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勝目梓の小説は随分と読んでいますが、作品によっては暴力や裏社会、変態的性描写が少なくないものも…。だからコミカルでエロチックな作風のものを選んで読んでいました。
この『欲望砂漠』も暴力の場面が多いのが気になりますが、非日常的な性描写が散りばめられた面白い作品として楽しめました。
倉石恭三郎の後妻・悦子と義理の息子・克彦との家庭内不倫場面や、主人公の私立探偵・沖敏彦への色仕掛け的懐柔の場面、特に初老の恭三郎との浴室での交わりの描写には脱帽!倉石恭三郎は、現在の僕とは近似した年齢の設定だから、僕も後妻・悦子のような女性とのバスルームで交わりを持てれば嬉しいと感じてしまった。
こちらのブログに遭遇して、改めて読み直してみたいと思いました。「
ご訪問をありがとうございます、歓迎致します。
「解説」にも勝るようなご感想頂き、いかに熟読されているか感嘆しております。
私もできればもう少し熱意のこもった感想を書くように心掛けます。