まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【魂の十一月】しばしのお別れ・・俳句は滅びても魂は永久不滅!/新俳句日記2016

2016-10-31 04:38:22 | 日記
秋の底人体かくも青しかなし  まほろば
今日は何とか20度は維持出来るかもしれない。とりあえず、もう晩秋のとば口にいる。日本シリーズは終り、天皇賞も終った。本業はともかく、俳句という巨大な余技は続いてゆく。しばらく、ブログともお別れである。俳句に区切りを付けるためである。年内にまたお目にかかれると思う。年末に何百句かまとめてアップすることになりそうだ。しばしのお別れである。・・・《続く》

【木枯1号】日本シリーズに大注目!新俳句雑誌「海光」にも・・/新俳句日記2016

2016-10-29 17:55:32 | 日記
決戦の大谷翔平秋澄めり   まほろば
木枯1号が吹いたらしい。立冬(11月7日)はまだまだ先だし、日本列島の秋の巨大イベント【紅葉】の便りもいっこうに聞かない。あと1度くらいは20度以上の暖かさ=爽やかさを期待したい。さて、今夜6時半、札幌から再び広島の地に移してプロ野球の【日本シリーズ】第6戦が待っている。近来稀に見る一大決戦となりそうだ。これから夕食の買い物や明日の【天皇賞】の予想など楽しみも多い。晩秋の肌寒さにかまけてはいられない。・・・《続く》

東京の緑/新雑句雑感(132)~プロローグ5の終わり

2016-10-29 04:10:42 | 新雑句雑感
爽涼や汝れは角川賞作家(松野苑子さん) ジンギスカン煙たなびく秋うらら  吉本隆明「ハイ・イメージ論」寒露なり  散歩犬猫駆逐せるそぞろ寒  朝寒や動物園にある空虚  戦後にも続く幽けさ秋の暮  東京の緑燻る夜寒かな  灼かれても身ぬちの蒼き夜寒かな  酩酊の夜寒の街を褥とす  霜降や空仰ぐとき鳴動す  冷まじや我れは路傍の石となり  黒猫の闇に溶け込む九月尽

紅葉までにやっておくこと・・世間も比較的静か/新俳句日記2016

2016-10-27 18:05:41 | 日記
十月尽ここにも風が吹いていた  まほろば
今日も秋晴れの一日であった。もうすぐ10月が終る。旧暦九月尽のことだが、あっさり晩秋の紅葉の季節になだれ込むかと思うとそうではなさそうである。何度かは20度台半ばの日があり、11月に入ってゆくようだ。今こそ秋の中心にしかと身を置いて、己れの生き様とこの世界との交歓を味わいたいと思う。その結果を句に出来れば幸いである。・・そういうわけで、今夜も近隣の東京北部の緑地帯を歩き回ることになる。・・・《続く》

転がる石/新雑句雑感(131)~プロローグ5の終わり

2016-10-27 02:11:31 | 新雑句雑感
小鳥来るまるで転がる石のやう  小鳥来る昭和歌謡の大ブーム  早逝を厭はず色鳥乱舞せり  ペリリュー島陛下の島に鳥渡る  自由とは違ふ儚さ穴まどひ  秋の蛇自由といふこと成就せり  エルドラドの貧しき鉱夫鳥渡る  むくむくと土うらがへる鬼貫忌  荒ぶるは風雅に等し守武忌  生涯をみちのくに生き鬼城の忌  ぼうようとして遥かなり菊日和  この闇を闇とをもはず菊供養  また生きて死の遠ざかる墓参り