Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

従軍慰安婦非難決議におけるアメリカの本音

2007-03-10 | 歴史認識
 アメリカの従軍慰安婦非難決議に関して、「北朝鮮、中国、韓国がロビー活動を展開しているのだ」とか、「日本の朝日新聞など中国寄りのマスコミが策動しているのだ」としか思わない人は、自分は、「アメリカ=善」という思い込みの強い媚米保守なのだと自覚した方がいいでしょう。

 そもそも、日本人に自虐史観を植えつけたのは、アメリカですよ。中国をはじめ日本軍の占領地域での真偽定かならぬ悪行の噂をネタに、「極東軍事裁判」という茶番劇を行い、罪もない人々を死刑台に送り込んでまでして、日本の罪をでっち上げたアメリカを、そんなに無邪気に信じ込んでいいのでしょうか。

 「戦前の日本は悪」という前提が崩れてしまったら、日本に原爆を二発も落としてしまったアメリカの立場がなくなってしまうのです。「戦前の日本は悪」でないと困るのは何も中韓だけではありません。アメリカも同様です。従軍慰安婦話が嘘であろうと無かろうと、戦前の日本の悪行ネタは多いに越したことはないというのが、アメリカの本音ではないでしょうか。



 
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