Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

尖閣抗議船 台湾グループ、漁船確保できず当局に抗議

2006-10-24 | 中韓
尖閣抗議船 台湾グループ、漁船確保できず当局に抗議
2006年10月23日20時01分


 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権などを主張するため、香港や中国の活動家らが同諸島に漁船で向かっていることに絡み、一行と合流予定の台湾の活動家で「保釣行動小組」のメンバーらが23日、「当局の圧力で漁船が借りられない」などとして、台湾行政院漁業署(水産庁)に抗議した。船主らが、グループに船を貸すのを拒んでいるという。

 同小組は漁船2隻で香港の保釣行動委員会と合流し同諸島に向かう予定だった。関係者は「当局が船主に圧力をかけているため、漁船が借りられなくなった。メンバーを送り出す方法を模索している」としている。


 台湾は、台湾で、尖閣諸島を自分のものにしたいと考えていると思います。しかし、中国と共闘して勝利したところで、結局は中国を利するだけで、自分の得にはならない事が分かっているのでしょう。尖閣諸島が中国のものになるなど、自国の安全保障上、考えたくもない事態のはずです。

 中国の活動家と共闘を予定していた台湾の活動家など、所詮は、自国の台湾のことなど何も考えてない中国のシンパなのでしょう。




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中国は中国でしかない・・・尖閣諸島への抗議船問題

2006-10-24 | 中韓
 中国外務省の劉建超報道局長は22日、尖閣諸島の領有権が中国にあると主張する香港の活動家らが漁船で同諸島に向かったことを受け、「中国側関係者の行動に日本側が冷静に対応し、危害を与えないよう、強く求める」と述べた。同諸島は「中国固有の領土」とも主張した・・・。

 以前、中曽根元首相が、靖国参拝を止めたときの言い訳は次のようなものでした。↓

 『今、中国では、対日強硬派と対日穏健派が争っている。靖国参拝を行うと、強硬派が勢いを増し、穏健派が厳しい状況になる。ここは、穏健派のために、靖国参拝を取りやめる事が賢明だ・・・。』

 この様に中国の政治状況を見て、靖国参拝を止めた結果どうなったか。結局、中曽根元首相の応援していた穏健派は別の事情により追い落とされ、「靖国参拝取りやめ」という事実だけが残ったのでした。

 最近、噂されている中国の政治状況とそれに対応している安倍首相を見ていると、中曽根さんの時と様子が似てるのではないですか。

 反日色の強かった江沢民政権から、胡錦涛政権に変わって、中国も日本に対して融和的になるんではないかという期待を日本側が持ちすぎているようです。胡錦涛さんは、話が分かりそうだから、多少妥協してでも、友好関係を大事にしていこうとか、また甘い事を考えていそうですね、日本政府は。

 中国は中国でしかないという冷めた目で見るべきではないでしょうか。中国が日本に対して本当に融和的であるなら、香港の活動家を、尖閣諸島に向わせるような事を許すはずはないし、尖閣諸島は「中国固有の領土」などと主張する事もないはずです。

 『「我々は、日本政府の味方だ」と油断させて、「悪いのは、 軍部だ。上海閥だ。活動家だ」と悪玉をこしらえておく。日本に、中国の主張を飲ませる際には、「軍部や上海閥がうるさいからとか 活動家が言う事を聞かないからとかという言い分で、納得させる。』・・・日本政府は、またそんな、子供だましの手に引っかかりそうな、嫌な予感がしてますけど・・・。



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(参考)
中国、日本側に冷静な対応要請 尖閣諸島への抗議船問題
2006年10月23日10時26分


 中国外務省の劉建超報道局長は22日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権が中国にあると主張する香港の活動家らが漁船で同諸島に向かったことを受け、「中国側関係者の行動に日本側が冷静に対応し、危害を与えないよう、強く求める」と述べた。同諸島は「中国固有の領土」とも主張した。

 日中関係が安倍首相の訪中を機に修復に向かう中、突発的な衝突が起きて中国や香港の市民の反日感情に火をつける事態を避けたい中国側の懸念がうかがえる。同時に、尖閣諸島の「主権」を中国が持つと強調して日本側を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。