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福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

循環の森

2008年06月19日 | おゆみ野の森

P6150009 おゆみ野の森での取り組みをもう一つ紹介しておきます。

これも、15日の日曜日に作ったのですが、『落ち葉のゴミ箱』です。

子どもにとっては、『カブトムシのお宿』とも言います。

竹を切り出し、120センチほどの長さに揃えます。その竹で囲いを作って、その中には、落ち葉を入れます。落ち葉で腐葉土を作るのです。

P6150008_2 「間もなくカブトムシがやって来るよ・・・」という説明に、子どもたちは目を輝かせて、せっせと落ち葉運びです。

園路の脇には、ひまわりのタネも撒かれていて、随分大きくなりました。

さあ、これからしばらくは草取りが大変ですが、こちらも頼もしい助っ人がいるんです!


子どもたちのプレイパーク

2008年06月18日 | おゆみ野の森

P6150004 昨年若葉区に、子どもたちの森がオープンし、そのセレモニーに参加したのですが、子どもの多い緑区にも、こんな遊び場が欲しいなあ・・・としみじみ思いました。

その後、おゆみ野の森が市民の森としてオープンしましたが、プレイパークとしてオープンしたわけではなく、この森がどんな風に育っていくかは未知数でした。

住民で作る地域の管理団体に市が運営を委託をするというのが本来の運営形態ですが、残念ながらおゆみ野にはその機運が無く、市も住民団体を育成する気概もありません。

そこで市は、「都市機構さん(地主です)は、まちづくりの専門家だから・・・」

と、URに丸投げし、URは新都市ライフにお任せする・・・という、バケツリレーのようにしてとにかく住民主体とは名ばかりの管理運営団体を組織し、出発したのです。

P6150011_3 当然のことながら、新都市ライフの担当者は当初苦労をしたようです。

しかし、毎月の活動を繰り返すうちに、地域の中から主体的に関わってくれる人が、一人二人と増え、今ではこんなに豊かな森になったのです。

15日の日曜日は、月に一度のおゆみ野の森の活動日で、ちょうどお昼前後に時間が空いたので駆けつけました。

すると、どうでしょう!太いロープで、楽しそうな遊具ができているではありませんか!

子どもたちが、自らの力で制御できるような遊具ですから、たとえ落ちても大怪我にはなりません。

嬉々として遊ぶ子どもたちと、遊具を作ったり、森の世話をしたりしながら子どもたちと時間を共有する大人たち。回を重ねるごとに、大人の絆もつながっていくのを感じます。大人にとっても、充分に楽しめるような居心地の良い空間になりつつあります。


森の中で石釜作り

2008年05月02日 | おゆみ野の森

ゴールデンウィークもクライマックスを迎えます。

いつもはできないこと、思い出に残ること、楽しいことをしてみたい・・・・

いやいや、いつもよりもっとのんびりと何事も無く過ごしたい・・・・

など、人それぞれですが、思惑通りにはなかなか行動できないのが世の常と言うものです。

私はと言えば、連休前に楽しいことをいっぱいしてしまったので、この連休は静かにしています。

その楽しかった事の一つはといえば、おゆみ野の森の春祭り。どういったものかは、山崎次郎さんの「四季の道」に詳しいので、

http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/20421_829a.html

そちらを読んでいただくと、ピザに夢中になっているワタクシが厚かましくも登場しています。

そこで、我を忘れるほどに夢中になった石釜のピザについて、フォトアルバムにまとめてみました。

http://fukutani.blog.ocn.ne.jp/photos/ishigama/

ちなみに、この石釜はキットになっていて、購入できるそうです。下世話ですがワンセット5万円とか。すこぶる重いのですが、屋根をつければ庭にも常設できると聞き、みんなで少しずつお金を出し合って買おうか・・・!と盛り上がったのです。

しかし、どこに設置するかという現実的な話になって、夢はしぼみました。


おゆみ野の森で古代人

2008年02月10日 | おゆみ野の森

P2090035 縄文時代におおいに栄えていたというおゆみ野。

そこで、古代人体験をしようと、9日の土曜日おゆみ野の森に朝から大人たちが集まりました。

おゆみ野の森を育てる会と子どもまちづくりクラブとが協力をして、進めている事業です。年末には土器作りに挑戦し、今日はその焼きあがった素焼きの現代版縄文土器も届きました。

いつもお世話になっているおゆみ野の古代生活案内人田形孝一さん(千葉県教育振興財団)が、

『本日のちば御膳』

  • 古代米入りごはん
  • あさり貝のスープ
  • 海のお塩

というお品書きまで準備してくださいました。

もちろん、火起こしから始めます。

残念ながら、私は準備しかかかわることができなくて、子どもたちの様子や、火がちゃんと起きたかどうか、そしてお味は如何に・・・?

ということなど確認することができませんでしたが、とりあえず、古代のキッチン設定はばっちりです。

準備中のおゆみ野の森の写真はこちらです。

http://fukutani.blog.ocn.ne.jp/photos/kodairyouri/

12月の土器作りの記事は以下のアドレスです。

http://blog.goo.ne.jp/shoukosan_001/d/20071223