Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」

2007-08-07 | マスコミ・マスコミ人
みの「朝ズバッ」不二家報道「放送倫理上重大な問題」

 TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で放映された不二家の報道について、NHK、民放で組織する「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の「放送倫理検証委員会」(川端和治委員長)は6日、「重大な放送倫理上の問題があった」との見解を発表した。
 同委員会で審理されていたのは、今年1月に放映された「新証言 不二家の“チョコ再利用”疑惑」。元従業員とされる女性の証言をもとに「賞味期限切れのチョコレートを集め、牛乳を混ぜて新しい製品とし再出荷した」などと報道したもので、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議が「報道は捏造(ねつぞう)」と抗議した。
 TBSは4月に同番組内で「行きすぎた表現やコメントがあった」と謝罪したものの「捏造ではない」としたため、同会議の議長を務めていた郷原信郎・桐蔭横浜大学法科大学院教授が5月、同委員会に審理を求める申し立てを行っていた。
 同委員会は「番組内容に捏造があったとは言えないが、取材や編集の手法、事後の対応などで重大な放送倫理上の問題があった」としている。


 TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で放映された不二家の報道について、「放送倫理検証委員会」(川端和治委員長)は6日、「番組内容に捏造があったとは言えないが、取材や編集の手法、事後の対応などで重大な放送倫理上の問題があった」とした・・・。

 「売れ残ったチョコレートを集め、、工場で牛乳を混ぜて再利用した」という事実無根のことを事実として放送することが、「捏造」でなくて、何なんだろうね。

 「売れ残ったチョコレートを集め云々・・・」なんていうことが、人件費やら運送費用を考えて経済的合理性があるのかということもわからなかったテレビ局の連中はアホじゃないの。

 そもそも、「放送倫理検証委員会」というチェックする機関が、NHK、民放というチェックされる側の下部組織であるという時点で、チェック機能が働かないのは当たり前。

 テレビ局も、こんな風な、いい加減なことばかりしてるとそのうち、ひどい目に遭うと思うけど。


盗聴に盗撮…ハニカミ襲ったTBSストーカー取材

2007-06-08 | マスコミ・マスコミ人
盗聴に盗撮…ハニカミ襲ったTBSストーカー取材
同組選手に「ピンマイクつけて」


 ゴルフの「関東アマチュア選手権」に出場しているハニカミ王子こと石川遼(15=杉並学院高1年)に対し、TBSが執拗に“ストーカー的取材”を試みようとしていたことが6日、分かった。盗聴を狙った同伴競技者やカートへのマイク装着依頼のほか、上空ヘリからの盗撮など暴挙の数々。あまりに非常識なはしゃぎっぷりに、関係者もあきれ果てている。

 盗聴騒ぎを起こしたのはTBSの情報番組「ピンポン!」。同日の番組冒頭で、司会のフリーアナ、福澤朗氏(43)は、「あまりに非常識な暴挙がありました」と涙ながらに謝罪した。いったい何があったのか。

 番組ディレクターが大会前日の3日、石川と同組の選手の自宅に電話をかけ、「石川君の声を録るために、ピンマイクをつけてプレーして、こちらからお願いする質問をしてほしい。謝礼も払います」と、トンデモない内容の依頼をしていた。

 関東ゴルフ連盟の加藤重正事務局長によると、謝礼は「金銭授受」を禁じたアマチュア規定に抵触しかねない。「バカにしている」と依頼を断ったこの選手が、その日のうちに顛末を大会へ報告していたという。

 同番組は翌4日の初日スタート直前にも、キャディーのカートにマイクをセットするよう大会に要求し、盗聴に固執したが、断られていた。

 また、5日のプレー中には、同局の報道番組「イブニング5」が飛ばしたヘリコプターが轟音とともに「無許可」(加藤局長)でコース上に出現。石川がプレーを中断するほどの超低空で、ボールの行方を左右しかねない風がコース内に吹き荒れた。その“盗撮映像”は、石川の過剰人気によるギャラリーのマナーの悪さについて言及するニュースにあわせて使用された。

 ハニカミ王子人気での同局のはしゃぎっぷりは、初日から突出している。混乱を避けるため「記者会見以外での取材は禁止」だが、報道番組「ニュース23」の男性アナは4日に早速、出口で「キャスターからの手紙なんですけど…」と封筒を差し出す“待ち伏せ”攻撃で石川を困惑顔に。中年女性に多大な影響力を持つみのもんたが司会の情報番組「朝ズバッ!」は、禁止されているギャラリーによる写真撮影を助長するような映像を使用し、大会関係者を困らせてもいた。

 度重なる非常識なストーカー的取材手法に大会は怒り心頭で8日にも、同局に抗議文を送る方針。同局は6日朝に情報センターの部長と「ピンポン!」担当者が謝罪のため会場を訪れ、「調査して厳正に対処する」と話したという。


 ハニカミ王子とは、これまた恥ずかしいネーミングをしたものですなあ。ともかく、ハニカミ王子こと石川遼(15=杉並学院高1年)に対し、TBSが執拗に“ストーカー的取材”を試みようとしていたことが6日、分かったとzakzakが報じています。
 
 まずは、石川と同組の選手の自宅に電話をかけ、「石川君の声を録るために、ピンマイクをつけてプレーして、こちらからお願いする質問をしてほしい。謝礼も払います」と、「盗聴のお願い」をしていたのが、TBSの情報番組「ピンポン!」
 
 プレー中に、ヘリコプターで無許可でコース上に出現して、轟音を響かせ、ボールの行方を左右しかねない風を、コース内に吹き荒らしたのは、同局の報道番組「イブニング5」
 
 報道番組「ニュース23」と、みのもんたが司会の情報番組「朝ズバッ!」も、大会関係者を困らせる行為を行っていたということです。
 
TBS社長「ばっかじゃないか」 別選手にも接触していた

 TBSの情報番組が、ゴルフの関東アマチュア選手権に出場した石川遼選手(15)のプレー中の声を無断で拾うため、同じ組の選手にマイク装着を依頼した問題で、番組のスタッフが別の2選手にも依頼を試みていたことが、六日分かった。

 同局によると、2選手も石川選手と同じ組。1人は所属先に問い合わせたが本人には接触できず、1人は所属先にも連絡がつかなかった。

 一方、依頼を受けた選手は「いったん断ったが『協力してくれれば、それなりに費用は用意させてもらう』と懇願された」と証言しており、この点についてTBSは「調査中」としている。

 TBSの井上弘社長は同日の定例会見で「ばっかじゃないか。非常に腹立たしいし不愉快。(石川選手には)申し訳ない」と話した。

 
 上記の盗聴願いについて、TBSの井上弘社長は「ばっかじゃないか。非常に腹立たしいし不愉快。(石川選手には)申し訳ない」と話した。」と述べたとか。
 
 まるっきり、当事者意識を欠いた発言ですね。社保庁が悪いんだ、自治労が悪いんだ、社民が悪いんだ、民主が悪いんだ、と他人事のように言っている自民党とそっくりです。
 
 ↓2ちゃんねるより、
 
16 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 02:49:36 ID:2mDVDCEw0
      ,. -‐v―- 、
     /        ヽ
    /  //_/ノハL!L!i
 r‐、 i  彡       .i,-ァ
 ヽ ヽ!_ 彡 fて)  fて) . -く    TBSは廃業しろ!!!!   
  [i 6 ●( ヽ  ^ __,. ●ト/ /⌒l  
   ト-' 、  `  ̄ ̄  .ノ  |`'''|  励ましてやったぞ。 
    / ⌒   __ <   |  |        __________ ' ;,て
   /  へ  \   }___/ /        | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | |(
 / / |      ノ    ノ          | | \ TBS  /  | | |’, ・ ・
( _ ノ    |      \´ ̄      _    | |   \ ノ(  /   | | | ,  ’ '∴,.;
       |       \_,, -‐ ''"   ̄ ̄゛''―---└'´ ̄`ヽ  | | | て   ..,;'.
       .|                       ___ ノ _| | | (  ∴,.;
       ヽ           _,,-‐ ''" ̄|_ ̄_o o o___|_|r'"∴,.; ̄ 


20 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 02:55:29 ID:QZ/amoouO
社長のコメントを見て思った
諸 悪 の 根 源 は オ マ エ だ !

23 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 02:56:24 ID:yNriwNEsO
オウム事件以来良いイメージがまったくない

34 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 02:59:34 ID:iJ0pqNAm0
社長がバッカじゃないって言って済むと思っている所が浅ましい

59 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 03:08:17 ID:x3PH4B130
捏造に次ぐ捏造で地獄の底まで落ちたと思ったのに、そのまた下を行くTBSはある意味スゴイ。

67 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 03:09:59 ID:HN7tiIJ80
この社長、
見た目は温厚で品があるように見えるのに、
口を開くと、とんでもないコメントばかりしてんな。

最近も、
報道批判されて「フェアにやりましょう」とか、
スポーツ祭系の番組で怪我人出てるのに、
「プロスポーツ選手でも怪我することがある」とか
無茶苦茶な反論するんだよな。

人は見た目では判断できんもんだな。

74 :名無しさん@八周年:2007/06/07(木) 03:12:24 ID:ENfYmYZwO
TBSは特権階級意識丸出しだな。

やっぱり1回放送免許剥奪された方が良さそうだな。

「慰安婦調達」記事における古森記者の歪曲

2007-05-13 | マスコミ・マスコミ人
 米軍も「慰安婦調達」 それを知ったホンダ議員「旧日本軍は強制」と強調という古森義久記者の記事が問題になっています。

 私が注目したのがこのブログ↓。

「stay alive for a moment of the death」さんのエントリー「古森さんの記事の問題点:歪曲なのか過剰な意訳なのか?」より、

 まず古森さんの記事は”AP通信の4日の報道によると、終戦直後の1945年9月、日本当局が占領米軍からの命令で東京都内などに多数の米軍用の売春施設を開き、合計数万人の日本人「慰安婦」が雇用、あるいは徴用されたことを証する日本側書類が明るみに出て”と書いているのですが、確かにAPは「これまで英訳されたことのない資料」とは書いているものの、その内容は、古森さんの示されているような内容、占領軍司令部の命令で慰安所が設営されたのではなく、日本側の意志により「進駐米軍の乱暴狼藉から一般の婦女子を護るために、玄人の女を集めた」、そして米軍はそれを黙認していた、つまりは日本が勝手にやって進駐米軍はそれに乗っかっただけ。
そんなトーンとなっており、なにより、慰安所設立を発令したのは旧内務省、そしてその時期はポツダム宣言の受諾直後、降伏文書の調印以前ということ、APの典拠は茨城県警の公式記録ということになります。


 古森記者は、占領米軍だって同じような事をしたんだという事を言いたいために、AP通信の4日の報道を取り上げたのでしょう。「日本当局が占領米軍からの命令で東京都内などに多数の米軍用の売春施設を開いた」とAP通信も書いているぞと・・・。

 ところが、実際のAP通信は、「日本が勝手にやった事。進駐米軍はそれに乗っかっただけ。」という論旨になっています。AP通信の記事が正しいとか、間違っているとかという以前に、この記事を反証として取り上げた事自体が間違いであったのです。

「stay alive for a moment of the death」さんによる、問題箇所の邦訳↓

-After its surrender - with tacit approval from the U.S. occupation authorities - Japan set up a similar "comfort women" system for American GIs.

(日本の降伏の後、占領軍司令部の暗黙の承認に基づいて日本はアメリカ兵ために同様の「従軍慰安婦」システムを設営した。)

-Though arranged and supervised by the police and civilian government, the system mirrored the comfort stations established by the Japanese military abroad during the war.

(警察と文民政府によって手当てされ管理されてはいるけれど、このシステムは戦時中に日本軍が外地で構築した慰安所を踏襲していた。)


 古森記者が自分の記事が捏造で無いというのなら、「占領米軍からの命令で」という箇所が件のAP通信の記事に有ったという証拠を挙げて欲しいものです。

 どうも、媚米派というのは、「アメリカは日本を理解している」というような印象の記事ばかり書いて、実態を隠蔽しようとしているのではないかいう疑念が、この一件で更に強くなってきました。

 意見の左右を問わず、主義主張をする前に、まず事実を曲げずに報道することが、全ての前提となるはずなのだけどね。

TBS「サンデージャポン」で同一人物が複数の街頭インタビューに登場

2007-04-02 | マスコミ・マスコミ人
「痛いニュース(ノ∀`)」さん:TBS「サンデージャポン」で同一人物が複数の街頭インタビューに登場より、
2007年04月01日
TBS「サンデージャポン」で同一人物が複数の街頭インタビューに登場
1 名前: 国連職員(東京都) 投稿日:2007/04/01(日) 11:37:27 ID:TvpIIime0 ?PLT
△▼△▼スレ立て依頼所▼△▼△
774 : 別府でやれ(東京都):2007/04/01(日) 11:26:51 ID:mTVXQuwm0
TBS、サンジャポでまた捏造


http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1175395047/
TBSサンジャポで街頭インタビューやらせ(動画・画像あり)
http://white-album.net/user/Sunjapo.php
関連:TBS、「サンデー・ジャポン」で柳沢厚労相の答弁を不適切に編集
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/920949.html

4 名前: コレクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/01(日) 11:38:12 ID:g2NKwZo00 ?DIA(116700)
よくみつけたなw

6 名前: 女性の全代表(アラバマ州)[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 11:38:17 ID:FXIw2Rwr0
同一人物かw

10 名前: ブロガー(アラバマ州)[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 11:39:00 ID:seAIxipp0
こいつ幾ら貰ってるんだよw

23 名前: 宅配バイト(大阪府)[] 投稿日:2007/04/01(日) 11:39:58 ID:23m6Ol7G0
なんじゃこりゃwww

27 名前: CGクリエイター(関西地方)[] 投稿日:2007/04/01(日) 11:40:10 ID:keOItEde0
そっくりさんだよ

30 名前: 造反組(香川県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 11:40:19 ID:qPA1jCYS0
確かに「ヤラセ」だな

34 名前: 漂流者(東京都)[] 投稿日:2007/04/01(日) 11:40:44 ID:8zBCC7720
これで不二家の従業員も仕込みの可能性大

36 名前: 造船業(長屋)[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 11:40:57 ID:TdiyJbfO0
違うよ、全然違うよ
たまたま同じ人が通りかかっただけだよ

42 名前: 書記(福島県)[sage] 投稿日:2007/04/01(日) 11:41:11 ID:0+V1H4VE0
街の声を捏造しちゃいけないよ


 街頭インタビューと言ったところで、しょせんは、「劇団員をエキストラとして、事前に仕込んでいるやらせに過ぎないのでは・・・」という疑いが濃厚になってきました。

 こういうのは、バラエティでは、何処の局でも当たり前の演出としてやっているのは、前からうすうす感じてはいましたが。でも、報道番組では、NGだと思いますよ。

 まあ、こういう風にして、「お望みの世論」をテレビ局は作り出しているのだという事を、あらかじめ頭に入れて、テレビを見ないと視聴者は騙されてしまうというわけですね。疑う事を知らない無垢な人には、テレビは危険すぎる娯楽のようです。


 
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みの「廃業」発言で 不二家TBS提訴の可能性

2007-03-30 | マスコミ・マスコミ人
みの「廃業」発言で 不二家TBS提訴の可能性
2007/3/29

TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で、不二家の不祥事として報じた内容に対して、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議が「事実と異なる」と指摘していたことが明らかになった。しかし、そんな、なまやさしい話ではなさそうだ。同会議長は、放送内容そのものに「捏造の疑いがある」と指摘した。さらに、みのもんた氏が「(不二家に)廃業してほしい」と発言したことについて「営業上の損害とイメージの悪化を招いた」として、TBSを提訴する可能性があることを明かした。

ニュース自体に「捏造」である可能性

「もうはっきり言って廃業してもらいたい。こんなバカなことをやってる不二家がね、そのまま社長が交代したからといってね、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をナメるんじゃない!」
「こういうメーカーがのうのうとしていること自体がおかしいんですよ。みなさん」

みのもんた氏は2007年1月23日の放送でこのように発言した。しかし、この発言の根拠になったのは、前日の「朝ズバッ!」で放送された「新証言…不二家の”チョコ再利用”疑惑」と題されたニュース。しかし、このニュース自体「捏造」である可能性が指摘されている。
この「新証言~」では、不二家平塚工場の従業員とされる人物が、賞味期限切れのチョコを溶かして再利用していると「証言」。さらに、パッケージしなおすために、期限切れのチョコを裸にする作業を行ったなどとした。「朝ズバッ!」では、アナウンサーが「信じられない新たな疑惑が浮上しました」と紹介し、みのもんた氏も「もう信じられません。生クリームを使ったショートケーキに端を発して、すべての製品にこういうことがあった」などと言い放った。誰もが「ひどい」と思ってしまうようなこの証言、実は「捏造」の可能性があるのだという。

信頼回復対策会議の郷原信郎議長はJ-CASTニュースの取材に対し、次のように述べる。

「TBS は、(不二家の製品)『カントリーマアム』について、賞味期限切れを捨てようとしたら怒られ、パッケージし直したとする証言があるがどうなのかと、確かに不二家に確認してきている。しかし、そもそも『カントリーマーム』は平塚工場で作っていないし、そのことを伝えている。これは不二家に間違いのないメモが残っています。その段階で、VTRの証言がウソだとTBSは気づくはず。にもかかわらず、『カントリーマアム』の部分が削られていて、チョコの話として映像が流れていた。これが捏造の疑いがある点です」

『カントリーマアム』というのはクッキーの中にチョコが入ったもの。チョコそのものとは違う。
「『あるある』なんてレベルじゃない誹謗中傷」

また、番組中ではチョコの再利用について、不二家のコメントとして「確認が取れていない」と紹介されていたが、不二家は「再使用するなんてありえない」と答えたと郷原議長は指摘する。
さらに、翌日の放送でみの氏が「廃業してもらいたい」「メーカーとして存続できること自体がおかしい」などと発言したことについて次のように怒りを露にする。

「『あるある』なんてレベルじゃないですよ。(「朝ズバッ!」は)生きてる会社の従業員に対して誹謗中傷した。営業上の損害を生み出した上に、イメージを悪化した。『廃業してほしい』発言にTBSは『廃業しないように頑張ってほしいという意味では』なんてことを言ったようだが、ほんとTBSってどんな会社なんだと思う。何言ってもいいと思ってるんじゃないですか。信じられませんよ」

J-CASTニュースはTBSに事実確認しようとしたが、同社広報は「そちら(J-CASTニュース)の取材には今後お答えしない」とまたしても取材を拒否した。
不二家広報によれば、この放送直後にTBSにたいして「事実と異なる箇所があるので、訂正してほしい」と要請し、現在でもTBSと「協議中」だとしている。
さらに、郷原議長は、2007年3月30日に行われる信頼回復対策会議のなかで、「TBSに法的責任を追及すべき」と提言すると、J-CASTニュースに明かした。そのための合意を現在取りまとめているという。


 要は、「不二家たたき」をしたかったTBSが、証人と名乗る人物のデタラメな話を聞いて、これは使えるとばかりに、ろくに検証もしないで、そのまま放送してしまったという事ですね。

 「旧日本軍たたき」をしたかった朝日新聞が、ろくに検証もしないで、詐話師の作り話をそのまま記事にした「従軍慰安婦捏造話」と根っこは同じです。

 嘘が表ざたになった後も、何やかやと言いつくろって、ごまかし通そうとする卑怯なところもそっくりです。

 TBSにしろ、朝日新聞にしろ、自分たちの虚偽の情報で、今まで、どれだけ国家や会社や個人に迷惑をかけてきたか反省したことはあるのでしょうか。マスコミ(=第4権力)という刃物の取り扱い方もわきまえないマスコミ人を、このまま野放しにしておいていいのでしょうか。「TBSに放送権」を与えていることは、「気違いに刃物」を与えることと似たようなものかもしれませんぞ。

 報道の自由は守らなければいけないけれど、「報道の自由」という大義名分を盾に「嘘つきテレビ局」や「嘘つき新聞」がのうのうと「嘘を垂れ流して続けている」現状は何とかできないのでしょうか。

 「もうはっきり言って廃業してもらいたい。こんなバカなことをやってる不二家が、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をナメるんじゃない!」 ・・・とみのもんたが「不二家たたき」をしていましたが、これはTBSにそっくりお返ししたい。

 「もうはっきり言って廃業してもらいたい。こんなバカなことをやってるTBSが、テレビ局として存続できること自体がおかしい。視聴者をナメるんじゃない!」と。

 今回、不二家がTBSを訴える可能性もあるという事ですが、とことん痛い目を見なければ、「ほとぼりが冷めれば、元の木阿弥」という事にしかならないでしょう。

 日本国民も、不二家に見習って、「従軍慰安婦捏造話」をでっち上げた「嘘つき朝日」を訴えるべきかもしれません。



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不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論

2007-03-29 | マスコミ・マスコミ人
 総務省をはじめとした行政からの“圧力”に対し、「これは危ない」と思ったのでしょうか。民放連は27日、関西テレビの除名処分を決めたそうです。自浄努力のあるところを発揮して、行政の介入を防ごうという狙いのようです。

 でも、準キー局とはいっても、一地方局に過ぎない関西テレビばかりが異常に非難されている現状は、おかしいのでは・・・。なぜなら、TBSなどのキー局の方がよっぽど長期にわたり、頻繁に捏造番組を製造しているのに、お咎めなしで、黙認されているのだから。(別に、関テレを擁護するわけではないけどね)所詮は、これもトカゲのしっぽ切りでしかないのでしょうかね。キー局はキー局同士、仲良く庇いあっているわけです。(「仲良きことは美しき哉」?)

 そんななか、TBSがまたやっちゃってました↓。

不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論

3月28日13時59分配信 読売新聞

 不二家のずさんな衛生管理を巡る報道で、TBSの朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が伝えた内容に一部事実と異なる点があったとして、不二家側がTBSに対し、調査を求める文書を送付していたことが28日分かった。

 不祥事の原因究明のために不二家が設置した「信頼回復対策会議」(議長=郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授)が明らかにした。

 問題となっているのは今年1月22日の放送内容。同会議によると、番組では、平塚工場の元従業員と名乗る女性の証言を交え、賞味期限が切れたチョコレートを小売店から回収し、溶かして製造し直し、再出荷していたとの疑惑を報じた。

 この報道に対し、不二家側は、「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない」と主張。TBSの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかったとしている。

最終更新:3月28日13時59分
読売新聞

これに対して、TBSは同日、記者会見し「正確性を欠く部分があった」と認めました↓。

TBS、不正確報道 不二家問題「誤解与えた」
2007年3月29日(木)03:09

 28日夕に会見したTBSのコンプライアンス担当者は「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせたとの報道は正確でなかった」と述べ、元従業員の証言頼りで裏付け取材が不十分だったことも認めた。さらに、元従業員の証言内容は10年以上前のことだったことを明かし、日常的に行われているように伝えたのは、「視聴者に誤解を与える表現だった」と釈明した。

 「朝ズバッ!」はたまに見るけど、たいして見識もなさそうなみのもんたが、一知半解の知識で、「水に落ちた犬は打て」とばかりに矢面に立たされた企業や人物を批判する姿は、見ていて不愉快です。

 みのもんたは、上記の根拠の薄いうわさを元に、「廃業しろ」と言い当時の代表者の顔写真にバッテンのシールを貼っていました。ここまでやっておきながら、このうわさは実は嘘でしたというのだから、呆れたものです。不二家は、名誉毀損で訴えるべきかもしれません、TBSに反省を促すために。

 民放連は、関テレを除名するのであれば、悪名高いTBSも除名すべきじゃないの。そこまでやれば、自浄努力のある事を認めてもいいけど。



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(参考)
関テレ除名で民放連「自浄」を前面 行政“圧力”回避へ

 「あるある問題」をきっかけに、捏造(ねつぞう)問題を起こした放送局に対する新たな行政処分が検討されるなど、総務省をはじめとした行政からの“圧力”が、関西テレビだけにとどまらず、放送界全体に及びつつある。こうした状況を危ぶむ日本民間放送連盟(民放連)は27日、関西テレビの除名処分を決めた。異例の重い処分には、なんとかして自浄努力を発揮したいという思いが見て取れる。

 「これまで民放連は身内を守る組織で、番組を互いに批判することは避けてきた。今回、初めて真剣に番組制作についても議論し、反省すべきは反省し、改めるべきは改める決意が出てきた。今回の処分はその象徴だ」

 関西テレビの除名処分を決めた民放連の広瀬道貞会長は27日午後の会見で、そう強調した。

 総務省が新たな行政処分の導入を検討している件との関連については「行政処分の導入を避けるために、関西テレビを犠牲にするつもりはない」と応じる一方で、自浄力をアピールしたかたちだ。

 この日の緊急対策委員会では「放送界全体への信頼を失墜させた責任は極めて重い」と大多数が除名に賛同した。ただ「民放全体への問題提起の側面が強く、改めて処分を行うより、全体で受け止めるべき」といった意見も出たという。

 「(関西テレビに)報告を当初求めたが、全部孫請けに責任を押し付ける内容だった。それで自浄能力に任せるべきだというのは、国民の理解を得られない」

 菅義偉総務相は27日の閣議後会見でこう語り、再発防止策を今国会提出予定の放送法改正案に盛り込む意向を改めて強調した。

 「表現の自由も無制約ではない」と主張する菅総務相の姿勢は、メディア関係者には“強権”と映るが、風向きは変わるかどうか。

 関西テレビの千草宗一郎社長は27日夜の記者会見で除名について「社のイメージに対する不安がある。一体どのような影響が出るか、想像もできない」と悲痛な表情をみせたものの、経営責任としての自身の進退については言及しなかった。総務省は今週中にも関西テレビへの措置を決める。

(2007/03/28 12:18)



TBS、不正確報道 不二家問題「誤解与えた」
2007年3月29日(木)03:09

* 産経新聞


 不二家問題を取り上げたTBS系の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が今年1月に報じた内容について、不二家が社外に設置した「信頼回復対策会議」が「事実の歪曲(わいきょく)がある」などと指摘していることが28日、分かった。同会議は、報道が「不二家に営業上重大な損失を与えた」として、30日公表予定の不二家問題に関する報告書に盛り込む。TBSは同日、記者会見し「正確性を欠く部分があった」と認めた。

 問題の放送は1月22日の「新証言不二家の“チョコ再利用”疑惑」。平塚工場の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場して行った証言などに沿い、「店舗から賞味期限の切れたチョコレートを集め、牛乳を混ぜ合わせて新しい製品として出荷していた」などと報じた。

 しかし、不二家側によると、成型不良品を溶解して再利用することは行われているが、期限切れの商品を集めることや、牛乳を混ぜるようなことはないという。

 TBS側は放送前、不二家への電話で「返却されてきたチョコレートを再使用していたか」と事実確認を求めた。不二家の担当者は否定したが、番組では「不二家では『確認が取れていない』としている」と報道。司会のみのさんは、包装を外して溶かし、牛乳を混ぜて新品として再出荷する様子をイラストで説明。「もう信じられません。すべての製品にこういうことがある」とコメントし、翌日も「廃業してもらいたい」と発言した。

 28日夕に会見したTBSのコンプライアンス担当者は「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせたとの報道は正確でなかった」と述べ、元従業員の証言頼りで裏付け取材が不十分だったことも認めた。さらに、元従業員の証言内容は10年以上前のことだったことを明かし、日常的に行われているように伝えたのは、「視聴者に誤解を与える表現だった」と釈明した。

「食行動は操作できる」放送作家がブログで

2007-02-07 | マスコミ・マスコミ人
番組ねつ造:「食行動は操作できる」放送作家がブログで

 関西テレビ(大阪市北区)制作の「発掘!あるある大事典2」(1月23日に打ち切り発表)と前身番組の企画立案に携わった放送作家の高瀬真尚さん(45)が、インターネットの個人ブログで、「(日本人の)食行動について情報操作できるってことになる」などと記述していたことが分かった。1月20日のねつ造発覚後、ブログにアクセスが殺到し、その中には批判の意見などもあったといい、高瀬さん側は「誤解を与える文面だった」として、問題部分を削除した。

 問題部分は、「納豆ダイエット」の放送(1月7日)後、「納豆騒動って何だ?」のタイトルで同15日付で書かれた。各地の小売店で納豆の売り切れが相次いだことに「あれほど売れるなんて、我ながら驚いた」「凄(すご)い影響力だなあ。あるあるって」「ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。怖い怖い。皆さん、ご安心を。そんなこと絶対しませんから」と記載していた。

 高瀬さんが社長を務めるコンサルタント会社は「誤解を与える文面で、刺激的な言葉を使ったことはおわびしたい。高瀬社長も同じ気持ちだ。事実関係がはっきりしない中で、社長が個人として取材に応じることはできない」としている。【「あるある」問題取材班】

 関西大社会学部の黒田勇教授(メディア文化論)の話 一般的に、作品を作っている人は、いろいろな形で社会に影響を与えたいと思っている。そんな思いがブログに表れたのではないか。もし、台本に行き過ぎたところがあったのだとしたら、編集権を持っている放送局がそれをチェックすべきだ。

 この高瀬真尚という人は、「あるある」を制作していた日本テレワークの孫請け制作会社ズノーの社長。立場上、この番組の内情を全て知っていた人だと考えられます。

 問題のブログは、Web魚拓で保存されていました。↓

「納豆騒動って何だ?」 2007/01/15 [Mon] 15:56

あれほど売れるなんて、我ながら驚いた。

今年一発目のあるあるは、「納豆で痩せる」というテーマだったんだけど、
日本中からある時期納豆が消えてしまった。

関西テレビには、「いつも納豆を食べてるのに、新参者に買い捲られて、買えな
いじゃないか・・どうしてくれんだよ!」的なクレームまで寄せられた。

凄い影響力だなあ。あるあるって。
と、新年早々改めて感じ入ってしまった。

ということは、ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。
怖い怖い。
皆さん、ご安心を。そんなこと絶対しませんから。

国益だけを考えてきちんと番組作りしないと、
自分が間違ったら大変なことになっちゃう・・などとも思う。

でも逆に、この国の若い世代の間違った食生活を
上手く正すことができるのかもしれない、などとも思う。


およそ2000年も続く様々な養生術が、(中国には負けるけど)この国にはある。
根菜や、海草、野菜、魚、食べるだけで、身体を強くしてくれる素晴らしい恵みがある。

その点でいうなら、「納豆」の回は上手くいったのではないだろうか。
いまや、世界中で大ブームの納豆は、わが国が誇る伝統の健康食である。


ナットウキナーゼという独特な酵素や、ポリアミンという新陳代謝にからむ物質や、
もちろん、イソフラボンなんかも入っていて、素晴らしい食品だ。

痩せるだけでなく、ポリアミンの効果で、老化の防止にも一役買ってくれる。

こういう食品をもっともっと見直していくと、ストレス社会の改善にもつながり、
サイコな犯罪も減るのではないか、と真剣に思っている。

なので、今年は、こうした大和文化に根ざした「健康食」を若い世代に刺さるタッ
チで頑張ってみようかな。

そうすれば、もう少し皆なの顔色や表情が良くなるはず。

そして、今より、いい国になるはず!

つづく。

 問題とされている「ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。 」という部分は、「実際に操作されていた」わけで、ここの部分だけをとって問題視する必要はないと思います。

 ただ、「この国の若い世代の間違った食生活を上手く正すことができるのかもしれない、などとも思う。」 のような発言には、「食生活を上手く正す」為には、「捏造もOK」という間違った正義感のようなものが、感じられます。

 この人個人の言葉尻を捉えて、一般化するのは無理があるかも知れませんが、①「自分たちには情報操作できる力がある」②「この力を使って、この国の間違った〇〇を正してやろう」というような意志を持って、番組製作を行っている製作者も多いのかもしれません。

 今回は、単なる「納豆騒動」に過ぎなかったわけですが、これは氷山の一角でしょう。納豆報道に振り回された人を笑っている人も、別の「情報操作」に引っ掛かっているかもしれません。

 というか、何を何処まで信じたらいいのか、私自身、さっぱり分からないというのが実情ですけどね。



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番組改編訴訟、NHKの賠償責任も認める…東京高裁

2007-01-31 | マスコミ・マスコミ人
 NHK教育テレビが放送した戦争特集番組を巡り、制作に協力したバウネットなどが「当初の説明とは違う趣旨に内容を変更された」として、NHKと下請け制作会社2社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。

 南敏文裁判長は、「NHKは国会議員などの『番組作りは公平・中立であるように』との発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度し、当たり障りのないように番組を改編した」と認定し、民間団体側の期待と信頼を侵害したとして、NHKと制作会社2社に計200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。NHKは即日上告した・・・。

 この裁判で争われたのは、バウネットジャパンの主張する「放送された番組内容が取材時にこちらが聞いていたのと違う。内容を変えるという連絡もなかった。期待を裏切られた。」という「期待権」(こんな権利が有るとは今まで知らなかった)と、放送局に保障されている「編集の自由」の兼ね合い。

 で、結局、今回のケースでは、「期待権」が「編集の自由」を上回ったという事です。

 東京高裁は「取材対象者が期待を抱いたとしても、それにより番組の編集、制作が不当に制限されてはならない」としながらも、「取材対象者が期待を抱くのもやむを得ない事情」がある場合と条件をつけて、「編集の自由も一定の制約を受ける」と判断しています。

 つまり、一般論としては、「期待権」<「編集の自由」だけど、今回の場合は、過剰に期待させたから例外的に、「期待権」>「編集の自由」が成り立つという論理です。

 今回のケースは、バウネットジャパンが誤解するのもやむを得ないほど、NHKが、期待させたという事なのでしょう。(その一例↓)

  NHK側が「民衆法廷をありのままに伝える」などと説明し、当初の番組内容を記載した書類を原告の女性団体側に提示。団体側もカメラの位置取りなどで取材に特段の配慮をし、独占的に取材させるなどして協力していた。(産経)

 結局、NHKは、法が保護するに値するほどの「期待」をバウネットジャパンに与えていたと東京高裁が判断したという事です。

 つまり、存在が証明されてもいない「従軍慰安婦強制連行」を歴史的な事実とした「女性国際戦犯法廷」という虚偽に基づく茶番劇の放送を(嬉々として?)積極的に推進していたNHKの「反日左翼」ぶりを、はしなくも東京高裁が司法の場で明らかにしたという点で、今回の判決は注目に値します。

 

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(参考)
番組改編訴訟、NHKの賠償責任も認める…東京高裁

 NHK教育テレビが放送した戦争特集番組を巡り、制作に協力した民間団体などが「放送直前、当初の説明とは違う趣旨に内容を変更された」として、NHKと下請け制作会社2社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。
Click here to find out more!

 南敏文裁判長は、「NHKは国会議員などの『番組作りは公平・中立であるように』との発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)し、当たり障りのないように番組を改編した」と認定し、民間団体側の期待と信頼を侵害したとして、NHKと制作会社2社に計200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。NHKは即日上告した。

 一方、この番組に関して朝日新聞が2005年1月、「政治介入で内容が改変された」などと報道したことから、控訴審では政治的圧力の有無が争点となったが、判決は「(政治家が)番組に関して具体的な話や示唆をしたとまでは認められない」と介入を否定した。

 1審・東京地裁はNHKの賠償責任を認めず、下請け会社1社にだけ100万円の賠償を命じていた。

 問題となったのは、NHKが01年1月に放送した番組「問われる戦時性暴力」。判決によると、NHKの下請け会社は、民間団体「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(バウネット)が開催した「女性国際戦犯法廷」を取材する際、「法廷の様子をありのまま伝える番組になる」と説明して協力を受けた。

 しかしNHKは放送前に編集作業を繰り返し、「法廷」が国や昭和天皇を「有罪」とした個所などを省いて放送した。

 判決は、放送事業者の「編集の自由」について、「取材対象者から不当に制限されてはならない」とする一方、ドキュメンタリー番組や教養番組については「取材経過などから一定の制約を受ける場合もある」と指摘。その上で、「NHKは次々と番組を改編し、バウネットの期待とかけ離れた番組となったのに改編内容の説明も怠った」と、NHK側の責任を認めた。
(2007年1月29日21時52分 読売新聞)



納豆ダイエットは嘘

2007-01-21 | マスコミ・マスコミ人
 関西テレビ放送は20日、納豆のダイエット効果を取り上げた7日放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した・・・。

 「効果を誇張していた」というより、全てデタラメ↓

1.アメリカのダイエット研究紹介の比較写真は無関係の写真を使用
2.テンプル大学教授のイソフラボンを勧める日本語訳コメントは内容も含めて捏造
3.「中性脂肪値が高くてお悩みだった2人は、完全な正常値に!」実際は測定してなかった
4.納豆を朝2パックまとめて食べた&朝晩1パックずつに分けて食べたの比較実験は架空
5.8名の被験者、血液は採集をしたものの、実際は検査を行っておらず、数字は架空のもの

 「12日に一部報道機関から取材があり、調査して不正が発覚した。」という事で、あまりの反響に、よそのマスコミから、データを出して欲しいといった依頼があったのでしょう。

 よそのマスコミが動かなかったら、そのまま誤魔化してしまうつもりだったっていう事でしょう。ほんとにテレビ局というのは嘘つきですね。

 この手の番組は、「食品業界が売りたい食品」をターゲットにした「販売促進用PR番組」だとみた方が良さそう。



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(参考)
納豆ダイエットで誇張 関西テレビ「発掘!あるある大事典II」

 関西テレビ放送(大阪市)は20日、納豆のダイエット効果を取り上げた7日放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した。

 同社は「納豆にダイエット効果があるという学説があるのは事実。どうして実際と異なる放送を行ったかは現在調査中」としている。

 同番組の放送直後から全国で納豆の品切れが相次いでいた。

 同社は調査委員会を立ち上げ、原因究明を急ぐ。21日の番組放送は休止する。

 千草宗一郎社長はデータのねつ造を認め「視聴者の皆さまの信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ない。2度とないよう対策を講じる所存です」と謝罪した。

 同社によると、「中性脂肪値が正常値になった」などと放送した被験者の数値測定は実際には行っておらず、朝に納豆を2パックまとめて食べた場合と、朝晩に分けて食べた場合の血液比較検査結果も架空だった。

 また米テンプル大のアーサー・ショーツ教授が「(ダイエット効果のある)DHEAを増やす食材がある」などと発言していないのに日本語訳コメントを勝手に付けた。

 さらに、被験者がやせたことを示す比較写真は無関係の写真だった。

 12日に一部報道機関から取材があり、調査して不正が発覚した。


一人一時間テレビを視聴するのに、スポンサーはいくら払っているか

2007-01-05 | マスコミ・マスコミ人
 「一人一時間テレビを視聴するのに、スポンサーは広告費をいくら払っているか」というどうでもいい事が知りたくなったので、調べてみる事にしました。

■1.テレビ広告費・NHK受信料を調べる

2005年日本の広告費 資料室 dentsu onlineによると、

「平成17年のテレビ広告費は 20,411億円。」

因みに、NHKは、
「物価データベース」さん「NHKの事業収入(売上高)」より、

「NHKの事業収入(売上高)は、7445億円にのぼる。売上高の実に98%が、視聴者から徴収する受信料収入である。」という事で、

 NHKの受信料収入は、7445億円*0.98=7300億円

■2.日本の人口を調べる

人口 - Wikipediaによると、

「住民基本台帳に基づく2005年3月末の時点では、日本の人口は1億2686万9397人であった。」

■3.一人一日当りのテレビ視聴時間を調べる

下図(NHK放送文化研究所2005年6月全国個人視聴率調査)によると、

 一人一日当りのテレビ視聴時間は

 民放は、2時間46分 → 2.77時間
 NHKは、   57分 → 0.95時間

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■4.一人当りの年間テレビ視聴時間を計算する

 3.より

 民放は、  2.77時間*365=1010時間
 NHKは、   0.95時間*365=347時間

■5.一人当りの年間テレビ広告費を計算する

 1.と2.より、

      20,411億円 ÷ 1億2686万9397人 = 16000円

■5”.一人当りのNHKの年間受信料を計算する

 1.と2.より、
      7300億円 ÷ 1億2686万9397人 = 5800円

■6.一人一時間当りのテレビ広告費を計算する

 1.2.4.より

  20,411億円 ÷ 1億2686万9397人 ÷ 1010時間 = 16円

  結論:一人一時間当りのテレビ広告費は、約16円。

因みにNHKは、↓

■6”.一人一時間当りのNHKの受信料を計算する

 1.2.4.より

  7300億円 ÷ 1億2686万9397人 ÷ 347時間 = 17円

  (これは、民放と、ほぼ同一水準)

ついでに、↓

■7.全国ネットの場合、視聴率1%当たり(一時間番組)の広告費を計算する

 全国ネットの場合、視聴率1%当たりの視聴者数は110万人と言われていますので、

 16円 × 110万人 = 1700万円 


  結論:一時間番組の場合、視聴率1%当たり1700万円ほどの広告費が、スポンサーから広告代理店を通じて、テレビ局に流れると考えられます。(ただし、広告代理店の取り分を含む)



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紅白歌合戦:ダンサーの衣装巡り抗議相次ぐ

2007-01-03 | マスコミ・マスコミ人
  第57回NHK紅白歌合戦。DJ OZMAの歌唱場面にトップレスの女性ダンサーが複数登場。実は裸を描いたボディースーツを着た演出だったが、同局には「ふざけすぎ」などの苦情が252件寄せられ、急きょ放送中にアナウンサーが謝罪して対応した・・・。

 よう、やるわ・・・。

 視聴率を取る為に、そこまでするか?

 競争至上主義という「仁義なき戦い」に突入すれば、NHKでさえこうなるのではないか、という予感を感じさせる出来事ではありました。



(参考)
■動画♪(音声あり) NHK 紅白歌合戦 DJ OZMA

■動画(音声あり) 2006紅白放送事故謝罪

■記事1 紅白“乳出し”苦情殺到/紅白

■記事2 歌手別視聴率はアゲアゲ?OZMA演出に抗議750件



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「そっか。ソフトバンクじゃないんだ」 携帯電話CMに“いじめ助長”と抗議相次ぐ

2006-12-25 | マスコミ・マスコミ人
「痛いニュース(ノ∀`)」さんより 「そっか。ソフトバンクじゃないんだ」 携帯電話CMに“いじめ助長”と抗議相次ぐ

 「いじめ助長」というのは、大層な言い方ですね。でも、「いじめ」とは思わないけど、このCMは不愉快でした。

 たかが電話代ごときに、「あ、いいよ、私にかけると電話代かかるから」と遠慮する方も変だし、「そっか。ソフトバンクじゃないんだ」 と、わずかな電話代をケチろうとする方も変。

 携帯電話において圧倒的に劣勢なソフトバンクが、圧倒的多数であるというシチュエーションにも違和感を感じるし・・・。

 ありえないやり取りやシチュエーションを通して、「そうか、ソフトバンクにしないと、うちの娘も友達を無くすかも」と視聴者を騙そうとしているようで、気分悪い。(こんな見え見えのCMで騙される人もあまりいないだろうけどね)

 要は、弱小ソフトバンクが「アホな妄想」を騙るなってこと。



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「問題がある道路」ばかりを紹介して、「道路建設そのものが悪い」という結論を導くのは、アンフェア

2006-12-10 | マスコミ・マスコミ人
道路財源政府案骨子 自民PT猛反発 地方つぶしだ/参院選勝てない

 「道路特定財源の見直し」について、自民党の道路特定財源プロジェクトチーム(道路PT)の会合で、賛成派と反対派がやり合っているようです。

 「道路特定財源の見直し」が是か非かはともかくとして、ここ数年、テレビ局が行っている「道路はもういらない」キャンペーンについては、以前から大いに疑問を感じています。

 全国で造っている道路の総数がいくらあるかは知りませんが、(数百、あるいは数千?)その道路から、誰が見てもおかしいと思える新規道路の「ワースト3」のようなものを選んで、そこにリポーターを現地取材させて、「こんな狐しか通らないようなところに、道路は必要ない」とか、「せっかく、造った道路なのに、利用者がほとんどいません」と報告させる。それを受けて、スタジオのコメンテーターが、「もう道路なんか造るべきではないのですよ」と結論づける。

 上のようなやり方、つまり、「特に問題がある新規道路」を二、三紹介して、「道路建設そのものが悪い」という結論を導くのは、アンフェアです。

 例えば、日本人の凶悪な殺人犯ばかりを紹介して、「日本人というのは血に飢えた殺人鬼ばかりだ」と結論づけるのと同じ論法です。

 平均から、著しく隔たったものばかりに焦点を当てて、それが恰もすべてを代表しているかのように論じるのは、詭弁といってもいいでしょう。

 道路建設に否定的な論者は、「ろくでもない道路建設の例」ばかりを挙げ、逆に肯定的な論者は、「道路建設の素晴らしい例」ばかりを挙げるのであれば、いずれも、我田引水の類でしかありません。



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「いじめ」・・・テレビ局のマッチポンプ

2006-11-15 | マスコミ・マスコミ人
「旅限無」さんが「絶てない連鎖 其の参」で、『週刊新潮』11月16日号の記事を紹介しておられます。

『週刊新潮』11月 16日号に興味深い記事が掲載されています。

…10月31日の朝8時12分に放送された「朝ズバッ!」……著名な中学校校長とのやり取り…
校長「バラエティ番組でよくお笑いタレントの方が後輩をイジメ抜いて、それを横で嘲笑しているっていう場面が、ゴールデンタイムに掛かるんですね。まあ、イジメられている人は芸人だから芸だって言うのかもしれませんけれども、横でそれを見ている先輩が嘲笑しているっていうシニカルな笑いが絶対、子供たちに蔓延しているんですよ」
みの「僕はね、先生、すごく感じます。ある関西系のお笑いタレントなんですけどもね。大物ぶって、若いタレントの頭を引っぱたいたり、蹴りを入れたり、それが画面に映るんです。これは僕は非常に不愉快だし、嫌だよと…。ふざけるんじゃないって、僕はある番組で怒ったことがあってね。僕はその番組には絶対出ない。そういうことをね、平気でやっているタレントっていますからね。もう名前言ってもいいくらい…。僕は二度とそういう奴の番組には出ないよって言ってるんですよ。子供たちが見ちゃいますからね」


■記事によりますと、ネット上にこの時の場面が流されて「議論百出した」のだそうです。該当する人物は「ダウンタウン」か「とんねるずの石橋貴明」か、などなど犯人探しのようなことになったようですなあ。記事は芸能評論家(この職業も正体不明?)や作家のコメントを挟み込んでから、「多忙なみのもんたが夜、帰宅した際に」インタヴューしたのだそうです。

「関西系の芸人というのはね。吉本とかあるじゃない。そういう芸人さんのことを僕は言っただけであってね……」と、朝のようには「ズバッ!」と行かなかったのだ。


というオチが付いておりました。「出てやらない」と言う、みのもんたさんも相当に「大物ぶっている」ような気もしますが、校長先生との間で交わされた議論は重要です。


 「校長先生との間で交わされた議論は重要です。」と「旅限無」さんはおっしゃてますが、同感です。

 「バラエティ番組でよくお笑いタレントの方が後輩をイジメ抜いて、それを横で嘲笑しているっていう場面が、ゴールデンタイムに掛かるんですね。」という校長の発言ですが、テレビで見た似たようなシーンが色々と思い浮かびます。

 目隠しして、食べたものを当てる、そして失敗したら、氷を浮かべたプールに落とすというような事をやってる番組を見た事があります。

 ゲストで呼ばれた「タレント・文化人」の類が、プールに落とされた芸人が水の冷たさに震え上がっている様子をさも楽しげに哄笑しているのですが、こんなふうに他人が苦しんでいるのを笑える人・楽しめる人というのは見ていて、実に下品に見えます。

 そのほかにも、無理やり熱湯風呂に入れたり、無理やり熱いものを食わせたりという苛め芸とでも言うべきものがテレビで氾濫しています。判断能力の無い子供がこういう番組を見れば、「こんなふうに他人を苛めてもいいのだ。楽しければいいんだ。」という間違った考えの方向に誘導されかねません。

 あんなに楽しげに、しかもあんなに公然と、いじめをやっておきながら、ワイドショーになると、打って変わった真面目な顔をして「いじめをなくしましょう」などと言ってみたところで、白々しいだけです。こうした、マッチポンプというべき所業を行いながら、恥じるところの無いのがテレビ局なのです。

 そして、子供たちは、こうしたテレビから、日々、「いじめ」と「偽善」を学んでいるのです。



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日経「富田メモ」特報に新聞協会賞

2006-09-09 | マスコミ・マスコミ人
 富田メモに記されている発言は昭和天皇の発言ではないというような異論がある中、日経新聞「昭和天皇発言・富田メモ」の特報に新聞協会賞です。

 『社外の有識者を交えて残る部分も含め再点検するため「富田メモ研究委員会」を月内に設置します。歴史研究者らに参加をお願いし、来春までに見解をまとめ、日本経済新聞の紙上で報告書を公表する予定です。』・・・。

 点検にあと半年だって。今まで、何を調べておったのかと・・・。それにしても、いつまで資料を日経が抱え込んでいるつもりなんだろう。疚しいところがないなら、早く公開しろよ。


日経新聞「昭和天皇発言・富田メモ」の特報に新聞協会賞

 日本新聞協会は6日、2006年度の新聞協会賞を発表した。編集部門のニュース分野で日本経済新聞社の「昭和天皇、A級戦犯靖国合祀(ごうし)に不快感」を記した富田朝彦元宮内庁長官の日記・手帳(富田メモ)に関する特報(7月20日付朝刊、受賞者は東京編集局社会部の井上亮記者)が選ばれた。授賞式は10月17日に岡山市で開く新聞大会で行われる。

 本社受賞の報道は、昭和天皇が1988年、靖国神社へのA級戦犯合祀(78年)に強い不快感を示し「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、宮内庁の富田朝彦元長官に語っていたことを特報。元長官が残した日記・手帳から判明した昭和天皇の発言を詳細に伝えた。



 日本経済新聞社は富田メモについて既に公共性の高い重要個所の大半を報道してきました。さらに社外の有識者を交えて残る部分も含め再点検するため「富田メモ研究委員会」を月内に設置します。歴史研究者らに参加をお願いし、来春までに見解をまとめ、日本経済新聞の紙上で報告書を公表する予定です。 (07:00)





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