志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ドイツ・オーストリアBAU視察研修 54

2015-02-24 11:20:58 | ドイツ・オーストリア

Null-Emissions-Quartier (ゼロエミッション地区)

ミュンヘンからインスブルグにむかって高速道路で40キロのところ、

バードアイブリングという町の郊外にあるゼロエネルギー都市の計画。

連邦経済技術省の資金供給で、B&O社が開発してるそうです。

http://www.bo-wohnungswirtschaft.de/cms/index.php/eneff-stadt.html

メガソーラー発電等持続可能なCO2フリーのエネルギー供給、住居と仕事場の融合、

革新的な木材の利用、地域暖房ネットワークの構築等をテーマに研究開発しているそうです。

写真は4階建て木造住宅、下は8階建て住宅です。

ドイツは日本の福島第一原発事故のあと、電力の原発依存をやめると宣言しました。

その宣言の実行の為、建築の分野では自然エネルギー採用や省エネの手法だけでなく、

建物の建設時や維持・解体・転用までエネルギーの節約が考えられています。

確かに「木」は自然界で太陽エネルギーをもとに造られている循環可能な建築素材です。

これは戸建の実験的な住宅。レクチャーを受けた後、実際の建物を見に行きました。



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