Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

嘘の情報を流してまで、在日叩きをする卑劣漢

2006-10-20 | 拉致・北朝鮮問題
「掲示板 声よ届け!波濤の彼方へ」に17日こういう書き込みがありました。↓

>こういうサイトも未だにあります 投稿者:るり 投稿日:10月17日(火)22時45分14秒
>カタヤマM3さん
あなたが『なんの組織ともかかわりの無い、市井の在日朝鮮人のブログのエントリーの一部』として紹介された「みりゃーど」さんの“んなアホな!”の内容が、『このニュースには驚きですねぇ。』以下の部分が実際のものとは、まったく異なりますね。実際のは、こうですよ。

http://nnaahona.cocolog-nifty.com/

--- 記事引用終了 ---

このニュースには驚きですねぇ。
日頃、北朝鮮の卑怯な態度を批判したり時には笑いモノにしてる私ですけど、この事実は・・・なんかねぇ、笑えない。
犠牲者が出ているから笑えないというのではなく、また人道的な価値観からくるものでもなく、「おまえ、そんなことまでするか!?」という驚きとともに「既に国として終わってる」という殺伐とした諦めからくる感情、とでもいうのかな?
うまく表現できないんだけど・・・

この事件、軍の末端で起こった偶発的なモノというよりも、計画的に行われたものだと思います。
理由は、友好国、ましてや中国に対してこのような態度を取っておきながら、未だ明確なけじめをつけていないからです。
やはり、北朝鮮は体制内部の権力闘争などの理由により統制が取れていないのではないでしょうか?

この事件の笑えないという思いは、日本の対北朝鮮防衛につながります。
「何をやってくるか分からない」という怖さ。
中国が確信犯なら、北朝鮮は異常者・・・そう思わずにはおられません。

とりあえず日本は周辺事態法を適用して制裁を強化しようとしていますが、事が起こった時に憲法や法律が足かせならないように祈ります。


 これだけ読むと何のことか分からなかったのですが、「管理人」さんの以下の書き込みを見てようやく、事態がつかめました。↓

アラシ一匹 投稿者:管理人 投稿日:10月17日(火)23時59分54秒

 るりさんご投稿の>こういうサイトも未だにありますだけを読んだのでは、何のことか分からないと思いますので、カタヤマM3なる人物の投稿を全文紹介します。リンクを貼った「みりゃーど」さんのブログの文章を似ても似つかぬものに改竄しています。るりさんがご紹介くださってるほうが本物です。読み比べてみてください。ひどいでしょう。

カタヤマM3殿へ
 貴殿のリモホスは全て解析し、DIONで貴殿の登録手続きをした担当者の名前も判明してる。これがどういうことか分かるかな。DION宛てに貴殿の投稿と、「みりゃーど」さんのURLを書いたものを送付すれば、デタラメを並べて、「みりゃーど」さんを中傷した貴殿はDIONの登録を取り消されるということだ。まだアラシ初心者のようなので、今回はそこまではしないが、再び同様の行為をした場合は当掲示板でリモホスを晒し、DIONにも連絡をする。これに懲りたら、卑劣な行為は二度としないことだ。
 なお、今日の投稿を貼り付けリモホスも含めて、「みりゃーど」さんには明日中にメールでお知らせをしておく。

こういうサイトも未だにあります 投稿者:カタヤマM3 投稿日:10月17日(火)22時06分50秒
http://nnaahona.cocolog-nifty.com/

狂った果実に対抗する術は?

(中国吉林省で、2005年に中国軍情報担当者を北朝鮮兵士が拉致しようとして中国軍の警備兵と銃撃戦、中国側の一人が死亡した事件記事を引用後)

このニュースには驚きですねぇ
理由は、友好国、ましてや中国に対してこのような態度を取ってしまうほどまでに
北朝鮮は追い詰められたという事実ですね
2005年といえば、拉致を口実に日本が北朝鮮に対して制裁しろという風潮が蔓延した時期です。
万峰景号92の入港に対する反人道的な扱いや、朝鮮学校の修学旅行生を拉致家族会が「北のスパイ」とか右翼的なことを言っていましたっけ
小泉がヤスクニ参拝で国内を揺るがしている間に、北朝鮮への圧力を増大させ、“ヒトラー”安部が「独自の制裁」という名の北朝鮮弾圧政策を実施した今、北朝鮮は餓えの苦しみから日本を憎み、核を撃つかもしれませんよね

助けを求めている相手に唾を吐きかけ蹴りつける日本の政策こそ、アジアの平和を脅かしていることを理解できないのが日本人の愚かなところなんでしょうね
クソガキ石原を都知事にする300万の糞馬鹿東京都民、皇族ガキひり出しショーに歓声を上げる白痴連中、露出狂の拉致被害者家族会・・・・・・
日本は周辺事態法を適用して制裁を強化しようとしていますが、事が起こった時にその行為が仇にならないようにせいぜい祈ります。

これは朝鮮総連の文章でもなければ、(左翼系)市民団体のアジビラでもありません。
なんの組織ともかかわりの無い、市井の在日朝鮮人のブログのエントリーの一部です。
北朝鮮の悪事、総連の数々の不正な行為が白日の下に晒され、先日の核実験で北の異常性が再認識されたにも関わらず、個人レベルの意識はあいかわらずであるというむごい事実です。

北朝鮮や総連をなんとかしても、末端の個人レベルがこれでは根本的な解決は望めないのでは、と暗い気持ちになりそうです。
 
 

 要は、「カタヤマM3」と名乗る人物が、実在する韓国系日本人みりゃーどさんのブログ「んなアホな!」の記事を改竄して、「日本を憎悪する市井の在日朝鮮人のブログ」に仕立て上げて、紹介したというわけです。

 19日には、「みりゃーど」さん本人からの書き込みがありました。↓

はじめまして 投稿者:みりゃーど 投稿日:10月19日(木)03時06分27秒
はじめまして、ブログ「んなアホな!」の管理人、みりゃーどです。
昨日、こちらの掲示板で私のブログの記事を改ざんした内容の「あらし」があったことを管理人様からご連絡を頂きました。
管理人様にはお礼を申し上げましたが、こちらの掲示板の皆様の冷静な対応に感謝しています。

私も北朝鮮による拉致事件の全面解決を心から願っており私のブログでもそのような記事を書いているのですが、私が韓国系日本人という理由からか、最近あちこちのHPや掲示板で今回のような嫌がらせ行為が行われています。
私のブログを少しでも読んで頂ければあれが改ざん・捏造された内容だとすぐに分かって頂けると思います。
どのような理由にせよ、これは拉致問題をまじめに考えている方々を愚弄する行為でしょう。
もう、こちらで同じことは起きないと思いますが、私としてはこれを良い機会としてこちらの掲示板を拝見させて頂こうかと思っていますので、よろしくお願いします。

http://nnaahona.cocolog-nifty.com/


 「私が韓国系日本人という理由からか、最近あちこちのHPや掲示板で今回のような嫌がらせ行為が行われています。」と、みりゃーどさん。自分が書いてもいないことを、あちこちで触れ回られるのは、さぞ残念な事でしょう。

 嘘の情報を流してまで、在日叩きをする卑劣な輩がいる事に慨嘆せざるを得ません。

 また、それはそれとして、いち早くソースを確認して、嘘と指摘した「るり」さんの的確な判断はお見事でした。


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ティー・ブレイク 10.20

2006-10-20 | ティー・ブレイク
■ポートレート 上野樹里

上野樹里
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 上野 樹里(うえの じゅり)1986年5月25日生まれ。女優。兵庫県加古川市出身。アミューズ所属。身長は167cm。

 現在、「のだめカンタービレ」(2006年10月16日から 、フジテレビ)で主人公「のだめ」(野田恵) 役

 
■画像1 やれやれ ┐(´д`)┌

inu


■画像2 勝負するnya

neko


■画像3 ズサーnya(その6)

■画像4 せめぎあい(その2) 

■画像5 それとなく似てる件について(その40)


■ネットの話題1 呉智英氏の「すべからく誤用」糾弾

この問題についえは、私は自分の著作で何度か述べているが、簡単にまとめて再論しよう。

無知は恥ずかしいが、それはそれだけのことである。失敗は私にもある。誤字誤用も然り。
「須く」は「すべし」のク語法による変化であり、意味は、義務・命令・当為である。非常に分かりやすく言えば、「すべからず」が禁止(するな)なのだから、「すべからく」が命令(せよ)だと思えば、当たらずといえども遠くはない。
だが、誤用がこの十余年、特に目に付く。それは「須く」を「すべて」の高尚な雅語だと思ってのことである。そして、この誤用者は、ほとんどスベカラク次の二種類の人である(上野よ、どうしてこの文章を「すべし」で結べると言うのだ)。一つは、上野に代表される反権威・反秩序・反文部省の人たち。そして、もう一つは、前者ほど多数ではないが、宮本盛太郎など、前者とは逆に反権威・反秩序・反文部省の人たちに反感を覚えながら、単に、反反権威・反反秩序・反反文部省を対置することしかできない人たち。この二種類である。
そこには、次の心情が見てとれる。まず、前者。権威主義的な雅語・文語を批判しているつもりのその心の底では、自分が雅語・文語をつかいこなせない妬みがとぐろを巻いている。この人たちが権威批判をするのは、自分が権威から疎外されているからにすぎない。次に、後者。この人たちは、戦後民主主義の中では、本来は権力に関わる立場にいながら、言論界ではしばしば少数派の悲哀を味わ(原文ママ)わされている。言ってみれば、アメリカにおけるプア・ホワイトである。プア・ホワイトの妬みの構造は、前者と類似している。つまり、前者も後者も、心情的に、自分が正統になりえないことの都合のいい大義名分として、反正統を唱えているのである。
というようなことも、やはり省みれば、誰の心の中にもスベカラク存在する(上野よ、これはどうだ)。だから、これについても、単純な無知無学よりねじれている文だけ、卑しいが、私のみが石もて打つことはできない。
しかし、民主主義は、この卑しさを制度的・構造的に生み出し増殖させる。それは、平準化=「易しさへの強制」の逆説である。漢字は難解であり権威主義的であり、特権階級にのみ奉仕するものだとして、民主主義の名において、易しさへの国家権力による強制が行われた。当用漢字制度などの漢字制限である。「須く」も、この一環として、国家権力によって抹殺されたのだ。
それでも、国家権力によるどんなに理不尽な蛮行があったとしても、結果的に、易しさの実現が成功し、ひいては、あらゆる権威が消滅する社会が到来したのなら、それはそれでかまわない。だが、現実に到来したのは、漢字制限による言語表現の混乱と、それに乗じて、反権威を大義名分にする権威亡者の跳梁だけであった。
ここにこそ、民主主義の究極形がスターリニズムとファシズムであることが、はっきりと現れている。
呉智英『バカにつける薬』 第二章 バカを撃つ p.62より


ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム↓より、

評論家の呉智英が書いてから、

「須く(すべからく)」ということばの誤用について、

とてもおおぜいの人が注目するようになったけれど、

もともと呉智英は、

「すべからく」に代表されるような

「むつかしそうなことばを、えらそうに使う」人の

イージーな教養主義をからかいたかった

ということなのであって、

「すべからく摘発組」を組織したかった

わけじゃないと思うんですけどね。


 「バカにつける薬」は10年前(1996年07月)発行。だけど、今でも、呉智英さんは、「すべからく誤用」の糾弾をやってます。(このあいだも、産経の文化面でやってた)飽くなき執念やね。



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