獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

5代目フォレスター(SK系)試乗記

2018年08月06日 | CARS&F1


 

 グローバルな視点では、今やスバルの大黒柱であると言っても差し支えない、フォレスター。
 今回フルモデルチェンジし5代目となった新型に、試乗させてもらった。
 グレードは「X-BREAK」(税込車両本体価格291万6000円)である。


 オーソドックスかつトラディショナルな、インパネ周り。
 オレンジステッチ&加飾が、いわゆるひとつのアクセントである。
 しかしながら、同行した尾車氏は「オレンジの加飾は必要ないんじゃないか」と指摘しており、「実はそうかもしれない」と、私も思ったりする。

    
 悪路走破に寄与する「X MODE」は、「ノーマル」「スノー ダート(雪道や砂利道で使用)」「ディープ スノー マッド(深い雪やタイヤが埋まってしまうようなぬかるみで使用)」の、計3ポジションである。
 今回の試乗は市街地だったので、全て「ノーマル」で走った。


 前方も側方も後方も、非常に視界良好なのは、従来からのスバル車の美点。
 代を重ねるにつれ、大きくなってきたフォレスターだが、ボンネットがしっかり目視できることも併せ、車両感覚を掴むのは容易だ。
 足回りはしっとりとした接地感で、路面をしっかりとトレースし、マンホールのフタの段差は泰然といなす。
 けっこう大きいクルマだが、その走りには軽快感があり、鈍重さは微塵も感じさせない。
 SUVだけにアイポイントは高いのだが、重心の低い水平対向エンジンを積むゆえか、父親の背中に乗せられているかのような、安心感というか安定感に富んでいる。
 リニアトロニックと呼ばれるCVTも、違和感なく、このクルマを加速させる。
 運転の愉しさと安心感を両立したライドフィールは、やはりSUBARUならではだと、思わせてくれる。


 シートを倒さずとも、広大なラゲッジ。
 加えて、「倒したシートと荷室に段差がほぼ無い」のも、使いやすさ花〇マーケット。


 そして、ハイブリッド車以外は、スペアタイヤ標準装備!
 これは、私見では、非常に大事なことなのだ。
 特に悪路を走る機会の多いSUVに、スペアタイヤはマストだと、私は主張したい。

    
 新型フォレスターは、私の期待に違わず、いいクルマであった。
 ただ、エンジンが2.5リッターメインとなり、先代よりもやや高価になったのは、我々一家にとってはやや痛手。
 とはいえ、次期愛車候補のひとつに数えられるクルマであることも、これまた事実である。
 

 今回GETしたおみやげは、「カートピア08」と「ニューフォレスターAWDプルバックマグネットカー」。
 またしても、お宝が増えてしまった。うっしっし


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