LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

相方、山谷へ行く

2009-01-11 23:55:10 | 徒然日記
今日は長くて真面目です(長いのはいつもか)。
年末の大整理でサヨナラを決心した洋服たち・・・さて、どこへ送ろうか?と考えたすえ、当初送ろうと思ってた海外で活動するNPOを見送ることにしました。
Why?どういう団体なのか、どういう使われ方なのか、HPを読めばある程度は分かるけれど、なかなか自分の目で確かめられないのが難しいところ。以前も実際に自分がちょっと顔を出して話を聞いてみたら、自分が応援したい方向とは違うということがあったので・・・。
現地の人たちが本当に必要としているか分からないものの船便代に何万円もかけて、もしかしたら途中で悪用されるかもしれない。よかれと思ってした軽率な行動が実は彼らの自立を妨げるかもしれない・・・色々考えて、「やっぱり国内で」と相方と話して山谷に送ることにしました~
そうと決まったら、使っていなくて仕舞い込んであったきれいな羽毛布団などもどど~んと決心。今日相方に直接車で届けてもらいました~(詳細は相方のブログにて)。

山谷は東京都にある日雇い労働者の集まるところ。初めて知ったのは、中学時代遠藤周作の『おバカさん』を読んだときだったかな?ずっと興味があって、炊き出しボランティア行ってみたいな~、と思いつつ行かず今日に至ってしまった。で、相方を派遣!?
山谷に荷物を届けることが、本当にいいかどうかは分からないけれど、少なくとも自分たち(相方)の目で直接確かめてもらえるし、行動しなければ何も見えてこないものね。
なんか、山谷って私にとっては人情あふれる素敵なところに思えてしまうのよね~。ところがっ!マイミクKさんの日記で知ったのですが、このおじさんたちへの炊き出しが近隣住民の苦情が増えたため中止が決定したそうです↓
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090108-OYT8T00099.htm

これが、ほとんどニュースにならない。私も小学生の頃新宿に住んでいて浮浪者のおじさんたちこわかったから、近隣住民の不安も分からなくもないけれど、でも・・・。相方と家でひとしきり、今の世の中これに限らず電車の中とか他人に無関心で冷たい人が多いよね、と思わず批判トーク炸裂。いかん、いかん。

そんな私の心に響いたのはヒーラーをしていてミャンマーの被災地の支援をしている元同僚のレポートでした。

『・・・目の前に大きな問題を突きつけられると、多くの人々は、問題自体をあたかも悪者のように扱い、「早く解決しなければ」「問題をなくさなければ」と焦り、悲観的になったり、怒ったり、誰かのせいにしたり、責めたりします。「解決すること」ばかりに振り回され、「その問題とどう向き合うか」ということに目を向けなければ、いつまでたっても心の平和はやってきません。なぜなら、問題があるから不幸なのではなく、問題に振り回されるから不幸なのですから・・・』

そうよねえ。批判しててもなあんにもいい気持ち残らない。自分のことは棚にあげて誰かを責めたくなるだけ。自分自身も疲れてストレスが溜まっちゃう。怒りをもってじゃ何も解決できないよね。まずは自分自身が平和で笑顔でいることが大事よね
その元同僚がいつも心にとめているという言葉が素敵でした

『背伸びをせず、今出来ることを、実力の範囲内で心をこめて一生懸命にする』

今出来ないことを並べ、自分の無力を責めるくらいなら、どんなに小さなことでも、今出来ることを確実に積み重ね、少しずつでも実力を育てることのほうが大切、だと。
彼女も言っていたけれど、この「心をこめて」というところがポイント。お気楽極楽子育て生活を満喫する一方、何も人に対してできない自分に焦りを感じてしまうけれど、この言葉でハッ。日常生活の中だって、丁寧に心をこめて今出来ることをすれば、きっとそれは誰かの笑顔につながるよね???心理ゲームで、相方に“結婚&家庭がツライ”という結果を出させてる場合じゃないよぉ~。相方とチビにとって居心地のいい家庭を提供できれば、私が外に出れなくてもその分相方がハッピーモードを外でふりまいてくれるんじゃない?家にいたって発信できるものはあるよね。

なにぶんいい加減な性格なもんで、ついついこの言葉の前半「背伸びせず」だけを取り上げ自分に甘くなりそうですが・・・。ポイントは後半の部分だということを忘れずに日々過ごしていきたいと思いまーす。


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