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志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ドイツ・オーストリアBAU視察研修 56

2015-03-03 17:52:51 | ドイツ・オーストリア

次の見学する建物は、遠くに見える8階建ての集合住宅です。

このゼロエミッション地区にある建物は木造、時代の最先端です。

とは言っても、ある意味昔ながらの風景…シンプルな自転車置き場

建物外装の仕上げ材も木製です。徹底してますね。

さて、8階建ての集合住宅の前に来ました。

さすがに、でかい。これも木造だそうです (@_@)


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 55

2015-03-02 17:30:51 | ドイツ・オーストリア

雪が積っています。秋田と同じぐらいの積雪でしょうか。

この建物の外観、うろこ状の鉄板は何でしょう。

これは日射遮蔽用の外付けブラインドでした。

電動で開閉しますが、採光モードがあります。

日射をフルに活用して、ゼロエネ計算されているそうです。

キッチンから引き出して使うテーブル。

コンペで入賞した作品で、実験的な試みがされています。

ベッドも収納できます。

最小住宅を目指しているのでしょうか。コンパクト&シンプルなデザインです。

  

さて次の建物に移動、この建物の小ささがわかるでしょう。

ゼロエミッション地区、広いのですが徒歩で移動です。エコですね (^o^)


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 54

2015-02-24 11:20:58 | ドイツ・オーストリア

Null-Emissions-Quartier (ゼロエミッション地区)

ミュンヘンからインスブルグにむかって高速道路で40キロのところ、

バードアイブリングという町の郊外にあるゼロエネルギー都市の計画。

連邦経済技術省の資金供給で、B&O社が開発してるそうです。

http://www.bo-wohnungswirtschaft.de/cms/index.php/eneff-stadt.html

メガソーラー発電等持続可能なCO2フリーのエネルギー供給、住居と仕事場の融合、

革新的な木材の利用、地域暖房ネットワークの構築等をテーマに研究開発しているそうです。

写真は4階建て木造住宅、下は8階建て住宅です。

ドイツは日本の福島第一原発事故のあと、電力の原発依存をやめると宣言しました。

その宣言の実行の為、建築の分野では自然エネルギー採用や省エネの手法だけでなく、

建物の建設時や維持・解体・転用までエネルギーの節約が考えられています。

確かに「木」は自然界で太陽エネルギーをもとに造られている循環可能な建築素材です。

これは戸建の実験的な住宅。レクチャーを受けた後、実際の建物を見に行きました。


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 53

2015-02-19 07:44:29 | ドイツ・オーストリア

一般の来場者も増えてきた頃、住宅展示場(Poing Bauzentrum)をあとにします。

アウトバーンを南下して、次の目的地はローゼンハイム近郊にある「ゼロエミッション地区」です。

この地区のデベロッパー B&O社のホテルに入ります。

先ずはレストラン。もう2時半を過ぎています (*_*)

ここは 実験的なゼロエネルギー都市ですが、お腹が空いては…(^^ゞ

さすがエコな料理ですね。みなさん黙々食べていました。

ビールはこれです。http://www.maxlrain.de/de/maxlrain

デザートもお洒落ですね。日本のランチみたいな、量と質でした。

さて 休憩もそこそこにレクチャーが始まりました。

ハードなスケジュール、中身の濃い研修ですね (^_^;)


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 52

2015-02-17 17:48:53 | ドイツ・オーストリア

プライベートルームには、印象的な色が配置されています。

枕元のパーテーションの陰が、ウォークインクローゼット。

ダブルベットはシンプル。大柄なドイツ人にはちょっと小さめ?

同じ部屋の反対側にはバスタブがあります (@_@)

日本と入浴の目的が違うのでしょう。

ガラスボールの洗面がふたつ。向こうのガラスのスクリーンの陰はトイレ

ここでドイツの美男美女が出てきたら、ちょっとした映画の世界ですね (^O^)

 一階キッチンです。

可愛いレンジフードですね。美男美女は料理はしないのでしょう (^O^)


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 51

2015-02-16 11:25:27 | ドイツ・オーストリア

一階にゲストルームがあります。部屋の造りが劇的です。

開放的な ジャグジー風呂?シャワーでしょうか。

外から丸見えです (@_@)

脇に設置されている、洗面もスタイリッシュ。

カタログからの写真も載せますね。この建物のセールスポイントなのでしょう。

 

ベットと一体の空間になっています。格子が和風ですね。

さて2階に上がってみましょう。

 見あげると大空間 (@_@)


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 50

2015-02-13 08:32:11 | ドイツ・オーストリア

入って来た玄関見返しです。

そして リビングの開口が バ~ン(@_@)…と

庭のデッキの先は、池になっています(正面からの写真参照)

その右側の開口もバ~?(°_。)?(。_°)? …床の間ですか?

美術館の雰囲気ですね。シンプルを極めると和風になるのでしょうか。

リビングの暖炉 黒い梁と柱が開放的な空間を引き締めています。

平面図をみると、基準線が均等に引かれているので

モデュ―ル化されていることが分かります。日本と同じですね。

壁構成のモデル展示がありました。

木質インシュレーションボードの張り合わせみたいですが、壁が少ない建物です。

さて プライベート空間を見てみましょう。


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 49

2015-02-12 17:57:28 | ドイツ・オーストリア

さて住宅展示場、時間的には最後でしょうか。

http://www.werkhaus.com/de/architekt/

WerkHaus 現代和風の家ですね (@_@)

田舎や風の大きな三角屋根。庇の出が大きい (*_*)

池の水に浮かぶ家は、日本テイストいっぱいです。

庇の下を通って、裏側に周ると…

 

飛び石を渡って、玄関から中に入ります。 本当に住宅なのでしょうか?

 


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 48

2015-02-10 07:43:38 | ドイツ・オーストリア

サンルームの廻り階段を下から見たところです。

廻り階段は私も設計・製作したことがありますが、

気をつけないと、頭をぶつける可能性があります。

ここでは模型を置いて、入りこまないようにしてました。

2階から、トップライトを見あげたところ。三角屋根だからできるデザインです。

2階プライベート空間です。浴室、左側にシャワーブースがあります。

便器がポツンと単独で置いてあります。座って頭がぶつからない寸法です。

洗面台スペース。天窓に直射日光を避けるブラインドが付いてます。

子供部屋は屋根裏いっぱい利用しています。

ドイツの住宅は軒の高さを抑えて、

屋根裏まで有効活用してる例が多いようです。

建物の容積が少なくて済み、少ないエネルギーで暖房が出来ます。

ガラス面積が多くて寒いのではと思われるかもしれませんが…

その分、たぶん寒いでしょうね。

ここの展示場は10年程経っていると言うことなので、

高性能重視住宅とデザイン重視住宅が混在しているのでしょう。


ドイツ・オーストリアBAU視察研修 47

2015-02-09 05:53:39 | ドイツ・オーストリア

この展示住宅は、三角屋根だけれど現代的なデザイン

高断熱住宅の場合は屋根の雪が落ちないので、玄関が妻入りです。

メーカーはAURORAという会社です。

http://aurorahaus.de/wohnen-sie-ihrem-persoenlichen-traumhaus/musterhaus-poing/

平面図とカタログからの写真。

玄関脇の階段は地階にゆく階段。納戸や機械室でしょう。

内部は現代的なデザインです。

 

大きなサンルームに廻り階段。日射が強いとオーバーヒートしそうですね。

キッチンは平面図と違った配置になっていました。