土曜日に続いて日曜日も、「東屯田川遊水地」にてバードウォッチングを愉しんだ。
園内の「野鳥観察デッキ」より、「東遊水地」を観察した。
8時半過ぎの、カモさん達の、群れ。
「ヒドリガモ」さんが多数派だが、「コガモ」さんの姿も確認できた。
そして、「ヒドリガモ♀」さんの中で、ちょっと変わった個体がいるのを発見。
目の後ろが、老人の眉毛のように、白く浮き上がっている
真相は謎だが、老化した個体なのかもしれない。
9時44分には、「オオバン」さんツインズが、出現。
なかなか個性的というか・・・
ともすれば「妖怪的」な、フェイスである。
その白い額と、黒い体とのコントラストが、彼(もしくは彼女)の存在感を際立たせる。
8時48分。
中州的場所に、この日も佇む、「アオサギ」さん。
8時52分。
やはりカモさんたちは、ペアになっている確率が高い。
「オナガガモ」さんペアに・・・
「ヒドリガモ」さんペア。
そして、「マガモ」さんペアである🦆
そして、8時58分。
頭部がグリーンなのに、明らかに「マガモではないカモ」さんの姿を発見
それは、「ナポレオンハット」の異名を持つ、「ヨシガモ♂」くんである。
なんとも優しげな、黒い瞳の彼。
どうやら、木の芽をついばんでいるようである。
グリーンメタリック&ブラウンのグラデーションの、頭部。
それもさることながら、カール上になったブラック&ホワイトの尾羽が、洋菓子のようにアートである。
ヨシガモ♂くんの姿を見たのは、昨年4月3日・同4月24日・本年3月27日に続き、通算4回目。
しかしながら。
そのお姿を、ある程度まともに撮影できたのは、今回が初めてである。
まさに「カモの楽園」状態だった、この日の遊水地。
圧倒的多数は、やはり「ヒドリガモ」さんだったが・・・
そこにポツンといた「ヨシガモ♂」くんは、むしろ存在感を増していたように思う。
もうちょっと近い距離にいてくれれば、その美しさをもっと忠実に撮れたと思うのだが・・・
ま、贅沢は言うまい。
彼が来てくれたというだけで、嬉しいじゃないか◎
口を開けて鳴いたお顔が、これまたペーソスとユーモアに溢れている(^^)
その姿は、まさに水上のデコレーションケーキ🍰
マガモ♂くんの頭部も、あなどれない美しさなのだが・・・
ヨシガモ♂くんの頭部は、それ以上の輝きを放っている
ヒドリガモ♂くんと並ぶと、その頭部は、まさに「対照色」。
もしも、あいの里での熊出没情報が無かったら。
私はこの「東屯田川遊水地」ではなく「あいの里公園」で鳥見をしていた可能性が高い。
なので、ヨシガモさんと逢えたのは、未だ実情不明のあの騒動のおかげであるとも、言える。
「災い転じて福となす」とは、まさにこのことなのかもしれない。
9時28分。
帰ってきた夏鳥の「アオジ♂」くんの歌声は。
まさに私の歓びを、祝福してくれているかのように、響いたのでありました