友への手紙――「憲法改正に異議あり!」~天皇と戦争をめぐって
●憲法改正の是非が参院選の焦点に
参議院議員選挙が近づいてきました。7月21日投票の参院選は、まちがいなく今後の日本階級闘争の行く末を決する分岐点です。この選挙を契機にして「激動の時代」へと大きく動き出すでしょう。その最大の焦点が「憲法改正の是非」であり、世論は左右に大きく分裂していくものと考えています。まちがいなく時代は今、大きな分水嶺にさしかかっています。
以下、私なりに「憲法改正」問題について述べてみたいと思います。なお、ここで述べることは、昨年4月27日に発表された自民党改憲草案を資料としたものです。
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