週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

くまモンとタマにゃんのふるさと

2013-03-28 00:51:53 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
十段戦五番勝負(産経新聞社主催)第2局の舞台、熊本県玉名市に
おじゃましております。

朝からヒンヤリとした東京でしたが、熊本に移動しても雨。
でも、宿までそれほど雨に濡れることもなく移動できました。

このブログでは写真で1日を振り返ってみたいと思います。

飛行機からの一葉。


高度が高いときには文字通りの雲の上でした。まぶしかったです。
阿蘇くまもと空港に近づき、高度を下げたらこんな風景でした。
位置的には奥の山は阿蘇山でしょうか?

関西組と前もって熊本入りした棋士の先生方による指導碁会。
写真は武宮陽光五段。


東京からの一行が加わり、賑やかに行われました。子どもさんが
多かったです。これにはわけがあります。たぶん、本紙で
ご紹介いたします。

検分の前に井山裕太十段と、挑戦者の結城聡九段への共同インタビュー。
ホテルの中庭で行われました。



(上が井山十段、下が結城九段)

前夜祭は、玉名市のファンの皆さん会場はいっぱいでした。
たいへんにぎわいました。
花束贈呈を受けた両雄。


最後には、立会の小松英樹九段はじめ、棋士の一同がご挨拶。


左から、小松九段、今村俊也九段、久保秀夫六段(常務理事)、
武宮陽光五段、井澤秋乃四段、畠中星信四段、田村千明三段。

明日(すでに今日ですが)の対局が楽しみですね^^
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整理冥利に尽きる

2013-03-27 07:23:31 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
先週のブログでは、「6冠シフト」と題して「井山棋聖誕生」、「張栩タイ、最終局へ」の
2パターンを作りながら校了、降版になだれ込んだことをご紹介いたしました。

今週の見開きで掲載しているのが、その余波で掲載がずれ込んだ『日々碁席』の
作者・笠太郎先生の特別指導碁です。

この指導碁の記事は、整理として私が組みました。分量を横目に編集担当へ、
「これやっていいですか?」「少しスペースが空くのでこれをやってみてはどうでしょう」
みたいな提案とかしながら組んだ紙面で、「6冠」とはまた別の趣でやりがいがあった特集です。

具体的には、笠先生から描き下ろしのイラストをいただいてきたのは編集担当ですが、
週刊碁的囲碁ガールを主役の「さくらちゃん」にしたのは私の提案だったりします。

また、終局後の感想部分を囲ったのも私の発案。こういうのは、編集からリクエストをもらう
こともあります。整理だけがアイデアを出すとは限りません。

逆に、今週1面の電聖戦では編集から「こうして欲しい」というリクエストがありました。
編集がたいていの場合は記事についての一番の理解者ですので、レイアウトとしての
青写真を持っていても当然です。

私は、奇をてらったレイアウトではなく、たんたんと組みながら読みたくなる紙面が理想。
よき紙面に出来たかな、と思っております。
(´-`).。oO 6冠の見開きばーんという大技繰り出すようなのも好きですが。

皆様、いかがでしょうか?


3月25日発売分のラインナップです。

1、2面 第1回電聖戦

3、4、5面 棋戦ワイド

7面 碁界ネットワーク・竜星戦
   囲碁ナショナルチーム創設
   日本棋院八重洲囲碁センター、有楽町へ移転

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」

9面 これぞプロ! 選評・王銘エン九段
   酒井真樹八段(埼玉県)―孫二段(神奈川県)
   佐々木正八段(東京都)―大橋拓文六段(東京都)

10、11面 『日々碁席』の作者・笠太郎さんが下坂美織二段と特別指導碁
   週刊碁的囲碁ガール(日々碁席のさくらちゃん)
   二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・棋士の本棚(大橋成哉五段)

17面 アマ・さわやか手筋

18面 第6回UEC杯

20、19面 女流アマ
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6冠シフト

2013-03-20 02:30:31 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
いやー、大変な作業の週でした。

いやいや、私たちの苦労なんて望むところですけどね。

今週発売分の本紙では、棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)の第6局の模様を
お伝えしております。

初の6冠ですからね……ファンの皆様と私たちは歴史の証人としてこの場面に
立ち会っていると思いながら作っておりました。

今週のブログでご紹介する紙面制作の裏側ですが、キーワードは「どっちが勝つのか」。
張栩棋聖が勝った場合と、挑戦者の井山裕太本因坊が勝った場合の2パターンを
考えながら作ってました。


………(お話は少しカレンダーをさかのぼりまして)………


棋聖戦の第4局が終わった2月中旬、編集室で打ち合わせをしました。
「さあ、どうしよう」

つまりは、6冠達成の場合にどれくらいの大きさで扱うか、です。

その3月18日発売の週は1面が棋聖戦第6局。20面は女流名人戦第2局の予定です。

棋聖戦は第7局があるのかないのか、女流名人戦は第3局があるのかないのか。
棋聖戦はもちろんですが、女流名人戦も決定局であれば1面か20面のカラー面で
扱いたい、ということです。

いろいろ、考えないといけないわけです。

メインの論点は、「井山6冠」の場合、1・20面のカラー面見開きをやるか否か。

実際に1、20面の見開きでやりましたが、
もう1案としては、1、2、3、4面という紙面構成案もありました。
これだと紙面制作はとても楽ではあります。

編集長らと話し合いの結果、外面の見開きになりました。
それだけの扱いをする記事の大きさだという判断です。

(´-`).。oO ちなみに「1・20面のカラー面見開き」は本紙だと3度目になります。
1度目は二十五世本因坊治勲の10連覇の時、そして「井山新名人」の時でした。
(また、一面上部から下まで写真を通しで載せるのはおそらく初めてだと思います)

……………………………………………………………………………………

さて、この18日発売分の作業の週になりました。

13日水曜日に女流名人戦が決着いたしました。謝依旻女流名人の6連覇でしたね。
翌日の朝イチに入稿し、20、19面で組みはじめました。
つまり、棋聖戦「第7局があるバージョン」です。

無駄なようでいても校正を進める必要があり、棋聖戦の結果を待つわけにはいかないのです。
ので、20、19面で組みあがったら、さっそく見開き面に移す準備に入ります。
これは「棋聖戦が第6局で決まったバージョン」。これも徒労覚悟です。

結果はご存じのとおり。
女流名人戦は中面の見開きに移動しました。決定局ですし、6連覇という記録達成の
記事ですが、外面ではなく中面なのは仕方がありません。
写真の大きさと見出しの大きさでそのあたりはカバーします。

余談になりますが、女流名人戦の移動で分量の関係から京都の夕焼けの写真が
なくなってしまいました。

ということで、こちらに掲載させてください。

閑話休題。

棋聖戦の1、20、2、3面は金曜日からの作業です(歴代だけ先行作業)。

写真を選んで、全体のレイアウトを決めて、いろいろ議論があって……。
終わったときには疲れ果ててました。



あれ、

中面見開きのもう一つのバージョンは? と気づいた方はご明察。
きちんと用意してました。

これは、25日発売分の見開き面で掲載予定です。お楽しみに。
(その面は3月8日に組み付けました^^)


3月18日発売分のラインナップです。

1、20、2、3面 棋聖戦七番勝負第6局

4、5、7、8面 棋戦ワイド・竜星戦・柳時熏九段のチョコレート食べちゃおう

9面 これぞプロ! 選評・王銘エン九段
   鄒海石七段(中国)―向井千瑛五段(東京都)
   三王裕孝九段(広島県)―木部夏生初段(群馬県)

10‐11面 女流名人戦三番勝負第2局
     ・週刊碁的囲碁ガール「平安女学院の囲碁ガール」
     ・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国MAX~これが治勲のシノギかた」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド
   全日本社会人団体戦決勝
   日韓大学OB・OG親善交流戦
   趙治勲大会
   震災復興!囲碁フェスタ2013inTOKYO

19面 依田紀基九段の「依田式上達術」
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左右対象

2013-03-13 03:03:33 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週11日発売分の1面と20面を飾るのは十段戦と女流名人戦です。
今年も大阪商業大学さんでの連日開催となりました。

1面と20面でまたがせた(と表現します)写真は、前夜祭で対局者4名が並ぶ
記念写真です。

(´-`).。oO 写真を観たときは撮った○さんが気を遣ってくれた、と思ったけど
「偶然です」と言われてしまいました。いーんです。偶然でも。

この「気を遣ってくれた」という意味ですが、
棋戦序列の関係から、1面が十段戦、20面が女流名人戦になるので、
写真は向かって左手に男性陣、右手に女性陣がこないとおかしなことになります。
逆だったらこのレイアウトはやりません。実際にできなかった年もあります。

さて、

本紙の1面と20面をバッと開いていただくと左右対称になっております。
このレイアウト、書き手とは打ち合わせをしておりません。

(1面あたり100行から120行、1譜・1図程度というザックリな
打ち合わせはしてます。200行書いていただいても入りませんヨ^^;

かつて2009年の十段戦と女流名人戦でやっぱりこの1面と20面のまたぎを
やったことがあります(3月16日号)。
当時は東京・飯田橋の「ホテルメトロポリタンエドモント」さんですね。

振り返って当時の紙面を見ると、やはり左右対称を目指しているのが伺えます。
どうしても行数に差が出てしまうので、「なるべく」ではありますが。

(ちなみに、今年も当時も私は女流名人戦を担当してます)

今年に関しては、2面と19面も左右対称になるようにしてみました。
新聞でご覧の読者様は、ペラッと開いてみてください。
(電子書籍でご購読いただいたお客様にはすいません)

こちらも正確に左右対称ではありません。本当に左右対称を目指しても
1図という記事の表現が、図と遠く離れてしまっては本末転倒ですから。

で、2009年の2面と19面はというと、対称ではなく、似たような
レイアウトになってますね。意識したかどうかは覚えてません。

2009年は私がおおざっぱに1面と20面のまたぎを言い出して、
日程的に先だった女流名人戦を私が組みました。それに合わせて後から
同僚Yが十段戦を組んでくれました。

今年も私が言いだして、後輩Hが組んだ十段戦に合わせて私が後から女流
名人戦を組みました。

ささやかなレイアウトの遊びですが、「そんなトコにも」と思っていただけますと
幸いです。

ま、このブログをお読みいただかないと一切伝わらないでしょうけど…。


3月11日発売(18日号)のラインナップです。

1、2面 森ビル杯十段戦五番勝負・第1局

3、4、5、7面 棋戦ワイド・竜星戦・棋士の本棚(向井千瑛五段)
         柳時熏九段のチョコレートを食べちゃおう

9面 これぞプロ! 選評・二十四世本因坊秀芳
   松本武久七段(長崎県)―孫二段(神奈川県)
   鶴丸敬一七段(宮崎県)―本木克弥二段(群馬県)

10面 プロアマ名人戦・週刊碁的囲碁ガール(弁護士の囲碁ガール)

11面 依田紀基九段の「依田式上達術」・
   二十五世本因坊治勲の「お悩み天国MAX これが治勲のシノギかた」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・さわやか手筋

17面 アマ碁界ワイド
   100点キッズ囲碁教室
   ジャンボ大会月組
   依田杯全道こども大会
   京滋職域団体大会
    墨田支部発足

18面 依田紀基九段の依田式上達術

20、19面 女流名人戦三番勝負・第1局
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胸突き八丁

2013-03-05 13:25:35 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
棋聖戦も第5局。挑戦者の井山裕太本因坊が勝って初の棋聖は目前です。

一局一局、一手一手が重いですね。制作に携わっていても、気持ちを
奮い立たせながら組み付けております。

写真はプロのカメラマンさんの作品です。いいものを撮ってくださいます。
写真選択は整理の仕事ですが、どれもこれもいいもので迷います。
(編集が取材・執筆&写真撮影もするケースもよくあります)

2、3面は左右対称に組みました。張栩棋聖と井山本因坊が並ぶカッコなので、
両雄が同じくらいの大きさに見える写真を基準に選びました。

(初校で組み付けたら井山本因坊の方が大きくて(グイっと寄ったもの)、
差し換えました)

数多く撮影してくださった写真の中には、先週の3月4日号「烈風張栩」の
メイン写真と似た構図の井山本因坊の写真がありましたが、私の判断では
使わないです。カッコいいんですけどね。


3月4日発売(3月11日号)のラインナップです。

1、2、3面 棋聖戦七番勝負第5局

4、5、7面 棋戦ワイド・さわやか手筋

8面 碁界ネットワーク・竜星戦
   囲碁未来がリニューアル

9面 これぞプロ! 選評・二十四世本因坊秀芳
   上田崇史四段(埼玉県)―鈴木伸二三段(北海道)
   園田泰隆九段(宮崎県)―白石勇一五段(神奈川県)

10面 宮島ゼミナール・週刊碁的囲碁ガール(関東学生囲碁連盟の幹事)・
   二十五世本因坊治勲の「お悩み天国MAX これが治勲のシノギかた」

11面 依田紀基九段の「依田式上達術」

13面 認定

15面 NHK杯

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド
   大阪鶴見区の小学校で入門教室
   学研こども囲碁フェスタ
   棋聖戦第4局関連イベント
   ハートラミーゴ

18面 大和証券杯ネット囲碁オープン準決勝

20、19面 新初段シリーズ(卞聞新初段―淡路修三九段)
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