台風一過の土曜日、子どもまちづくりクラブの子どもたちとともに、
おゆみ野の森に出かけました。
写真をアルバムに収めました。
台風一過の土曜日、子どもまちづくりクラブの子どもたちとともに、
おゆみ野の森に出かけました。
写真をアルバムに収めました。
「使いたいんだけど、どうしたら良いんでしょうか?使ってもいいんでしょうか?」
という、ご質問に慌てたのが、おゆみ野の森です。
以前にもお知らせしたと思いますが、おゆみ野の森は市民緑地として、市民管理を条件に千葉市が都市機構から無料で借り受けた(その代わり固定資産税は免除)森ですが、そのおゆみ野の森が4月にオープンしていました。
本来、市民が自由に出入りできくつろげる場であるはずなのに、どうも地域に情報が届きません。
「これは大変だ!地域の皆さんが自分たちのものだと思わなければ、市民管理なんてあり得ない!」
ということで、市と新都市ライフとの話し合いの場を設定しました。
話し合いに先んじて、久しぶりに現地に足を運びました。
園路や柵が整備され、基盤は整えられていましたが、さて、日常的な管理となると、手がまわっていないようです。
この場を、居心地のいい場にしたいな・・・と思う個人の自発性がこの地域にもあるのですが、そういうささやかな「個」を公共というところは、感じ取ることが苦手なようです。
話し合いでは、新都市ライフから今までの経過と現状について丁寧な説明があり、市の職員からは、制度面の説明を聞きました。
子どもたちの活動の場にしたい、と考えている人。
誰もが使いやすいように環境整備をボランティアでしたい、と考えている人。
管理団体に属さなければ関われない、と思っていた人。
情報が少なく、今まで良くわかっていなかった、という人などさまざまです。
今後の取り組みに関して、新都市ライフからは前向きな返事もあり、また何か新たな一歩が生まれるかもしれない、と思えるような話し合いになりました。
株式会社新都市ライフが主催する「おゆみ野の森」体験講座に参加し、京成学園前駅近くの森で、半日過ごしました。
親子参加が主のようですが、わたしのような大人だけの参加でも充分に楽しめ、暖かい陽射しと冷たい風のシャワーの中で、3つのゲームを体験です。
一つ目は、人工的創造物を一定の距離の中にいくつか隠し置き、探し当てた数を報告するというゲーム。
よ~く目を凝らして見たつもりですが、1回目に見つけたのは8個。2回目は9個。しかし正解は12個。
ぬいぐるみ、かご、洗濯バサミ、鉛筆、置き人形などが地面や木の枝にあるのに、見つけられないのです。
森の中で自然をウォッチングする際には、どのような見方をするのかということを身をもって体験しました。
二つ目のゲームは「わたしの木」。
目隠しをして木のそばに連れて行ってもらい、その木を手探りで触って、イメージします。
その場を離れて、目隠しをはずし、さあ今触ったのはどの木なのかをあてるゲーム。
難しそうに感じたのですが目隠しのまま太さ、手触り、形、角度、つるや葉、小枝・・・と触っているうちに木の形がイメージでき、不思議と「あの木だ!」とわかるのです。
木に寄りかかった時の暖かさや香りも、予期せぬ心地良さでした。
最後は「鳥の声を聞こう」というゲーム。
全く意識のない時は、鳥などいない、と思っていたのですが、耳を澄ましてみるとあちこちで鳴き声が聞こえます。
あれ?と見上げると、木のてっぺんにとまっていたり、小集団で飛んでいたり・・・。
気づかないまま帰るところでした。
今日は、NPOみどりのネットワークちばのインストラクターの方々からゲームの合間にも植物や昆虫の話をたくさん聞くことができました。
秋頃には一般公開できるだろう、ということでしたが、そうしたら「子どもまちづくりクラブ」の子どもたちにも木々と戯れる楽しさを体験させてあげたいと思います。
おゆみ野の街の中には、こんな森がまだまだあるのです。それも街の自慢だよ、と子どもたちに伝えねば!
ところで、わたしは森でお土産をどっさりもらいました。それは、多分、カフン・・・・・・。
昼下がりからくしゃみが止まりません。その後、あれよあれよという間に、鼻水洪水です。賞味(?)期限すれすれの昨年の点鼻薬で急場をしのぎました。
やれやれ、花粉センサーとしては、私の身体はまだまだ立派なものです。