週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

「やったね!」

2013-06-20 06:20:13 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
LG杯で井山裕太九段と高尾紳路九段がベスト8に――。

普段は平静を保って暮らしてますが、その日ばかりは
「やったー^^」と抑えられませんでした。

ネットでの反響もうれしい悲鳴(?)が聞かれました。

ちなみにこの写真↓はLG杯1回戦開始前の記念撮影。
日中韓中華台北の各選手です。


さて、紙面制作です。心の中は満面の笑顔ですが、
紙面で使いました見出しの「やったね!」は、
掲載したくらいの大きさになったのでした。

撮影してきてくれた画像の枚数は3GBジャスト。
1枚あたり4.35MBですので、ん百枚?の中から写真を
厳選していきます。

さらに原稿の分量をあわせて使う枚数、見出しの大きさを
決めて紙面を組み立てていきます。

仕上がり、いかがでしょうか^^

6月17日発売(24日号)のラインナップです。

1、2、3面 LG杯朝鮮日報棋王戦1、2回戦

4、5面 棋戦ワイド・竜星戦

7面 依田式上達術

9面 これぞプロ! 選評・小松英樹九段
   三谷哲也七段(群馬県)―桑本晋平六段(島根県)
   村松竜一八段(静岡県)―村上晶英二段(千葉県)

10面 碁界ネットワーク・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」
   鎌倉十番碁のポスター発見・週刊碁的囲碁ガール(中3でアマ6段)

11面 河野臨九段の「3ヵ月でマスター 小目の一間バサミ大研究」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16、17面 アマ碁界ワイド
 (16面)全道囲碁最強戦
     小・中学校団体戦東京大会中学生の部
     囲碁ファンクローズアップ(碁歴100年の超ベテラン)
     朝日少年少女名人戦兵庫県大会
     高校選手権大会東京大会個人戦
 (17面)富山大の教養科目に囲碁
     ZEN、富山で公開対局
     第12回アマ竜星戦予選参加者募集

18面 ベスポジを探せ・谷岡一郎の「囲碁十九路盤の起原」ハイライト

20、19面 新初段シリーズ(星合志保初段―林漢傑七段)

〈ふろく〉

このブログを書いている際は当然ながら頭の中は次週の制作で
いっぱいだったりします。

あれやらなきゃこれやらなきゃ、これ忘れてた、あの原稿まだ
入ってないな、という具合です。

今週作業(次週販売分)も実は大変なのですが、
翌々週はさらにケッコー大変なんですね。

一人で作っているわけではないのに胃が痛い、という週の真ん中
水曜日でした(←日記か)。
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4人で初めての共同作業?!

2013-06-11 06:11:13 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
LG杯朝鮮日報棋王戦の1回戦が終わりました。
個人的に自宅でパソコンを観ながら(お休みでした)日本勢の3勝に踊ってました。
その様子(対局の)は17日発売分にて2回戦の内容とあわせてお伝えする予定です。

さて、10日発売分の紹介です。

本因坊戦第3局は阿寒湖決戦。その前夜祭で相当「囲碁」要素の濃い「もてなし」を披露
していただきました。

ところは「あかん鶴雅別荘 鄙の座」さん。
そのホームページでもリンクされているFACEBOOKのページにアップされているのが
ケーキ。碁盤に……細かな石(チョコかしら?)で対局が再現されてます。
それがこの写真です。


ホテルのシェフの方の力作だそうです。↓の写真は再現された碁の対局者である、
立会の二十四世本因坊秀芳先生(右)です。


……続きは本紙の3面でもコラムを掲載してます。そちらでお楽しみください。
(このブログのタイトル↑は、私がそのコラムを組んだらこの見出しにした、
というものです。仮につけても採用になったかどうかはわかりませんけど^^)

で、その本紙の写真をよく見ると、2葉使った2葉に写ったケーキの碁がそれぞれ
違うんです。2つ作ったのもすごいんですけど、2局になっているのもすごい。

そうなると、マニアな心がくすぐられてきます。「何の碁だろう」って。

それを調べていたら、取材者から聞いた某氏が「(調べてたら)時間かかるよ」と
教えてくれました。

その棋譜を週刊碁携帯棋譜鑑賞でアップしてあります。ぜひこれを機会に、使ってみてください。

6月10日発売(17日号)のラインナップです。

1、2、3面 本因坊戦七番勝負第3局

4、5、7面 棋戦ワイド・竜星戦・棋士の本棚(矢代久美子五段)

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」・谷岡一郎の「囲碁十九路盤の起源」ハイライト

9面 これぞプロ! 選評・王銘エン九段
   金川正明七段(神奈川県)―下地玄昭六段(沖縄県)
   宋光復九段(東京都)―藤沢里菜初段(埼玉県)

10面 棋戦ワイド特別編(阿含・桐山杯最終予選、二十五世本因坊治勲― 一力遼三段戦)・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」

11面 碁界ネットワーク・週刊碁的囲碁ガール(チェコの囲碁ガール)・柳時熏九段の「チョコレートを食べちゃおう」
   結城聡十段の3タイトル獲得祝賀会
   林漢傑七段と鈴木歩六段が華燭の典
   日本棋院八重洲囲碁センターが移転のため最終営業日に
   市ヶ谷の日本棋院でスタンプラリー

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・アマ碁界ワイド

17面 アマ碁界ワイド
   名古屋大学の全学教養科目に囲碁
   なにわ杯女性大会
   秋田・PIKAGO結成5周年
   少年少女東京都大会小学生の部
   酒井会支部50周年

20、19、18面 棋士200人が選んだ心に残る本因坊戦七番勝負ベスト10第1位

〈ふろく〉編集者も思い入れ深いシリーズ

20面からご紹介してます「心に残る」シリーズ、ゲラにしてから在籍する
編集者の思い入れが組んでいてわかりました。

執筆していただいた記者の大先輩は、リアルタイムで当時も観戦してらした
ということですから鬼に金棒ですね。

編集室にいる某先輩。「第3局に取材でいったんだよなー」と遠い目をして
ます。

ゲラを読んで校正していてもなにやら当時の空気をこちらも感じて入りこんで
しまいます。いい紙面にできたかな、とレイアウト担当にすぎませんが、
そう思いました^^
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神降臨?

2013-06-06 19:39:11 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
※注意! 写真は先週の本因坊戦第2局、北九州対局での高尾紳路九段です!
ブログの更新が遅くなってしまいました。申し訳ございません。



さて、この写真、撮影者が「これはいいのが撮れた。神降臨。1面のメインかな」と
思ったという噂の出来でした。

ですがですが、帰京してみたら実際に印刷をいたしましたヨコの写真でゲラに
なっている。某「えーーーー」と悲鳴といっては大げさですが、「なにゆえに」と
しごくまっとうな質問が。

私が組み付け担当だったわけではありませんが、その選択には一枚カンでいるので、
説明しました。「あーしてこーしてこうなったのでした」。
これが〝編集〟という作業、とでも申しますか。

いろいろあるのでした。ごめんね、○○さん。

とはいえ、自信作の本紙です。以下に6月3日発売分のラインナップを。

1、2、3面 本因坊戦七番勝負第2局

4、5、7面 棋戦ワイド・竜星戦・柳時熏九段の「チョコレートを食べちゃおう」

9面 これぞプロ! 選評・王銘エン九段
   加藤充志九段(東京都)―大西研也初段(千葉県)
   三谷哲也七段(群馬県)―孫まこと二段(神奈川県)

10面 囲碁サミット2013in北杜・週刊碁的囲碁ガール(パンダネットの縁の下の力持ち)

11面 依田紀基九段の「依田式上達術」・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・第2回名峰と名水の里・北杜囲碁まつり

17面 アマ碁界ワイド
   アルプス囲碁村まつり・大町のキーホルダープレゼント
   高校選手権東京都大会
   春日部ジュニア囲碁大会

20、19、18面 棋士200人が選んだ心に残る本因坊戦七番勝負ベスト10第2位

〈ふろく〉

私事で恐縮ですが、6月4日(火)にお休みを頂戴して千葉は館山に行ってまいりました。
下真倉というあたりまで行って、気持ちいい空気を吸って命の洗濯。すぐに帰宅しました。

それだけですが。

ちなみに館山の↑地名は(しもさなぐら)と読むそうです。
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紙上でお伊勢棋譜参り

2013-05-29 13:09:57 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週の本紙では「第4回おかげ杯囲碁トーナメント」の模様をお伝えいたして
おります。

若手棋士による熱戦譜の解説は紙上でコッテリとお伝えいたしますので、
このブログのカラーという特性?を生かして写真を少々掲載いたします。

まずは1回戦。



右から万波奈穂二段、向井千瑛五段、奥田あや三段。
万波先生の対局相手は、謝依旻女流本因坊です。
この組み合わせが決まった時になにかあったみたいですが、
それは万波先生のブログ
ご参照ください^^
あちこちワタリ歩いて情報が充実する今日この頃ですね。


さて、1回戦からもう一葉。



富士田明彦三段です。屋外からの撮影です。窓への反射で
青々した自然を写そうという「ココロ」だそうです。

プロの対局だけではなく、指導碁も行われました。
五十鈴川沿いの様子です。



心地よい風が吹いていた、とご想像ください。
それだけで気分爽快ですね(´-`).。oO

こっちの写真だとあんまり風は吹いてなさそうですが……。



奥のカップルさんが「アツイ」ので、



いいですねー。癒されつつ冷やされますねー。

で、ここがいわずもがなの整地、じゃなくて聖地。



一度は仕事で、一度といわず家族旅行で行きたいですね。

5月27日発売(6月3日号)のラインナップです。

1、2、3面 おかげ杯囲碁トーナメント

4、5、7面 棋戦ワイド・竜星戦・柳時熏九段の「チョコレート食べちゃおう」

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」・棋士の本棚(宮崎龍太郎六段)

9面 これぞプロ! 選評・二十四世本因坊秀芳
   河野光樹八段(宮崎県)―鶴山淳志七段(熊本県)
   竹清勇四段(神奈川県)―下坂美織二段(北海道)

20、10、11面 GO・碁・ジャパン始動、選抜選手紹介
     ・25世本因坊治勲の「お悩み天国」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

17面 アマ碁界ワイド

18面 ベスポジを探せ

19面 2013中国丙級リーグ奮戦記(常石隆志二段)

〈おまけ〉2度の組み換え

今週の紙面で見どころ……というか、苦労したのは11面のリスト。
組み付ける作業を始めるまえに相談して組み付けたのですが、
組み換え2度。3校目で通りました。

派手さはありませんが、地道な作業の連続。校正でも真っ赤っか。
直しの回数でも20回くらいになっているかもしれません。

紙面をご覧になったら「ほー、これが」と数秒はご覧くださいね^^
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「どんだけ書いてもいいです」

2013-05-23 05:23:00 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週発売分の20面で組みました、井山裕太先生の6冠記念パーティー。

先週、作業をはじめますと、カメラマンさんからいい写真が入りました。
こういうときは写真が語り出します。

(´-`).。oO 「僕を大きく使ってよー」

了解! ということで、下拵えというか組み付けの準備に入りました。
写真の枚数はこれくらい、行数はたぶんこれくらい、見出しは
これくらいの本数が必要だろうな、という感じです。
これを内部では「素振り」と言ってます。

球、といいますか原稿が入ってびっくり。

@@@@

出張前に、取材&執筆者の先輩には、

小瀬村「何行でもいいですよ、取材がはかどったり難航したりあるでしょう」

と、私がいい子を気取ったセリフを言ったのは確かです。が……。

……なかなかな分量オーバーです。私の想像力のなさを呪いました。自業自得。

具体的な話は割愛いたしますが、まあ、あーしてこーして……自信を
もって読者の皆様へお届けできる紙面になったかと思います。

毎週毎週、楽しく制作しております(^^;

5月20日発売分(27日号)のラインナップです。

1、2、3面 本因坊戦七番勝負第1局

4、5、7面 棋戦ワイド・竜星戦

9面 これぞプロ!選評・二十四世本因坊秀芳
   小松英樹九段(愛知県)―寺山怜三段(東京都)
   園田泰隆九段(宮崎県)―潘善き八段(台湾)

10面 碁界ネットワーク・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国」・柳時熏九段のチョコレートを食べちゃおう
   関西囲碁将棋記者クラブ賞
   2013囲碁年鑑発売
   秀哉の盤石と掛け軸、殿堂資料館に展示
   宇城はやひろさんの囲碁マンガがマンガ専門誌に掲載

11面 依田紀基九段の「依田式上達術」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16、17面 アマ碁界ワイド

18面 ベスポジを探せ

19面 2013丙級リーグ奮戦記

20面 井山裕太 6冠達成記念祝賀パーティー

〈ふろく〉

このブログをいつ書いているかって? 今でしょう!!!

って、タイムスタンプは朝5時23分です。いくら私が宵っ張りでも
そんなはずはありませんよ(^^; まだ寝てます。

これまでブログを夜更かしして書いていたら、同僚から「いつ
寝ているの」と、内容じゃないところばかりツッコミがくるので、
ネタ作成ということで予約投稿にしたことがあります。

お許しください。

日付と時間が似た数字の回はたいてい予約です。
(逆順というかアナグラムな時間(数字)にしている回もあります)
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通常の紙面が目標?!

2013-05-14 05:14:13 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
いやー惜しかったですね。華頂茶業杯世界女子団体戦です。
勝ち点が2で日中韓で並んだのですからうれしいことこの
(以下は次の機会に取っておきましょう^^)。

この、謝依旻六段、向井千瑛五段、奥田あや三段の3選手が入段
された年、本紙の新初段シリーズを打ってらっしゃいます。
それぞれ、二十四世本因坊秀芳、武宮正樹九段、趙善津九段との
プロデビュー戦に臨みました。

またそれぞれ、本紙の「なんでもコーナー」で一年間、読者の皆様の
ご質問に応えてくださったりしています。

伸び盛りの、さらなる活躍に期待したいと思いますです^^

@@@@

話はウッテカワッテ、紙面制作の話を少々。

今週の発売で苦労したのが15面。誰が悪いということはまったくなく、
私の腕のなさゆえの苦労なわけですが、大変でした。

まず、書き手(無署名ですがいらっしゃいます)とは分量の打ち合わせは
済んでいますので、内容には手を付けずに組み付けます。

で、本紙は1段あたり51行(タイトル戦と講座)。
まず、左右の中央26行目に線を引くところから考え始めました。
で、順々に棋譜、参考図、写真と配置して、「いっちょあがり」と言いたい
ところですが、小見出しがどうしても当たる。

小見出しは記事の中でちょっと大きく自己主張している「アレ」。

乱戦ヘ突入
  〈第2譜〉

とか書いてあるのがそれ。
組み付けとしては、段の最後に来るのがアウト。上の段と下の段で分かれる
のもアウト。

困ったですねー。入稿した当日に作業しましたが、解決できず。
翌日に当該記者さんが編集室へ来てくださいました。
「分量、大丈夫でしたか?」

のど元まで「行数調整をお願いできますか?」と出かかったのですが我慢。
あくまで自力での解決を目指します。で、その日ももがいて組み換えたけど
ダメ。解決はまたも持ち越し。

で、3日目。ピーーーーンと来ました。
「これありかな」って。後輩に言ってみたら、「そこまでやりますか」と
笑ってます。苦労を知っているだけに苦笑い。

本紙をご覧になってください。少~しですが、通常の紙面と違うことをやって
おります。それが私の解決策です。

5月13日発売(20日号)のラインナップです。

1、2、3面 第2回華頂茶業杯世界女子団体戦

4、5、7、8面 棋戦ワイド・竜星戦・柳時熏九段のチョコレートをたべちゃおう

9面 これぞプロ! 選評・石田章九段
時本壱九段(沖縄県)―楊嘉源九段(台湾)
謝依旻女流本因坊(台湾)―堀本満成三段(山口県)

10面 碁界ネットワーク・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」
   八重洲囲碁センターからお引越し。新名称「有楽町囲碁センター」に決定
   日中韓ペア碁名人選手権戦

11面 第2回ロッテこども囲碁大会

13面 認定

15面 NHK杯

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド
   春季関東学生リーグ
   熊本県立宇土中学校で石倉昇九段が中学1年生に入門指導
   女流都市対抗倉吉大会に向けて山城宏副理事長が表敬訪問

18面 依田紀基九段の「依田式上達術」

20、19面 新初段シリーズ(田中伸幸新初段が加藤充志九段の胸を借りる)

〈付録〉

書籍や雑誌なら全体の分量の設計が企画の段階である程度は見通しがつくものと
思います。
もちろん、新聞もそうですが、金曜日の午後になって「分量が多い…」みたいな
事態でも慌てないのが大事。

具体的には、今週だと5面が「カライ(分量が多い)」。「これこれくらい
多いです」と後輩から相談を受けました。

紙面全体を見渡て、「5面に入れる予定だった定期購読を外す」「お休みの流れ
だったチョコを入れる」「………」などと発案し、編集長の許可を取り、無事に
解決いたしました。

出来てみるとたいした発案ではありません(普通という意味です)が、
これがないとなかなか難儀するんですね。写真が極端に減ったり、などと
「通常と同じ紙面」にたどり着けなかったりします。

まあ、編集との分量の相談のタイミングでカッチリしたところまで持っていけて
いれば、そんなこともないのですが。でもでも、後から「あの告知いれて」「この
記事入れて」という話は頻繁に来るので、こうしたテクも必要だったりします。

(´-`).。oO 観戦記者の○○さん、付録、これくらいでよろしいでしょうか……
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5月6日発売分はお休みです。

2013-05-07 05:07:09 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。本紙は先般からお知らせを
させていただいております通り、合併号でお休みの週になります。
次は13日(月)の発売です。

個人的には、カレンダーで平日だった火曜、水曜、木曜のうち、2日の木曜日に
出勤いたしました。待ち構えた? 上司、同僚らと打ち合わせの連続、さらに
ミーティング、という状況でした。

他の日は、久しぶりにたっぷり有休をいただく格好となりましたが、動けば渋滞
という報道を目にして、近所の広い公園にお散歩をするくらいにとどめておきまました。
綺麗なツツジがそこかしこに咲いてましたね。

さて、連休が明けて碁界カレンダーとしては本因坊戦七番勝負の幕開けが近づいて
参りました。井山裕太本因坊と高尾紳路九段の対局は、5月16日(木)、17日(金)
の両日、島根県大田市で第1局が行われ、シリーズが開幕いたします。

どんな戦いが繰り広げられるのか、とても楽しみですね。
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大型連休の合併号

2013-04-30 23:32:20 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
森ビル杯十段戦五番勝負が決着いたしました。
衆目を集めるところでもあり、「夢の~」「歴史の目撃者~」という
ストーリーで申しますと井山裕太先生には残念な結果でした。

勝者の結城聡九段には、新十段おめでとうございます。

@@@@

私がタイトル戦で出張させていただいた井山先生の対局では、

○(大阪・十段初防衛)
●(鳥羽・本因坊戦)
●(熊本・十段戦)

という感じで、数少ない井山先生の敗局を担当……、といっても、私の立場は
「紅勝て白勝て」という公平な立場、心持ちでおりますです。

ツイッターでは井山先生のファンの方から、私の●●に「縁起悪いから出張に
行かないで」とお声をいただいてます(困)。でもでも、ワタクシがごときで
勝敗がどうのは1000パーセントありませんってば^^;

@@@@

さて、今週の本紙では、第5局の観戦記を1、2、3面に組み付けました。

毎度おなじみ金曜対局のことですが、今回はハードでした。

原稿の締め切りは土曜の朝?時、という約束だったものと思われますが、まあ、
その辺りは「10時はアウト」というくらいの感覚。ですが、14時に輪転機が
回り始めるので、金曜日の昼間から気持ちが焦りはじめます。

対局が終わって、金曜日にできる作業は他の面の校正、十段戦の下準備をすべて
終わらせて……少~し早めの帰宅です。なにしろ組み付いた面が少ないので^^;

昔と違って、携帯電話で入稿を確認できるので、夜な夜な携帯を片手に寝ました。
気持ちが張っているせいか、眠りが浅く、2時間置きに携帯チェックです。
そう、約束が約束でも、人によっては早くいただけることがあるので、
それを知りたいのでした。

5時にセットした目覚まし時計、5分置きに5回セットして3回目で起きました。
朝、シャワーで目を覚まして、6時前に自宅を出ました。バスがまだ走ってない。
徒歩で駅へ向かいました。仕事場には7時に到着しましたが、原稿がまだ。近所の
ファストフード店でランチをいただきました。戦闘準備完了です。

あ、1面は後輩のHくんが引き受けてくれました。私は2、3面です。

原稿が入ったのが8時。そっからは全力疾走です。作業作業作業作業作業。
金曜日の段取りというか、下拵えがあればこその順調な進行でした。

そして印刷終了………。燃え尽きました。

@@@@

以前、平成23年の碁聖戦第5局で関西棋院さんで取材をさせていただいた折に
結城天元(当時)には大変お世話になりました。「はじめまして小瀬村です」の
ご挨拶の後、その直前に決まった井山先生の天元挑戦についてお気持ちを伺いました。
(紙面ではその声を掲載できなかったこともあり、ご挨拶代わりの質問でした)

「今まで挑戦を受けたことがないので」と突然の質問に苦笑いをされてました。

来年の十段戦挑戦者決定戦の後でお話しを伺えたらな、と勝手に夢想しました^^

4月29日発売分(5月6・13日号)

1、2、3面 森ビル杯十段戦五番勝負第5局

4、5面 棋戦ワイド・竜星戦

7面 丙級リーグ奮戦記(金沢真三段)

8面 依田紀基九段の「依田式上達術」

9面 これぞプロ! 選評・石田章九段
   蘇耀国八段(中国)―望月研一七段(東京都)
   潘善き八段(台湾)―白石勇一五段(神奈川県)

10面 碁界ネットワーク
   井山裕太 棋聖就位式
   LG杯朝鮮日報棋王戦統合予選

11面 二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」スペシャル

10、11面下三段 マイケル・レドモンド九段の英国囲碁普及の旅

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド
   宝酒造杯クラス別チャンピオン戦、京都大会から開幕
   心拓塾の特別セミナーで石倉昇九段と為末大さんが対談
   「105歳の有段者」訪問記
   ロータリー国際囲碁大会で日本優勝

20、19、18面 棋士200人が選んだ心に残る本因坊戦七番勝負ベスト10

〈ふろく1〉

ラインナップにあります通り、お悩み天国は2度目のスペシャルです。

ありがたいことに、ツイッターでは「それは買いたい」との声が。
ぜひぜひお買い求めください。

私は組み付けて、見出しを付けたくらいの、縁の下の力持ちですが、
読者の皆様に喜んでいただけるのはとてもうれしいです。
(見出しの絵文字に髪の毛をのせたは私です)

〈ふろく2〉

大事なことなので、先週に引き続きましてもう一度。
今週は合併号です。5月6日(月)の発売はお休みです。
次の発売は5月13日(月)です。よろしくお願い申し上げます。
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語り継ぎたい企画

2013-04-23 14:53:51 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週掲載の「語り継ぎたい好手・名手」は第9位の発表です。
ちょっと間隔が空いてしまいました、とはリード(前文)にもありますが、
前回の第10位の発表は3月4日号(一覧の掲載は2月25日号)です。

@@@@

この企画、個人的に「棋譜あり」で「読み物」という大好きなタイプの
ものです。こう書くからには、私が発案者ではありません^^;

ほんの少しだけ、企画のヨーイドンのあたりをお話ししましょう。

この某発案者さんと帰りの某飲み屋さんで「こんな企画どうかな」と
話していたのは、実は昨夏にさかのぼります。

掲載がはじまるにあたって、棋士の先生方にアンケートを取りました。

そのアンケートの叩き台と言いますか、一例と申しますか、そのパイロット版は
私がよーく覚えている棋譜とか掲載させていただき(一部です)、一部それが
掲載された形でアンケートを取らせていただいたのをよく覚えております。

パイロット版だけに誰かがやることにはなるのですが、光栄であり、恐縮であり、
私が選ぶなんて僭越な……と申し訳ない気持ちにもなりながら、だったりしました。

さて、そんないきさつはさておき、キチンと先生方のアンケートを経て、取材、
組み付け、印刷となった今週の企画、お楽しみいただけますと幸いです。

4月22日(29日号)のラインナップです。

1、2、3面 森ビル杯十段戦五番勝負第4局

4、5面 棋戦ワイド・竜星戦

7面 依田紀基九段の「依田式上達術」・棋士の本棚(大垣雄作九段)

9面 これぞプロ! 選評・酒井猛九段
金沢真三段(神奈川県)―大淵浩太郎二段(東京都)
大淵盛人九段(福岡県)―仲邑信也九段(大阪府)

10面 日本・中国の囲碁交流史を振り返る・パリ国際トーナメント

11面 丙級リーグを振り返る(望月研一七段)・二十五世治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ

17面 アマ碁界ワイド
   出光興産で新入社員教育に囲碁
   りゅう石会

20面 棋士200人が選んだ「語り継ぎたい好手・名手」ベスト10

〈ふろく1〉

今週の十段戦の第4局、いかがでしたでしょうか。あ、碁はもちろんですが、
紙面のお話です。

1面 1譜
2面 2、3、4譜
3面 5、6、7譜

という感じで譜分けを多くしてみました。編集サイドから「こんな感じ」と
方針が来て、私が「こんなのではいかが」と提案したのが、一発で通りました。

よく棋聖、名人、本因坊の七番勝負で箱に組んでおりますが、今回のレイアウト
ですとちょっと棋譜のサイズが大きくなっているのがミソ。

●や○を一文字に見立てて、三大タイトルの書式が16U、今回のものが17Uという
サイズです。6%程度大きくなった計算になるかと思いますが、19路でも同じ比率
で大きくなってますが、すごく大きく感じますね。(´-`).。oO 私だけ?

より見やすく、よりわかりやすい紙面を目指してがんばっております。皆さまの
棋力アップの一助になれましたら幸いです。

〈ふろく2〉

ふろくというよりは、告知になりますが。このブログを書いている4月23日の作業は、
あたり前ですが、4月29日発売分。これは「ゴールデンウィーク合併号」です。
5月6日発売分はお休みになります。

「あれ、週刊碁って、盆暮れ正月以外は休まないのにね」って思われた読者の方は
よく覚えてくださってますです。これには理由があります。

4月1日が月曜日になる数年に一度、本紙は五月の黄金週間はお休みになります。
つまり、年に53週存在するからです。本紙は年50週の発行だったりします。

他の一般週刊誌などで毎年ゴールデンウィーク合併号、としているのは別の
運営をされているので存じません。

毎週、お楽しみになさってくださっている皆様には大変申し訳ございませんが、
よろしくご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
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殿(しんがり)

2013-04-17 23:23:23 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
豊臣秀吉が危険な殿(しんがり)をつとめて、功を上げた話をご存じでしょうか。
(金ヶ崎の戦い)

印刷直前の、最後の最後に原稿を組み付けるのを「しんがり」に例えて少々
ご紹介してみます。

@@@@

今週発売分に、「殿」な感じの記事が一つあります。金曜日昼過ぎに取材でした。
さあ、どれでしょう(笑)。(´-`).。oO 18面です。

こうなると、書く方も、組み付ける側もちょっとピリピリしたりします。
もちろん、緊張感、という意味ですよ^^;

つまり、なにか間違ってしまうと印刷に間に合わないのではないか。
この恐怖との戦いだったりします。その時間は厳守です。

印刷時間厳守についてですが、数分なら「ごめんなさい」で済みますが、数十分は
ダメなんです。デートなら相手が帰ってしまいます。

あ、もちろん、どれくらいの分量で、という打ち合わせ(発注)はいたします。
今回は、記者さんから「ごめんなさい、助けて」とSOSが。「これ以上削れない」

せっかく取材しても「お皿が決まっている」新聞などの紙媒体では1000行の
長大作を持ってこられても載せきれません。

今回の記者さんも、そんなことは百も承知。私もわかっているのはわかっているので、
「はーい、どうにかします」。
でも実際に1000行持ってこられたら困りますが…。

@@@@

締め切りから印刷の間隔が短い本紙ですが、木曜日の手合、金曜日の編集と組み付け、
土曜日の校了と印刷に至る工程は、ちょっとした芸の世界だなーとつくづく思います。
毎週よく出ていますね。

もちろん、棋戦でお世話になっている日刊紙の皆様からしたら余裕はあるとした
ものなのでしょうけれど、整理に来て数年は日曜日は丸ごと寝てました。
なかなか疲れるんですよ。どんな仕事もそこは同じと思いますけど。
(´-`).。oO ここ数年は疲れが取れない「加齢」のせいで起きられませんが。

さて、その18面ですが、いろいろ振り返ると苦労しています。組んだ当人ですので
もちろん覚えているのですが(汗)。

黄竜士の写真を入れたり、本の写真を入れたり、用意なしの即興なんですよ。

へー、それでっていうだけのことなんですけどね……。


4月15日発売分(22日号)のラインナップです。

1、2面 プロペア碁選手権2013決勝

3、4、5面 棋戦ワイド

7面 碁界ネットワーク・チョコレート食べちゃおう・竜星戦

9面 これぞプロ! 選評・酒井猛九段
小長井克八段(東京都)―井口豊秀七段(神奈川県)
井澤秋乃四段(奈良県)―藤沢里菜初段(埼玉県)

10面 e碁BOOKSスタート!・二十五世本因坊治勲の「お悩み天国~これが治勲のシノギかた」

11面 依田紀基九段の「依田式上達術」・小林千寿五段の「第41回パリ国際トーナメント」

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・ナショナルチーム募金のお願い

17面 アマ碁界ワイド
   朝日アマ名人戦東京都大会
   千葉県少年少女大会
   名古屋酒井会支部春季大会

18面 黄竜士双登杯世界女子団体選手権第2ラウンド

20、19面 本因坊戦リーグ最終一斉対局

〈ふろく〉

このトシになるまで「パワーポイント」というソフトは使ったことがありませんでした。
企画書とかの執筆によく使われるものです。

ちょっと最近使う機会がありました。今まで「触ったことがありません」と言っていたのが
嘘みたいに使っています。(本紙の上ではありません)

整理という仕事で培ったレイアウトの力(←たいしたことはない)とかが、多少は生きて
いるように感じています。

みんな得手不得手があっても助け合って一つの力に、と思います。チームといいますか。
○○が得意の○○さんが実は○○が苦手、みたいな話を聞いてびっくりしたことも。

私が地球のほんの片隅で、人さまのお役に立てていましたら幸いです。
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