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まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【新作20句②】八月の地獄のような人類史 まほろば/新雑句雑感

2025-08-03 15:14:17 | 新雑句雑感
何も知らず何も語らず氷室出る
行商の母終戦のどこかにいる
トラック野郎の人間の党夏の夢
大晩夏新宿にある砂の城(北大路翼経営)
かき氷搔くまでもなく夢の世へ
蝉の殻無為の人生として屠る
神籠石砕かれている晩夏光
八月の地獄のような人類史
海の日の海が割れたと叫ぶひと
散歩犬地を蹴るちから夏深む

※どれも公園で作り選んだものにしてはテンションが上がっています。現代歴ではまだまだ晩夏が続くので、その他の季題に目を通してみたいと思います。




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