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Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

チューリップ ライブレポート2007 おまけ

2007年10月24日 00時14分28秒 | 音楽
今回のツアーでは、財津さんは黒の太いふちのメガネを掛けていました。
ちょっとキュートで、どこかで見たことあるなぁと思ったら、アンジェラ=アキ
が掛けてたのに似てました。(彼女は最近掛けてないらしいですが。)

さらにひと回り大きくなった感じの姫野くん。誰かに似てるよなぁとずっと
思ってましたが、やっと思い出しました。岡田斗司夫。(笑)
でも岡田さんはダイエットして見違えるように痩せたんですよね。
姫野くんもぜひ。

MCの時にやたらと喋りかける女性がいまして、財津さんも最初は丁寧に
応えていましたが、次第に手を焼いた様子で「最近、耳が遠くなりまして」
などと受け流し、それでもしつこく声を掛けられると「あんまりいじめないで
下さい」と困り果てていました。
しまいには「虹とスニーカーの頃」の前振りのMCで、ネタバレ発言まで。
さすがにこれは財津さんも完全無視していました。
ファンとのやり取りはほのぼのして、時には爆笑を誘ったりもして、基本的
にはいいものですが、限度というものがあります。本人は「親密」なつもり
でもあくまでアーティストとファン。しかも一対一の会話じゃなくコンサート
会場なんだから。
おかげですっかり気分を害してしまいました。途中までは集中できなくて、
何だか消化不良のライブでした。

そんな私に、神様がもう一度チャンスをくれました。
来年1月14日に、倉敷市民会館での追加公演が決定!
本当は最終日(2月12日 大阪フェスティバルホール)にも行きたいんだけど、
平日なので・・・。いや、でも、一度で充分です。
10年前に初めてチューリップと出会えた倉敷で、最後のお別れができると
いうことに、何だか因縁めいたものを感じます。

ちなみに、公式発表によると、2月12日で「今回のツアーは全て終了」と
なってますが、チューリップの全活動が終了とはまだ書かれていません。
2月19日、財津さんの還暦記念に何かやってくれるのでは、と密かに期待
しています。(たぶん東京か福岡だろうから行けないけど。)
できたらそのままズルズルと・・・って、それは無理かな。

チューリップ ライブレポート2007 その3

2007年10月22日 02時44分19秒 | 音楽
 16.心の旅
後半1曲目に来ました。私のあまり好きでない曲。(笑)
悪い歌ではないし、チューリップの「代表曲」として正当に評価されるべきだ
とは思いますが、個人的にはそんなに思い入れは無いし、ちょっと疲れたの
で、座ったまま聴きました。
ちょうど、座ったままでも姫野くんの顔だけは見えたし。

 17.ぼくがつくった愛のうた
こちらは、私が最初にチューリップを好きになった思い出の曲ですが、立つ
ような曲ではないと思ったので、やっぱり立ちませんでした。
考え方は人それぞれでしょうが、最初から最後まで立ちっ放しのノリノリの
ライブでなければ、曲を選ぶのもありかな、と今回は思いました。

 18.Someday Somewhere
「そろそろ『青春の影』かな?」と思わせて、また外されました。(笑)
前回に続いてのチョイスは、ラストを意識してのものでしょうか。
「いつかどこかできっと」という歌詞とは矛盾しますが。

 財津さんMC
「僕たちはレコードは全然売れなかったのですが、コンサートをやると何故か
いつもいっぱいで、『何でー? どんだけー?』(笑)と不思議だったんですけど、
ある時、ある集団が僕らと一緒に全国を回っているということに気づきまして
(笑)、たぶんこの中にもいらっしゃると思うんですけど、まあそれはそれで
素晴らしいことですけどね。
でもやっぱりレコードも売れてほしいということで、・・・」
(以下記憶が曖昧なので、他と混同していましたらご容赦を。
「どういう歌なら売れるかといろいろ考えて、青春の歌がいいんじゃないかと
思って作りました。おかげ様でその曲はヒットしまして、こうして今も歌い続け
ることができています。
僕たちはスターにはなれませんでしたが、皆さんに愛されたバンドだったなぁ
と思います」)

 19.虹とスニーカーの頃
「男と女」の歌って、様々な経験を積むたびに受け止め方が変わってくるなぁ
と思います。一時期嫌いだったけど、今は好きです。
ベースラインとギターの絡み具合も結構お気に入り。

 20.青春の影
3度目の正直。(笑) 鈴蘭の頃のイントロは好きですが、今の中途半端なの
は無いほうがいいなぁ。
あと、「ラスト2の定番」ってのもどうかと。

 21.Shooting Star
これも今のイントロはどうも好きになれません。オリジナルが好きなのですが、
'97年のようなイントロ無しでもいいかな。
すっかりラストナンバーとして定着しましたね。かつては「夢中さ君に」が
そうだったように、こういう終わり方がチューリップらしくていいのかな。
重厚なコーラスで「完全燃焼」って感じだし。
今回は、流れ星の演出が無かったので、ちょっと寂しかったです。

[アンコール]
 1.2222年ピクニック
待ちに待ったこの曲を、やっと生で聞けました。私が過去に会場アンケートで
「次回聞きたい曲」に書いた歌は全て演奏してくれました。書くもんですね。
この曲を含むアルバムはシングルカットが無くて、そんなにメジャーでもなく、
ファンになってからもずっと後回しにしていて聴いたことがありませんでした。
そんな私に、オフコースファンのしゅじさんが「この曲を聴いて、チューリップは
すごいと思った」と熱く語って下さって、聴いてみて、大好きになった想い出の
曲です。
2222年は無理かも知れないけど、青い空の下でチューリップにまた会えると
いいな・・・。

 2.銀の指輪
こちらは逆に、昔は好きだったけど最近そうでもなくなった曲です。姫野くんの
パフォーマンスは好きですけど。
最近ようやく学習したようで、余裕を持ってマイクに戻ってました。
私は、最後まで手を振る勇気は無かったなぁ・・・。心残り。

 3.夢中さ君に
え、もう?って感じでした。回を重ねるごとにアンコールの曲数が減っていく
ような・・・。まあ、本来アンコールは「おまけ」で最初から期待するものでは
ないのでしょうが。
シングル曲では最も好きな(B面だけど)曲ですが、とても短くて、ライブでも
リフレインしないし、一瞬で燃え尽きるような、ちょっと儚い曲です。
精一杯「財津さん」コールしてきました。

[アンコール2]
 メンバー紹介

 4.魔法の黄色い靴
ギターは持たず、マイクを手に持った財津さん。ファンにはそれだけでもうこの
歌だと分かります。
イントロが始まると、財津さんが「言わなくても分かりますね。一緒に歌って
下さい」と言って、手拍子を取り始めます。
ところがイントロの途中で「おいらはドラマー ヤクザなドラマー」と歌い出して、
会場は爆笑でした。そういえば、石原裕次郎が亡くなって、もう20年になるん
ですね。
今回はいきなり「ほらね 僕の靴は君を~」のフレーズで客席にマイクを向け、
みんなに歌うように促しました。私も初めて、フルコーラス歌いました。
サビの部分はキーが高くて、とても苦しいのですが、これが最後と思って声を
振り絞りました。
「おー そうだよ」のフレーズで拳を振り上げるのを、今回はやろうかなと思って
いましたが('97年の初めてのライブでやったきりだったので)、歌うだけで
いっぱいいっぱいでできませんでした。

 5.二人で山へ行こう
今回の目玉、と言ってもいいのかな? 事前にネットでチェックしてたので、
サプライズではなかったのですが、「魔法の黄色い靴」で終わらずにどういう
展開になるんだろう、最後はどう締めるんだろう、と興味深々でした。
メドレーではないけど、安部さんのギターはずっと弾きっ放しで、イントロに
移った時には鳥肌が立ちました。
洗練された「魔法の黄色い靴」と違って、当時の雰囲気丸出しの、アマチュア
臭さも残ったこの曲は、最後の最後に時計の針をグッと戻してくれました。
この1曲だけでも充分満足できました。

チューリップ ライブレポート2007 その2

2007年09月23日 02時26分14秒 | 音楽
 安部さんMC
「僕たちは1977年に『WELCOME TO MY HOUSE』というアルバムを出しまして、
全国ツアーをやったんですけども、そのアルバムの先行シングルとしてリリース
して、ツアーでも歌った曲を次はやりたいと思います。」

 10.Blue Sky
'00年ツアーでも大都市では歌われましたが(ライブ盤にも収録されています)、
広島では再結成後初です。ちょっぴり嬉しかったです。
財津さんはこういう「明るいメロディーに悲しい歌詞」の曲が多いですね。

 11.風のメロディー
定番の中でも、誰も文句を言わない曲の一つでしょう。
姫野&財津のツインボーカルに全員のコーラス、ライブでは安部さんのギターが
唸りまくりだし、後奏もかっこいいし、これぞチューリップって感じ。
ただ、流れで座ったままだったので、ちょっと違和感ありました。

 12.約束
いつもと違うピアノのイントロで、「もう『青春の影』?」とびっくりしちゃいました。
'00年にも歌った曲ですが、ラストとなると意味合いが変わってきます。
そう思って聴いてたら、財津さん、「約束を果たさないままだったから」の部分で
一瞬詰まったように間が開いてました。度忘れ? それとも・・・。
'00年同様、この曲で前半終了です。

[生ギターコーナー]
 財津さんMC
「いつもならここでメンバー紹介などをするのですが、今日は後で時間が取って
ありますので、しません」(笑)
「広島市民球場50周年おめでとうございます。僕は古い球場が大好きなんで、
どんなにボロボロになっても今のまま残しておいてほしいです」(笑)
「広島に来るのは随分久しぶりな気がしますが、(そりゃそうでしょう、ソロでは
2回も広島を素通りしたし、イベントも無かったし。)すっかり変わりましたねぇ。
あ、街並みがですよ。(またいつもの年の話かと思った観客、爆笑)特に川べり
がきれいになってまして、コンサートとかもできるようになってるんでしょ?
生ギターコーナーもそこでやればよかったなぁ。ものすごい長いコンサートに
なっちゃいますけど。移動も含めて10時間くらいの」(笑)

 13.逆回転
これもぜひ生で聴きたかった曲です。ファイナルツアーと同じアコースティック
ではなく、できれば鈴蘭バージョンがよかったのですが。
安部さんがフォークギターを弾いてるのを初めて見た気がします。いや、前にも
見たことあったかな? だんだん記憶が・・・。

 安部さんMC
「先日、小腹がすいたのでコンビニエンス・ストアーに行ったら、広島風お好み
焼きが置いてありまして、『みっちゃん』って書いてありましたけど知ってます?
で、買おうかな、と思ったのですが、よく考えると今度広島に行くのにコンビニ
で買ったお好み焼きなんて、と思って結局戻しました。
チューリップ一グルメのあの男はきっと食べに行くと思いますが、(即座に姫野
くんが『もう食べました』と言って、会場爆笑。)ああ、そうですか。その姫野が
歌います。この歌は、僕らの故郷・博多の情景を歌った歌です。」

 14.風見鶏
'03年にも歌ったこの曲。何となく博多だという気はしてましたが、はっきりと
聴いたのは初めてでした。
上田さんのコーラスが最高。

 財津さんMC
「つまらない話を一つしてもいいですか? ちゃんと許可取っとかないと、後で
メンバーに怒られますので。(笑)
先日『オーシャンズ13』という映画を観ました。ところで皆さん、お酒のことを
英語で何て言うかご存知です?『saki』って発音するみたいですね。で、その
『オーシャンズ13』の中で『久保田』というお酒(註:新潟の有名な酒らしい)
が出てきまして、『Kubota saki』と言ってました」(笑)

「紹介しませんでしたが、せっかくなんで、仮の名前を付けたいと思います」
と言って安部さんのほうへ歩み寄り、「『シロ』と呼んで下さい。(笑)(白い衣装
なので)死に装束みたいでしょ?」(爆笑)
次に宮城さんのほうへ歩いて行って、「最近見かけませんが、そっくりでしょ?
あおい輝彦。(笑) 『アオ』と呼んで下さい」
続いて上田さんは(実家が蒲鉾屋なので)「蒲鉾」
最後に姫野くんは(昔のあだ名が「タッチー」だったので)「ちょっと、ちょっと」
(爆笑)

「もう最後の曲になってしまいました。(「もっと歌って」という声に)いろいろ
都合がありますので」(笑)

 15.I Love You
これも'00年以来です。アルバム『Someday Somewhere』の曲はどれも好き
なので悪くはないのですが、生ギター向きでまだ歌ってない曲が他にもあった
のに、同じ歌ばかりやらなくてもなぁ、とやや不満。
[生ギターコーナー終了]

(まだまだ続く)

チューリップ ライブレポート2007 その1

2007年09月18日 23時10分49秒 | 音楽
9月15日 広島厚生年金会館の公演のレポートです。

土曜日だからか、今回は17時30分開場、18時開演でした。
娘の運動会を見に、実家の両親が訪ねて来ていたこともあり、家を出たのが
ギリギリの時間。厚生年金会館へは市電だと結構歩かないといけないので、
車で行ったのですが、プチ渋滞に加え、会場周辺の駐車場は軒並み満車。
ちょっと離れた所に停めればよかった、と後悔しながら必死に探して、ようやく
開演5分前に車を停めれました。
旧市内に住んでいた時は、移動手段は自転車だったので、天気だけ心配して
いればよかったのですが、郊外に住んで車依存の生活になると、街中だけど
ちょっと交通の不便な場所に行くのって、結構大変です。

今回は13列目22番。3回続けて似たような席(ステージに向かって左寄り)で、
「あー、また宮城さん側か」と思ったのですが、今回はメンバーの立ち位置が
いつもと左右逆で、ちょうど姫野くんの正面でした。
思えば、初めてチューリップを見た'97年の倉敷公演が、やはり安部さん側の
席でした。(少し遠かったけど) 最後に神様がくれた、ささやかなプレゼント
だったのかも知れません。
会場内は、これまで私が経験したどのライブよりも整然として、異様な雰囲気
でした。チューリップナンバーのインスト(多分「Zaitsu Songs -CINEMATIC-」
の中の曲)が流れる中、開演前に既に席は完全に埋まっていました。'01年の
2度目のツアー以降、チケットの売れ行きは悪かったのですが、今回は早々に
Sold outしたというのも分かる気がします。これがファイナルの重みでしょうか。
場内アナウンスが、「本日のライブは一部制となっております」と告げました。
今はそれが普通な気もしますが、前回が二部制だったのでわざわざ断わった
のかな? 今からトイレに行く暇は無いけど。

開演のブザーと同時にいっせいに拍手が。いつもならメンバーが出てきてから
なのに、これもファイナルゆえ?と思っていると、しばらくして会場が真っ暗に
なり、スクリーンに映像が映し出されました。
往年のライブではしばしば行われたフィルム上映ですが、再結成後は今回が
最初で最後。ネットの書き込みによると、ツアー前半より短く編集されていた
らしいのですが、私は見てないので分かりません。
1972年にメンバーが上京してきた時の映像から始まり、'75年のツアー、'78年
の鈴蘭高原、'79年の8大都市ツアーとオリジナルメンバー最後のツアー、'80
年の2度目の鈴蘭、'82年の1000回記念ライブ、'84年のPAGODAライブ、'89年
のファイナルツアー、とチューリップの歴史が映し出されました。そして'97年の
再結成以降のライブ映像が流れ、最後にニューアルバムのジャケットと今回の
ツアータイトルのクレジットが映って、いよいよメンバー登場です。
嵐のような拍手とともに始まった、今回のオープニングナンバーは、

 1.心を開いて
'02年のツアーでも歌われたこの曲。私の中では「ファイナルツアー Well」の
オープニングの印象が強くて(その時はメドレーのような感じで、「The Halo」に
続けて歌われましたが)、「やっぱりこの曲か」とジーンときてしまいました。

 2.あの娘は魔法使い
定番だと思ってましたが、前回は歌わなかったんですね。'02年のツアーでも
2曲目でした。後半盛り上がった所で歌ってほしい曲ですが。
早速7分ほどの観客が立ちました。私も後ろの人に気を使いつつ立ちました。

 安部さんMC
「チューリップは今年、デビューしてから35年になります。(拍手) 35年経って
もこうして大勢の人の前で歌えるというのは、ほんとに嬉しいことです。(拍手)
今日も最後までよろしくお願いします。」

 3.悲しきレイントレイン
ここからは「姫野くんTime」。過去のライブに比べて、姫野くんのマイクの音量
が大きい気がしました。声がはっきり聞こえて、顔もはっきり見えて、最高!
これで、若い頃のようにスタイルが良ければ・・・。
途中で、なぜか安部さんがピックを交換してました。アクシデントではなく、音が
しっくり来なかったみたいですが。
そういえば、リズム帯がおなかに響くくらい音がでかくて、ハウリングもしてたし、
時々ノイズも聞こえたし、今回の音響には不満が残りました。

 4.明日の風
'00年ツアー以来のナンバー。まあまあ好きですけど、どうせなら組曲と一緒に
聞きたかったです。
今回も、後奏に入る前に拍手が・・・。みんなちゃんと覚えといてよ。

 5.ここはどこ
定番です。またみんな立ったので、私も立ちました。

 6.NEVER ENDING
ニューアルバムからの1曲。イントロがきれいで好きです。ビートルズというより
はサイモン&ガーファンクルって感じですが。まぁ姫野くんだからいいか。

 財津さんMC
「新しいアルバムから『NEVER ENDING』という曲を聴いて頂きました。今年の
5月に新しいアルバムを出したんですけどね、よーく覚えといて下さいよ、5月
に新しいアルバムを出しました。」としつこく何度も繰り返す財津さん。
「ではそのアルバムから、タイトル曲の『run』を聴いてください」

 7.run
実はこのアルバム、ライブの3日前にやっと買いました。だからひと通り聴いた
だけで、聴き込んで行くには至りませんでした。お金が無かったのもあります
が、新鮮な気持ちで最後を迎えたかったんです。初めてのライブの時は、まだ
チューリップのアルバム全部は聴いてなかったし、新作アルバムの2枚目は
倉敷公演の時にはまだ発売されてなかったし、半分くらいは知らない曲でした
が、それでもすごく感動しました。あの時の感動にもう一度浸りたくて。
ツアータイトルにもなっている2枚組アルバムから2曲だけというのはちょっと
寂しいですが、再結成後の新曲にはいまいちな曲が多かった中で、ようやく
チューリップらしく仕上がったといえる2曲でした。

 8.走れ!ムーン号
上田さんといえば「早くおいで」かこの曲。リンゴ・スターじゃあるまいし、他にも
良い曲あるし、歌も上手いのになぁ。本人のお気に入りなら仕方ないけど。
というわけで、この曲では私は立ちませんでした。

 9.Route134
宮城さんのソロ。今度こそは「めぐり逢いは想い出」を、と期待してたのに・・・。
とはいっても、この曲は'97年のライブでは、「早くおいで」とメドレーになってて
短縮バージョンだったので、フルで歌うのは初めて。ベースラインは好きだし、
これもまあ、しょうがないかって感じです。
宮城さんは立たないと見えなかったので立ちました。(笑)

 (続く)

ファイナル

2007年06月15日 23時58分51秒 | 音楽
チューリップの最後のツアー「run」が、いよいよ今日から始まりました。
12会場15公演。集客力はその程度ではないはずですが、体力が持たない
のでしょうか。今のところ追加公演の噂は聞きません。
最初は「これで最後」と断言していた財津さんが後に「たぶん最後になると
思う」とトーンダウンしたらしく、一部のファンの間では希望的観測が流れて
いるようですが、単発イベントはともかく、全国ツアーはもう無理だろうな、と
思います。2月にNHKが財津さんにインタビューした時、コメンテーターの
美輪明宏氏が「歳、歳って、私より若いのに」と苦言を呈していましたが、
「チューリップとしての(ファンから期待される)活動はもう限界」ということで、
音楽活動そのものをやめるわけではないですし(「もう歳だから」は財津さん
の口癖でもあるけど、NHKの編集や美輪さんの受け取り方も何だかなぁって
感じでした。美輪さんだって、若い時と全く同じことはやってないでしょうに)、
何より一度解散した再結成バンドですからね。
そもそもはビートルズの「アンソロジー」そして新曲「Free as a Bird」発表に
触発されたメンバーが、自分たちももう一度一緒に何かやれないか、という
ところから出発した「期間限定」再結成だったわけで、財津さんは最初から
「若い頃はぶつかりあって、そのまま喧嘩別れしちゃったけど、今度は上手
にさよならしたい」みたいなことを言ってました。再結成後最初のアルバム
「We believe in Magic」にもそんな歌詞の新曲が入ってました。
全てのものには終わりがあります。そして、やめるべき時があります。今が
その時、という財津さんの決断を、ファンとして受け入れたいと私は思って
います。

青春の影 VS 心の旅

2006年11月03日 23時58分50秒 | 音楽
チューリップ結成35周年を前に、初めて過去の全作品から選曲された
ベストアルバム(2枚組×2タイトル)が9月に発売されました。
Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 Young Days~
Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 ~Mature Days
ビートルズのベストアルバム(いわゆる「赤盤」「青盤」)になぞらえた
赤と青のジャケットはなかなかの物ですが、選曲のほうは、私的には
それほど「おいしい曲」ではないな、というのが正直な感想で、まだ
買ってません。
このアルバムに、ボーナストラックとして、キリンラガーのCMで使われ
た「心の旅」と「青春の影」の再録版が“2006 Anniversary Mix”と
して収録されています。
この2曲だけシングルにならないかなぁと思っていたら、なりました。

青春の影 vs 心の旅 ~2006 Anniversary Mix~

帯にある「チューリップ、二大名曲の競演。」というコピーには同意
しかねますが(私は「心の旅」は「名曲」とは思ってないので)、この
2曲のカップリングは確かに豪華です。あまり売れないでしょうが・・・。

「青春の影」は、安部さんのギターソロの間奏や、一時期のライブで
演奏されてたイントロは好きですが、歌はシングルのオリジナル版が
好きで、財津さんのソロも含め再録はどれも好きになれません。
「心の旅」は、全くと言っていいほど変わってなくて、むしろ再結成後
のライブや再録のほうが歌声に味があっていいです。

最後になるかも知れないと言われている来年のツアー、これまでの
「同窓会」的な再結成ライブとは一線を画した新境地を目指すみたい
ですが、この2曲はやっぱり外れないんだろうな。

友達の詩

2006年10月23日 00時36分05秒 | 音楽
中村中の「友達の詩」を買いました。
以前、一度だけラジオで聴いたことがあったのですが、その時はそれほど
好きにはなれませんでした。バラードやマイナー調の曲は好きですけど、
基本的に私は「音楽は楽しめなくちゃ」という人ですので、重い歌詞は苦手
なのです。例外的にはまったのは、鬼束ちひろくらいです。
インパクトという点でも、小谷美紗子の「自分」を初めて聴いた時のほうが
あったように思います。聞き流して、それきりになる、筈でした。

数日前、ある音楽ブログ(「ヒット曲が世界を変える」)で中村中とこの歌が
紹介されているのを読んで、目をみはりました。「彼女」はGID(性同一性
障害)で、この歌の歌詞はそのことが伏線になっている、というのです。
先月、HPで「カミングアウト」したのだそうですが、芸能関係のニュースに
はあまり詳しくないので、全く気づきませんでした。
それで、先日放送されたドラマ『私が私であるために』に出てたんですね。
兄が日記にこのドラマの感想を書いていたのですが、うっかり読み流して
ました。ドラマそのものも、気になっていながら見逃してたし。

金曜日にCDを買ってから、ずっと聴いています。当分頭を離れそうにあり
ません。PVも見たくて、DVD付きの初回盤(1800円)を買ったので、元を
取るためにもしっかり聴かなきゃいけませんが。
ジャケット写真は襟裳岬で撮影したそうですが、PVもそうかな? 鮮やか
な緑が印象的な映像でした。何となく「爽健美茶」のCMっぽかったけど。
あと、O脚がちょっと気になったけど。(って、私も他人のこと言えないか。)
「何でこの人がavexなのかな」という疑問や、「avexだとやっぱり『カミング
アウト』も話題作りのためかも」という懸念もありますが、他社ではデビュー
できなかったのかも知れませんね。その辺は、本人の評価とは別次元の
問題でしょう。
「彼女」自身の生き方や作品をどう受け止めるかに関わらず、しばらくは
注目しなくちゃいけないなぁと思っています。
それから、私自身が抱えている問題も、整理して言葉にしなくては。

三原さと志さん、死去

2006年10月02日 22時37分28秒 | 音楽
「マヒナスターズ」三原さと志さん死去…71歳、呼吸不全

 コーラスグループ「和田弘とマヒナスターズ」のメンバーで病気療養中
だった三原さと志=本名・小山田晃=さんが、9月30日午前、呼吸不全
のため都内の病院で死去した。71歳だった。中国・青島生まれ。
 「コーネリアス」として活動する歌手、小山田圭吾(37)の父で、「マヒ
ナスターズ」は都会派歌謡にジャズとハワイアンの要素を盛り込んだ
ムード歌謡の先駆けバンドとして活躍。35年には「誰よりも君を愛す」
で第2回レコード大賞を受賞。39年の「お座敷小唄」は300万枚を突破
した。
 メンバーはその後、入れ替わりを繰り返したが、平成元年に全盛期の
オリジナルメンバーで再出発。16年1月にリーダーの和田弘さん(享年
72)が死去してからは、活動休止状態になっていた。
 通夜は2日午後6時から、告別式は3日正午から、いずれも世田谷区
瀬田3の6の8、公益社 用賀会館で。喪主は長男の圭吾(けいご)氏。

            [サンケイスポーツ 2006年10月2日4時54分]


小山田くんの親子関係は、小耳に挟んでましたが忘れていて、それにも
驚かされましたが、それ以上に、もう親を亡くす年齢だというのにショック
を受けました。
私もそろそろ、そういう覚悟をしなきゃいけないんだなぁ。

今度はキリンラガー

2006年07月29日 00時32分48秒 | 音楽
キリンラガービール・キリン クラシックラガーの新CMに、チューリップが
出演いたします。本日7/29より「心の旅編」がオンエア。
冒頭のライブ映像は、今回のCMのためにわざわざファンを集めて撮影
したものです。ファンクラブでエキストラ募集をしてました。場所は確か、
北九州だったような・・・。
後半、メンバーが酒盛りをするのは、伝説のライブハウス「照和」です。
あと、CM画面に表示される「ラガーは変わるな」の文字は、財津和夫
の直筆だそうです。

キリンラガービールのHPで、CMとメイキングムービーが見れます。

それにしても、ファンの平均年齢高いのね。明るい場所の映像で見ると
一目瞭然。まあ、メンバーもメンバーだから、当然だけど。
安部さん、なんだか小泉首相に似てきた気が・・・。財津さんも若い頃は
安倍官房長官に似てたし、チューリップって、保守系?

なっちゃん

2006年06月19日 23時41分49秒 | 音楽
サントリーのジュース「なっちゃん!」のCMで、財津和夫のオリジナル曲が
流れています。めったにテレビを見ないので、お目にかかっていなかったの
ですが、サントリーのサイトで見れることが分かりました。
 http://www.suntory.co.jp/softdrink/natchan/cm/index.html
まあ、最近はたいていのCMがそうなんでしょうけど。気づきませんでした。

そういえば、昨秋からJRグループのCM「鉄道利用促進 こころ向き合う篇」
でも財津さんのオリジナル曲が使われたらしいけど、これも見てません。
読売テレビの「遠くへ行きたい」で流れてたそうですが。(今もかな?)
そういえばテーマ曲も、今はジェリー藤尾じゃなくて、元ちとせが歌ってる
んですよね。日曜の朝は、娘が「ふたりはプリキュア」を録るので、ビデオ
が使えないのです。(TT)

まだ無名だった頃(デビュー前だったかも)、『戦争を知らない子供たち』と
いう映画に出演して、「どこまでも どこまでも」という曲を歌っていますが、
全盛期にはタイアップとは縁が薄かったチューリップ。一時期テレビ出演も
拒否してましたから、解散後(正確には第三期以降ですけど、「あれはもう
チューリップじゃない」と言うファンもいますし・・・)にメディア露出が増えた
ように思います。同じ曲ばかりなのは、勘弁してほしいですけど。

ところで、財津さんのCMソング、CD化してくれないのかな。
ひと昔前なら、シングルになってたけど。でも最近は、CD売れないから、
レコード会社も慎重なのかな。