八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

宇野港第二突堤 温浴施設&海上ホテル計画

2011-12-04 22:14:04 | イケン!

 

岡山玉野から、被災者支援目的で

東北 石巻 へ駆けつけた TSL(テクノスーパーライナー)

 

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 全長   140メートル

 幅(型)  29.8メートル

 総トン数 13,923トン

 速力 最大約39ノット(約72k/時) 

 船体 耐食アルミニウム合金構造

 

高速ディーゼルエンジン4基によって

ファンを回して船体を浮上させ、

  

ロールスロイス社製の

航空転用型ガスタービン(ジェットエンジン)

34,000馬力×2基によって 

海上をカッ飛んでゆく モンスター  

 

 

玉野の名船 TSL をちょこっと改造して、

宇野港第二突堤 に横付けすれば・・・・

 

素晴らしい

温浴施設&海上ホテル の完成である。

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営業期間は、

いさぎよく3年程度として、

 

その後は、

旅する 温浴施設&海上ホテル となって

日本中の港湾都市を巡れば面白い。

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玉野の名船 TSL には、

温浴施設 以外、ホテル機能がすべて整っている。

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1等S寝台

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1等客室

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特等客室

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高級サロン

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操舵室

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ロールスロイス社製の舵? ステアリング?

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建築物なんて、

 

時が経てば、やがて ガラガラの箱 となって

早島の岡山テルサみたいに、

よりいっそう、街の寂しさを演出してしまうけれど、

 

船はちがう。

クジラの群れを追う捕鯨船みたいに

新しいマーケットを求めて移動ができるのだ!

 

「次は、小樽へ行くぞ!」 とか。

 

「その次は、別府に行くぞ!」 とか。

 

「その次の次は、佐世保だ!八戸だ!」 なんてね。

 

 

玉野の名船 TSL が、

日本中あちこちの港町の

中心市街地を活性化させていったら・・・・

 

どんなに痛快なことだろう!

それが、港町の粋っていうもんだ。

 

 

この計画、本気でやったら

経産省が感激して・・・・ 泣くよ! 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
23-6-3 (東山明正)
2011-12-07 12:16:35
23-6-3
私の友人   被災地石巻での感想
3日11時頃、三井の岸壁に着岸しました。
一人づつ拍手をされ、大変な歓迎を受けています。これから歓迎セレモニーが始まりますので、短い時間ですがと次のような電話がありました。

石巻に入港した折には、着岸できる状態ではなかったが、
現地がブルトーザーで岸壁を整地してくれました。

被災者支援の要員は、玉野から41人 現地でボランティア40~50人で、毎日180人の支援をしてきました。

エピソードは一杯ありますが。涙なくしては語れません。

4歳の女の子 12色の色鉛筆で、被災後は、黒色だけしか使わなかった子が、夕食を摂ってからは、赤色を使ったんです。

被災時、おにぎり2個を家族4人で一週間過ごした。(食事が美味しかった。そして夜はよく眠れた)。とお母さんが述懐されました。
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私も仙台に滞在中、石巻停泊中のTSLを訪ねました。... (takahara)
2011-12-07 17:29:42
私も仙台に滞在中、石巻停泊中のTSLを訪ねました。記事写真はその時のものです。TSLの復興支援活動は宮城県ではかなり報道されて、反響を呼んでいました。被災者の方々にとって、温かい食事、手足を伸ばして眠れる個室、熱いシャワー・・・・夢のような空間だったそうです。

昔、長崎の三菱造船所で建造された新造船戦艦『土佐』は、ワシントン軍縮条約によって廃艦となり、標的艦となって館山沖に沈んだそうです。長崎の人は、前途を祝福されたはずの戦艦『土佐』の哀れを深く悲しんだそうです。

同じように、前途を祝福されたはずのTSLの今後は、いったいどうなるのでしょうか?それにしても玉野市民の反応は鈍いように思います。
 
 
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