週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

CC週刊碁

2011-11-21 00:38:01 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
なんだろうこのタイトルは……と思ったアナタ。
スルドイです。(でもないかな?)

レモン? いえいえ。carbon copy? いえいえ。
本紙編集長の合言葉です。許可をもらってないので
書きませんが、平易な単語×2の頭文字なので想像してみて
ください(^^

その一環であるといえるのが、王冠戦挑戦手合一番勝負
カラー面掲載です。名古屋ローカルの棋戦ですが、
今回のタイトル戦で第52期という立派な歴史があります。
19面に歴代の王冠位に輝いた棋士を列挙いたしましたが、
まさに〝名古屋に歴史あり〟です。

その観戦記を担当して書いてくださったのは、
記録として現地入りしていた柳沢理志三段

中部総本部の棋士会のホームページでも早々に
ご紹介いただいております。

(印刷直後に編集室にいらっしゃった大矢浩一九段
紙面を手に、「へー、柳沢くんが書いたんだ、すごいねー」
と感心しきり。大矢先生も王座戦の観戦記でご活躍されているので、
小瀬村が「先生の後輩が出来ましたね(^^)」と水を向けましたら、
「あっはは、そうだねえ」と笑っていらっしゃいました(^^
ちなみに桑本晋平六段も書籍などで健筆をふるっていらっしゃいます。

さて、話を名古屋に戻しまして……、

羽根直樹碁聖がタイトルを獲得された夏から、月刊碁ワールドの
書店さんからの注文がグイっと増えました。
羽根先生だから、という側面ももちろんあるでしょう。
名古屋の棋士だから、という側面もあるでしょう。

読者の皆様の出身の棋士は誰ですか?日本棋院のホームページ
探してみてください。たとえば東京本院所属でも愛知県出身の棋士は
いらっしゃいますよ(誰でしょう)。

本紙の人気コーナー「これぞプロ!」では棋士の出身を
示しています。「お、うちの県出身かあ」と思えば少し見る目が
違いますよね。それを契機にじゃんじゃん応援してくださいね。


では11月21日発売(28日号)のラインナップです。

1、2面 天元戦五番勝負第3局

3、4面 棋戦ワイド・お立ち台(岩田一八段)・碁の句春夏秋冬

5面 女流名人戦(挑戦者が向井千瑛四段に決まる)・竜星戦

7面 宮崎龍太郎六段の実況!市ヶ谷囲碁学校・山城宏九段の「ヨセワン」

8、9面 これぞプロ!・さわやか手筋

10面 悠仁さま、着袴の儀・市町村長囲碁大会

11面 囲碁フェスティバルin目白・青葉かおり四段、青山学院大学で囲碁講義

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・なんでもコーナー

17面 アマワイド
   国民文化祭京都2011
   内閣総理大臣杯アマ団体戦・大阪
   東日本大学OB・OG・現役親善交流戦
   長野の松本大学の学園祭で石音

18面 アマの碁いちばん

20、19面 王冠戦挑戦手合一番勝負

これぞプロ! 選評・酒井猛九段(東京都)

1譜 森田道博九段(千葉)―秋山次郎八段(東京都)

2譜 首藤瞬七段(東京都)―李沂修七段(台湾)

3譜 関達也二段(新潟県)―堀本満成二段(山口県)

4譜 恩田烈彦八段(栃木県)―小松英子四段(神奈川県)

※これぞプロ!掲載の棋譜は携帯棋譜鑑賞にて全手順を
ご覧いただけます。


【おまけ】

天元戦、決着してしまいました。
井山裕太天元ファンの声)「いーじゃん」と聞こえてきそうです。
(結城聡九段ファンの声)「やかましいわ」。ごめんなさい。

紙面的にはより長ーく勝負が長引く方が喜ばしかったりします。
編集の都合なんか、現実は知ったこっちゃないのでもちろん
仕方ないです。

というわけで、本紙の1面ではよく撮れていた井山新天元の
お茶目なポーズ写真になりました。日本棋院のホームページに
出ていましたがそれはそれこれはこれ。

ほかにも紹介したいのですが、紙幅には限りがあり、また「棋士は
棋譜のために生き、紙面は棋譜のために刷る」というのが本道で、
棋力アップを望む読者の皆様からの投書には、数名の方ですが、
「写真、大きくないですか?」という声もいただいております。

棋力アップにつきましては百も承知でございます。
写真の大きさにはいろいろ編集方針のあるところなので難しいですね。
理由もあります。「そう決めたからそうなのだ」ではないのです。
編集長が変わればまた変わるかもしれませんが、今のところ、
こんな感じです。ごめんなさい。

なんか私は書いていて脱線癖がありますね。散漫ですいません。
(直さないあたり確信犯的な感も我ながら……)

単に井山新天元の写真を紹介したいだけなのです。では以下に
3葉ほど。

小倉城をバックに記念撮影



小倉城



対局室から見える小倉城庭園



末筆になりましたが今週もよろしくお願い申し上げます。
コメント
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