EKKEN♂

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ユーザーに罪はないけど、好きではないブログのデザインの例

2005-11-11 | WEBにまつわる話
タイトルにブログサービスの名前が付加される
 Yahoo!ブログや、ウェブリログがその代表例ですが、ブラウザのタイトルバーに、利用しているブログサービスの名前が表示される物がありますね。あれが非常に鬱陶しいのです。利用しているサービスによってブログを読んでいるわけではないし、ブックマークレットを使ってリンクタグを作成する場合に、生成されるタグがカッコ悪いじゃないですか。
 僕はその都度、サービスの名前を消して記事を書いていますけど、Yahoo!ブログにしても、ウェブリログにしても、その独自性の強さから、ひと目でそのサービス利用ユーザーであることが分かるのに、ちょっと自己主張が強すぎ。


タイトルに記事の題名が表示されない
 exciteブログがその代表。Yahoo!もそうですね。
 理由はやはりブックマークレットなどによるリンクタグ作成の利便性を、損なう物だから。
 これとは逆に、ブログの題名が表示されず、記事の題名が表示されるタイプもありますが、引用を行うに当たっては、記事の題名が表示されるほうが、僕にとっては便利。
 そういえば、このタイトルバーの表示、両方が表示される場合でも、「ブログタイトル:記事タイトル」「記事タイトル:ブログタイトル」のパターン(間の「:」が全角・半角、あるいは「:」ではなく「-」「|」というパターンもありますね)の二種類がありますが、これ、統一される動きとかってないんですかね?
 以前はリンクタグ作成した後に、コピペを使って「ブログタイトル:記事タイトル」に統一していたけど、最近は面倒になって、作成されるままの状態で記述するようになったなぁ。


カレンダーに「前月・翌月」へのリンクがない
トップページに「前のページ」「次のページ」がない
 Seesaa他がこのパターン。
 気にいったブログや、気になる記事があるブログは、過去ログを読む事が多いのですが、過去ログへのナビゲーションパターンが少ないブログは、読みにくいです。
 通常、トップページの最下段に「前のページ」「次のページ」というナビがあるのですが、これがないとどこから過去ログを読めば良いのか、わからない事があります。1ヶ月単位でまとめて読みたい場合に、カレンダー表示部分に「前月・翌月」が無いのも、過去ログを読む機会を失っている物と考えます。
 ブログのサービスごとに「前のページ」「次のページ」のそれぞれが過去を指すのか、未来を指すのかが統一されていないのも不満ですね。


最新のトラックバック一覧のリンク先が、送信者サイド
 これ、gooブログがその代表なのですが、トラックバック送信者が、相手の記事へのリンクがないトラックバックを発信している場合に、どの記事に対して送った物かが分からない場合が多いのが、気にいらないです。そもそも僕は「リンク無しトラックバック」はあまり好きではないのですが、悪意のないリンク無しトラックバックが元で、送信者が嫌われる要因を少しでも排除できる可能性があることを考えると、トラックバック一覧のリンク先は、受信した記事(あるいはそのトラックバック欄)の方が好ましいと思います。


リンクの際にリダイレクトが入る
 ココログがそうだと思うのですが、トラックバックが行われないと、リンク元を隠してしまうアレ、何とかならないのでしょうか。


用意されているデザインのテンプレで、背景画像がHTML記述
 記事本文に背景画像が表示されるブログは、その読み難さから物凄くキライなのですが、たいていはこの画像はCSSによって表示されているので、ブラウザの機能でCSSを無効化したり、自分好みのCSSを当てる事で、その読み難さを回避できます。
 ところが、一部のブログサービスが用意するデザインテンプレの中には、この背景画像がHTMLのほうで埋め込まれている物があり、閲覧者の自由を奪っている物があるのです。
 もうね、バカかと。アフォかと(以降、吉野家テンプレが延々と続く)

無断リンクの禁止理由

2005-11-11 | WEBにまつわる話
ひっそりやっているので、リンクしないで
 自分が想定している人以外には見られたくない、というものですね。
 具体的にはこんな感じ。
  • 仲間内のサークル的なブログだから、無関係な人からのリンクはお断り
  • 親戚・友人に向けて書かれた日記なので、このブログの存在を広めないで
 有名人のファンサイト的なブログにおいて、「○○のファンじゃない人はコメントを書き込まないで下さい」というのも、これに類するものでしょう。
 自分が想定しない人から読まれない為には、アクセス制限をかければ解決できます。パスワードによる閲覧制限の導入を強くお勧めします。
 メーリングリストという、ブログ以外の交流手段を選択する事を、視野に入れても良いかもしれません。

権利者に知られるとマズイので、リンクしないで
 マンガやアニメ、アイドルのファンサイトなどにありがちな、「勝手に応援」サイトに見られる物。
 著作権侵害・肖像権侵害の恐れがある画像を多用し、自分でも「権利者に知られたらヤバイ」ことが分かっている人が、閲覧者に対して儀礼的無関心を要望するものですが、閲覧する人が、必ずしもそのブログを好意的に見ているわけではないので、「無断リンクしないで」というお願いの効果は薄いと思ったほうが良いでしょう。


荒らされたくないので、リンクしないで
 多くの人の目に触れる事によって、荒らされるのを心配することから、無断リンクを禁ずる物。
 リンクを許可制にする事で、リンクされている場所を把握できると考えているのでしょうか。
 悪意をもってリンクする人には、全く効果が無い事を分かっていないようです。


リンクの際は相手に報告するのがマナーだから、勝手にリンクしないで
 どこで学んできたのか分かりませんが、「無断リンクはマナー違反」という間違った知識を植え付けられた人が唱える、「なんだかよく分からないけど、とにかくマナー違反」だから勝手にリンクしないで、というタイプ。
 ローカルルールを、ネットユーザーが守るべきルールと勘違いしている例。
 間違った情報を広めようとしているという点で、反無断リンク禁止論者からの無断リンクを受けやすくなるので、リンクをされたくない理由が「マナー違反だから」という以外にある場合は、逆効果。






僕が無断リンク禁止ブログに禁止ブログにリンクする時
 僕は「無断リンク」がネットユーザーが守らなければならない、共有されたルールだとか、マナー違反だと考えてはいないし、記事を書くために必要な引用を行う際は、出典を明らかにし、読者の利便性を考えて引用元へのリンクを行います。
 引用するほどでもないけれど、こちらの記事と大きく関連し、自分の記事に関心を持った人は、他者が書いたこちらの記事も読んでもらいたい、という際にもリンクをします。
 はてブでのリンクの場合、僕は[link]というタグを使って、リンクに関する話題を集めていますが、これは、集めたサイトを参考にして、いずれ記事を書くための材料にしようと考えているからです。それを「晒しの為のブクマ」と考える人もいるでしょうが、特に悪意をもって行っているわけではありません。