フセイン元大統領の死刑執行=判決確定からわずか4日-妥当性に論議も・イラク
12月30日23時0分配信 時事通信
人道に対する罪で死刑判決を受けたイラクのサダム・フセイン元大統領に対する絞首刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ、バグダッドで執行された・・・。
全ては、アメリカの台本どおりだったのでしょう。サダム・フセインの死刑判決も、死刑執行も、イラク戦争の正当性のための儀式に過ぎなかったように思います。
大量破壊兵器が有るからという名目で起こした戦争なのに、大量破壊兵器が見つからなかった。その時点で、イラク戦争の大義名分は消え、「アメリカの侵略戦争」決定ではなかったのでしょうか。
名分のない戦争で流された大量の血の責任は誰に有るのか。本当に、死刑にすべきは、別の人ではなかったのか。これだけの事をしておきながら、のほほんとしている某大統領の姿を見て、そう思いました。
今回もまた、強いものが正義だという事実を見せ付けられてしまったわけです。
「人道に対する罪」で死刑を執行するのであれば、同様の事を行っている全ての指導者に対して行わなければ不公正であり、それが出来ない以上、単なる言い訳にしか過ぎません。
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12月30日23時0分配信 時事通信
【カイロ30日時事】人道に対する罪で死刑判決を受けたイラクのサダム・フセイン元大統領(69)に対する絞首刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ、バグダッドで執行された。4半世紀にわたりイラクを支配した独裁者は、かつて自らが弾圧したイスラム教シーア派やクルド人指導者たちが主導する政権下に設置された法廷で裁かれ、死刑確定後4日で処刑された。 元大統領の影響力を完全に断ち切りたいマリキ政権が断行した形だが、これによりイラクの治安情勢が一段と不安定になる恐れもある。また、裁判の公平性には批判も多く、死刑執行の妥当性は論議を呼びそうだ。 2003年の旧フセイン政権崩壊後、同政権の犯罪を裁くために設置されたイラク高等法廷による死刑判決が執行されたのは初めて。29日深夜にマリキ首相が米当局者と会談したと伝えられており、その際に執行時間が最終的に決まったとみられる。 最終更新:12月30日23時0分 |
人道に対する罪で死刑判決を受けたイラクのサダム・フセイン元大統領に対する絞首刑が30日午前6時(日本時間同日正午)ごろ、バグダッドで執行された・・・。
全ては、アメリカの台本どおりだったのでしょう。サダム・フセインの死刑判決も、死刑執行も、イラク戦争の正当性のための儀式に過ぎなかったように思います。
大量破壊兵器が有るからという名目で起こした戦争なのに、大量破壊兵器が見つからなかった。その時点で、イラク戦争の大義名分は消え、「アメリカの侵略戦争」決定ではなかったのでしょうか。
名分のない戦争で流された大量の血の責任は誰に有るのか。本当に、死刑にすべきは、別の人ではなかったのか。これだけの事をしておきながら、のほほんとしている某大統領の姿を見て、そう思いました。
今回もまた、強いものが正義だという事実を見せ付けられてしまったわけです。
「人道に対する罪」で死刑を執行するのであれば、同様の事を行っている全ての指導者に対して行わなければ不公正であり、それが出来ない以上、単なる言い訳にしか過ぎません。
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