Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

チューリップ ライブレポート2007 おまけ

2007年10月24日 00時14分28秒 | 音楽
今回のツアーでは、財津さんは黒の太いふちのメガネを掛けていました。
ちょっとキュートで、どこかで見たことあるなぁと思ったら、アンジェラ=アキ
が掛けてたのに似てました。(彼女は最近掛けてないらしいですが。)

さらにひと回り大きくなった感じの姫野くん。誰かに似てるよなぁとずっと
思ってましたが、やっと思い出しました。岡田斗司夫。(笑)
でも岡田さんはダイエットして見違えるように痩せたんですよね。
姫野くんもぜひ。

MCの時にやたらと喋りかける女性がいまして、財津さんも最初は丁寧に
応えていましたが、次第に手を焼いた様子で「最近、耳が遠くなりまして」
などと受け流し、それでもしつこく声を掛けられると「あんまりいじめないで
下さい」と困り果てていました。
しまいには「虹とスニーカーの頃」の前振りのMCで、ネタバレ発言まで。
さすがにこれは財津さんも完全無視していました。
ファンとのやり取りはほのぼのして、時には爆笑を誘ったりもして、基本的
にはいいものですが、限度というものがあります。本人は「親密」なつもり
でもあくまでアーティストとファン。しかも一対一の会話じゃなくコンサート
会場なんだから。
おかげですっかり気分を害してしまいました。途中までは集中できなくて、
何だか消化不良のライブでした。

そんな私に、神様がもう一度チャンスをくれました。
来年1月14日に、倉敷市民会館での追加公演が決定!
本当は最終日(2月12日 大阪フェスティバルホール)にも行きたいんだけど、
平日なので・・・。いや、でも、一度で充分です。
10年前に初めてチューリップと出会えた倉敷で、最後のお別れができると
いうことに、何だか因縁めいたものを感じます。

ちなみに、公式発表によると、2月12日で「今回のツアーは全て終了」と
なってますが、チューリップの全活動が終了とはまだ書かれていません。
2月19日、財津さんの還暦記念に何かやってくれるのでは、と密かに期待
しています。(たぶん東京か福岡だろうから行けないけど。)
できたらそのままズルズルと・・・って、それは無理かな。

チューリップ ライブレポート2007 その3

2007年10月22日 02時44分19秒 | 音楽
 16.心の旅
後半1曲目に来ました。私のあまり好きでない曲。(笑)
悪い歌ではないし、チューリップの「代表曲」として正当に評価されるべきだ
とは思いますが、個人的にはそんなに思い入れは無いし、ちょっと疲れたの
で、座ったまま聴きました。
ちょうど、座ったままでも姫野くんの顔だけは見えたし。

 17.ぼくがつくった愛のうた
こちらは、私が最初にチューリップを好きになった思い出の曲ですが、立つ
ような曲ではないと思ったので、やっぱり立ちませんでした。
考え方は人それぞれでしょうが、最初から最後まで立ちっ放しのノリノリの
ライブでなければ、曲を選ぶのもありかな、と今回は思いました。

 18.Someday Somewhere
「そろそろ『青春の影』かな?」と思わせて、また外されました。(笑)
前回に続いてのチョイスは、ラストを意識してのものでしょうか。
「いつかどこかできっと」という歌詞とは矛盾しますが。

 財津さんMC
「僕たちはレコードは全然売れなかったのですが、コンサートをやると何故か
いつもいっぱいで、『何でー? どんだけー?』(笑)と不思議だったんですけど、
ある時、ある集団が僕らと一緒に全国を回っているということに気づきまして
(笑)、たぶんこの中にもいらっしゃると思うんですけど、まあそれはそれで
素晴らしいことですけどね。
でもやっぱりレコードも売れてほしいということで、・・・」
(以下記憶が曖昧なので、他と混同していましたらご容赦を。
「どういう歌なら売れるかといろいろ考えて、青春の歌がいいんじゃないかと
思って作りました。おかげ様でその曲はヒットしまして、こうして今も歌い続け
ることができています。
僕たちはスターにはなれませんでしたが、皆さんに愛されたバンドだったなぁ
と思います」)

 19.虹とスニーカーの頃
「男と女」の歌って、様々な経験を積むたびに受け止め方が変わってくるなぁ
と思います。一時期嫌いだったけど、今は好きです。
ベースラインとギターの絡み具合も結構お気に入り。

 20.青春の影
3度目の正直。(笑) 鈴蘭の頃のイントロは好きですが、今の中途半端なの
は無いほうがいいなぁ。
あと、「ラスト2の定番」ってのもどうかと。

 21.Shooting Star
これも今のイントロはどうも好きになれません。オリジナルが好きなのですが、
'97年のようなイントロ無しでもいいかな。
すっかりラストナンバーとして定着しましたね。かつては「夢中さ君に」が
そうだったように、こういう終わり方がチューリップらしくていいのかな。
重厚なコーラスで「完全燃焼」って感じだし。
今回は、流れ星の演出が無かったので、ちょっと寂しかったです。

[アンコール]
 1.2222年ピクニック
待ちに待ったこの曲を、やっと生で聞けました。私が過去に会場アンケートで
「次回聞きたい曲」に書いた歌は全て演奏してくれました。書くもんですね。
この曲を含むアルバムはシングルカットが無くて、そんなにメジャーでもなく、
ファンになってからもずっと後回しにしていて聴いたことがありませんでした。
そんな私に、オフコースファンのしゅじさんが「この曲を聴いて、チューリップは
すごいと思った」と熱く語って下さって、聴いてみて、大好きになった想い出の
曲です。
2222年は無理かも知れないけど、青い空の下でチューリップにまた会えると
いいな・・・。

 2.銀の指輪
こちらは逆に、昔は好きだったけど最近そうでもなくなった曲です。姫野くんの
パフォーマンスは好きですけど。
最近ようやく学習したようで、余裕を持ってマイクに戻ってました。
私は、最後まで手を振る勇気は無かったなぁ・・・。心残り。

 3.夢中さ君に
え、もう?って感じでした。回を重ねるごとにアンコールの曲数が減っていく
ような・・・。まあ、本来アンコールは「おまけ」で最初から期待するものでは
ないのでしょうが。
シングル曲では最も好きな(B面だけど)曲ですが、とても短くて、ライブでも
リフレインしないし、一瞬で燃え尽きるような、ちょっと儚い曲です。
精一杯「財津さん」コールしてきました。

[アンコール2]
 メンバー紹介

 4.魔法の黄色い靴
ギターは持たず、マイクを手に持った財津さん。ファンにはそれだけでもうこの
歌だと分かります。
イントロが始まると、財津さんが「言わなくても分かりますね。一緒に歌って
下さい」と言って、手拍子を取り始めます。
ところがイントロの途中で「おいらはドラマー ヤクザなドラマー」と歌い出して、
会場は爆笑でした。そういえば、石原裕次郎が亡くなって、もう20年になるん
ですね。
今回はいきなり「ほらね 僕の靴は君を~」のフレーズで客席にマイクを向け、
みんなに歌うように促しました。私も初めて、フルコーラス歌いました。
サビの部分はキーが高くて、とても苦しいのですが、これが最後と思って声を
振り絞りました。
「おー そうだよ」のフレーズで拳を振り上げるのを、今回はやろうかなと思って
いましたが('97年の初めてのライブでやったきりだったので)、歌うだけで
いっぱいいっぱいでできませんでした。

 5.二人で山へ行こう
今回の目玉、と言ってもいいのかな? 事前にネットでチェックしてたので、
サプライズではなかったのですが、「魔法の黄色い靴」で終わらずにどういう
展開になるんだろう、最後はどう締めるんだろう、と興味深々でした。
メドレーではないけど、安部さんのギターはずっと弾きっ放しで、イントロに
移った時には鳥肌が立ちました。
洗練された「魔法の黄色い靴」と違って、当時の雰囲気丸出しの、アマチュア
臭さも残ったこの曲は、最後の最後に時計の針をグッと戻してくれました。
この1曲だけでも充分満足できました。