「中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?」
「石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ」で、上記の質問を行い読者に投票してもらった結果、(1)した方がいい・・・42.8%(2)しなくてもいい・・・57.2%という結果になったそうです。それに対して、石田衣良氏の反応↓
別に驚くのは勝手なんですけど、次の発言↓は変ですなあ。(;¬_¬)
おいおい、ちょっと待てよ。応募しなかった多数のサイレントマジョリティが、何故、「中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。」という意見だと決め付けるんだ。
そんなあほな結論を出すぐらいだったら、最初から、投票なんかさせるのは止めなさいよ。
さて、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」と答えた人の多くは、「日中友好」とか「日韓友好」という言葉を、中国や韓国がどう使っているかという事が分かっている人ではないのでしょうか。
彼ら中韓の側からすれば、「日中友好」も「日韓友好」も、中国や韓国の歴史認識を受け入れる事がまず前提のようですから、注意が必要なのです。
以前、NHKで、日韓の高校生が友好のために交流する様子を放送していました。日本の高校生を韓国の高校生が招いて、韓国を知ってもらおうとするのですが、その案内先というのが、たとえば、「日帝侵略館」だったりするわけです。「日帝が韓国の愛国志士を拷問する場面」を見せて、どうだ、お前ら日本人はこんな酷い事をしたんだとやるわけです。
彼らのやってる事は、日本人の私の感覚では、信じられませんでした。これから、仲良くしようとする相手に喧嘩を売ってるようにしか見えませんでしたから。
まず歴史認識で日本人を屈服させてから、初めて、友好が始まるというような考えがどうも彼らにあるようです。(そういう人が、全てかどうかは分かりませんが)
このように「歴史認識を共有すること」を、友好の前提にするような事を、彼らが考えている限り、たやすくは友好関係を結べません。
自分の歴史認識を捨て去りたくなければ、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」というより、「中国、韓国と仲良く出来ない」というのが正しいのではないでしょうか。
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(参考)
中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?-石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ
「石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ」で、上記の質問を行い読者に投票してもらった結果、(1)した方がいい・・・42.8%(2)しなくてもいい・・・57.2%という結果になったそうです。それに対して、石田衣良氏の反応↓
ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。中国や韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。 |
別に驚くのは勝手なんですけど、次の発言↓は変ですなあ。(;¬_¬)
今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。 |
おいおい、ちょっと待てよ。応募しなかった多数のサイレントマジョリティが、何故、「中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。」という意見だと決め付けるんだ。
そんなあほな結論を出すぐらいだったら、最初から、投票なんかさせるのは止めなさいよ。
さて、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」と答えた人の多くは、「日中友好」とか「日韓友好」という言葉を、中国や韓国がどう使っているかという事が分かっている人ではないのでしょうか。
彼ら中韓の側からすれば、「日中友好」も「日韓友好」も、中国や韓国の歴史認識を受け入れる事がまず前提のようですから、注意が必要なのです。
以前、NHKで、日韓の高校生が友好のために交流する様子を放送していました。日本の高校生を韓国の高校生が招いて、韓国を知ってもらおうとするのですが、その案内先というのが、たとえば、「日帝侵略館」だったりするわけです。「日帝が韓国の愛国志士を拷問する場面」を見せて、どうだ、お前ら日本人はこんな酷い事をしたんだとやるわけです。
彼らのやってる事は、日本人の私の感覚では、信じられませんでした。これから、仲良くしようとする相手に喧嘩を売ってるようにしか見えませんでしたから。
まず歴史認識で日本人を屈服させてから、初めて、友好が始まるというような考えがどうも彼らにあるようです。(そういう人が、全てかどうかは分かりませんが)
このように「歴史認識を共有すること」を、友好の前提にするような事を、彼らが考えている限り、たやすくは友好関係を結べません。
自分の歴史認識を捨て去りたくなければ、「中国、韓国と仲良くしなくてもいい」というより、「中国、韓国と仲良く出来ない」というのが正しいのではないでしょうか。
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中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?-石田衣良の白黒つけます!!:MSN毎日インタラクティブ
投票結果発表 中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい? ◇ふー、びっくりした この秋に2度、韓国に取材旅行にいった。日本と韓国を舞台にした恋愛小説を来年書くためだ。訪れたのは、ソウルとプサン。どちらの街も元気で勢いがある。それはたのしい取材旅行だった。ソウルは高層ビルの建築ラッシュで、プサンは国際映画祭の真っ最中。とても華やかだった。たべものはおいしいし、女の子はかわいい。男性は徴兵制のせいか、みなたくましくスーツがよく似あう。ついでにいえば、現地では誰に会っても、おかしな反日感情などなかった。 うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。だって、中国と韓国はおとなりの国だものね。これからもずっとつきあっていかなければならないのだ。この質問のこたえなんて考えるまでもない。けれど、最近の東アジア情勢を、みんながどんなふうに感じているのか、それが探りたくてこのテーマにしたのだ。 するとあらら、不思議。寄せられたのは厳しい反韓国・反中国のメールばかりだった。なぜなのかしらん? というわけで、今回は多数を占める「しなくていい」派からいってみよう。 「近隣国と友好関係をつくるのは『望ましい』ことであって、『なすべき』ことではない」(住所不明・匿名さん)。「都合のよいときだけ、新時代にむけて新しい関係をといいながら、なにか起きると過去の清算だ、教科書問題だという国となぜつきあわなければならないのか?」(大阪市都島区・嫌人さん)。「隣国とは仲良くしたほうがいいに決まっているが、日本側から頭をさげてまで仲良くする必要はない」(海外在住・匿名さん)。「友情ごっこのような関係ならいらない。中国・韓国とは必要があれば協力し、なければ距離をおくくらいでちょうどいい」(北海道旭川市・優子さん)。 ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。中国や韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。賛成派のメールを読んでみよう。 「3年ほど中国東北部で働いています。日本でおおきく報道されている『反日』は、こちらでは報道ほどひどくはありません。一般人のなかには、単なる反日よりも、冷静に日本との上手なつきあいかたを模索している人のほうが多いように感じます」(東京都世田谷区・モモトン)。「実家のまわりには在日韓国人が多く住んでいて、それがあたりまえでした。結婚して住んだ場所には中国人が多く、小学校の運動会では中国語のアナウンスがつくほど。どちらの国の人とも、近くにいることが自然。人間なんだから、仲良くしたほうがいいと考えるのが当然だと思います」(神戸市垂水区・匿名さん)。「当然、仲良くすべきです。隣国の中国や韓国と仲良くしないで、遠くの国とばかりの外交では、成功なんてありえないのでは?」(千葉市花見川区・匿名さん)。 ぼくはつぎの10年間で、現在の日米関係と同じくらい日中関係・日韓関係は重要になると思う。すでに対中貿易は日本経済のおおきな柱のひとつなのだ。仲良くしなくていい、無視すればいいというのは一見強そうだし簡単だ。でもそうすれば、すぐとなりに住むたくさんの人たちがいなくなるのだろうか。 今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。 あたりまえの話だよね。メールをくれた「多数派」はあまり反日報道やネットの情報に踊らされないほうがいいのではないかな。では、最後にシンプルなメールをひとつ。 「夢みたいなことだとはわかっているけど、中国・韓国というよりは、すべての国と仲良くなってくれたらいいなと思ってます」(東京都練馬区・匿名さん)。別に夢なんかじゃないよ。ぼくだって、ジョン・レノンだって、それにその他大勢の地球人がそう願っているのだから。 ============== ◇次回は「結婚後の恋愛はあり? なし?」 次回の問いは「結婚後の恋愛はあり? なし?」です。パートナーがいるにもかかわらず、他の人を好きになってしまった。そんな時、もう一歩踏み出しますか、それとも--。自分だったらどうするか、投票とご意見をお寄せ下さい。 11月5日まで受け付け、結果は14日の本欄で紹介します。投票はMSN毎日インタラクティブの「暮らし」のページ(http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi)。また携帯電話の「毎日新聞・スポニチ」サイト(右のQRコードを読めば直結、一部機種除く)からも投票できます。 ============== ◇投票結果 <有効投票数>9010 (男6284,女2726) ((1)はした方がいい、(2)はしなくてもいい <全体> (1)42.8%(2)57.2% <男女別> 男(1)33.6(2)66.4% 女(1)64.2%(2)35.8% <年齢、男女別> 10代以下男(1)12.4%(2)87.6% 10代以下女(1)60.4%(2)39.6% 20代男 (1)31.4%(2)68.6% 20代女 (1)64.4%(2)35.6% 30代男 (1)31.5%(2)68.5% 30代女 (1)66.1%(2)33.9% 40代男 (1)42.3%(2)57.7% 40代女 (1)64.8%(2)35.2% 50代男 (1)45.0%(2)55.0% 50代女 (1)60.5%(2)39.5% 60代男 (1)41.7%(2)58.3% 60代女 (1)54.1%(2)45.9% 70代以上男(1)45.9%(2)54.1% 70代以上女(1)29.0%(2)71.0% 毎日新聞 2006年10月31日 東京朝刊 |