鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

8.創造神は時空的無限者

2018年03月16日 | 安全なキリスト教の学び方







しばらくお休みしたね、りんたろうくん。

旅の話はあとにして、これまでを少し思い起こそう。

在物神イメージには最初から「じ~ん」とくる感慨・実感が伴っていた。

対して、創造神イメージは理念であって、最初は実感はともなわなかったよね。

だが、それに理念(言葉)が追加されていく。

それによって実在感が現れ、増していく。

創造神はそいう神イメージだったよね。





<理念は理屈を造っていく>


今回はその続きだ。

創造神イメージは理念だ。

そして理念は他の理念とつながって理屈(理論)を造っていく。

理論が増えるにつれて、神イメージは具体化していく。

こうして人は創造神という「神を知っていく」ことになる。





<被造物が自分を知ることを喜ぶ>


少し先走った余談をいうと・・・、創造神という神は、自分が造った被造物が~とりわけ人間が~「自分を知ってくれる」ことを喜びとする神だ。

聖書メッセージではそうなっている。

それは我々の常識で考えてみても、納得いきそうなことだけどね。

「被造物が、造ってくださったご主人様を知らないで生活していたら、創造神も面白くない」もんね。

がとにかく聖書を全体的に概観すると、そういう創造神像が見えてくるんだ。

だがそれは先の話だ。 本筋に戻ろう。







<存在空間に限りが有れば>


今日は、創造神という神がどういう神かを示す理屈の一例を話そう。

前に、「創造神は空間的無限者」という話をしたね。

もし、有限で存在範囲に限りが有るのなら、その外側のモノは「オレが造った」とは言いがたい。

だから、「万物の」創造神というのなら、空間的に限りない広がりを持った「空間的無限者」のはずだ~と。



   


<存続時間に限りが有っても>


そして時間についても、同様なことが言えそうなのだ。

まず、過去から。

創造神がもし、無限の過去から存在していないのなら、それは「ある時点から存在し始めた」ことになるだろ?

だったら、それ以前に存在した可能性のあるものに対しては、創造神は「オレが造った」とは言いがたいはずだ。

だから「万物の」創造神は、無限の過去から存在していて、初めて筋が通ることになるんだ。


+++

未来についても同じだよ。

もしも未来のある時点で存在しなくなるのなら、それ以後に存在する可能性のあるものについては「オレが造った」とは言いがたいだろう。

だから、「無限の未来に渡っても」存在するのが道理となる。






<だから時空的無限者なのだ>


この無限の過去と無限の未来をあわせると、創造神は時間的にも無限の長さで存在する、時間的無限者となるだろう。

そしてそれを空間的無限者とあわせると、「創造神は時間空間的無限者」のはず~ということになる。

今回はここまでにしておこう。









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三日ほどお休みします | トップ | 9.「父・子・聖霊」が共存す... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

安全なキリスト教の学び方」カテゴリの最新記事