芸術祭やウォーキングについて載せている間に、我が家の飼い猫スバルが16才の誕生日を迎えました。
その誕生から今までを簡単に振り返ってみたいと思います。
2008年9月27日(土)、夕方から落着きがなくなってきた妊婦(?)ステラが足元にまとわりついていました。
静かな場所でお産ができるようにと、段ボール箱に新聞紙やタオルを敷いたお産箱を二階の押し入れに用意していて、
ステラもそれをわかっていたようで「にゃーにゃー」と泣きながら、私達家族を二階へと誘導するような仕草をみせていました。
よく動物はお産などの前後、人間が近づくのを避けるというようなことを聞きますが、ステラは逆に「そばにいて」と言っているようでした。
そして22:00頃から2時間くらいかけて3匹の子猫を産みました。
二匹はステラにそっくりな白い子、最後に産まれた一匹は茶トラの父親とステラをMIXしたような模様の子でした。
ステラは最初ぎこちない格好でお乳をあげていましたが、だんだんに自然な形になっていきました。
最初の頃は自分が食べるのを忘れるくらい子猫につきっきりで、こちらが心配になるくらい。
お産箱から出てこないので手のひらに入れたカリカリを口元まで持っていったら、食べるのを思い出したかのようにガツガツと食べました。
その後は近くに置いた餌と水をちゃんと食べるようになりましたが、
子猫がか細い声で「み~」と一声でも鳴けば、速攻で子猫の元へ戻りナメナメしたりしていました。
母性本能ってすごいな~。。
名前は色々考えました。
産まれた順に、姫、殿、若とか。。
でも名前がしっかり決まる前に、最初に産まれた姫ちゃんが死んでしまいました。
後で気づいたのですが、写真を見ると他の二匹がおっぱいを飲んでいる時も
姫ちゃんだけステラの背中側にいることが多かったです。
最初に産まれる子は未熟児や死産が多いということも、後に色々調べて知りました。
動物は育つ見込みのない子には育児放棄するということも。。
残った二匹の子猫は、名前をスバル&レオンにしました。
ステラがイタリア語で「星」を意味する言葉だったので。。
レオンはしし座の「Leo」からきてますが、ステラ、スバルの三文字に合わせた感じです。
瞳の色は、ステラがブルーとゴールドのオッドアイ。
スバルは両目ともブルー、レオンは両目ともゴールド、と半分ずつ遺伝してました(笑)
乳離れ、離乳食、トイレ、兄弟喧嘩。。人間の子と同じような成長をしていき、やがてレオンはよその家の子に。。
スバルは母親そっくりに育っていきます。
たくさんの思い出を残して、昨年9月20日、ステラは安らかに虹の橋を渡りました。
一匹だけになってしまったスバルは、より甘えん坊になりました。
あんまり良い顔の写真がなかったけど。。
16才のお誕生日を無事に迎えたスバルでした。