勇二 「憑依霊をはずすっていうと、よく「除霊」とか「お祓い」をしたほうがいい、なんていうよね。これは、どうなんだろう?」
正太 「世の中には霊能者と言われる人は数多いんだけど、そのうち9割以上は、ニセモノであるか、あるいは悪霊にそそのかされている、というのが現状なんだね。正しい霊能者というのは、1割もいないんだよ。
だから、結論をいってしまえば、そうした得体の知れない霊能者のところに行って、除霊なんかをしてもらうのはむしろ危険なんだね。新しい悪霊をもらってくるぐらいがオチなんだよ」
勇二 「霊を取ってもらいたいのに、逆に別のをもらってきてしまうわけ?」
正太 「そう。追加して別のをもらってくる場合もあるけど、強いのをもらった場合、それまで憑いていたのを追い出すという場合もあるんだね。その場合、今まで悪かった足が治って、今度は腰がおかしくなるなんて現象もおきるんだよ。
また正しい霊能者の場合でも、仮に霊力でもって悪霊を取ったとしても、早いときは、その霊能者の家や事務所を出たところで、憑依していた霊が戻ってきちゃうんだね。結局、本人の心境が変わっていないから、「波長同通の原理」「類は類をもって集まるの原理」にしたがって、何度払っても戻ってきてしまうんだ。ちょうど、臭いものをつけていると、払っても払ってもハエが寄ってくるのと同じなんだ」
勇二 「なるほどね。その臭いものを取り去らない限り、ハエはいくらでもやってきてしまうということだね。悪想念、執着という臭いものを、取り去ることが、ほんとうの解決につながるわけだ」
正太 「そうなんだ。結局、憑いている人と憑かれている人は同じ心境だ、ということだね。だから、いくら他力で悪霊を取ったとしても、反省によって自分の心のあり方を変えていかない限り、効果は一時的なものにすぎないんだ。多少、時間はかかったとしても、自分の心を変えていくことによって、憑依霊を取っていくのが、根本的な解決への道なんだよ」
正太 「世の中には霊能者と言われる人は数多いんだけど、そのうち9割以上は、ニセモノであるか、あるいは悪霊にそそのかされている、というのが現状なんだね。正しい霊能者というのは、1割もいないんだよ。
だから、結論をいってしまえば、そうした得体の知れない霊能者のところに行って、除霊なんかをしてもらうのはむしろ危険なんだね。新しい悪霊をもらってくるぐらいがオチなんだよ」
勇二 「霊を取ってもらいたいのに、逆に別のをもらってきてしまうわけ?」
正太 「そう。追加して別のをもらってくる場合もあるけど、強いのをもらった場合、それまで憑いていたのを追い出すという場合もあるんだね。その場合、今まで悪かった足が治って、今度は腰がおかしくなるなんて現象もおきるんだよ。
また正しい霊能者の場合でも、仮に霊力でもって悪霊を取ったとしても、早いときは、その霊能者の家や事務所を出たところで、憑依していた霊が戻ってきちゃうんだね。結局、本人の心境が変わっていないから、「波長同通の原理」「類は類をもって集まるの原理」にしたがって、何度払っても戻ってきてしまうんだ。ちょうど、臭いものをつけていると、払っても払ってもハエが寄ってくるのと同じなんだ」
勇二 「なるほどね。その臭いものを取り去らない限り、ハエはいくらでもやってきてしまうということだね。悪想念、執着という臭いものを、取り去ることが、ほんとうの解決につながるわけだ」
正太 「そうなんだ。結局、憑いている人と憑かれている人は同じ心境だ、ということだね。だから、いくら他力で悪霊を取ったとしても、反省によって自分の心のあり方を変えていかない限り、効果は一時的なものにすぎないんだ。多少、時間はかかったとしても、自分の心を変えていくことによって、憑依霊を取っていくのが、根本的な解決への道なんだよ」