3連休最終日。天気も良かったので、我々一家は小樽へとドライブにでかけた。
まず立ち寄ったのが「小樽公園」。
駐車場には栗がたくさん落ちており、急遽「栗拾い大会」の開催と相成った。
いやあ、おやつとして十分に喰えるだけの収穫に、女性陣も大満足!この栗の調理レポートは、後日お届けします。
そして私が最も気になっていたのが、2006年の10月に閉園となった「こどもの国」がどうなったのかということだった。ううむ、まずエントランスゲートからして、もの淋しい。
「ムーンロケット」や「コーヒーカップ」等の有料可動式大型遊具は撤去され、滑り台やブランコ等の維持管理コストの掛からない遊具に置き替わっていた。
そして、コーヒーカップの器はベンチへと再利用されていた。それが、なんだか悲しみを増幅させる・・・
立体交差等があり鈴鹿やスパを思わせる秀逸なコースのゴーカートのあった場所は、大迷路に変貌を遂げた。
「日本一小さい?観覧車」のあった場所には、巨大ジャングルジムがそびえたっていた。
その景観を含め、これはなかなか悪くない。
ただ私は、今さら思うのだ。若い時に、あの息がかかりそうなくらいの狭隘な空間の観覧車に、恋人と一緒に乗ってみたかった・・・それを出来なかったことを、大いに悔む。
以前はなかった「ターザンロープ」。この日も小さいお子さんを連れた方が数組来ており、今も地域の方に愛されている公園であることに変わりはないと思う。
だがしかし、「丘の上食堂」の跡地を見た瞬間、シャッターの降りた古い商店街のようなその姿に、涙がこぼれおちそうになった。
「長~い長い滑り台」、そして「フラミンゴやヤギのいた小動物園」も、もうそこには無かった。
かつてこの公園が持っていた、70年代がそのまま残っていたかのような、ゆる~い雰囲気の遊園地は、消滅してしまった。ああ、今さらそれが、実にいとおしい。少子高齢化や自治体の財政難等、色々要因があるのだろうが、効率ばかりを追い求めるのが必ずしも正義ではないと、私のような者は考える。
この公園から市街地に降りる途中には、「小樽ミルク・プラント」という、ソフトクリーム屋さんがある。ココは、私が学生時代からちょくちょく立ち寄っていたお店なのだ。
レギュラーサイズで220円の価格は、リーズナブルだといっていいだろう。
私は「レインボーB」のMサイズ(380円)をオーダー。夕張メロン・ヨーグルト・巨峰の3種のお味が愉しめる、1本で3度おいしいグリコのようなこの逸品。べたつかず、甘すぎず、それでいて新鮮な牛乳の風味がナチュラルに味わえるココのソフトクリーム、超オススメです。探さないと行けない場所にあるのにもかかわらず、今日も非常に混んでましたゾ。
ソフトクリームで心身ともにリフレッシュした後、妻のリクエストで祝津の海岸へ。
「鰊御殿」。館内に入るには入場料が掛かるので建物内には入らなかったが、ここの敷地から眺める海岸が、絶景なのだ。
いやあ、小樽の海はキレイだ。その透明感には、心癒される。私のカメラ付きモバイル端末で撮った写真では、それは伝わらないかもしれませんが・・・
そして帰宅する道すがら。天狗山へと立ち寄った。だが、ロープウェイ料金が予算を大きく上回っていたので、今回はそれには乗らず。娘たちは乗りたいと騒いでいたが・・・
その代わりに立ち寄ったのが、すぐ横にある「ザ・グラス・スタジオ・イン・オタル」である。
そこで購入したのが、「チャロ君風」と「バルタン星人風」のちいさなガラスのオブジェ。各210円である。
ガソリン代とソフトクリーム代とオブジェ代で、計2,500円くらいかな?
一家4人で、そこそこリーズナブルに楽しめた一日だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます