今日は土日に続いてかなり暑い。窓を閉め切って寝ていると冷房無しでは熱中症の危険がある。ネットのトップの天気欄を見ると33度とある。まだまだ真夏は続く。いつも通り週明けは完休日である。もうしばらく身体を休めて夕刻よりの1日のスタートとなる。この時間はブログの読み込みや今週の予定の確認などに使用する。先週は盆の送迎と終戦日が全てであった。私はその前の週にすでに夏休みを取っていたので休養というより69年前の終戦の回想番組を中心に日々を送っていた。仕事も週末は世間とは逆に繁忙期であった。昨夜のテレ朝系旧日曜映画劇場枠の水谷豊主演の【少年H】は素晴らしかった。特に少年Hが見事な舞台回し役を勤め、恐ろしいほどの演技力と存在感を示していた。そのことは同時に戦争ということの凄まじいほどの巨大な存在感であった。もとより私は戦後に生を享けた者である。当然この普遍性からは遁れられない。そのことの繰り返しの身を持っての確認こそが戦後を乗り越え、この平成の世を全うすることにつながってゆく。 野茨の花まぼろしの戦後果つ まほろば
堀切菖蒲園奥義本質真髄とあり つつましく終戦記念の米を研ぐ 終戦記念日の東京の空真っ黒け 革命しかない人生にも晩夏(旧知の斉藤まさじ氏へ5句) 島根にも平壌にもいたあしたのジョー 人間と人間が入れ替わっても人間 日本が日本のまま やっぱり日本 斉藤まさじが君が代を歌う それが革命 全国少年少女空手道選手権大会ながれ星(8月16日東京武道館) ネクタイをしたまま大江戸温泉物語 二度と戦禍に巻き込まれず 平成の世 花芒アッと言う間の人生なり 盆用意家のどこにも母は無し 朝顔と自分の成長濃く記す 八月の覚悟無き死の遠からず
今日は意外性に満ちた1日であった。仕事を果たす中での出来事であったが人の心がよく見晴らせた。そして自分のユトリの無さ、無用心さを見せ付けられた1日でもあった。それでもいま帰宅し、大河ドラマを観了えることが出来た。さらにこれからテレ朝系の【少年H】を初めて観る。69回目の8.15が終わりすでに2日を経てあらためて戦争の惨禍の直中で決して途絶えることの無かった「日本」とそこに生き続ける私たち日本人の原像を隠すことなく描いているはずだ。と言うよりどのようにも隠すことの出来ないものが現代にまで生きながらえる日本という在り方であろう。舞台は現代に通じるハイカラな街神戸、少年Hに【少年H】のイニシャルを真っ赤に刻んだセーターを生み出した仕立て屋の父を水谷豊が妻の蘭ちゃん演じる母と共に力を籠めて演じる。・・《続く》 少年H滅ばず8.15の星見上ぐ まほろば
作夜は結局8時半には眠り込み、目が醒めたら0時を回っていた。それならNHK・・と一瞬思ったが控えた。それからひたすらリラックス・・マイペースを取り戻すことに集中してもうすぐ3時である。これからまた寝れば朝までに計8時間以上の睡眠を確保出来るあるブログで懐かしい人の名前に再会した。今も革命家らしい。市民派選挙のプロとも。ご苦労さんと言いたい。私の時計はあの時のままである。とりあえず明日の仕事を乗り切って向こう1週間のアレコレの片付けにすぐにでも入りたい。まだ8月は半分残っている。新暦の夏の句の連作にチャレンジすることにした。秋などはその後で十分である。ところで大文字焼きは盆の行事であろうが夏だったか秋だったか。いずれにしても8月だから晩夏でよい。 大文字焼かれ山中に叫ぶ人 まほろば
今日の勤務は東京の下町ディープタウンであった。明日も行くがそれで3度目ということになる。とにかく地元の人々とのコミュニケーションそのものが仕事なので逃げ道は用意されていない。しかし昼食のチャーハンはショッパイだけ・・とまでは言わないがあんまり美味くなかった。地元との付き合いのためとは言えもう少しなんとかならないのだろうか。ラーメンは100円安いがもっと不味そうだった。夕方の4時前から急に雨が降って来た。同時に遠雷も聞こえていたので夏らしい夕立ということなのだろうが、私にはただの雨に過ぎない。明日も同じような天気のようなので若干心の準備をして行くつもりである。さて今夜はフジだったか9時から心霊ドラマスペシャルがあるはずである。少しばかり楽しみたい。0時過ぎからNHKで【ヒバクシャからの手紙】が放送されるがそこまではとても無理である。明日に備えて1分1秒でも余分に寝ておきたい。再放送に期待するしかない。 ヒバクシャからの手紙に消印見当たらず まほろば