Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

一気に真冬

2005年12月05日 13時20分36秒 | 日記、雑感
娘も大きくなったのでそろそろ、とクリスマスツリーを
買いました。
昨日、2人で飾り付けて、記念の一枚。


昨晩は娘と一緒に眠ってしまい、夜中にあまりの寒さに
目を覚ましたものの、布団から出れずにそのまま朝まで。
起きてみて、びっくり。外が真っ白でした。

この冬初めての雪にも関わらず、広島市は7cmの積雪。
今日冬タイヤに変えるつもりだったのに・・・。
娘と伴侶を送るため、慌ててチェーンを巻きました。
幸い寒さのピークは過ぎたようで、凍結することもなく
道路の雪は解けています。
でも、カー用品店は大賑わい。店の前の道路にまで長い
行列が出来てて、何時間も待たされそうなので、今日は
タイヤ交換を諦めることにしました。

1000件目

2005年12月04日 00時52分26秒 | 時事・社会
このブログの記事の数やアクセス数ではありません。
(言わなくても分かるかな)
アメリカ合衆国で、1976年の死刑制度復活以降、1000件目の
死刑執行が今月2日に行われました。
アムネスティの統計によると、2004年度の死刑執行件数は
中国、イラン、ベトナムに次いで、米国が4番目だったそうです。
しかし、国内での廃止論の高まりもあって、件数は減少傾向に
あるようです。
「凶悪犯罪が多い国」というイメージのある米国ですが、実は
犯罪件数はここ数年減少しており、100万人当たりの殺人認知
件数はロシアやイタリアよりも低い、というデータもあります。
とはいうものの、銃が巷に溢れていることもあり、怖い国には
違いありません。
テロ対策の強化もあって、非常に厳しい取締りと、死刑を含む
厳罰主義が、犯罪減少に一定の役割を果たしているのは事実
かも知れませんが、死刑制度を廃止している州(米国は州に
よって制度が異なり、12州が廃止、6州が制度は存置して
いますが執行停止中です)の殺人発生率は存置州のそれより
低い、というデータもあり、死刑の犯罪抑止効果を認めうるか
どうか微妙なところです。
世界的には、EU諸国とヨーロッパと関係の深い国々で死刑廃止
が多く、イスラム教国と東アジアに存置国が多いようです。
よく「先進国で死刑制度があるのは米国と日本だけ」と言われ
ますが、上に述べたように米国でも廃止した州がありますし、
(ウィスコンシン州では1853年に既に廃止されています)
中国、韓国、台湾、シンガポールなども見方によっては「先進国」
に入るかも知れません。
ただ、執行件数が多い国と、「人権侵害」が多いとされる国が
結構重なっているのは、単なる偶然とは思えません。

米国は、18歳以下の子どもへの死刑執行が世界一多い国でも
ありますが、それを違憲とする判決も先頃出されました。
「テロとの戦い」の展開によっては、今後死刑制度の見直しが
進むことも考えられます。
その時日本はどうするのかな?

15万km

2005年12月03日 23時14分28秒 | 日記、雑感
昨日、我が愛車がついに15万kmを走破しました。
といっても、中古で買った時点で既に11万km走っていましたので、
私が走ったのは2年半で4万km弱ですが。
そろそろタイヤも替えなきゃいけないし、次の定期点検あたりで
タイミングベルトの交換も考えなくては。
それとも、そろそろ買い換えを検討したほうがいいのかな?

ドリル

2005年12月02日 22時50分14秒 | 趣味
以前「懐かしのアニメ」という記事で紹介した、BIGLOBEストリームで
配信中の「宇宙戦艦ヤマト」が、いよいよハイライトの「七色星団の
攻防」を迎えました。私はヤマトのメカの中では「ドリルミサイル」が
大好きなんです。(我ながら変な趣味・・・)
ドリルといえば、「ドラえもん」でもドリルの付いた乗り物で地底探検を
するエピソードがありました。地底人の国に着いたと思ったら、実は
地球の裏側だったというオチでした。
特撮物でも、先端にドリルの付いた兵器はしばしば出てきます。
最近では、「ゴジラ ファイナルウォーズ」の轟天号がそうでした。
あれは海底軍艦や「惑星大戦争」の轟天号を復活させたものですが。
でも、科学的には、ああいう兵器は「?」なんだそうです。
まず、ドリルだけでは前に進めません。「ドリルミサイル」はこの時点で
アウト。
それから、何らかの方法で本体を固定しなければなりません。そうで
ないと、岩盤やら建造物など固いものに突き当たったら、ドリルを軸に
して本体のほうが回転してしまいます。
そして穴を掘ったら、土砂やら何やらを排出しなければ進めません。
まして、ドリルの直径よりも本体のほうが大きかったり、突起物が出て
いるものが、穴を通り抜けれるはずはありません。
まあ、空想の世界の「お約束」に突っ込みを入れるほうが野暮ですが。

穴を掘るといえば、真っ先にモグラを連想する人が多いと思いますが、
モグラは本当は、掘るのではなく、掻き分けて押し固めながら進むの
だそうです。だから、柔らかく耕された畑を好むんですね。
子どもの頃は庭でモグラの穴を見つけたこともありましたが、最近は
見かけません。というより、地面に注意を払うことって、子どもと遊ぶ
時か、庭の手入れをする時くらいしか無いかも。
自然から遠ざかってるから、夢を壊すようなことを考えてしまうのかな。

在外邦人

2005年12月01日 23時54分54秒 | 時事・社会
旧ソ連軍の侵攻によって追い立てられ、日本の敗戦で帰国することに
なりましたが、かつての「満蒙開拓団」もまた、実質「移民」であった、
と言えると思います。
日本が軍事占領して傀儡政権を作った満州国だから、「日系満州人」
にならなくても開拓できただけの話です。
そう考えると、そのような「在外邦人」の生命・財産の保護を理由に
日本軍が中国に駐留し続け、戦争を起こしたことは、明らかに「自衛」
の範疇を超えていたと言えるでしょう。
また、自国の領内にいる者は外国人であれ保護するのは、国家の務め
です。(日本はその義務をきちんと果たしているかどうか、怪しいところ
ですが。)「邦人保護」目的の軍事行動は、相手国の政治の否定・主権
侵害にほかなりません。

イラクで日本人が人質になった時には、「自己責任」を大義名分とした
凄まじいバッシングが起こりましたが、もしあれが自衛隊が派遣される
前だったら、反応はまるで違っていただろうと思います。
今の自衛隊に人質救出能力があるとは思えませんが、派遣するにして
も止めるにしても、「人質の命を守るために」が合言葉になっていたこと
でしょう。しかし派遣してしまえば、「邦人保護」なんてどこかへ行って
しまうのです。「国益」のためには、個人の権利は無視されます。
それは非常時に限ったことではありません。「公共の福祉」の名目で
国民の権利が奪われた事例は、枚挙に暇がありません。
その際、もっともらしい理由付けがなされますが、よくよく見れば裏には
大きな矛盾をはらんでいたりします。
例えばイラクの人質事件では、「テロに屈しない」以前に民間人、特に
ジャーナリストの拘束は、国際法に反することを主張して国際世論を
味方につけるべきでした。「大義」無き戦争に協力した後ろめたさから
言えなかったのであれば、まだこの国も救いようがありますが。