週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

生々しい人間ドラマ

2007-06-24 01:58:41 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
25日発売の本紙、依田挑戦者の趣向「カド」(本因坊戦④
11手目)から面白い展開がありました。

盤上のそれが第一。これはなんなんだ、ということを懇切
丁寧に解説していたら1面の分量なんか軽くオーバーラン
してしまいます。

だから、というわけでもないのですが、解説の先生と書き
手が対局の現場で揃ってしまったのが運(の尽き)というか、
好評連載講座「筋力ジム」の内容がそれになりました。
しかもノリノリで…。

そうなると難しいのが、残された1面。書き手で出張に行っ
てくれた月刊碁ワールドの「愛妻家」くん、困り果てました。
しかも筋力ジムの書き手は本紙の先代編集長。松○くんの
入社時の編集長ですから頭が上がりません。

解説の加藤充志八段に「他の図を…」とお願いしたのですが
「いやー、これしかないでしょ」と言われてしまっては投了。
同じ図を使うしかありません。

どうでも良い楽屋話ではありますが、○尾くんの苦難の観戦記
をどうぞお楽しみに

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編集長の人となり

2007-06-22 17:22:56 | 雑務・つる(長野/水瓶座)
「編集長の人となりを…」とのコメントを頂きましたが、
別項にしてお答えします~

編集長は、編集者にしては珍しく「文章を書くのが好きではない」タイプです。
じっと腰を落ちつけた姿勢(早くいえば遅筆)ですが、
書き上げたものは『アジとフクミ(編集長の好きな言葉)』が特徴の、
若手には真似の出来ない、いい原稿をばしっと入稿します。

飲むと熱血編集者になり、夢のような企画をぶち上げますが、
翌日には自分だけ忘却する明るい軽さがある反面、
サウナのような忍耐作業である校正では一番最後まで頑張り切る、
そんなバランスタイプの編集長かもしれません。

さて、最後に棋風は?
本人曰く「序盤・中盤・終盤に優れる本格派だが、勝ち星伸びず」ということですが、
(幽玄では6段に安住(7段に上がるも瞬時に転落))
たまたま居合わせた前編集長がボソリ。
「布石は手堅く追い込み型だが、手どころ・ヨセで決め手に欠ける」

本人に聞こえる場所で、本人の話をするのは難しいものですね~
ひや~、この記事書くのに、ちょっと時間かかっちゃいました
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合縁奇縁といいますか…

2007-06-10 15:48:29 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週発売「張栩 依田」「鮮やかに高尾」の作業が
終わりました。早くも読了された方も多いかと思い
ます。

出張明けの編集マンにいろいろ話を聞きます。原稿に
盛り込まれない情報もあります。あの手はあーだ、この
手はこーだ。盤上の話題から盤外も…。

最近多いのが「依田虎蔵」ネタ。四節くらいご披露
いただけるそうです。一節何分なんでしょう?

面白かったのが、対局場近くのお食事処(写真)。
2段21行の大きさで掲載しようかと思っちゃったくらい^^


※さて、本因坊戦第3局ですが、対局はどこで行われたでしょ
うか。見出しに隠して入れてみました。編集さん曰く、
「その創作努力は読者の誰一人にも気付かれずに終わるね」。
それならば、ここで書いてみます。
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