ベンチレーターが一体となってるKATOの10系客車ですが、前回ナハフ11の方で別パーツ化がうまくいきました。
ということで10系客車でもう1両あるナハ11の方もベンチレーターの別パーツ化を行っていきたいと思います。
ということで作業を始めます。
ちなみに工法はナハフの時と7割ぐらい同じなので一応リンクを…↓
ナハフ11のベンチレーター別パーツ化 - S56製作所 新工場 (goo.ne.jp)
まずは車体と床板を分けて、そこからガラスを外してから屋根を外します。
この時期の屋根はスライドさせる必要があるのでツメが欠けないか心配になりますが問題なく外せました。
元からあるベンチレーターのモールドをニッパーでカットしてからその穴にエポキシパテで穴埋めを行います。
前回エポパテのみで穴埋めをしても強度的に問題が無かったことが分かったので全てパテのみでの穴埋めになります。
パテが硬化したらもってある部分をカッターとヤスリで削ってから中心をけがいてΦ1.6のドリルで穴を開けます。
今回はマスキングテープを使いしっかり中心を割り出して穴を開けました。
そして塗装に入ります。
屋根は前回と同じくサフ→キズチェック→再サフをしてから本塗装、ベンチレーターはぶっつけ本塗装にしました。
使用した塗料はいずれもガイアノーツの「ステンレスシルバー」になります。
今回屋根の色を製品状態のシルバーにしようか前回のナハフと同じくグレーにしようか直前まで悩みましたが、ナハフとの違いを楽しみたいということで屋根及びベンチレーターをシルバーにしました。
塗装が完了したらベンチレーターを屋根に取り付け、他のパーツも含めて組み戻して完成になります。
ベンチレーター初塗装でしたが、モールドも潰れず、屋根との色も差異が無く塗装ができました。
ベンチレーターのモールドはサフレスで塗装したのが良かったのでしょうか?
最後に前にベンチレーター別パーツ化をしたナハフと。
こう見るとナハは屋根ととベンチレーターが同じ色なので別パーツがあまり強調されてないように見えますね…
それでも近くで見れば別パーツ化したのが分かるので作業した意味はあると思います。
これで10系のベンチレーター別パーツ化作業が完了になりましたが、ガラベンを搭載してる車両で一体型成型の車両がこれで終わりなので暫くは施工しない予定です。
ただベンチレーターが3両分余ってるんだよな…()
では