 


拉致重点放送:NHKへの放送命令意向、懸念の声相次ぐ

 菅義偉総務相が、拉致問題を国際短波ラジオ放送で重点的に取り上げるようNHKに命令を出す意向を表明したことに対し、与野党や識者、放送関係者から「公権力による押し付けだ」と懸念や慎重な対応を求める声が相次いだ。

 民主党の小沢一郎代表は「中立的な公共機関として(NHKの)存在を認めておいて、一方的に政府の宣伝を権力で押し付けるのはどうか。筋道の通った原則なり論理的な結論でこうするというのではなく権力が行使されるのは非常によろしくない」と厳しく批判。自民党の片山虎之助参院幹事長(元総務相)も「命令という形式でなくても意思が伝わればいい。私ならそういう形式はとらない」と改めて慎重論を唱えた。

 報道・表現の自由について詳しい梓沢(あずさわ)和幸弁護士は「放送内容に対する公権力の危険な介入だ。具体的な政策課題の放送を命令することは、思想・信条の自由にまで踏み込み、憲法が保障する表現の自由を侵害しかねない」と指摘する。他の弁護士に呼びかけ、総務省やNHKに対して近く公開質問書を出すという。

 一方、安倍晋三首相は「北朝鮮で救出を待っている被害者のために何ができるかという観点から、いろいろとみんな考えている。その中で適切に対処していくと思う」と述べるにとどめた。

 当事者となるNHK広報局は「今後も自主的な編集の下できちんと取り上げていく所存だ」とコメントした。NHK経営委員会の石原邦夫委員長(東京海上日動火災保険社長)は橋本元一会長から「NHKが自主自立、報道の自由を守り、自主的な放送をしていくことに変わりはない」と報告があったことを明らかにし、「『そういった方向でやってもらいたい』と各委員から意見が出た。NHKが自らのポジションを崩さないのが大切」と話した。

 NHK職員でつくる日本放送労働組合(山越淳委員長)は、命令に反対する見解を表明。山越委員長は「個別項目に踏み込んだことは権力の介入と受け止めざるを得ない」と話した。

毎日新聞 2006年10月24日 21時32分 (最終更新時間 10月24日 23時19分)


山本一太氏が、「郵政反対組復党論」に、再反論

2006-10-25 | 自民党
 山本一太クンが、「郵政反対組」の「復党」の動きに、再度反対論を述べています。

 一太クン曰く、『ここで何も言わないことは、これまでの政治活動を否定することに他ならない。「政治信念を曲げた」とか、「直滑降からエッジをきかせたスラロームにスタイルを変えた」と批判されても反論出来なくなってしまう。』

 「政治信念を曲げたと批判されたくない」という言葉自体は美しいのですけどね。「郵政反対組の復党云々」というような政策論争ですらない、単に党の運営上の話が、彼にとっては、「政治信念」などという大層な言葉になるんですね。この人の「政治信念」とは、それほど空虚なものなのですかね。

 この人が主張しているのは何処までも、「郵政反対組の復党」は自分が戦う次の参院選挙に不利になるという事でしかないように思えますが・・・。(あっそうそう、「郵政反対組」からの報復を恐れているというのもありますね。)

 「復党論」が「情」で、反対論が「理」だとか主張していますけど、去年の郵政選挙で、「自分に逆らうものは出て行け」とした小泉さんの言動そのものが「憤怒」から出た「情」そのものなのでは・・・。

 はっきり言って、「郵政反対組の復党」は、来年の参院選挙に不利になるかも知れません。しかし、それは、前の〇〇宰相の責任です。見た目には、大勝利した郵政選挙でしたけど、結果的には、自民党を軋ませ、弱体化させただけの事です。

 「かつての自民党では、二つにわかれて議論することはあったが、党を追い出すことはなかったし、ましてそこに刺客を向けるようなやり方はなかった」と小泉前首相の対応を批判した島村宜伸氏の発言の方が正論なんです。

 「郵政反対組の復党」問題は、「憤怒の情」に駆られた小泉さんの後先を省みない暴挙が生み出したもので、彼が宰相の座から降りた後は、速やかに正常化すべきであり、正常化させることこそが、「理」なのです。

 小泉時代の「反対派を排除する、共産党のような民主集中制の」自民党など一刻も早く解体すべきなのです。

 先ほどの、島村宜伸氏の発言に対し、西川京子氏が「私たちは党の命令で、党のために戦った。『刺客』という偏見的なことは言わないでほしい」と涙ながらに反論したそうですが、選挙期間中は「刺客」などと言われて浮かれていただろうに、調子のいい人ですなあ。

 「党の命令で、党のために戦った」だから、自分は悪くない・・・そんな責任逃れの発言に終始するような主体性のない人は、そもそも代議士になる資格などないのでは・・・。

 一太クンのブログに戻ります。

 一太クンは、埼玉県選出の柴山昌彦衆院議員にこうアドバイスしています。

 「政治家が自らの信念にしたがって発言し、行動するのは当然のことだと思う。意見が違うから政治が成り立つわけでしょ。自信を持って、堂々と持論を貫いたらいい!」

 「自信を持って、堂々と持論を貫いた」議員の追い落としに必死になっていた人が、そして未だに、そうした議員を許すべきでないと主張してる人が一体何を言ってるんでしょうかね。腹の中で、「嘘ぴょん。(^o^)。これは建前だよ。」とか嘯いてるんじゃないんですかね。



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(参考)

山本一太の「気分はいつも直滑降」
「復党問題」を考える:その1ー「情」を超える「理」 
 10月20日:パート2
より、

 政治家には、それぞれ「選挙区の事情」というものがある。「これだけは譲れない」という個々の政治信条もある。様々な人間関係や支持団体の思惑に縛られ、心のままに動けない「苦しい局面」にも遭遇する。数々の「政治的な制約」と戦いながら、かつライバル(政敵)と対峙しながら、ひとりひとりが議員として生き残るための道を模索している。「国民の代表であり続ける」ことは、並大抵のことではない。
 
 政策に対する考え方は違ったとしても、郵政民営化法案に反対した政治家の方々には、それぞれの信念があり、事情があり、そして覚悟があったと思う。だからこそ、自分は(直滑降レポートでも)「郵政造反組」という表現は使わない。「郵政反対組」という言葉を用いることにしている。
 
 「反対グループ」の中には、いったんは反対票を投じた法案に賛成した人々もいた。政治家として苦渋の(それこそ屈辱的な)決断だったに違いない。彼らの立場(理屈)からすれば、郵政の問題で「自民党を離れる」ことは不本意で不条理なことだったかもしれない。さらに言えば、(政治資金に困らない一部の議員を除いて)「政党助成金」を受け取れるかどうかということは、多くの「反対組メンバー」にとって、死活に関わる問題だろう。政治資金パーティーをほとんどやらずに事務所を切り回している自分には、そのことがよく分かる。
 
 郵政法案に反対して自民党を離れた議員たちを「復党させる」動きが加速している。今月末には、一気呵成に「復党の流れ」が固まりそうな気配だ。「慎重論」を唱えている中川秀直幹事長が「筋を通そう」と孤軍奮闘しているものの、党内での議論の焦点は、すでに「復党を認めるかどうか」ではなく、「復党の条件をどうするのか」「復党した場合の当該選挙区の調整をどうするのか」「党として国民にどう説明するか」ということに移っているという人もいる。(*真偽のほどは分からない。)「復党」を渇望していた議員たちにとっては、失うことの出来ない「チャンス」だ。「ようやく復党が決まりそうなのに、この微妙な時期に余分なことを言ってくれるな!」「今回の問題には自分たちの政治生命がかかっている。異論を唱えるヤツは許さない!」と思うのは(政治家として)当然かもしれない。某大物議員の「恫喝発言」は、こうした人々の思いを代弁する(代表する)言葉だった。きっとそうだ。
 
 自分だって、10年間、政治家として生きてきた。彼らの苦しい事情や思いが分からないとは言わない。出来ることなら、「復党問題」については書きたくない。誰だって「恨まれる」のは嫌だ。ましてや、個人的には「情」の部分もある。野田聖子氏や城内実氏には「思い入れ」があった。同い年の荒井広幸氏のことは、今でも親友だと思っている。が、しかし、
 誤解のないように言っておくが、「未来永劫、郵政法案に反対した方々の復党を認めるべきではない」などとは一度も言っていない。小泉前首相の語録ではないが、政治は「生き物」だ。政治情勢は常に変わる。現在の政党の枠組みだって、どこまで続くかは誰にも分からない。加えて、郵政民営化に反対したメンバーには(誰にも)何の恨みもない。「反対組」の中には、自分より明らかに優秀な若手政治家もいる。かつて尊敬していた先輩議員も含まれている。
 
 ただし、自民党が昨年の総選挙で政権公約(マニフェスト)の中心に掲げた「郵政民営化」に反対して党を離れ、賛成派の公認候補者と戦った政治家たちを「復党させる」というなら、「あの選挙で一票を投じた有権者(国民)に説明の出来るプロセスを踏むべきだ」と言っているのだ。そこのところを曖昧にしたままで「反対した議員」を受け入れるということは、昨年の総選挙の正当性を否定することに繋がる。国民は「郵政民営化を進める」という旗印に賛同して、与党に300議席を与えた。そのことをけっして忘れてはいけない。
 
 仮に、(参院自民党が主張する?)「即時・無条件・一括」で郵政反対組の復党を認めるなどという方針が打ち出されたら、各方面から「あの300議席はインチキだった!!」と批判されかねない。もし「復党は参院選挙で票を稼ぐため」という以外の説明が出来ないとしたら、国民の心は自民党政権から永遠に離れてしまうだろう。ましてや、「自民党は改革政党になった」という言葉を信じて自民党支持に回った人々は、「自民党は変わってないじゃないか。信じていたのに裏切られた!」「もう2度と自民党には投票しない!」と心に誓うだろう。
 
 亡くなった後藤田正晴氏が「情と理」という名著の中で、「社会の弱い部分に光をあてるのが政治の役割だ。その意味で政治家は(時として)『理』よりも『情』を優先させなければならない」という意味のことを書いていた。人間社会は「情」で成り立っている。が、今回の「復党問題」に過度の「情」を持ち込んではいけない。「党利党略」だけでとらえてもいけない。この問題で「情」を優先させたら、政党としての存在価値を疑われる。大袈裟でなく、「日本の政党政治」が前世のシステムに戻ってしまう。曖昧で不透明な解決が許された時代はとうに終わっている。政治に対する国民の意識は明らかに昔と違う。
 
 小泉政権が残した最大の功績のひとつは「政治改革」だった。「改革政党」でなくなった瞬間、自民党という恐竜の「延命装置」が外れる。せっかく安倍政権という新たな推進力(というか最後の希望)を得たのに。あ、パソコンの電池が切れかかっている。この続きは「復党問題を考える:その2」で。
 
追伸:埼玉県選出の柴山昌彦衆院議員から電話があった。会話の内容は書かない。が、彼にこう伝えた。「柴山さん。政治家は皆、それぞれ選挙で選ばれた国民の代表だ。その点では皆、同等ですよ。政治家が自らの信念にしたがって発言し、行動するのは当然のことだと思う。意見が違うから政治が成り立つわけでしょ。自信を持って、堂々と持論を貫いたらいい!」

 柴山氏には「信義のかけら」がある。政治家としての「確固たる理念」がある。今後の展開によっては、「直滑降ブログ」で全面支援するつもりだ。



「刺客などと言わないで」 西川氏、涙ながらに反論
2006年10月19日(木)23:00



 自民党伊吹派の19日の総会で、郵政民営化法案に反対した議員の復党をめぐる島村宜伸名誉会長の発言に、反対派現職を破って当選した西川京子氏らが涙ながらに抗議し、退席する一幕があった。党内では来夏の参院選での協力を得るために、離党組の早期復党を求める声が強まっているが、離党組と戦った議員の不満が爆発した。

 島村氏はあいさつで、「かつての自民党では、二つにわかれて議論することはあったが、党を追い出すことはなかったし、ましてそこに刺客を向けるようなやり方はなかった」と小泉前首相の対応を批判。これを聞いた西川氏が「私たちは党の命令で、党のために戦った。『刺客』という偏見的なことは言わないでほしい」と涙ながらに反論。やはり刺客組の鍵田忠兵衛氏も、「もっと配慮した発言を」と批判に加わった。

 両氏の抗議に島村氏は釈明はしなかったというが、西川公也事務総長代理は総会後記者団に、「復党はそう簡単にできる話じゃないし、安倍総裁も間合いを見ている。(島村氏の発言は)迷惑だ」と憤慨した。



尖閣抗議船 台湾グループ、漁船確保できず当局に抗議

2006-10-24 | 中韓
尖閣抗議船 台湾グループ、漁船確保できず当局に抗議
2006年10月23日20時01分


 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権などを主張するため、香港や中国の活動家らが同諸島に漁船で向かっていることに絡み、一行と合流予定の台湾の活動家で「保釣行動小組」のメンバーらが23日、「当局の圧力で漁船が借りられない」などとして、台湾行政院漁業署(水産庁)に抗議した。船主らが、グループに船を貸すのを拒んでいるという。

 同小組は漁船2隻で香港の保釣行動委員会と合流し同諸島に向かう予定だった。関係者は「当局が船主に圧力をかけているため、漁船が借りられなくなった。メンバーを送り出す方法を模索している」としている。


 台湾は、台湾で、尖閣諸島を自分のものにしたいと考えていると思います。しかし、中国と共闘して勝利したところで、結局は中国を利するだけで、自分の得にはならない事が分かっているのでしょう。尖閣諸島が中国のものになるなど、自国の安全保障上、考えたくもない事態のはずです。

 中国の活動家と共闘を予定していた台湾の活動家など、所詮は、自国の台湾のことなど何も考えてない中国のシンパなのでしょう。




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中国は中国でしかない・・・尖閣諸島への抗議船問題

2006-10-24 | 中韓
 中国外務省の劉建超報道局長は22日、尖閣諸島の領有権が中国にあると主張する香港の活動家らが漁船で同諸島に向かったことを受け、「中国側関係者の行動に日本側が冷静に対応し、危害を与えないよう、強く求める」と述べた。同諸島は「中国固有の領土」とも主張した・・・。

 以前、中曽根元首相が、靖国参拝を止めたときの言い訳は次のようなものでした。↓

 『今、中国では、対日強硬派と対日穏健派が争っている。靖国参拝を行うと、強硬派が勢いを増し、穏健派が厳しい状況になる。ここは、穏健派のために、靖国参拝を取りやめる事が賢明だ・・・。』

 この様に中国の政治状況を見て、靖国参拝を止めた結果どうなったか。結局、中曽根元首相の応援していた穏健派は別の事情により追い落とされ、「靖国参拝取りやめ」という事実だけが残ったのでした。

 最近、噂されている中国の政治状況とそれに対応している安倍首相を見ていると、中曽根さんの時と様子が似てるのではないですか。

 反日色の強かった江沢民政権から、胡錦涛政権に変わって、中国も日本に対して融和的になるんではないかという期待を日本側が持ちすぎているようです。胡錦涛さんは、話が分かりそうだから、多少妥協してでも、友好関係を大事にしていこうとか、また甘い事を考えていそうですね、日本政府は。

 中国は中国でしかないという冷めた目で見るべきではないでしょうか。中国が日本に対して本当に融和的であるなら、香港の活動家を、尖閣諸島に向わせるような事を許すはずはないし、尖閣諸島は「中国固有の領土」などと主張する事もないはずです。

 『「我々は、日本政府の味方だ」と油断させて、「悪いのは、 軍部だ。上海閥だ。活動家だ」と悪玉をこしらえておく。日本に、中国の主張を飲ませる際には、「軍部や上海閥がうるさいからとか 活動家が言う事を聞かないからとかという言い分で、納得させる。』・・・日本政府は、またそんな、子供だましの手に引っかかりそうな、嫌な予感がしてますけど・・・。



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(参考)
中国、日本側に冷静な対応要請 尖閣諸島への抗議船問題
2006年10月23日10時26分


 中国外務省の劉建超報道局長は22日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権が中国にあると主張する香港の活動家らが漁船で同諸島に向かったことを受け、「中国側関係者の行動に日本側が冷静に対応し、危害を与えないよう、強く求める」と述べた。同諸島は「中国固有の領土」とも主張した。

 日中関係が安倍首相の訪中を機に修復に向かう中、突発的な衝突が起きて中国や香港の市民の反日感情に火をつける事態を避けたい中国側の懸念がうかがえる。同時に、尖閣諸島の「主権」を中国が持つと強調して日本側を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。




 

真のリベラルと擬似リベラル

2006-10-23 | 拉致・北朝鮮問題
金大中&土井たか子
歓談する金大中前大統領(右)と土井たか子・元衆院議長=15日、光州(聯合)2006/06/15


 ノーベル賞というのは、大変権威のある賞ですが、「ノーベル平和賞」だけは別で、どうにも胡散臭い賞です。

 金正日という「自国民を虐げ、他国に対しても、様々な悪事を働く」独裁者に対して、友好的な姿勢を示しただけの金大中前大統領が受賞したのは、その典型的な例です。

 土井氏は金大中前大統領を、「生涯をかけて平和と人権の尊厳性を自ら実践した方だ」と賞賛したそうですが、この人が、生涯をかけて行った事は、「金正日の暴政の擁護」ではなかったのでしょうか。

 金大中前大統領をリベラルと称する人もいますが、いくら韓国内で、「自由と人権」のために戦ったとしても、北朝鮮の独裁体制が自由と人権を蹂躙する様を、見てみぬ振りをするような人は、本質的にはリベラルではないのです。

 私自身は、「自由と人権」を至高のものとする「リベラル」の立場に立っているわけではありませんが、「リベラル」と自称するならば、体制の違いなど超越して、「自由と人権」のために戦うべきで、それが出来る人のみが真の「リベラル」を名乗る資格があるのではないかと思っています。

 金大中氏が、真のリベラルたらんとするなら、例えば、北朝鮮の人権侵害を世界に訴え続けているドイツ人医師フォラツェン氏のように、北朝鮮の現状を厳しく糾弾すべきであり、彼のように韓国に対してのみ、「自由と人権」を主張し、北朝鮮に向っては何も文句をつけないような人物は、「擬似リベラル」(=「リベラル」の仮面をつけた只の北朝鮮擁護者)でしかないのです。

 「擬似リベラル」は、日本国内でも数多く生息しています。というか、「リベラル」の看板を掲げていた「左翼評論家」、「人権派弁護士」のような人たちのほとんど全てが、「擬似リベラル」であった事が、、「拉致事件」を契機に明らかになりつつあります。

 こういう連中は、「自由と人権」というフレーズを自分たちの政治的な目的のための道具として使っていたにすぎず、「拉致事件」という「日本国民に対する重大な人権侵害」が行われている肝心のときに、ろくに「自由と人権」のために動こうとはしない、有害無益な存在でしかありません。



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(参考)
ノーベル賞サミット、金前大統領と土井氏が歓談

【光州15日聯合】1973年の金大中(キム・デジュン)前大統領の東京拉致事件後、救命キャンペーンを展開するなどして格別な関係にある土井たか子・元衆院議長が、金前大統領と歓談した。

 ノーベル平和賞受賞者が集う「光州サミット」に参加するため、全羅南道・光州を訪問中の金大統領は、レセプション出席に先立ち土井氏と約1時間にわたり両国の政治状況などに関して意見交換した。金前大統領は土井氏にいつ到着したのかを問い、「土井氏はどの受賞者にも劣らない素晴らしい人生を送ってきたと思う」と述べた。土井氏は金前大統領を、「生涯をかけて平和と人権の尊厳性を自ら実践した方だ」と賞賛した。

 金前大統領は日本で右傾化傾向が強まっていることについて、「日本の民主主義は戦って勝ち得たものでないため、困難な状況に陥ったと考える。今は過去の歴史を省みる勇気を持つ時」とアドバイスした。

サハリン1の日本向けガス600万トン、中国が獲得

2006-10-23 | 外交・防衛
 日本が開発に参加しているロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン1」で、事業を主導する国際石油資本(メジャー)の米エクソンモービルが、産出される天然ガスの全量を中国に輸出する仮契約を中国側と結んだそうです。

 正式契約が結ばれれば、日本は産出された天然ガスを輸入できなくなるとのこと。

 また、日本のエネルギー外交が失敗したようです。なんでこう、日本の外交力・政治力は弱いのでしょうね。



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(参考)
サハリン1の日本向けガス600万トン、中国が獲得

 日本が開発に参加しているロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン1」で、事業を主導する国際石油資本(メジャー)の米エクソンモービルが、産出される天然ガスの全量を中国に輸出する仮契約を中国側と結んだことが20日、明らかになった。

 正式契約が結ばれれば、日本は産出された天然ガスを輸入できなくなる。イラン・アザデガン油田の石油開発や「サハリン2」に続き、サハリン1でも資源確保につまずくことで、日本のエネルギー戦略は大幅な見直しを迫られることになる。サハリン1は日、米、ロシア、インドが権益を持っているが、天然ガスの輸出先についてはエクソンが事実上の決定権を握っている。関係者によると、エクソンは今月、中国の国営石油会社「中国石油天然ガス集団公司(CNPC)」と仮契約を結び、産出天然ガスのうち、ロシアの取り分を除く約600万トン(液化天然ガス換算)のすべてがパイプラインで中国に輸出されることになったという。
(読売新聞) - 10月21日3時4分更新


中国、天然ガス確保で先行=日本側と覚書締結-サハリン1

*ロシア・サハリン(樺太)沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」に日本側企業として参画しているサハリン石油ガス開発(SODECO)が、中国の石油最大手、中国石油天然ガス(CNPC)と、産出される天然ガスの売買契約に向け、19日付で覚書を交わしたことが21日、明らかになった。
 サハリン1は、日本の天然ガス消費量の約10%に当たる年600万トン(液化天然ガス=LNG=換算)を輸出用に供給する計画。権益の3割を持つ SODECO以外の参加企業、米エクソンモービルやインド、ロシア側も同様の覚書をCNPCと交わしたものとみられ、CNPCは大規模な天然ガス確保へ大きく先行する。 
(時事通信) - 10月21日20時0分更新



ティー・ブレイク 10.22

2006-10-22 | ティー・ブレイク
■ポートレート 岡田薫

岡田薫
拡大


 岡田薫(おかだかおる、1978年3月16日生まれ)大阪府出身。特技は日本舞踊で名取の腕前。

現在、 日清のラーメン屋さん「彼よりそそられる麺」篇(音声あり)出演中


■画像1 今年のトラちゃん田んぼ


トラちゃん田んぼ


奇跡の大逆転はなりませんでしたが、最後まで、良く頑張ってくれました。>タイガース

■画像2 先月発表されたFirefoxのマスコットキャラクター「フォクすけ」

フォクすけ


「Mozilla Japanはこのほど、Firefoxのマスコットキャラクターの名前が「フォクすけ」に決まったと発表した。Webサイトで行った名前募集には7000件の応募があったといい、音の響きや分かりやすさなどを重視して選んだ。」とのこと。


■画像3 そろそろ決めないとね

■画像4 どうしたボク?(その2) 


■ネットの話題 ロイトゥマ・ガール

ロイトゥマ・ガール
flashを見る?


ロイトゥマ・ガール(Loituma Girl)とはロイトゥマの歌うフィンランド民謡『イエヴァン・ポルッカ』に日本のアニメ『BLEACH』のキャラクターである井上織姫が長ネギを回す4フレームのシーンを組み合わせたフラッシュアニメーションである。ここでかかる歌は26秒間が無限ループになっている。

その単純かつ元気の出る無意味な歌声と井上織姫の朗らかな表情、背景の変な渦巻き模様、そして長ネギを回す馬鹿げた行為が相まって、このアニメーションは一般的に非常に愉快ととらえられ、4chanなどの掲示板サイトを通してインターネット中の多くの人に広がっていった。そのブームの始まりは2006年の4月下旬だと推定される。


・上記flashを紹介しているブログは、「なつみかん。」さん。

因みにその「歌詞」↓
やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるんらーりぴたりるんらーるっぱりるぴらんこれかんろっかやきりかんぐー。まっちゃっちゃーやりびだりりんらびりちたんりんらんでんらんどーあばりっかったーばりっぱりーばりびりびりびりすてんてんどんどんやばりんらすてんらんてんやろーわらぶどぅぶどぅぶどぅぶどぅぶどぅーやぶー、わでぃーだんりんらんせんらんどぶだけだげだげどぅーどぅーでーやどー。

  「いま、世界中で話題を呼んでいる」といわれるフラッシュ。どこかに、仕掛け人がいるのか、自然発生なのか?

 まあ、とりあえず乗せられてみよう。



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秋の例大祭を安倍さんが無視したようですね

2006-10-22 | 自民党
 安倍さんは秋の例大祭を無視したようですね。「村山談話」、「河野談話」を「いともあっさりと受け入れた」安倍首相ですから、「さもありなん」という感じです。

 多分、今後も、「日中関係」、「日韓関係」に配慮して、波風を立てないような言動に終始することでしょう。勿論、靖国参拝も、中国、韓国が首を縦に振らない限り行わないでしょう。
 
 安倍さんには、「自虐史観からの脱却」を宣言して欲しかったのですが、残念な事です。「歴史認識」問題に関して、安倍さんに期待する事はもう有りません。

 経済政策などは、小泉政権の継承を宣言している点で、最初から私は少しも評価していません。あとは、拉致問題を含む対北朝鮮外交に期待するのみです。

 「アメリカ大統領に金正日を売り込んだり、総連に祝辞を送って媚を売ったり、植民地政策に対する謝罪のために数兆円を北にくれてやろうとした」前首相の蹉跌を反面教師として、北朝鮮に毅然と対応してくれれば、あとの政策はある程度大目に見ても良いとさえ思っています。

 最低限、対北朝鮮外交だけはちゃんとやってください。>安倍首相



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