まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

過ぎて行く時代/NHK想い出のメロディー~プロローグ3の終わり(その29)

2014-08-09 22:02:20 | ニッポンの歌
後半は宝塚、八代亜紀、天童よしみ、石原裕次郎・・と続いてゆく。中でもひときわ目立つのは天童よしみの【愛燦燦】である。美空ひばりのモノマネと自身のオリジナル(リメイク)の双方を包み込んだ新たな解釈を提示しているところが凄い。 人はかわいい かわいいものですね(詞 小椋桂) 昭和の終焉はニッポンの終焉と言わせない勇気と力を与えてくれる。歌われる人間の言葉はいつも私たちの手の届くところにある。ラストは五木ひろしの「追憶」(詞 阿久悠)であった。 奪い去る強い力さえ/あの頃に持っていたなら/すすり泣く声も聞かないで/めぐり来る季節(とき)を迎えた/ああ狂しい思いをたぐり寄せ/ああ過ぎて行く時代を思うか/黒髪の香しい匂いを残し/あのひとは 今は いずこ

誰のせいなのか今もわからない/NHK『想い出のメロディー』~プロローグ3の終わり(その28)

2014-08-09 20:52:09 | ニッポンの歌
今夜はNHKの夏の定番【想い出のメロディー】である。帰宅直後、鶴岡雅義&東京ロマンチカの「君は心の妻だから」・・三条正人のいつもながらのたましいの語りへ昇華した唱声から入った。続いてつい最近米ビルボードの4週連続1位(「夜明けのスキャット」)を果たした由紀さおりの「手紙」である。 何が悪いのか 今もわからない/誰のせいなのか 今もわからない/涙で綴りかけた お別れの手紙(詞 なかにし礼)今日は長崎への原爆投下の日。原爆の悲惨と戦後の希望を突き抜けた透明感で1億国民に知らしめた故藤山一郎さんの「長崎の鐘」を氷川きよしが明るく大らかに謳い上げた。《続く》

再臨の日/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の始まり(その27)

2014-08-09 15:00:54 | 日記
今日は九州四国に接近している台風の影響で関東も小雨模様である。おそらく明日には山陰を抜けて日本海に抜けるのであろうが、こちらでは本格的な雨になるとのことだ。その明日仕事が入った。ただの仕事ではなく前日は何もしないことにしているので今日は句会への出席は見送った。 だれかが死んでだれかが生きた夏野かな(再録) この句を主催者の句集の読後として贈りたかったがかなわなかった。日々威厳状態でやむを得なかった。いつも通り今日土曜日も仕事をしていれば何も問題はなかったのだろう。いくつかやるべきことを片付けたい。 夜蝉鳴く再臨の日を知らないか(2014・8・9)  まほろば