週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

楽しくやさしい記者室

2010-08-28 16:24:19 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
いやあ、やりがいのある金曜対局でした。1、2面を担当しました。

金曜日の午前中、自分の担当だった棋戦ワイドの3面が
いち早く組み上げられたので、
碁聖戦の対局を記者室の片隅で拝見できました。

先生方が入れ替わりタチカワリ、検討をし続けていました。

張栩碁聖の形勢が思わしくない夕刻、「(このままだと)5連覇がフイかあ、
もったいないねえ」と某先生。「最近、止められたのって?」と、わかってて?
その場にいた王立誠九段に水を向けます。立誠先生も苦笑い。
「リーチかけられるだけでも相当なもんなんだよ」と
別の先生から自然とフォローも入りました。
(もちろん、今春の棋聖戦が直近になります)

碁の内容もよーく理解でき(たつもりになれて)、
棋士の先生方の仲が良いところを面白く拝見できて楽しかったです。

で、終わってからが、忘れていた金曜対局。土曜日の14時までに見出しを決め、
校正も済ませないといけません。

そのために観戦記者は〝スピードスケーター〟に依頼していました。

ところが、編集マンが「また明日」と帰宅した後に、あっという間に書き上げて、
「1、2面できました」。残って作業をこなしていたのは運のいいことに担当の
ワタクシでした。

土曜の朝からの作業だよなあ、と油断してたから大変。原稿が入ったら
組み付けるのがこの仕事の慣わし。市ヶ谷にいながら午前様でした。
(地元の駅に帰り着けないオマケ付き。1時間40分歩いてタクシー代を節約しました)



さて、碁聖戦も大変注目度の高い対局でしたが、まもなくはじまる名人戦七番勝負。
今週号では、直前特集を組みました。
小林覚九段におでまし願いまして、いろいろ語っていただきました。

ところが、本紙編集部、「別の切り口を」と『覆面座談会』なるものを企画。
抱き合わせで1面組み上げました。週刊誌とかで見かけそうな企画ですが、
本紙でやると……。

続きは本紙にて。ぜひ今週もよろしくお願い申し上げますです。



週刊碁9月6日(8月30日発売)ラインナップ

1、2面 碁聖戦五番勝負第5局

3、4、5面 棋戦ワイド

7面 ワイド&ネットワーク・竜星戦

8、9面 これぞプロ! 石田章九段選

10面 中韓大学対抗戦・なんでもコーナー

11面 応氏杯ワールドユース

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

17面 アマ

18面 ベスポジを探せ

19面 名人戦直前特集(小林覚九段の目&覆面座談会)

20面 2010TOTOカップジュニア国際大会

★これぞプロ!掲載棋士

神田英九段―藤沢里菜初段
 (島根県) (埼玉県)
鶴山淳志七段―玉井伸三段
 (熊本県)  (沖縄県)
新垣武九段―矢代久美子五段
 (沖縄県)  (東京都)
宮沢吾朗九段―小山竜吾六段
 (北海道)  (東京都)
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