Null-Emissions-Quartier (ゼロエミッション地区)
ミュンヘンからインスブルグにむかって高速道路で40キロのところ、
バードアイブリングという町の郊外にあるゼロエネルギー都市の計画。
連邦経済技術省の資金供給で、B&O社が開発してるそうです。
http://www.bo-wohnungswirtschaft.de/cms/index.php/eneff-stadt.html
メガソーラー発電等持続可能なCO2フリーのエネルギー供給、住居と仕事場の融合、
革新的な木材の利用、地域暖房ネットワークの構築等をテーマに研究開発しているそうです。
写真は4階建て木造住宅、下は8階建て住宅です。
ドイツは日本の福島第一原発事故のあと、電力の原発依存をやめると宣言しました。
その宣言の実行の為、建築の分野では自然エネルギー採用や省エネの手法だけでなく、
建物の建設時や維持・解体・転用までエネルギーの節約が考えられています。
確かに「木」は自然界で太陽エネルギーをもとに造られている循環可能な建築素材です。
これは戸建の実験的な住宅。レクチャーを受けた後、実際の建物を見に行きました。