週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

ワンスリーで登板

2012-10-23 09:30:00 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
F1レースでは1チームから2台の出場なので、
1、2フィニッシュや1、3フィニッシュなどという
表現があります。

昔、日本の某エンジンサプライヤーが計4台にエンジンを
供給していて、その4台が1、2、3、4フィニッシュに
なりかけたことがありました。中島悟選手がいらしたころ
ですから随分前ですね。結局、3、4がリタイヤして実現
しませんでしたが、夢みたいな出来事でした。
(1991年サンマリノGP)
【追記・と思ったらツイッターでご助言いただき、1234で
フィニッシュしたことあるよーと教わりました。
不勉強の恥さらしでした。お恥ずかしい。】


書き出しから囲碁とはちょっと縁のない、しいて言うなら
勝負、くらいでしたら意味もあるかもしれない話で恐縮です。

単に、本紙で私が女流本因坊戦の第1局と第3局を書かせて
いただいたというだけのお話でした。

チャンチャン^^;

さて、その女流本因坊戦、個人的な思い入れもなくはないですが、
ここに記すことでもないので、筆を擱きます。

残念なのは第4、5局も見たかったなーということです。

立場上、中立であるべきですので、対局前にはちょっとでも
それにあたることは口にしません(私に限らず)が、

決まってしまった目黒雅叙園さんの帰り道、行人坂をのぼりながら
某関係者さんも「第4、5局が見たかったねー」とおっしゃってました。

終わってからあれこれ言っても仕方ない(終わったから言える
意味もあるのですが)。また来年、両対局者、また次の挑戦を
狙っている他の先生にもぜひ熱戦を期待したいと思います。

10月22日発売(29日号)のラインナップです。

1、2、3面 名人戦七番勝負第5局

4、5面 棋戦ワイド・お立ち台

7面 碁界ネットワーク・週刊碁的囲碁ガール・竜星戦
   ヨーロッパ囲碁文化センター20周年記念式典
   新刊案内(林漢傑七段の美の有段詰碁100)

8面 碁界ネットワーク・碁の句春夏秋冬・歴代本因坊列伝
   「天地明察」滝田監督に三段免状贈呈
   女流本因坊戦プレイベント

9面 これぞプロ! 選評・王銘エン九段
 松原大成六段(東京都)―木部夏生(群馬県)
 林子淵七段(台湾)―堀本満成三段(山口県)

10、11面 中野杯U20選手権準決勝
     ・二十五世治勲の「お悩み天国 これが治勲のシノギかた」
     ・ハンス・ピーチメモリアル前編

13面 認定

15面 NHK杯

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド

18面 依田紀基九段の「依田式上達術」

20、19面 女流本因坊戦五番勝負第3局

〈第2週刊碁ブログ〉紙面に載せきれない写真

ここからは紙面に載せきれない写真を少々ご紹介。

女流本因坊戦。
目黒雅叙園さんの館内。東京はまだ紅葉には少々早いですが、ここでは…


おなじく女流本因坊戦。
目黒雅叙園さんは結婚式場ですが宿泊も行っているそうです。
今回の対局室もそのひとつ「和泉の間」。
部屋にはお風呂がついていて檜だったりします。サウナもありました。
対局者は対局室と盤石のチェック。私はお風呂を意味なくチェック。


お昼休みの盤。石はそのまま昼食に。


昼食明けの対局写真。ふだんの明るく仲良しなお二人ですが
さすがに痛いくらいの静けさが伝わってきますね。


終局写真です。謝依旻女流本因坊の6連覇が決まりました。
奥田あや三段、残念。
コメント (1)
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都内のタイトル戦

2012-10-16 10:13:19 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
えー小瀬村にとってのはじめてで恐縮です。

女流本因坊戦の第3局のために目黒の「目黒雅叙園」さんにお邪魔しております。
都内のタイトル戦を現場で拝見するのははじめてだったりします。
整理という仕事ながら、行けるときには行きたいですね。

この前の佐賀をはじめ、日本全国津々浦々での対局ですと、宿泊先と対局場は
たいていは目と鼻の先を手配します。その方が楽ですし。
たまに、安いところを求めて遠くにとる観戦記者さんの話も聞きますが。

今回は、ビジネスホテルにでも泊まりたいところですが経費も自腹もNGなので
甘えるわけにもいかず、自宅から対局開始に間に合うように出勤です。

謝依旻女流本因坊が5分前に入室、奥田あや三段は3分前に入室いたしました。

この記事は22日の発売分にてお送りする予定です。

では、15日(22日号)のラインナップです。

1、2、3面 名人戦七番勝負・第4局

4、5、7面 棋戦ワイド・碁の句春夏秋冬・竜星戦

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」・歴代本因坊列伝

9面 これぞプロ! 選評・二十四世本因坊秀芳
   松原大成六段(東京都)―大橋拓文五段(東京都)
   大森泰志八段(神奈川県)―万波奈穂二段(兵庫県)

10、11面 新人王戦決勝三番勝負第3局
     ・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国 これが治勲のシノギかた」
     ・週刊碁的囲碁ガール

13面 認定

15面 NHK杯・棋士の本棚(桑原陽子六段)

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド

18面 ひらつか囲碁まつり・大和証券杯ネットオープン

20、19面 阿含・桐山杯決勝

〈ふろく〉記念すべき?

今週発売の通巻の数字が1777号、認定の回数が1234回でした。

何かですね、雰囲気いいですよね、だから何だですので、イベント的な
ものはなーんにもありませんけど。

でも、ちょっとした区切り。ぜひ、今週もお忘れなくお買い求めください^^ 
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よろこんでーーー!

2012-10-09 07:27:31 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
金曜日の昼下がり。ふたつのことがありました。

某囲碁マンガが某大手雑誌さんで連載化。見本誌をいただけまして当部署で
回ってきました。誰ともなく、「告知、載せよう」。

同じ出版部でも温度差があり「15日売りか」の声。いやいや8日売りでしょ。
と週刊碁編集室。
「えー、今から間に合うの?」。間に合わなきゃ言わないですよ…。

と言ったものの、当方だけの話ではないので、至急先様に丁重に申し出て、
ご快諾をいただきました。急な話で大変申し訳ありません。
マンガのデータを頂戴して、豆記事を書いて、サッと組んで、校正をスッと
送って、無事終了。それでも数時間はかかりましたかね。

@@@@

もう一つ。中野杯の本戦がはじまりました。
第9回にして(^^ 決勝戦は日本棋院の会員感謝まつりにて実況大盤解説を
行うことになりました。

同じく金曜日の昼下がり。お休みならお昼寝にウッテツケの時間、「この
告知載せられませんか」。よろこんでーーー! そんなこともあろうかと、
ぴったりの場所を空けてお待ちしてました!

中野杯の18面の下です。これ以上の場所はありません。

ん?「紙面制作は計画的にやっている?」(心の声)
もちろん! これくらいは読み筋なのです!
(´-`).。oO 驚きません刷るまでは。

ちなみに、なんでもかんでも上手くいくとは限りません。翌週回しになるのも
ザラにあります。ご依頼を頂戴してもごめんなさいって話も往々にしてあります。

氷山の一角をご披露したまでです。

10月8日発売(15日号)のラインナップです。

1、2面 女流本因坊戦五番勝負第2局

3、4、5面 棋戦ワイド・大和証券杯ネット囲碁オープン・碁の句春夏秋冬

7面 碁界ネットワーク・竜星戦

8面 依田式上達術・歴代本因坊列伝

9面 これぞプロ! 選評・二十四世本因坊秀芳

10、11面 新人王戦決勝三番勝負第2局
     ・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国 これが治勲のシノギかたMAX」
     ・週刊碁的囲碁ガール
     ・囲碁マンガ「星空のカラス」花とゆめ誌で連載化

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・アマ碁界ワイド
   中央アルプス雲上の囲碁大会
   しんぶん赤旗女流アマ東京大会

17面 アマ碁界ワイド
   福山大学で二十四世本因坊秀芳が講演・囲碁指導
   復興支援「こころの碁・絆・がんばろうふくしま」

20、19、18面 中野杯U20選手権本戦1、2回戦

〈ふろく〉月曜日の休日は大キライ?!

週刊碁会員の皆様、おはようございます。
火曜日の朝を迎えました。

本紙の郵送でのおとどけの期日になりました。
土曜日の午後に印刷しているのに、大変お待たせいたしました。

待った分だけ面白く……と思っていただけますと幸いです。
(´-`).。oO 申し訳ないです。
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星が綺麗ですね。

2012-10-01 09:30:00 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
月が綺麗ですね」で検索すると、/////(赤面の意味)な感じの
意味が出て来てますね。それとはまーったく意味が違いますが、
今回、女流本因坊戦第1局の出張に出掛けた佐賀県嬉野市では、
「星が綺麗ですね」と思いました。

それは、終局後の打ち上げ (原稿を書いていて失礼しました) の後のこと。
2次会に誘っていただけて、新聞社のご担当者さまや観戦記者さんら3人と挑戦者の
奥田あや三段、ついでに私、の5人で対局場の「大正屋」さん近くの
飲み屋さんでお疲れ様ー (^O^)/C□☆□D\(^_^ )
その場で実際11面で掲載しました4図をいただくことができました。
(奥田先生は、翌日には名人戦の中継で消えてしまう「幽玄の間」の
解説をご覧になりたかったのでした)

もう、私としては打ち上げの裏で書いたもので「脱稿」と思っていたの
ですが、図もいただき、取材もできたとあってはほぼ全面改稿。

うれしい悲鳴とはこのことです。その飲み屋さんでもほとんど飲まず
食わずでパソコンを開いて、お話を聞いて話して、でしたので、
散会してからもお腹ペコペコ。日付が変わってから夜中、
コンビニに夜食を買いに独りで出ました。そして、「見上げてごらん」、という
↑タイトルでした。それを平らげてから夜中の3時に再度脱稿しました。

◇  ◇  ◇

九州は、自分の新婚旅行の沖縄、昨年の鹿児島(本因坊戦第2局)に
続いて3回目。飛行機で有明佐賀空港に下り、
(写真は飛行機の中から天空の世界を撮ってみました。どこのアタリでしょう?_?)?


延々とつづく田んぼ、畑はまさに穀倉地帯。有明海の海の恵みと、
こうした大地と太陽の恵みで食べさせていただいているんだなーとかシミジミ
しながら宿へ到着いたしました。

神奈川は厚木の出身の私としては、小さい頃、耳をすませば聞こえる
「ゴー」という音はデフォ (パソコンなどの初期設定の意味) かと
思っていましたが、ある時、キャンプで訪れた津久井の山奥で星月夜と
川音と虫の音以外は聞こえない世界を知って、そうか東名高速の「ゴー」か
と思い至りました。アホかと思われるでしょう。アホだと思います。でも、
それだけ当たり前すぎる音の存在だったのですね。

脱線しました。ようするに、静かな嬉野市はよかったといいたいのです。
静かなだけ?とお思いでしょう。温泉湯豆腐はいただきました。美味でした。
アラカブ汁というお味噌汁もそれはそれはおいしかったです。役得です。
(写真は対局場からほど近いところを流れる嬉野川です)


ですが、↑に書いた通り、時間と戦っているので、打ち上げにも出られません。
日本全国津々浦々、コンビニがないところではちょっと困ります。
水曜対局ではありますが、整理担当の私が取材に出ては、木曜日朝には原稿を
入れないと紙面制作が滞ります。

お隣の鹿島支部の皆さんにも大変お世話になりました。一日制の対局ですので、
私は祐徳稲荷神社にはお参りに伺えませんでした。王唯任先生と万波奈穂二段の
お二人は支部の方と行かれたそうです。万波先生のブログで紹介されてます。

碁の中身、嬉野市については紙面の記事に尽くしたと思っております。
前夜祭での魅力的なご発言も、キチンと許可をいただいて書きました。
(嬉野温泉のことを語る文脈で使わせていただいたつもりです。チラッチラッ)

ぜひぜひ、紙面を手に取っていただければ、とお願い申し上げますです。

◇  ◇  ◇

紙面では紹介しきれなかった写真を少々。

対局場の「大正屋」さんの中庭一角。紙面でメイン写真に使った記念撮影は
この先の中庭でお願いしました。


対局場で盤石の検分。24年前の天元戦、小林光一天元―趙治勲九段戦で
使用されたものとか。


前夜祭にて。地元の熱烈な歓待をいただきました。




対局は謝依旻女流本因坊のカンロク勝ちでした。


第2局の花巻対局も今週すぐ行われます。
楽しみですね。

10月1日発売(8日号)のラインナップです。

1、2面 名人戦七番勝負第3局

3、4面 棋戦ワイド

5面 碁界ネットワーク・碁の句春夏秋冬
   二十五世本因坊治勲が1400勝
   囲碁将棋チャンネル「スカパーe2!」で放送開始
   応氏杯準決勝

7面 桂林杯世界優勝戦

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」・歴代本因坊列伝

9面 これぞプロ! 選評・石田章九段
   江面雄一八段(東京都)―遠藤悦史七段(北海道)
   黒滝正樹六段(青森県)―安達利昌二段(東京都)

10-11面 女流本因坊戦五番勝負第1局・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国 これが治勲のシノギかた」・週刊碁的囲碁ガール(金銀メダルの囲碁ガール)

13面 認定

15面 NHK杯・大和証券杯ネット囲碁オープン

16面 IGO FESTIVAL 2012 in 目白巡りはこう歩こう・アマ碁界ワイド

17面 アマ碁界ワイド

18面 ベスポジを探せ

20‐19面 竜星戦決勝

〈ふろく〉

ウッテカワッテ、編集室の上司から珍しく「ブログで書け」と
業務命令 言われました。そう言われると書きたくなくなるのが
人情ですが。

今週で25回目の依田九段の「依田式上達術」ですが、この講座の校正を
重ねている編集室の面々。某「最近調子よくてさ、『幽玄の間』で
連戦連勝なんだよね。勝率9割」。えーそんなことあるんですかね。

編集長「○○くんが宝酒造杯で優勝したのもそれだ」。本人「確かに
相手の石を愚形にするのを心がけました」(………)

そういわれては私もその一人と言いたいところですが、それは
私とジーナさんだけのヒミツ(「紅の○」より)。
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