威勢の良かったころの、舛添大臣。↓
「爆走中」舛添大臣「言うこと聞かない会社はつぶれます」: 朝ズバッ! :J-CAST テレビウォッチより、
11月初めのころの舛添大臣は意気盛んでしたね。薬害C型肝炎問題では、被害者側に立って、官僚や製薬メーカーをやっつけて、世論の喝采を浴びようとしていたのでしょう。「朝ズバッ!」も番組あげて応援していました。
何かと世論から糾弾される官僚叩きをして、自らを「正義の味方」として、印象付けようとする戦術は小泉純一郎からのパクリですね。
確かに薬害C型肝炎問題では、官僚や製薬メーカーが批判されるのは当然ですが、そこに何故か政治家の名前が見当たらないのが、私としては不思議です。歴代の厚労相に責任はなかったのでしょうか。
それはともかく、被害者と円満に和解をして、物分かりのいい話の分かる大臣となるはずだったのに、福田ボスの反対で、全てが水の泡となったのは、まことに残念でした。
話では、大臣職を辞めるのを覚悟で辞表を胸に薬害肝炎の直談判をした枡添大臣が交渉決裂のまま官邸の裏口から逃げるように退出をしたそうです。これには、ウォッチしていた人も、竜頭蛇尾だとか、度量が小さいだとかと呆れていました。枡添大臣の声価も急降下。
そして、そのあとのどんでん返し。↓
厚労省「何も知らされてない」 首相発表に驚きの表情
2007年12月23日(日)13:15
舛添大臣に苦しい答弁をさせておきながら、頭越しで、一転して、全員一律救済を口にした福田首相。
これでは、舛添大臣の立場がない。結局、タイミングを逸して、せっかくの決定が効果半減&部下の面子丸潰れ。
優柔不断で、政治的センスの無さがあらわになってしまった福田首相。所詮、トップの器ではなかったのでは?
「爆走中」舛添大臣「言うこと聞かない会社はつぶれます」: 朝ズバッ! :J-CAST テレビウォッチより、
「いまの厚労省には大臣が3人必要です。3分割しないと進まない」 年金記録に薬害C型肝炎・・・巨大な組織に問題が山積している省庁のトップが、この日の朝ズバッ!に生出演。 解決に向かって、官僚が戸惑ってオタオタするような大胆な判断、猛スピードで爆走する“超多忙中”の張り切り大臣だ。 「私はフライングだ、パフォーマンスだといわれても強い意欲を持ってやり抜きますよ、ぎっくり腰がいくら痛くても。抵抗勢力?蹴散らしますよ」・・・ いつもの小気味いい大岡裁きのタンカ口調。スタジオは<舛添支持・がんばれ>モードとなった。みのもんたはさながら応援団長。 前日(10月31日)には「年金記録問題検証委員会」の最終報告書が出た。 「あれは向こう(総務省)が検察官で、私(厚労省)は被告席に立たされたようなもの。この国は社保庁のこの問題から立て直さなければ。コンビニより信用のない国家機関ってありますか」 「民主党の長妻さんがやっても出来ない、そこまで踏み込んでやります」 歴代の政治家がしがらみやら何やらで取れなかったスタンス。キレ味の鋭い発言だ。テレビ討論のタレント性が、大臣という看板を背負って迫力が倍加した。 薬害C型肝炎について福田首相は政府責任を認めた。“爆走大臣”はこの問題でも被害者の目線に立った。 「患者の皆さんが救われることなら、政府声明であれ和解であれ、形はどうでもいいんです。真相を究明して責任を取らせる。その原則しかありません」 「リストを出さない製薬メーカーには今日にでも極めて厳しい命令を発します。大臣の命令ですから・・・」といいながら人差し指を突き出していった。 「いうことを聞かないと、会社はつぶれます」 元国交省のキャリア官僚から突然、役者に転身した早坂実が口をはさんだ。「国の責任だとすると財源が・・・」 おそるおそるの質問に素早く反応する。「国民に頼むから1円でも2円でも出してよ。それで7年かけて解決しましょうよ、と・・・そうだ。この番組で肝炎治療7年計画を叫んでほしい」 “爆走大臣”はみのもんた仕切りの番組を乗っ取った。 |
11月初めのころの舛添大臣は意気盛んでしたね。薬害C型肝炎問題では、被害者側に立って、官僚や製薬メーカーをやっつけて、世論の喝采を浴びようとしていたのでしょう。「朝ズバッ!」も番組あげて応援していました。
何かと世論から糾弾される官僚叩きをして、自らを「正義の味方」として、印象付けようとする戦術は小泉純一郎からのパクリですね。
確かに薬害C型肝炎問題では、官僚や製薬メーカーが批判されるのは当然ですが、そこに何故か政治家の名前が見当たらないのが、私としては不思議です。歴代の厚労相に責任はなかったのでしょうか。
それはともかく、被害者と円満に和解をして、物分かりのいい話の分かる大臣となるはずだったのに、福田ボスの反対で、全てが水の泡となったのは、まことに残念でした。
話では、大臣職を辞めるのを覚悟で辞表を胸に薬害肝炎の直談判をした枡添大臣が交渉決裂のまま官邸の裏口から逃げるように退出をしたそうです。これには、ウォッチしていた人も、竜頭蛇尾だとか、度量が小さいだとかと呆れていました。枡添大臣の声価も急降下。
そして、そのあとのどんでん返し。↓
厚労省「何も知らされてない」 首相発表に驚きの表情
2007年12月23日(日)13:15
* 共同通信 薬害肝炎訴訟で福田首相が23日、議員立法による全員一律救済を目指す考えを明らかにしたことについて厚生労働省幹部は「何も知らされていなかった」と驚きの表情を見せた。同省では20日に、舛添厚労相が国としての和解案を発表し原告の求める全員一律救済には応じられないとの姿勢を示したばかり。福田首相の発表に同省幹部は「総理もいろいろ打開策を考えていたのではないか」と話した。 |
舛添大臣に苦しい答弁をさせておきながら、頭越しで、一転して、全員一律救済を口にした福田首相。
これでは、舛添大臣の立場がない。結局、タイミングを逸して、せっかくの決定が効果半減&部下の面子丸潰れ。
優柔不断で、政治的センスの無さがあらわになってしまった福田首相。所詮、トップの器ではなかったのでは?